ミニバンやSUVに乗っていると、ルームミラーだけでは後ろが見えにくい場面があります。
3列目に家族が座っている。
荷物を積んでいる。
夜の雨で後続車のライトがにじむ。
こういうとき、後方視界をカメラで映せるデジタルインナーミラーはかなり心強いです。
なかでもアルパインの純正ミラー交換タイプは、後付け感を抑えて取り付けたい人に人気のシリーズ。
そこで迷いやすいのが、新型のDVR-DM1200A2系と型落ちのDVR-DM1200A系です。
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先に結論を書くと、夜間の見やすさ・新しい画質処理・長く使う安心感を重視するならDVR-DM1200A2
価格を抑えて12型デジタルミラーを導入したいならDVR-DM1200A が向いています。
この記事では、DVR-DM1200A2 DVR-DM1200A 違いを、画面の見やすさ・STARVIS2・リアカメラ・取り付け・価格差の意味から整理します。
最初に結論:夜の運転が多いなら新型が有利
DVR-DM1200A2とDVR-DM1200Aは、どちらも12型クラスの大画面デジタルインナーミラーです。
純正ミラー交換タイプなので、バンドで純正ミラーにかぶせるタイプより見た目がすっきりしやすいのが魅力です。
ただし、選び方ははっきり分かれます。
| 重視すること | おすすめ |
|---|---|
| 夜間や雨の日の後方視界をできるだけ見やすくしたい | DVR-DM1200A2 |
| STARVIS2や高輝度バックライトに魅力を感じる | DVR-DM1200A2 |
| 新型のデザインやデジタルズームを使いたい | DVR-DM1200A2 |
| 長く使う前提で新しいモデルを選びたい | DVR-DM1200A2 |
| 価格をできるだけ抑えたい | DVR-DM1200A |
| 昼間中心で、基本的な前後録画と12型表示があれば十分 | DVR-DM1200A |
| 型落ちでも在庫や価格条件が良ければ選びたい | DVR-DM1200A |
ポイントは「画面サイズ」だけで見ないことです。
どちらも12型なので、ぱっと見ると似ています。
でも、新型は夜間視認性や表示の自然さ、操作系の部分が進化しています。
逆に、旧型も12型・純正ミラー交換・前後2カメラ録画という基本はしっかりしています。
つまり、差額を払う理由があるのは夜の見やすさに不安がある人です。
DVR-DM1200A2とDVR-DM1200Aの違いを比較
まずは、主な違いを一覧で見ておきます。
| 比較項目 | DVR-DM1200A2系 | DVR-DM1200A系 |
|---|---|---|
| 世代 | 新型 | 型落ち |
| 画面サイズ | 12型クラス | 12型クラス |
| 画面解像度 | 1920×440クラス | 1920×440 |
| ディスプレイ | フルラミネーション / 高輝度バックライト | フルラミネーション |
| フロントカメラ | 200万画素 | 200万画素 |
| リアカメラ | 370万画素 WQHD | 200万画素 |
| センサー | 前後カメラにSTARVIS2 | STARVIS |
| HDR / 防眩 | 対応 | 対応 |
| デジタルズーム | 対応 | 非搭載または機能差あり |
| 録画モード | 常時 / 衝撃 / 手動 / 駐車 / 静止画 | 常時 / 衝撃 / 手動 / 駐車 |
| 付属microSD | 64GB | 32GB |
| 取り付け方式 | 純正ミラー交換タイプ、キット別売 | 純正ミラー交換タイプ、キット別売 |
| リアカメラ仕様 | IC:車内用 / OC:車外用 | IC:車内用 / OC:車外用 |
| 価格感 | 9万円台で見かけることが多い | 5〜7万円台で見つかることがある |
大きな違いは、カメラと表示まわりです。
旧型のDVR-DM1200Aも、当時の12型モデルとしてはかなり見やすい部類です。
ただ、新型DVR-DM1200A2はSTARVIS2や高輝度バックライト、リア370万画素カメラなど、暗い場所や逆光に強い方向へ進んでいます。
昼間だけ走るなら、旧型でも満足しやすいです。
でも、夜の高速道路や雨の日の送迎、街灯の少ない道を走ることが多いなら、新型の価値は出やすいです。
何が変わる?運転中の不安で見る3つの差
スペックを並べるだけだと、違いが少しぼんやりします。
そこで、運転中に感じやすい不安から見ていきます。
1. 夜の後続車が見やすいか
新型DVR-DM1200A2の一番の注目点は、STARVIS2です。
STARVISは暗所に強いイメージセンサーとして知られていますが、新型では前後カメラにSTARVIS2を搭載しています。
夜間の後方視界で困るのは、単に暗いことだけではありません。
- 後続車のライトで白く飛ぶ
- 雨粒や反射で輪郭がにじむ
- 黒い車が背景に沈む
- バイクや自転車の位置がつかみにくい
こういう場面で、HDRや防眩機能と組み合わせて見やすさを上げているのが新型の強みです。
旧型DVR-DM1200AもHDR/STARVISを備え、夜間に配慮したモデルです。
ただ、夜間視認性を最優先するなら、STARVIS2搭載のDVR-DM1200A2を選ぶ理由があります。
2. 距離感の違和感が少ないか
デジタルインナーミラーでよくあるのが、「後続車が実際より遠く見える」問題です。
最初はこれ、地味に怖いです。
後ろの車が小さく映るので、車線変更のタイミングを取りにくく感じることがあります。
新型DVR-DM1200A2は、表示サイズを調整できるデジタルズームに対応しています。
画面をダブルタップしてズームを切り替えられるため、いつものルームミラーに近い距離感へ寄せやすいです。
この機能は、デジタルミラーに慣れていない人ほど効きます。
毎日乗るファミリーカーなら、運転する人が自分だけとは限りません。
配偶者や家族も使うなら、距離感の違和感を減らせる新型のほうが安心です。
3. 昼間のまぶしさに負けにくいか
日中のデジタルミラーは、夜とは別の見づらさがあります。
晴れた日の逆光。
トンネル出口。
後ろの白い車体への反射。
新型DVR-DM1200A2は高輝度バックライトを採用し、フルラミネーションディスプレイと組み合わせて自然で見やすい映像を狙っています。
旧型DVR-DM1200Aもフルラミネーションディスプレイを採用し、昼夜ともに見やすい設計です。
ただ、明るい時間帯と暗い時間帯のどちらも安定して見たいなら、新型の表示まわりの進化は見逃せません。
ICとOCはどっちを選ぶ?
DVR-DM1200A2もDVR-DM1200Aも、リアカメラは大きく2タイプあります。
- IC:車内用リアカメラ
- OC:車外用リアカメラ
ここを間違えると、せっかく高いモデルを選んでも満足度が下がります。
車内用リアカメラが向く人
車内用リアカメラは、リアガラスの内側に取り付けるタイプです。
向いているのは、次のような車です。
- リアガラス越しの視界が確保しやすい
- 荷物で後ろをふさぐことが少ない
- カメラを外に出したくない
- 洗車や雨風の影響を受けにくくしたい
- 取り付け後の見た目をできるだけ自然にしたい
ミニバンやSUVでも、普段から荷室を大きくふさがないならICで十分なケースは多いです。
車内に収まるので、汚れにくいのもメリットです。
ただし、濃いスモークフィルムやリアガラスの映り込み、荷物の積み方によっては見え方に影響します。
車外用リアカメラが向く人
車外用リアカメラは、車外から後方を映すタイプです。
向いているのは、次のような車です。
- 荷室に大きな荷物を積むことが多い
- 3列目やヘッドレストで後方が見えにくい
- リアガラスのスモークが濃い
- リアガラスの熱線や映り込みが気になる
- ハイエース系や商用車のように後方視界を確保しづらい
車外から直接映せるため、車内の荷物やガラスの影響を受けにくいのが魅力です。
一方で、雨滴や汚れの影響は受けやすくなります。
屋外装着なので、洗車時や取り付け位置の確認も大切です。
迷ったら、普段の後方視界を思い出してください。
「荷物や人でミラーが見えない」が悩みならOC、「夜の見づらさを改善したい」が中心ならICも候補になります。
価格差はどれくらい意味がある?
DVR-DM1200A2系は、公式ストアや主要ECで9万円台の価格帯で見られます。
一方、旧型DVR-DM1200A系は流通在庫やショップによって、5〜7万円台で見つかることがあります。
つまり、本体だけで見ると数万円の差が出ることもあります。
ただし、デジタルインナーミラーは本体価格だけで判断しにくい製品です。
実際の総額には、次の費用が関わります。
- 本体価格
- 車種専用取付けキット
- 取り付け工賃
- 必要に応じた延長ケーブル
- 店舗での保証や作業保証
本体が安くても、適合キットや工賃を入れると差が縮むことがあります。
とくに純正ミラー交換タイプは、見た目がきれいなぶん、適合確認が大事です。
「安かったから買ったけど、自分の車には取り付けがややこしかった」となると、かなりつらいです。
価格だけで旧型を選ぶなら、在庫・適合・工賃込みの総額まで見てから判断しましょう。
口コミで見るならどこをチェックする?
新型DVR-DM1200A2は新しいモデルのため、旧型ほど口コミが多くない場合があります。
そのため、口コミを見るときは「星の数」だけでなく、次のポイントを見てください。
- 夜間のナンバーや車両の見え方
- 雨の日のリアカメラ映像
- スモークガラス越しの見え方
- 画面の反射やまぶしさ
- デジタルズームの距離感
- 取り付け後の見た目
- 車種専用キットの適合
旧型DVR-DM1200Aの口コミは、価格が下がってからの購入者レビューも参考になります。
ただし、旧型の良い評価をそのまま新型に当てはめるのではなく、「新型で改善された部分」と「旧型でも十分な部分」を分けて見るのがコツです。
たとえば、12型の大画面や純正ミラー交換の見た目は旧型でも評価されやすい部分。
夜間のノイズ感や距離感の違和感は、新型の進化を見たい部分です。
DVR-DM1200A2がおすすめな人
DVR-DM1200A2は、次のような人におすすめです。
- 夜の運転や雨の日の送迎が多い
- ミニバンやSUVで後方視界に不安がある
- STARVIS2搭載モデルを選びたい
- 旧型より明るく自然な表示を重視したい
- 後続車との距離感を調整しながら使いたい
- せっかく取り付けるなら新型を長く使いたい
DVR-DM1200A2は、単に「新しいから高い」モデルではありません。
暗い道、雨の日、後続車のライト、車線変更前の確認。
そういう毎日の不安を減らすための進化が入っています。
家族を乗せる車なら、夜間視認性への投資はかなり現実的です。
DVR-DM1200Aがおすすめな人
DVR-DM1200Aは、次のような人におすすめです。
- 価格をできるだけ抑えたい
- 12型の大画面デジタルミラーを安く導入したい
- 昼間の運転が中心
- STARVIS2まではこだわらない
- 在庫品や型落ち価格をうまく狙いたい
- 適合キットや工賃込みで総額を抑えたい
旧型とはいえ、DVR-DM1200Aも前後2カメラ録画、12型大画面、純正ミラー交換タイプという基本はしっかりしています。
「後方視界を広げたい」「ドラレコも兼ねたい」という目的なら、十分候補になります。
ただし、在庫状況はショップによって変わります。
安さだけで飛びつかず、IC/OCの違いと車種適合は必ず確認しておきましょう。
取り付け前に確認したい注意点
アルパインの純正ミラー交換タイプは、見た目がきれいに仕上がりやすいのが魅力です。
ただし、取り付け前の確認はかなり大事です。
車種専用取付けキットが必要
DVR-DM1200A2もDVR-DM1200Aも、純正ミラー交換タイプです。
そのため、車種に合った取付けキットが必要になります。
車種によっては、純正ミラー周辺のセンサーやカバー、純正オプション機能との関係で注意が必要です。
純正ミラー機能が使えなくなる場合がある
純正ミラーに自動防眩、カメラ、通信機能などが入っている車では、交換後に一部機能が使えなくなる可能性があります。
ここは購入前に必ず確認したいところです。
とくに最近の車は、ミラー周辺に安全装備やセンサーが集まっていることがあります。
工賃込みで比較する
デジタルインナーミラーは、スマホ用品のように買ってすぐ自分で付ける人ばかりではありません。
配線、フロントカメラ、リアカメラ、駐車録画用電源、見た目の処理まで考えると、店舗取り付けを選ぶ人も多いです。
本体だけで数万円安くても、取り付けまで含めた総額で見ると判断が変わることがあります。
まとめ:夜の安心感ならDVR-DM1200A2、価格重視ならDVR-DM1200A
DVR-DM1200A2とDVR-DM1200Aの違いをまとめると、次のとおりです。
- DVR-DM1200A2は新型で、STARVIS2搭載
- DVR-DM1200A2はリア370万画素WQHDカメラ
- DVR-DM1200A2は高輝度バックライトやデジタルズームが魅力
- DVR-DM1200Aは型落ちで価格を抑えやすい
- どちらも12型クラスの純正ミラー交換タイプ
- どちらもICとOCのリアカメラ選びが重要
- 総額は本体価格だけでなく、取付けキットと工賃まで見る
夜の後方確認に不安があるなら、DVR-DM1200A2を選ぶのが素直です。
暗い道や雨の日に、後ろの車・バイク・歩行者の存在を少しでも見つけやすくしたいなら、新型の画質まわりに価値があります。
一方で、昼間中心の運転で「12型のデジタルミラーをできるだけ安く導入したい」なら、DVR-DM1200Aも十分候補です。
最後はこう考えると選びやすいです。
夜間視認性と新しさならDVR-DM1200A2。
価格と基本性能のバランスならDVR-DM1200A。
ファミリーカーの後方視界は、快適性だけでなく安心感にも直結します。
取り付けまで含めて、自分の車に合うほうを選んでください。


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