すでにドラレコは付いている。
でも、ミニバンやSUVで荷物を積むと、純正ミラーの後ろが見づらい。
この悩みなら、録画付きミラー型ドラレコを買い足す前に、JVCケンウッドのデジタルルームミラーLZ-X20EMを見ておきたいところです。
LZ-X20EMは録画機能を持たない、後方視界特化のデジタルルームミラーです。
一方、DRV-EM4800は前方・後方の同時録画に対応する、録画付きのデジタルルームミラー型ドライブレコーダーです。
結論からいうと、ドラレコをすでに装着済みで、後方確認だけ改善したいならLZ-X20EMがおすすめです。
ドラレコも一緒に入れ替えたい人や、前後録画・駐車録画・運転支援までまとめたい人にはDRV-EM4800がおすすめです。
この記事では、LZ-X20EMとDRV-EM4800の違いを、録画機能・59fps・後方視界・価格差・取り付けの手間から比較します。
なお、本文中のリンクには広告リンクを含みます。価格や在庫は変動するため、購入前に販売ページで確認してください。
録画を増やしたくない人はLZ-X20EMから見る
デジタルルームミラーを探すと、録画付きのミラー型ドラレコがたくさん出てきます。
ただ、すでに前後ドラレコを付けている車なら、録画機能は重複しやすいです。
microSDカードの管理が増える。
録画データの確認先が増える。
既存ドラレコと役割がかぶる。
こうなると、せっかく便利にしたいのに、管理するものが増えてしまいます。
その点、LZ-X20EMは録画機能がありません。
これは弱点ではなく、後方視界だけを改善したい人にはメリットです。
録画は今のドラレコに任せて、後ろを見る役割だけLZ-X20EMに任せる。
この分け方ができる人には、LZ-X20EMがおすすめです。
録画なしならSDカード管理がいらない
録画付きモデルは便利ですが、microSDカードの管理がついてきます。
容量、寿命、フォーマット、映像確認。
ドラレコを複数台にすると、管理もその分だけ増えます。
LZ-X20EMは録画しないので、SDカードを気にする必要がありません。
後方視界だけ改善したい人にとって、このシンプルさは日常の使いやすさにつながります。
「ドラレコはすでにあるから、後ろだけ見やすくしたい」
そう考えているなら、DRV-EM4800よりLZ-X20EMを選ぶのがおすすめです。
もしもの記録まで任せたいならDRV-EM4800
逆に、今の車にドラレコがないなら、DRV-EM4800が候補になります。
DRV-EM4800は、前後同時録画に対応するミラー型ドラレコです。
常時録画、イベント記録、手動録画に対応し、別売の車載電源ケーブルを使えば駐車録画も利用できます。
後ろを見るだけでなく、万一の映像も残したい人にはDRV-EM4800がおすすめです。
LZ-X20EMの強みは59fpsのなめらかな後方映像
LZ-X20EMの見どころは、録画なしだけではありません。
後方視界に特化したモデルとして、59fpsハイフレームレートに対応している点が大きな特徴です。
公式情報では、通常モデルの約2倍のコマ数で再生し、なめらかで自然な高精細映像表示を実現するとされています。
後方車の動き、車線変更中の流れ、夜間のライトの動き。
こうした場面では、画面のなめらかさが見やすさにつながります。
ミラーとして使うなら「録る画質」より「見る自然さ」
ドラレコでは、ナンバーを残せるか、広く録れるかが大事です。
でも、デジタルルームミラーとして使うなら、運転中に一瞬で見やすいかが重要です。
LZ-X20EMは、リアカメラのフレームレートが59fpsです。
DRV-EM4800は録画機能を持つ一方、仕様上のフレームレートは28fpsです。
単純な上下ではなく、設計の向きが違います。
後方確認をなめらかにしたい人にはLZ-X20EMがおすすめです。
録画データとして残すことを重視するならDRV-EM4800がおすすめです。
夜間の見やすさも後方視界特化として押さえている
LZ-X20EMは、PureCel Plus-S技術搭載のCMOSセンサーやHDRに対応しています。
夜間走行時の街灯、トンネル出入口、逆光などで起きやすい白とび・黒つぶれを抑えやすい設計です。
夜間の後方確認が多い人にも、LZ-X20EMはおすすめです。
DRV-EM4800もPureCel Plus、HDR、リアスモークガラス向けの明るさ調整などを備えています。
夜間の録画まで残したい人は、DRV-EM4800が合います。
LZ-X20EMとDRV-EM4800の違いを比較表でチェック
LZ-X20EMとDRV-EM4800の違いを、実使用で効くポイントに絞って整理します。
| 比較項目 | LZ-X20EM | DRV-EM4800 |
|---|---|---|
| 製品タイプ | デジタルルームミラー | デジタルルームミラー型ドライブレコーダー |
| 録画機能 | なし | あり |
| カメラ | リアカメラ | フロントカメラ+リアカメラ |
| 液晶サイズ | 10V型フルカラータッチパネル液晶 | 12V型フルカラータッチパネル高画質液晶 |
| モニター画素数 | 1920×480 | 公式仕様上は12V型液晶 |
| 映像解像度 | リアカメラ1920×1080 | 前後カメラ1920×1080 |
| フレームレート | リアカメラ59fps | 前後録画28fps |
| 夜間対応 | PureCel Plus-S、HDR | PureCel Plus、HDR |
| 表示画角調整 | 最大2倍まで6段階 | 表示画角調整に対応 |
| リバース連動 | 画角自動下降機能 | 画角自動下降機能 |
| 駐車録画 | 非対応 | 別売ケーブルで対応 |
| microSD管理 | 不要 | 必要。32GB付属、最大128GB対応 |
| GPS・Gセンサー | 録画機能なしのため非搭載 | GPS・Gセンサー搭載 |
| 保証 | 3年保証 | 購入先の保証条件を確認 |
| おすすめな人 | 後方視界だけ改善したい人 | 前後録画までまとめたい人 |
こうして見ると、両者は似た製品というより役割が違います。
LZ-X20EMは、後方確認に集中したい人向け。
DRV-EM4800は、デジタルミラーとドラレコを一体化したい人向けです。
後方視界だけならLZ-X20EMがおすすめ
LZ-X20EMがおすすめなのは、次のような人です。
- すでに前後ドラレコを装着している
- 録画機能を増やしたくない
- ミニバンやSUVで荷物をよく積む
- 後席の人や荷物で純正ミラーが見づらい
- 夜間の後方確認をラクにしたい
- SDカード管理を増やしたくない
- 画面のなめらかさを重視したい
特に、ドラレコをすでに使っている人にはLZ-X20EMがおすすめです。
後方映像は10V型液晶にワイド表示され、荷物や車体で生じる死角を減らしやすくなります。
また、ハーフミラーとの切り替えもできるため、状況に応じて使い分けられます。
10V型は大きすぎないのもメリット
DRV-EM4800は12V型の大画面が魅力です。
ただ、車種によっては大きすぎるとサンバイザーやセンサーまわりが気になることもあります。
LZ-X20EMは10V型なので、純正ミラーに近い感覚で導入しやすいサイズです。
大画面よりも、ほどよいサイズで後ろを見やすくしたい人にはLZ-X20EMがおすすめです。
表示画角調整で距離感の不安を減らしやすい
デジタルルームミラーで気になるのが、後方車との距離感です。
広く映るぶん、後続車が小さく遠く見えることがあります。
LZ-X20EMは、表示映像を最大2倍まで6段階で拡大できます。
高速道路では少し拡大、街中では広めに表示。
こうした使い分けができるので、純正ミラーからの乗り換えでも慣れやすいです。
録画付きまで欲しいならDRV-EM4800がおすすめ
DRV-EM4800がおすすめなのは、次のような人です。
- ドラレコをまだ付けていない
- 古いドラレコから入れ替えたい
- 前方と後方を同時録画したい
- 後方急接近警告などの運転支援も欲しい
- 駐車録画も検討したい
- 12V型の大画面で見たい
DRV-EM4800は、デジタルルームミラーとして後方視界を広げつつ、前後の映像も記録できます。
公式情報では、常時録画・イベント記録・音声コマンド/手動録画に対応しています。
さらにGPS・Gセンサーを搭載し、専用ビューアーソフトで前後映像や走行記録を確認できます。
後方急接近警告や斜め後方障害物警告も使える
DRV-EM4800は、録画だけでなく運転支援機能も備えています。
後方急接近警告、前方衝突警告、車線逸脱警告、発進遅れ警告、斜め後方障害物警告などです。
ただし、こうした機能は取り付け位置やキャリブレーションの影響を受けます。
取り付け条件によっては正しく使えない場合もあるため、購入前に車種との相性を確認しましょう。
録画付きは便利だが管理するものも増える
DRV-EM4800は、microSDカード32GBが付属し、最大128GBまで対応します。
録画できるのは安心ですが、カード容量や映像確認、駐車録画用の別売ケーブルなども考える必要があります。
すでにドラレコがある人には、やや機能が重なりやすいです。
録画機能を新たに必要としていないなら、LZ-X20EMがおすすめです。
価格差は「ドラレコ機能を買うか」で考える
LZ-X20EMとDRV-EM4800で迷ったら、価格差そのものより、録画機能を本当に使うかで考えるのがおすすめです。
ドラレコをすでに付けているなら、DRV-EM4800の前後録画やGPS、Gセンサー、駐車録画対応は重複する可能性があります。
その場合、LZ-X20EMで後方視界だけ改善したほうがムダを避けやすいです。
一方、ドラレコがない車なら、DRV-EM4800はデジタルミラーと前後ドラレコをまとめられるため、少し高くても選ぶメリットがあります。
既存ドラレコを活かすならLZ-X20EM
既存ドラレコの録画に不満がないなら、LZ-X20EMがおすすめです。
前方録画、後方録画、駐車監視は今のドラレコに任せる。
運転中の後方確認だけLZ-X20EMで改善する。
この役割分担なら、機能が重複しにくくなります。
まとめて入れ替えるならDRV-EM4800
古いドラレコを外して、ミラー型にまとめたいならDRV-EM4800がおすすめです。
12V型の大画面、前後録画、運転支援、駐車録画対応までまとめられます。
新車購入や中古車の装備追加で、ドラレコをこれから用意する人にもDRV-EM4800が合います。
取り付け前に確認したいポイント
デジタルルームミラーは、スペックだけでなく取り付け後の見え方が大事です。
購入前に次のポイントを確認しておきましょう。
純正ミラーまわりの干渉を確認する
LZ-X20EMもDRV-EM4800も、純正ミラーにバンドで取り付けるタイプです。
車種によっては、サンバイザー、センサー、キーレス受光部、衝突回避支援カメラなどと干渉する場合があります。
特にDRV-EM4800は12V型なので、取り付けスペースを確認してから選びましょう。
リアカメラの位置で見え方が変わる
リアカメラは、車内に付けるか車外に付けるかで見え方が変わります。
スモークガラスが濃い車、リアガラスが立っていない車、荷室で後ろがふさがりやすい車では、取り付け位置が重要です。
配線をきれいに通したい人は、カー用品店や取付業者に相談するのがおすすめです。
駐車録画には別売ケーブルが必要
DRV-EM4800で駐車録画を使う場合は、別売の車載電源ケーブルが必要です。
本体だけで駐車録画まで完結すると考えないようにしましょう。
駐車監視まで使いたい人は、本体価格だけでなく、別売ケーブルや取付費用も含めて比較するのがおすすめです。
まとめ:ドラレコ装着済みならLZ-X20EM、録画も必要ならDRV-EM4800
LZ-X20EMとDRV-EM4800は、どちらも後方視界を広げられるJVCケンウッドのミラー型モデルです。
ただし、役割ははっきり違います。
LZ-X20EMは録画なしで、後方視界に集中したデジタルルームミラー。
DRV-EM4800は、前後録画までできるデジタルルームミラー型ドライブレコーダーです。
すでにドラレコを装着済みで、後方確認だけ改善したいならLZ-X20EMがおすすめです。
ドラレコもこれから導入するなら、DRV-EM4800がおすすめです。
最後にもう一度まとめます。
| 用途 | おすすめ |
|---|---|
| 既存ドラレコを活かしたい | LZ-X20EM |
| 録画機能はいらない | LZ-X20EM |
| 後方映像のなめらかさを重視したい | LZ-X20EM |
| 前後録画も必要 | DRV-EM4800 |
| 12V型の大画面が欲しい | DRV-EM4800 |
| 駐車録画や運転支援も使いたい | DRV-EM4800 |
録画が必要かどうかを先に決めれば、迷いを減らせます。
後方視界だけの不満なら、録画なしのLZ-X20EMを選ぶのがおすすめです。



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