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PRO X2 RAPIDとPRO X TKL RAPIDの違いは?買い替えを決めるポイント

PRO X2 RAPIDとPRO X TKL RAPIDの違いは?買い替えを決めるポイント PC・周辺機器

PRO X2 RAPIDとPRO X TKL RAPIDで迷ったら、まず「普段、設定をどれくらい変えているか」を振り返ってみてください。感度が決まっていて操作にも不満がなければ、手元の旧型を使い続ける選択もあります。

比較するのは、ロジクールの国内向け・ブラック本体のPRO X2 RAPID(G-PKB-TKL-RT2BK)とPRO X TKL RAPID(G-PKB-TKL-RTBK)です。メーカーの製品ページ、プレスリリース、GAME Watchの先行レビューをもとに違いを整理した記事で、筆者による実機レビューではありません。

選ぶときは、次の3点を軸にすると判断しやすくなります。

  • 設定をよく変えるなら、操作方法への不満を減らせそうか
  • 打鍵音や押し心地が気になるなら、普段使うキーを試せるか
  • 初めて買う場合も買い替える場合も、必要な追加支出に納得できるか

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商品情報取得:2026/11/04 07:40〜2026/11/04 09:40

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新旧の違いを比較表で確認

主な仕様を表にまとめました。寸法と価格はロジクール公式ストアの製品ページ、そのほかはプレスリリースとGAME Watchのスペック比較表をもとにしています。価格は公式ストアの税込価格で、ほかの売り場の販売価格ではありません。

比較項目PRO X2 RAPIDPRO X TKL RAPID
レポートレート最大8,000Hz1ms(1,000Hz)
吸音構造6層(PORONとシリコン)4層(PORONとシリコン)
キーストローク設定0.1〜4.0mm・0.05mm単位0.1〜4.0mm・0.1mm単位
押下圧30±10g35g
ホットスワップ磁気アナログスイッチで対応非対応(公式)
本体での設定OLEDディスプレイとローラーディスプレイなし
本体寸法・幅×奥行×高さ363×143×38mm357×150×38mm
パームレストシリコン製が付属付属品一覧はキーボード本体・ケーブル・取扱説明書と保証規定
公式ストア価格(税込)35,750円32,780円の表示に加え、28,500円〜29,700円の表示あり
国内発売2026年10月15日2024年10月29日

PRO X2 RAPIDの高さは、公式ストアの製品ページでは38mm、プレスリリースの製品仕様では36mmと書かれています。表は製品ページの数値に合わせました。本体重量はプレスリリースで1,075gです。

どちらも日本語配列のテンキーレス・有線USB接続です。数字の入力にテンキーを多用する人や、無線接続を前提に机を整えたい人は、この2台に絞る前に必要な条件を見直しましょう。カラーは、PRO X2 RAPIDがブラック・ホワイト・ピンク、PRO X TKL RAPIDがブラック・ホワイト・マゼンタです(GAME Watchの比較表より)。

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OLEDは、設定を変える頻度で考えよう

PRO X2 RAPIDは、本体右上の有機ELディスプレイとローラーで設定を変えられます。プレスリリースによると、本体で調整できるのはアクチュエーションポイント、ラピッドトリガー、KEY PRIORITY、レポートレート、LIGHTSYNC、ゲームモード、音量です。

ロジクールは、専用ソフトを入れられないトーナメント環境などでも、本体で好みの設定に変えられる点を利点に挙げています。GAME Watchのレビューでも、大会側が用意したPCにはG HUBをインストールできないという事情に触れています。

一方で、同じレビューは、PC上でG HUBが機能している場合はOLEDディスプレイから各種設定を変更できず、PC側が優先されると書いています。自宅のPCでG HUBを常用する人にとっては、OLEDは「いつも使う設定画面」ではなく、G HUBのない環境で頼る手段に近い位置づけです。オンボードで試すには、G HUBからオンボードモードを選びます。

PRO X TKL RAPIDにはディスプレイがありません。公式ストアの製品ページは、キーコントロールやオンボードの照明プロファイルを技術仕様に挙げています。

新旧の操作方法を実機の部分写真で比べた図

買い替える前に、いつもの設定変更で困る場面を思い浮かべてみましょう。複数のゲームを遊び分け、タイトルごとに感度を見直したい人は、設定操作を使う機会も多くなります。遊ぶゲームも感度もほぼ固定なら、最初に調整したあとは設定に触れないかもしれません。

設定に迷う理由が「操作を覚えていない」のか、「どの数値が自分に合うかを決められない」のかでも違います。後者の場合、操作方法が変わっても、自分に合う値を探す試行錯誤は必要です。

くらちゃん
くらちゃん

ぴったりの感度は、自分で試しながら探すんだね。

かでくん
かでくん

そうだね。まず今の数値を控えておくと、試して合わなかったときに戻せるよ。操作のしやすさと、好きな感触が見つかるかは分けて考えよう。

OLEDには、84×64ドットの好きな画像を表示できるとGAME Watchは紹介しています。設定用の画面としてだけでなく、見た目のカスタマイズとして楽しむ使い方もあります。

反応を鋭くする前に、誤入力の起き方を見直そう

PRO X2 RAPIDでは、ホールセンサーの更新により、アクチュエーションポイントやリセットポイントを0.05mm単位で調整できるようになりました。前モデルは0.1mm単位です。GAME Watchは、ラピッドトリガーとSOCD(KEY PRIORITY)を併用できる点にも触れています。

ただ、刻みが細かくなったことは、小さな数値にすること自体を目標にする理由にはなりません。押したつもりなのに反応しない場合と、指を置いただけで意図しない入力が起きる場合では、調整したい方向が違います。キーへの接触と押し込みも同じではありません。

押下圧も変わっています。前モデルの35gに対し、PRO X2 RAPIDは30±10gです。軽いタッチが好きな人には魅力ですが、指を置いたときの誤入力が気になる人は、感度の設定とあわせて確かめたいところです。

たとえば、移動に使うWASDキーでは軽い操作を優先し、誤って押したくないスキルキーやチャット入力では打ち間違いを減らしたい、という使い分けも考えられます。よく使うキーと間違えやすいキーを整理してから、必要な箇所を調整すると比較しやすくなります。

試すときは、次の順番を目安にしてください。

  1. どの場面で、どのキーの入力に困ったかをメモする
  2. 現在の設定を控え、変更する項目を1つに絞る
  3. 同じ練習場面と、普段の文字入力の両方で試す
  4. 意図しない入力が増えたら元の設定へ戻して比べる

一度に多くの項目を変えると、操作しやすくなった理由も、ミスが増えた原因も見分けにくくなります。設定を控えておけば、変更前と比べたり、合わなかったときに戻したりできます。

KEY PRIORITYなどの入力補助機能は、使うゲームや参加する大会の現行ルールを確認してから有効にしてください。キーボードに搭載されていることだけで、すべての対戦環境で使用できるとは判断できません。

最大8,000Hzは、操作全体の遅延や勝率を示す数値ではない

レポートレートは、キーボードがPCへ情報を送る頻度です。プレスリリースは、前モデルでは1,000Hzにとどまっていたレポートレートが最大8,000Hzになったと説明しています。表の数値を時間の間隔に直すと、どの部分の差なのかを整理できます。

1秒を報告回数で割ると、1,000Hzは1ms、8,000Hzは0.125msの間隔です。差は0.875msですが、公称値から求めた通信周期の差であり、キーを押してから画面が変わるまでの実測遅延ではありません。

通信頻度が8倍でも、操作全体の遅延が8分の1になるとは言えません。画面に結果が出るまでの体感と、キーボード側の報告間隔は分けて考える必要があります。この数値だけで、購入後に勝率がどれくらい変わるかを予測することもできません。

買い替えを迷うなら、何を変えたいのかを具体的にしてみましょう。「高いスペックを試してみたい」なら、新しい機材を楽しむためにいくら払えるかが判断の軸になります。「特定の操作が遅れて感じる」なら、ゲーム名や起きる場面を控え、同じ条件で比べたいところです。

実機を触り比べるときも、キーボードと同時にゲームの設定やマウスまで変えてしまうと、違いの原因を切り分けづらくなります。確認する操作を決めておき、変更する条件をできるだけ揃えましょう。必要なシステムは、プレスリリースではUSB 2.0以降のポートが使えるWindowsまたはmacOSとされています。

入力の速さとあわせて画面側の見え方も見直すなら、ROG Strix Pulsar XG27AQNGVとXG27AQMの違いもあわせて確認してください。

打鍵音と押し心地は、ゲームでよく使うキーを試そう

PRO X2 RAPIDのスイッチは、Gateron製の「KS-20 POM」です。GAME Watchによると、自己潤滑性に優れたPOM樹脂を使い、工場で潤滑剤を塗布したカスタム品です。吸音材は前モデルの4層から6層に増えました。

同レビューは、打鍵感を軽く滑らかなタッチ、音を低く落ち着いたものと評価しつつ、いわゆる静音系ではないと書いています。また、ガスケットマウントはプロ選手の意見を受けて採用を見送ったため、底打ち時の打鍵感は少し硬めだとしています。

吸音材の層数も、そのまま音の小ささに置き換えられる数値ではありません。「層が増えた分だけ静かになる」とは考えず、音の高さや響き方も含めて好みに合うかを見たいところです。

店頭で試せるなら、人差し指で文字キーを数回押すだけで終えず、普段の操作に近づけてみましょう。WASDに指を置く、小指でShiftを押しながら別のキーを押す、親指でスペースを繰り返し押す。文章入力にも使うなら、短い文を続けて打ったときの感触も確認したい点です。

ホットスワップは「自己責任」の範囲を把握する

PRO X2 RAPIDは、全キーで磁気アナログスイッチのホットスワップに対応しています。プレスリリースには、メカニカルスイッチのホットスワップには対応していないという注記があります。

GAME Watchによると、前モデルもスイッチの着脱そのものはできましたが、対応するアナログスイッチが販売されず、公式にはホットスワップ非対応でした。レビューでは「KS-20」規格のスイッチをいくつか装着して動作したとする一方、パッケージにはサードパーティー製スイッチによる不具合は保証の対象外という記載があると紹介しています。交換を楽しみたい人は、保証の扱いを踏まえて判断しましょう。

付属品には、シリコン製パームレストのほか、Esc、Pause/Break、PgUp、PgDnのスペアキーキャップと、スイッチ・キーキャップのプラーが含まれます(公式ストアの製品ページより)。

机のスペースは、本体寸法だけで判断しない

公式ストアの寸法で比べると、PRO X2 RAPIDは幅が6mm広く、奥行きが7mm短くなっています。実測による差ではありません。後継機だから、どの方向にも小さくなったとは受け取らないようにしましょう。

机の上では、キーボード本体が収まるだけでは足りないことがあります。マウスを動かす範囲、腕を置く位置、手前に残しておきたい空間も一緒に確かめます。PRO X2 RAPIDのパームレストは磁石などで固定せず、本体に添えて置くタイプだとGAME Watchは紹介しているので、その設置場所も必要です。

GAME Watchは、上側面の左側にUSB Type-Cポートがあり、キーボードを左斜めに置くFPSゲーマーにも向くと書いています。チルトスタンドは4度と8度の2段階です。上部のメディアコントロールは廃止され、その位置にOLEDディスプレイが入りました。音量を本体で変えたい人は、OLEDとローラーでの操作に変わる点を覚えておきましょう。

買う前に、今のキーボードをいつもの位置へ置き、どこが窮屈なのかを見てみましょう。右側のマウススペースを広げたいのか、手前に余裕が欲しいのかで、注目する寸法は変わります。机全体の幅だけを測るより、普段の姿勢で使う範囲を確かめるほうが具体的です。

モニターも同時に買い替えるなら、MAG 275UPD E14とMAG 274UPDF E16Mの違いで机上の配置も考えておきましょう。

くらちゃん
くらちゃん

本体が軽ければ、持ち運ぶときも楽になるかな?

かでくん
かでくん

重さは判断材料になるけれど、鞄への収まり方も大切だよ。ケーブルやパームレストを含めて、持ち出すときの荷物を考えてみよう。

価格差は、初めて買う人と買い替える人で意味が違う

公式ストアの税込価格は、PRO X2 RAPIDが35,750円です。PRO X TKL RAPIDの製品ページには32,780円の表示に加え、28,500円〜29,700円の表示もあり、色や時期によって変わる可能性があります。ほかの売り場の価格とは条件が違うため、購入日の価格、送料、ポイントの条件、配送予定を揃えて比べ、最後に注文画面の支払総額を確認しましょう。

公式ストアは、2,000円以上の購入で送料無料、30日以内の返品無料をうたっています。保証期間は、プレスリリースの製品仕様では型番によって2年間と1年間に分かれています。型番の末尾まで見て選んでください。

これから初めて買う人なら、候補同士の差額と使いたい機能を並べて検討できます。先に追加予算の上限を決めておくと、値引き率だけに気を取られずに済みます。使う予定がない機能まで、価格差を正当化する理由に加える必要はありません。

すでにPRO X TKL RAPIDを持っている人は、使い続ければ新たな本体購入費はかかりません。新型へ買い替える際に支払うのは、表の差額ではなく購入代金です。手持ちを売る予定があっても、売却額や時期は確定していないことを踏まえて予算を考えましょう。

セールを見て急に欲しくなったときは、購入理由をひとつ書いてみてください。今の操作で困っているのか、違う感触を試したいのか。どちらも自然な理由ですが、何にお金を払うのかがはっきりすれば、届いたあとに確かめる点も明確になります。

Logicool G(ロジクール G)
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PRO X2 RAPIDがおすすめな人

PRO X2 RAPIDは、設定を試す過程も楽しみたい人や、操作方法への不満が具体的な人に向いています。

  • G HUBを入れられない環境でも、本体で設定を変えたい人
  • スイッチ交換やOLEDの画像表示など、カスタマイズも楽しみたい人
  • 0.05mm単位の調整や最大8,000Hzを試してみたい人
  • パームレストを別に買わず、付属品で揃えたい人

「設定を変えるたびに手順を調べている」という人と、「最初の調整以降は何も触らない」という人では、同じ機能でも使う頻度が違います。自分がどちらに近いかを考えて選びましょう。

一方、購入するだけで勝率や静かさが必ず改善すると期待すると、合わない可能性があります。実機を試せない場合は、到着後に確認したいことと購入先の返品条件を先に読んでおきましょう。

PRO X TKL RAPIDがおすすめな人

すでにPRO X TKL RAPIDを使っていて、今の操作感に満足しているなら、そのまま使い続けてもよいでしょう。後継機が登場したという理由だけで、使い慣れた1台を手放す必要はありません。

  • 今の設定で困っておらず、買い替えの理由がまだ具体的でない人
  • 調整後は同じ設定を長く使い、日々の変更が少ない人
  • G HUBを常用し、本体での設定にこだわらない人
  • 値引き額だけでなく、必要な機能と総額を照らして選びたい人

新しく買う場合は、商品名、国内型番、配列、新品か中古か、保証の条件を揃えて比較してください。似た名称でも、海外向け品などでは今回の比較対象と条件が異なる場合があります。

手元に持っている人は、買い替える前に現在の設定をメモしてみましょう。どの値を使っているかを控えておけば、購入後に調整するときも比較の出発点になります。不満だけでなく、気に入っているキーの感触や今の配置も残しておくと、変えたくない点を見落としにくくなります。

まとめ:ラピッドトリガーキーボードは、変えたいことから選ぼう

PRO X2 RAPIDとPRO X TKL RAPIDを選ぶときは、普段の設定操作、好みの打鍵感、置き場所、追加支出を結び付けて考えてみてください。スペックの数字だけで、自分の上達や快適さが決まるわけではありません。

迷ったら、次の3つを整理しましょう。

  1. 今のキーボードで、最も困っていることは何か
  2. その違いを確かめるために、購入前に何を試したいか
  3. 追加で払ってもよい金額はいくらか

不満と確かめたい点が具体的になれば、手持ちを使い続けるか、新しく買うかを判断しやすくなります。実機に触れられないときは、返品条件や保証の内容を読み、届いてから試す項目を決めておきましょう。

購入時は、型番(G-PKB-TKL-RT2BK/G-PKB-TKL-RTBK)、配送予定、支払総額まで揃えて、自分の使い方に合う1台を選びましょう。

PC以外でも遊ぶならROG Xbox Ally X20とAlly Xの違いも参考になります。

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