ASUSのゲーミングブランドROGから、ゲーミングサウンドバー「ROG Gjallar Gaming Soundbar」(型番:S701 ROG GJALLAR/JP)が発売されました。発売日は2026年9月25日です。
プレスリリースでは、「ASUS JAPAN株式会社は、ROGブランド初となる2.1.2chゲーミングサウンドバー「ROG Gjallar Gaming Soundbar」を発表しました。」と紹介しています。
この記事では、ASUSの公式の製品ページ、仕様のページ、プレスリリースをもとに、ROG Gjallarの特徴を整理します。ゲーム機やPCと、テレビやディスプレイの間に置いて使う、ゲーミング向けの周辺機器として見ていきます。価格.comでは、レビューと口コミはまだ表示されていません。筆者による実機の試用はしていません。

ゲーム機とテレビの間にサウンドバーをつなぐと、映像はどうなるの?

ROG GjallarはHDMIの入力と出力を持っていて、最大4K/120Hzの映像をそのままテレビやディスプレイに送れるんだ。音はサウンドバーが鳴らすよ。
結論:HDMI 2.1とワイヤレスサブウーファーを備えたゲーミング用サウンドバー
先に結論を書きます。ROG Gjallarは、Dolby Atmosに対応した2.1.2chのサウンドバーです。左右のフルレンジスピーカー、ツイーター、上向きスピーカーに、6.5インチ(65W)の5GHzワイヤレスサブウーファーを組み合わせています。
接続は、HDMI 2.1(HDMI IN、HDMI OUT(eARC))、USB-C、光デジタル、3.5mm AUX、Bluetooth 5.3です。HDMIは最大4K/120Hzのパススルーに対応します。手元で操作できる有線のコントロールハブには、LCDディスプレイとAECマイクが付いています。
注意したいのは、Dolby Atmosの出力にはHDMI接続が必要なことです。AKIBA PC Hotline!によると、光デジタル、AUX、Bluetoothの接続ではDolby Atmosを利用できません。
ROG Gjallarの主な仕様
ASUSの仕様のページとプレスリリースにある内容を、表にまとめます。
| 項目 | ROG Gjallar Gaming Soundbar |
|---|---|
| 型番 | S701 ROG GJALLAR/JP |
| チャンネル | 2.1.2 |
| ドライバー | 50mmフルレンジ×4、27mmツイーター×2、サブウーファー165mm(6.5インチ)×1 |
| サブウーファー | 5GHzワイヤレス、65W |
| 周波数特性 | 50Hz~20kHz |
| マイク | AIノイズキャンセリング、感度-37±3dB、周波数特性100Hz~10kHz |
| コネクタ | USB 2.0、3.5mm、Bluetooth 5.3、HDMI IN、HDMI OUT(eARC)、光デジタル |
| 対応プラットフォーム | PC、Mac、PlayStation 4、PlayStation 5、Nintendo Switch、Xbox One、Xbox Series X、Xbox Series S、iOS、Android、Bluetooth機器 |
| ソフトウェア | Gear Link、Gear Link Mobile |
| ライティング | Aura Sync |
| 重量 | サウンドバー2.4kg、サブウーファー5.7kg、コントロールハブ0.191kg |
| 付属品 | ACケーブル×2、アダプター×1、USBケーブル×1、サウンドバーの脚1組、クイックスタートガイド、保証書 |
設置とつなぎ方、Dolby Atmos
ディスプレイの下に置けるコンパクトな設計
本体のデザインについて、公式は「コンパクト設計のROG Gjallarは、さまざまなディスプレイの下にすっきりと収まり、ROGらしいデザインとハイエンドなオーディオ性能を兼ね備えた、あらゆるゲーミングセットアップに最適なサウンドバーです。」と紹介しています。
名前の由来についても書かれています。公式は、「北欧神話に登場する伝説の角笛「ギャラルホルン」に着想を得た」と説明しています。仕様のページの使用シナリオの欄には、GamingとMultimediaが挙げられています。
テレビやディスプレイとのつなぎ方
ROG Gjallarには、HDMIのポートが2つあります。ASUSの製品ページのよくある質問では、2つのポートの役割が説明されています。
HDMI OUT(eARC)ポートについては、「テレビのHDMI eARC/ARC端子に接続して、テレビの音声をサウンドバーへ伝送します。また、モニターやテレビと接続した際には、映像をパススルー出力するHDMI出力端子としても機能します。」と書かれています。
HDMI INポートについては、「ゲーム機、PC、Blu-rayプレーヤー、ストリーミングデバイスなどの外部機器を接続し、映像信号と音声信号を入力するためのHDMI入力端子です。」とあります。

最大4K/120Hzのパススルー
HDMIについて、公式は「ROG Gjallarは、HDMI® 2.1による最大4K/120Hzのパススルーに対応。」と紹介しています。さらに、eARCについて、ロスレスの高解像度オーディオと、映像と音声の低遅延の同期を実現すると説明しています。
推奨されるHDMIケーブル
よくある質問では、ケーブルについて「HDMI 2.1規格に対応したHDMIケーブルのご使用をおすすめします。」と案内しています。Ultra High Speed HDMIケーブルを使うことで、Dolby Atmos、HDMI eARC、4K/120Hzの映像パススルーを最大限に活用できると書かれています。
Dolby AtmosはHDMI接続で
公式のよくある質問には、「※Dolby Atmosを最大限にお楽しみいただくには、サウンドバーをテレビまたはディスプレイのHDMI eARC端子に接続し、Dolby Atmos対応コンテンツを再生してください。」という注意書きがあります。

Dolby Atmosについて、公式のよくある質問は「Dolby Atmosは、従来の左右・サラウンドチャンネルに高さ方向の音を加えることで、立体的な音響空間を実現するイマーシブオーディオ技術です。」と説明しています。
製品ページでは、「頭上を飛び交う航空機や部屋の中を移動する足音、空間全体に広がる音楽まで、あらゆる音をリアルに再現します。」と紹介しています。
スピーカー構成・ワイヤレスサブウーファー・コントロールハブ
2.1.2chのスピーカー構成
スピーカーの構成について、プレスリリースは「左右のフルレンジスピーカーとツイーターに加え、天井反射を利用する上向き(Up-firing)スピーカーと6.5インチの5GHzワイヤレスサブウーファーを搭載しています。」と説明しています。
ゲームの音については、「Dolby Atmosに対応することで、敵の足音や頭上を通過する音の定位感を正確に再現し、映画館のような立体的な音響空間を創り出します」とあります。
ツイーターについて、公式は「高音域を緻密に再現し、銃声や敵の足音など、ゲーム内の細かな音まで鮮明に再生します。」と紹介しています。フルレンジスピーカーは、「左右のフルレンジスピーカーが、迫力ある低音と豊かな中音域を再現し、爆発音からボーカルまでバランスの取れたサウンドを提供します。」とされています。
上向きスピーカーはオフにもできる
よくある質問では、「はい。Gear LinkまたはGear Link Mobileから、上向きスピーカーのオン/オフを切り替えられます。」と答えています。オフにすると、立体音響の効果は無効になり、高さ方向の音は再生されません。
5GHzワイヤレスサブウーファー
サブウーファーは6.5インチで、出力は65Wです。プレスリリースは、「サウンドバー本体とは低遅延な5GHzワイヤレスで接続されるため、ケーブル配線を気にせずデスク周りや足元など好きな場所にスマートに設置できます。」と説明しています。
サブウーファーの音量は個別に調整できます。公式は、「サブウーファーのレベルは -10dB~+6dB の範囲で細かく調整可能です。」と書いています。調整は、Gear LinkまたはGear Link Mobileから行います。
サブウーファーのLEDが赤く点滅しているときは、サウンドバーとのワイヤレス接続が確立されていない状態です。公式は、電源、設置場所、再起動、再ペアリングの順に試すよう案内しています。
LCD付きのコントロールハブとAECマイク
ROG Gjallarには、有線のコントロールハブが付属します。プレスリリースでは、「LCDディスプレイを搭載した専用の有線コントロールハブが付属しており、EQ設定、音量調整、入力ソース切り替え、RGBライティングを直感的に操作できます。」と紹介しています。
ハブにはマイクが内蔵されています。公式は、「高度な音響エコーキャンセレーションにより、スピーカーからのゲーム音やボイスチャット音の回り込みを低減し、クリアな音声収音をサポート」と説明しています。
EQについては、「鮮やかなLCDディスプレイから入力ソースの切り替えや、ゲーム・音楽・映画向けに最適化されたEQプロファイルを簡単に選択可能。」と書かれています。
マイクの仕組みについて、公式は「さらに、AIビームフォーミングアルゴリズムが話者の音声を正確に集音し、周囲のノイズを低減することで」、自然で明瞭な音声にすると説明しています。
ただし、AKIBA PC Hotline!によると、「また、コントロールハブの内蔵マイクはUSBまたはBluetooth接続時のみ利用できる。」とのことです。
ハブ用のUSB Type-Cポートについても注意があります。公式のよくある質問では、「いいえ。このUSB Type-Cポートは、コントロールハブとサウンドバーを接続するための専用ポートです。」と答えています。
LCDディスプレイの表示は、Gear Linkで変えられます。プリセットのアニメーションに加えて、好みのGIF画像をアップロードすることもできると書かれています。
機器の接続と便利な機能
対応する機器
公式は、対応する機器について「専用DACとの接続による高音質オーディオに加え、PC、Mac、モバイルデバイス、PlayStation」などを挙げ、さまざまなデバイスを切り替えて使えると説明しています。
AKIBA PC Hotline!は、対応機器を「対応機器はPC、Mac、PlayStation 4/5、Nintendo Switch、Xbox One、Xbox Series X|S、iOS/Android端末など。」と紹介しています。
PCやゲーム機をまとめてつなぐ
プレスリリースでは、接続について「PC、コンソールゲーム機、スマホをこれ1台に集約できるほか、本体側面のUSB Type-Aポートによりドングル等の周辺機器もスマートに整理できます。」と紹介しています。
USBハブとGear Link
サウンドバーの側面には、USB Type-Aポートが2つあります。公式は、「サウンドバー右側に2基のUSB Type-Aポートを搭載。ワイヤレスドングルや外部ストレージなどを手軽に接続でき、周辺機器の接続性を高めながら、すっきりとしたゲーミング環境を構築できます。」と説明しています。
設定は、Gear Linkで行います。公式によると、「ソフトウェアのダウンロードやインストールは不要。Webページにアクセスしてデバイスを接続するだけで、すぐに自分好みの設定を楽しめます。」とのことです。
ライティングについては、「ASUS Aura RGBライティングは、約1,680万色のカラーと4種類のプリセットエフェクトに対応。」とあります。Aura Syncは、Armoury Crateからのみ利用できると注記されています。
スリープモード
音声の入力や操作が一定時間ないと、サウンドバーは自動でスリープモードになります。公式は、消費電力を抑え、国際的な省エネルギー基準に準拠するためと説明しています。
USB Type-Cで電源の入ったPCにつないでいるときは、内蔵のUSBハブを使い続けられるよう、スリープモードには移りません。スリープまでの時間は、Gear Linkで変更できます。
報道での紹介と価格・発売日
報道での紹介
エルミタージュ秋葉原は、ROG Gjallarを「左右のフルレンジスピーカーとツイーターに加え、天井の反射を利用する上向きスピーカーを組み合わせた2.1.2ch構成を採用。」と紹介しています。
ドライバーについては、「サウンドバー本体には50mmフルレンジドライバーを4基、27mmツイーターを2基搭載。」と書いています。USB Type-Aポートについては、マウスやヘッドセットなどのUSBドングルをつなげると伝えています。
AKIBA PC Hotline!は、HDMIについて「HDMIは入力とeARC対応出力を備え、最大4K/120Hzの映像パススルーもサポート。」と紹介しています。

ヘッドセットのドングルもサウンドバーにさせるんだね。

そうなんだ。側面のUSB Type-Aポートは2つあるよ。ただ、コントロールハブ用のUSB Type-Cポートは、ハブ専用だから気をつけてね。
価格と発売日
発売日は2026年9月25日です。エルミタージュ秋葉原によると、市場想定売価は税込95,980円です。
AKIBA PC Hotline!によると、ヨドバシ・ドット・コムの価格は106,680円(10%ポイント還元サービス付き)です。
ROG Gjallarが向いている人
- ゲーム機やPCとテレビ、ディスプレイの間にサウンドバーを置き、最大4K/120Hzの映像をパススルーしたい人
- HDMIでつないで、Dolby Atmosのゲームや映画を楽しみたい人
- サブウーファーを配線なしで、デスク周りや足元など好きな場所に置きたい人
- 手元のハブで音量やEQ、入力を切り替えたい人
- USBまたはBluetoothでつないで、ハブのAECマイクでボイスチャットをしたい人
買う前に知っておきたいこと
- Dolby AtmosはHDMI接続のときだけ(光デジタル、AUX、Bluetoothでは使えない)
- コントロールハブの内蔵マイクは、USBまたはBluetooth接続のときだけ
- コントロールハブ用のUSB Type-Cポートは、PCやUSB機器の接続には使えない
- 公式はHDMI 2.1規格に対応したHDMIケーブルの使用をすすめている
サウンドバー選びで気をつけたい点は、サウンドバーで後悔する理由10選の記事にまとめています。ASUSのゲーミング周辺機器では、TUF Gaming K4 Magneticの口コミ・評判の記事もあります。
よくある質問
テレビにつなげますか?
HDMI OUT(eARC)ポートを、テレビのHDMI eARC/ARC端子につなぎます。テレビの音声をサウンドバーへ伝送し、HDMI INにつないだ機器の映像はパススルーで出力されます。
サブウーファーは有線ですか?
5GHzのワイヤレスで、サウンドバー本体とつながります。
サウンドバーの重さはどのくらいですか?
仕様では、サウンドバーが2.4kg、サブウーファーが5.7kg、コントロールハブが0.191kgです。
Dolby Atmosを使うにはどうつなげばいいですか?
公式は、サウンドバーをテレビまたはディスプレイのHDMI eARC端子につなぎ、Dolby Atmos対応のコンテンツを再生するよう案内しています。
サブウーファーの音量だけ変えられますか?
Gear LinkまたはGear Link Mobileから、-10dB~+6dBの範囲で個別に調整できます。
サブウーファーのLEDが赤く点滅したら?
サウンドバーとのワイヤレス接続が確立されていない状態です。公式は、両方の電源、設置場所と障害物、再起動、再ペアリングの順に試すよう案内しています。
ライティングはほかのASUS製品と合わせられますか?
仕様のライティングの欄はAura Syncです。公式は、Aura SyncはArmoury Crateからのみ利用できると注記しています。
サウンドバー選びで迷ったら、36製品を公式スペックとコスパで100点満点採点したランキングも参考にしてください。

ROG Gjallarのまとめ|HDMI接続でDolby Atmosを使うサウンドバー
ROG Gjallarは、ROGブランド初の2.1.2chゲーミングサウンドバーです。Dolby Atmos、5GHzワイヤレスサブウーファー、最大4K/120Hzのパススルーに対応したHDMI 2.1、LCDとAECマイク付きのコントロールハブを備えています。
Dolby AtmosはHDMI接続のとき、ハブのマイクはUSBまたはBluetooth接続のときに使える、という条件を知ったうえで選びましょう。




