バイク用インカムは、通話人数が多いモデルほど正解とは限りません。
10人まで話せるモデルは魅力があります。とはいえ、実際のツーリングで使う人数が2〜6人なら、アプリや複数モードを使い分けるより、ボタンを押してすぐつながるほうが助かる日もあります。
結論からいうと、2〜6人ツーリングで音質・装着性・扱いやすさを重視するならJESIMAIK H6がおすすめです。7人以上のマスツーリング、ASMAXWorldアプリ、CloudTalk系の使い方、音声コマンドまで試したいならASMAX F1がおすすめです。
本記事では、JESIMAIK H6とASMAX F1の違いを、同時通話人数・通信方式・装着性・音質・アプリ・保証まで整理します。
先に結論:6人までならH6、7人以上やアプリ運用ならF1
JESIMAIK H6とASMAX F1は、どちらも1万円台〜2万円台で候補に入りやすいメッシュ対応インカムです。
選び方はシンプルです。
| 使い方 | おすすめ | 理由 |
|---|---|---|
| 2〜6人で走る | JESIMAIK H6 | QIK-MESH 2.0で最大6人まで扱いやすい |
| 7人以上で話したい | ASMAX F1 | 最大10人メッシュに対応 |
| 休憩ごとに本体を外す | JESIMAIK H6 | 磁気ベースで取り外しがラク |
| アプリで設定したい | ASMAX F1 | ASMAXWorldアプリでLED、グループ、EQなどを触れる |
| 日本語情報を追いやすいモデルがいい | JESIMAIK H6 | 国内向け公式ページとFAQが見やすい |
| CloudTalk系の他社混在を試したい | ASMAX F1 | アプリ経由のクロスブランド通話をうたう |
人数だけで選ぶならASMAX F1が強いです。日常のツーリングで迷わず使うならJESIMAIK H6が合います。
ふたつの差は「人数」より「運用の複雑さ」
JESIMAIK H6は、最大6人のMESH通話をワンタッチで使う方向のモデルです。国内向け公式ページでは、QIK-MESH 2.0で複雑なペアリングを省き、最大6人まで同時通話できると案内されています。
グループ人数が6人までなら、話は分かりやすいです。仲間全員でJESIMAIK H6をそろえ、出発前にペアリングして走る。休憩では磁気ベースから本体を外す。バッテリー残量も本体操作で確認できます。
ASMAX F1は、選べる使い方が多いモデルです。公式ページでは、10人メッシュ、Free Mode、Group Mode、Universal Pairing、CloudTalk Mode、ASMAXWorldアプリ、OTAアップデートまで案内されています。
便利な反面、使う側に覚えることも増えます。グループ全員が同じモードを理解し、アプリを入れ、必要ならルーム設定まで合わせる。機械いじりが好きな人には楽しいところですが、初めてのインカムで設定に時間をかけたくない人には負担になります。
迷ったら、最大人数ではなく「当日のメンバー全員が同じ手順で使えるか」を見てください。少人数で確実に使うならJESIMAIK H6、人数と機能を広げたいならASMAX F1です。
H6とF1の違いを比較表で整理
| 比較項目 | JESIMAIK H6 | ASMAX F1 |
|---|---|---|
| 同時通話人数 | 最大6人 | 最大10人 |
| 通信方式 | QIK-MESH 2.0 | ASMAX Mesh、Free Mode、Group Modeなど |
| CloudTalk系 | 非対応 | 対応 |
| アプリ対応 | 専用アプリ運用は前提にしない | ASMAXWorldアプリ対応 |
| Bluetooth | Qualcomm Bluetooth 5.2+5.2 | Bluetooth 5.3 |
| 通信距離 | 最大1600m | 公式ページでは距離より10人メッシュやCloudTalkを訴求 |
| 装着方法 | 磁気ベース | 磁気マウント |
| スピーカー | 8mmスピーカー、40mmドライバー | 40mmドライバー |
| 音質調整 | 4種類の音楽モード | アプリで音楽EQを調整可能 |
| ノイズ対策 | 7重ノイズ低減、ENC2.0、DSP、CVC8.0 | Triple Noise Reduction、ENCノイズ低減 |
| バッテリー | 900mAh | 1250mAh |
| 充電 | 約1時間 | 約50分、10分充電で約3時間の通話案内 |
| 防水・防塵 | IP67 | IP67 |
| 重量 | 公式比較表では未掲載 | 50gの案内あり |
| 保証 | 通常1年、公式登録で追加保証の案内 | 2年保証の案内 |
| 向いている人 | 2〜6人で迷わず使いたい人 | 7人以上、アプリ、CloudTalk系を使いたい人 |
スペックだけならASMAX F1は強いです。10人メッシュ、1250mAh、アプリ、CloudTalk系まで入っています。
JESIMAIK H6は数字で勝つモデルではありません。6人までのグループで、音楽・ナビ・通話・本体着脱をまとめて扱いやすくするモデルです。
H6は「6人までを迷わず使う完成度」で選ぶ
JESIMAIK H6の強みは、使い始めるまでの迷いが少ない点です。
QIK-MESH 2.0は、同じJESIMAIK H6同士をワンタッチでつなぐ考え方です。2人、3人、4人、6人までのツーリングなら、人数を増やしすぎず安定して話したい人に合います。
磁気ベースも日常で効きます。コンビニ休憩でヘルメットを置く。駐車中に本体だけ外す。帰宅後に本体だけ充電する。付け外しが多い人ほど、JESIMAIK H6のマグネット脱着はありがたく感じます。
音の説明も追いやすいです。JESIMAIK H6は、8mmスピーカー、40mmドライバー、4種類の音楽モード、7重ノイズ低減をうたっています。耳まわりの圧迫を抑えながら、音楽やナビも聞きたい人に向いた作りです。
国内向け公式ページ、FAQ、Amazonの商品説明まで日本語で確認しやすい点も強みです。初めてのインカムで、設定や保証の情報を日本語で追いたい人にはJESIMAIK H6がおすすめです。
F1は「多機能を触って育てたい人」に刺さる
ASMAX F1は、ただ人数が多いだけのモデルではありません。
公式ページでは、10人メッシュ、音声コマンド、CloudTalk Mode、Free Mode、Group Mode、Universal Pairing、ASMAXWorldアプリ、FOTAアップデートまで案内されています。インカムをスマホアプリ込みで使いたい人なら、設定まで楽しめる構成です。
CloudTalk Modeは、ASMAXWorldアプリを使って異なるブランドのヘッドセットとつなぐ考え方です。通常のBluetoothペアリングではなく、アプリのルームを使うため、距離やブランドの制限を超えたい人には魅力があります。
ただし、便利さは準備とセットです。仲間全員がアプリを入れ、アカウントやルーム操作に慣れ、電波状況も見ながら使う必要があります。ツーリング前に設定を試す時間を取れる人なら、ASMAX F1の良さを引き出せます。
音声コマンドもASMAX F1らしいポイントです。公式ページでは、日本語を含むオフライン音声エンジンが案内されています。グローブをしたまま本体を探るより、声で操作したい人に向いています。
音質と装着性は、安心して合わせるH6か、アプリで触るF1か
JESIMAIK H6は、ヘルメット内に入るスピーカーの厚みまで説明があります。8mmスピーカーと40mmドライバーの組み合わせで、耳への当たりを抑えながら音楽も楽しめる作りです。
ASMAX F1は、40mmドライバー、音楽EQ、Triple Noise Reductionをうたいます。アプリで音を触れるぶん、好みに合わせて調整したい人に合います。
装着はどちらも磁気式です。ただ、JESIMAIK H6は磁気ベースの説明が国内向けページで細かく、付け外しのイメージをつかみやすいです。ASMAX F1は磁気マウントに加えて50gの軽量設計をうたうので、ヘルメット外側の重さが気になる人も候補にできます。
音質を細かく追い込みたいならASMAX F1。ヘルメットへの収まりや日本語情報の追いやすさを重視するならJESIMAIK H6がおすすめです。
保証と買いやすさは見落とせない
JESIMAIK H6は、Amazonの商品説明で通常1年保証と公式登録後の追加保証が案内されています。国内向け公式サイトにも製品ページやFAQがあり、困ったときに確認先を探しやすいです。
ASMAX F1は、公式サイトとAmazonの商品情報で2年保証が案内されています。保証年数だけ見るとASMAX F1が有利です。ASMAXWorld公式には日本語マニュアルのダウンロードページもあります。
買いやすさまで含めると、JESIMAIK H6は日本語情報のまとまりが強みです。ASMAX F1は公式が海外向けの雰囲気もあるため、アプリ、保証、マニュアルの場所まで自分で追える人に向いています。
口コミで見るべきポイント
JESIMAIK H6の口コミを見るなら、マグネット脱着、音の聞き取りやすさ、ペアリングのかんたんさを中心に確認しましょう。6人までのツーリングで、出発前に手間がかからないかが大事です。
ASMAX F1の口コミでは、10人メッシュより先に、アプリ操作、音声コマンド、CloudTalk系の安定感、ヘルメットへの取り付けを見てください。多機能モデルは、便利な機能ほど使い方の理解で評価が分かれます。
Amazon上ではどちらもレビューが集まっています。星の数だけで決めず、低評価に出ている不満が「設定で直せる話」なのか、「自分の使い方に合わない話」なのかを分けて読むと失敗を減らせます。
H6がおすすめな人
JESIMAIK H6がおすすめなのは、2〜6人のツーリングで扱いやすさを重視する人です。
- 2〜6人で走ることが多い人
- アプリ設定より本体操作で済ませたい人
- 日本語の公式情報やFAQを見ながら使いたい人
- 休憩中に本体を外すことが多い人
- 音楽、ナビ、会話をバランスよく使いたい人
- 初めてのメッシュ対応インカムで迷いたくない人
仲間と6人までで走るなら、JESIMAIK H6がおすすめです。多機能さを追いかけるより、当日の出発をスムーズにできます。
F1がおすすめな人
ASMAX F1がおすすめなのは、人数とアプリ連携を重視する人です。
- 7人以上で話す可能性がある人
- 最大10人メッシュを試したい人
- ASMAXWorldアプリでLEDや音楽EQを触りたい人
- CloudTalk系の他社混在通話に興味がある人
- 音声コマンドで操作したい人
- 公式マニュアルやアプリ設定を自分で追える人
グループの人数が多い人、インカムをスマホアプリ込みで使いたい人にはASMAX F1がおすすめです。設定を楽しめる人ほど、ASMAX F1の多機能さを活かせます。
購入前に注意したい点
他社混在を前提にしすぎない
JESIMAIK H6は他社インカムとの接続に対応する案内がありますが、すべての機種で動く保証はありません。Amazonの商品説明では、複数台での接続は同一機種のみ対応という注意書きも見られます。
ASMAX F1はCloudTalk ModeやUniversal Pairingをうたいます。異なるブランドを混ぜたい人には魅力がありますが、アプリや通信環境、相手側の機器まで関係します。
仲間全員で同じ型番をそろえられるなら、同型番でそろえるほうが失敗を避けやすいです。混在運用を試したいならASMAX F1、シンプルにそろえるならJESIMAIK H6を選びましょう。
CloudTalkは普通のメッシュ通話と違う
ASMAX F1のCloudTalk Modeは、アプリを使うクロスブランド通話として案内されています。通常のBluetoothメッシュと同じ感覚で使うと、準備不足でつまずく可能性があります。
ツーリング当日に初めて試すより、出発前にアプリ、アカウント、グループ作成、通話テストまで済ませておくのがおすすめです。
FMラジオ目当てならH6が安心
JESIMAIK H6はFMラジオ対応が公式比較表に載っています。ASMAX F1はASMAX公式比較でFMが「Planned」と案内されているため、FMを重視する人は販売ページの表記を確認してください。
ラジオや音楽共有まで日常的に使いたいなら、JESIMAIK H6がおすすめです。
まとめ:日本公式で迷わず使うならH6、多機能を使いこなすならF1
JESIMAIK H6とASMAX F1は、同じメッシュ対応インカムでも性格が違います。
2〜6人ツーリングで、音質、マグネット脱着、日本語情報の追いやすさ、操作のかんたんさを重視するならJESIMAIK H6がおすすめです。初めてのメッシュ対応インカムでも、仲間とそろえて使いやすいモデルです。
7人以上のマスツーリング、10人メッシュ、ASMAXWorldアプリ、CloudTalk系の他社混在、音声コマンドまで試したいならASMAX F1がおすすめです。多機能なぶん、事前設定まで含めて楽しめる人に向いています。
迷ったら、人数ではなく運用で決めましょう。アプリなしで6人まで気持ちよく使うならJESIMAIK H6。アプリやCloudTalkまで触って10人メッシュを狙うならASMAX F1です。


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