PRO X3 SUPERSTRIKEとPRO X2 SUPERSTRIKEで迷ったら、まず「初めて購入する」のか、「今のマウスに不満があって買い替える」のかを分けて考えましょう。同じ差額でも、手元に快適に使えるマウスがある人と、これからメインの一台を選ぶ人では、お金を払う意味が変わります。
結論からいうと、X2を使っていて、充電の手間や持ち上げたときの操作感に不満がなければ、急いで買い替える必要はありません。そのまま使い続けるのも一つの選択です。初めて買う人は、充電中の使い方と、クリックの感触が好みに合うかを基準に比べてみてください。
この記事は筆者自身の実機レビューではありません。国内の公表仕様、発表会での当事者のコメント、海外の使用報告と媒体の検証、国内の旧モデル購入者レビューを区別し、選ぶための判断基準を整理しています。記事内にはアフィリエイト広告を含みます。
比較表:X3とX2の違いを先に整理
新型の国内発売予定:2026年10月15日。比較の中心になる公称値と共通機能を、次の表にまとめました。
連続使用時間は使用環境で変わるメーカー値です。数字を並べると差は分かりますが、普段の設定で同じだけ使えるかまでは判断できません。
比較表を見たら、今のプレイ環境で「どこを変えたいのか」を一つ選んでみてください。大きく違う数字があっても、普段その機能や設定を使わないなら、追加費用を払う価値があるかは考え直せます。

数字が上がっていると気になるけれど、初めて買う人と、すでに持っている人では選び方が変わるんだね。

そうだね。プレイ中に何に困っているかを一つ決めておくと、増えた機能が本当に必要か判断しやすくなるよ。
例えば、プレイを終えるたびに充電していて、対戦中に残量を気にしたことがない人もいるでしょう。その使い方で困っていなければ、手元のマウスを使い続ける理由になります。新製品を買うためだけに、普段は気にならない小さな不満を探し出す必要はありません。
充電しながら遊ぶ人は、有線へ切り替える場面を考える
マウスにケーブルをつなぐのは、いつでしょうか。プレイを終えた後に充電するのか、残量が少ないまま遊び始め、対戦の途中でつなぐのか。日頃の行動を思い返すと、接続方法の違いが自分に関係するかを整理できます。
X3が向いているのは、有線でも高いレポートレートを使いたい人です。充電中は一時的に操作できれば十分という人とは、求める条件が違います。一方、いつも充電を済ませ、無線だけで遊んでいるなら、比較表の有線欄だけを理由に予算を増やす必要は薄いでしょう。
レポートレートは、勝率を表す数字ではない
レポートレートは、マウスからPCへ情報を送る頻度です。高い設定を使うかどうかは、自分のPCや遊ぶゲームも含めて考えたいところです。送信頻度が上がっても、画面上の反応速度や自分の操作精度が同じ割合で向上するわけではありません。
これまで操作の追従性や入力の遅れに不満を感じていなかったなら、仕様表の最大値だけを追って買い替えなくてもよいでしょう。反対に、有線と無線を切り替えても同じ設定で遊びたい人には、接続ごとの上限を確かめて選ぶ意味があります。
公称時間を「何日に一度の充電」へ置き換えない
公称値から「何日に一度の充電で済むはず」と予測するより、今の充電環境で困った場面を振り返る方が、購入の判断に役立ちます。
- 遊び始めてから残量の少なさに気づくことがある
- ケーブルをつなぐと、机上で動かす感覚が気になる
- 終了後に充電する習慣があり、途中の電池切れで困っていない
上の例は、自分のプレイスタイルを整理するためのものです。どれに当てはまるかで、電池持ちに対して払いたい金額も変わります。充電する習慣を少し見直せば解決する悩みなのか、マウスを買い替えたいほどの不便なのか。注文する前に、一度切り分けてみてください。
HITSのクリック感は、調整段階だけでは決まらない
ボタンを押したとき、指先に返ってくる感触が好みに合うかは、実際に試したいポイントです。指を置いている間の意図しない入力を避けたい人と、少ない動作で素早く入力したい人では、快適と感じる基準も違います。
国内の旧モデルの口コミには好みの差がある
楽天のロジクール公式ストアで読めた購入者レビューには、カチカチとした感覚がないことを扱いやすいと感じた人や、クリック感そのものを気に入った人がいました。一方で、その感触を苦手だとする投稿もあります。確認できたのは少数の投稿であり、一般的に好評か、不満が多いかを判断する材料には足りません。
口コミを読むときは、星の数や評価の平均だけで結論を出すより、自分がどんな押し心地を求めているかを考えましょう。今のマウスのしっかりした手応えを気に入っているなら、購入前に感触を確かめられる機会を探す価値があります。
もちろん、ここで取り上げた感想はX2のものです。X3の購入者評価として紹介しているわけではありません。
試すなら、連打だけで終わらせない
店頭などで触れられる場合は、速く連打できるかだけでなく、普段の対戦で行う動きを試してみましょう。指を置いて待つ、ゆっくり押す、押し続ける、離してもう一度押す。いつもの動きを再現して、指先の感覚と入力のタイミングが合うかを確かめる方が参考になります。
特定の設定値を勧めているわけではありません。試用機にどんな調整がされているか分からなければ、スタッフに確認してみてください。その条件で自分がどう感じたかを覚えておくと、後から口コミやレビューとも比べやすくなります。
国内発表会を取材したEAAの記事では、選手が触覚の弱い設定だと押した感覚を捉えにくいとして、強めを選ぶ話をしています。提供関係のある発表会で登壇者が述べた好みであり、すべての人に強めの設定を勧める発言ではありません。

プロ選手が強めの設定を選んでいるなら、真似すれば誰でも使いやすくなるのかな。

指の力の入れ方は人それぞれだからね。まずは、自分が押したつもりのときに反応しているかを確かめたいね。意図しない入力がないかも見てみよう。
試せる時間が短いときは、いつもの持ち方を保ったまま比べてみてください。押す速さや指の置き方を一度に変えると、感触の違いがどこから生まれたのか分かりにくくなります。違和感を覚えた動作を具体的に覚えておけば、次に試す機会にも役立ちます。
軽さと持った感覚は、国内仕様と試用報告を分けて読む
持ったときのバランスや扱いやすさは、公称重量だけでは決まりません。対戦中にマウスを持ち上げ、元の位置へ戻す動作が多いか、そのとき今のマウスに扱いにくさを感じるかを振り返ってみましょう。
腕を使って大きく動かし、何度も持ち上げ直す人と、手首や指先の小さな動きで操作する人では、確かめたい点が変わります。手の大きさだけで判断せず、指を添える位置や、普段どれくらいの範囲を動かしているかも含めて見てください。
海外の使用報告は、試した製品と条件にも注意
海外のRedditには、自費で購入したと述べる人による、新旧を使った感想がありました。その人は持ち上げたときのバランスを評価する一方、側面ボタンの感触には不満も挙げています。使い方や好みを知る参考にはなりますが、一人の感想から品質の良し悪しを一般化することはできません。
海外媒体のClub386は、各8時間使った後の電池残量を比較しています。条件は無線4,000Hz・1,600dpi、触覚とラピッドトリガーが3、作動点が5。終了時の残量はX3が92%、X2が90%と報告されています。
ただし、これは海外個体での短時間の比較です。記事中の持続時間は、残量が同じペースで減ると仮定した推計であり、電池を使い切るまで測った結果ではありません。差が出たという記録は参考になりますが、国内品を自分の設定で使ったときの充電間隔には置き換えないでください。
情報の出所や条件を分けて読めば、口コミは購入の後押しだけでなく、実機で何を確かめるかを決める材料になります。側面ボタンを多用するなら押しやすさ、何度も持ち直すなら持ち上げたときの安定感というように、自分の使い方に直結する部分から読みましょう。
海外レビューでは、どの地域で販売された、どんな構成の製品を試したのかも大切です。この記事の数値比較は国内公式を基準にしています。購入予定の製品と条件が違う体験談を、そのまま当てはめていないか。商品名だけでなく、掲載元や試した条件まで見ると判断しやすくなります。
PRO X3 SUPERSTRIKEがおすすめな人
X3を候補にしたいのは、今感じている不便と変更点がつながる人です。「新しいから」「数字が大きいから」だけで決めず、その性能を使う場面を思い描けるかどうかを基準にしましょう。
- 充電中もケーブルをつないで遊び、高いレポートレートを使いたい
- 持ち上げ直す操作が多く、今のバランスに不満があるので試してみたい
- 初めて購入し、同じ保証条件で比べた追加費用を払える
反対に、X2の日々の操作に満足しているなら、発売日に合わせて結論を急がなくてもよいでしょう。今は困っていないことに費用をかけるより、国内の使用報告が集まるのを待ち、気になる部分を改めて確かめる選択もできます。
クリックの感触を一度も試したことがなく、押し心地が購入の決め手になる人も、数字だけで予約を決めない方が安心です。新型であることと、自分の手に馴染むことは、別々に見極めましょう。
PRO X2 SUPERSTRIKEがおすすめな人
X2が向いているのは、同条件の新品を比べ、購入時の支払額を抑えたい人です。普段は無線で遊び、プレイ後に充電する習慣がついているなら、価格と状態を確かめながら検討する余地があります。
ただし、旧モデルだからといって、どの店でも割安とは限りません。通販で安い表示を見つけたら、保証が短い構成や中古品、付属品が欠けた出品と比べていないかを確かめてください。
判断を急ぎたいときは、次の順にそろえると比較しやすくなります。
- どちらも新品の国内正規品かを見る
- 保証期間と付属品をそろえる
- 送料を含む支払総額と届く時期を比べる
- それでも残る差額を、自分が使う変更点に払いたいか考える
ポイント還元を含めて比べる場合も、まず注文時に実際に払う金額をそろえましょう。あとから付くポイントを使う予定がないのに、その場の値引きと同じ感覚で計算すると、予算を超えることがあります。「実質価格」の安さと、今回自分が出せる金額は分けて考えると安心です。
中古品を選ぶなら、この記事で扱う新品同士の比較とは分けて考えましょう。購入時の安さだけでなく、以前の持ち主の使用状況や、受けられる保証を自分で確認できるかが重要です。不明な点が多く残るなら、価格だけで購入を決めないようにしてください。
購入前に、通常モデルのSKUと保証をそろえる
購入リンクは、X3の黒(G-PPD-X3-STRK-MB)とX2の白(G-PPD-004WL-STRK)。国内通常版・2年保証でそろえています。外観の好みは性能差と分けて考えてください。
安い表示を見て別の出品へ移ると、保証や付属品の条件まで変わることがあります。商品ページを開いた後も、選択色や型番が意図したものになっているかを確認しましょう。似た名前でも、末尾の英数字まで見ると取り違えを減らせます。
価格や在庫、納期は変わります。新型の発売予定日と、注文した商品が自宅へ届く日は同じとは限りません。大会や友人との対戦など、使い始めたい日が決まっているなら、注文前に発送予定と届け先の配送条件を確かめてください。
実際に使って合わなかった場合でも、返品できるとは限りません。開封後の扱いなど、販売店の条件も購入前に見ておきたいところです。クリックの感触を試さずオンラインで買う人ほど、届いてから初めて返品条件を知ることは避けたいですね。
付属品や設定環境の確認も残ります。高度な設定にはG HUBを使います。ソフトを自由に入れられないPCで使う人は、必要な設定を行えるか確認してください。ここではG HUBの版ごとの設定移行や、ソフトを入れない状態で保持できる項目、大会の持ち込みルールまでは確認できていません。
まとめ:PRO X3 SUPERSTRIKEとPRO X2 SUPERSTRIKEは困っている場面から選ぶ
買い替えで大切なのは、今の具体的な不満が解消しそうかという点です。残量が減ったときの遊び方や、持ち上げ直したときの感覚が気になるなら、新しい方を試す理由になります。今のマウスで快適に遊べているなら、急いで乗り換えず、そのまま使い続けるのもよい判断です。
初めて買う人は、クリックの好みを確かめ、新品・国内正規・保証をそろえた支払総額で比較しましょう。公称値や他人の感想だけで「自分にも同じ使い心地になるはず」と思い込まず、普段の使い方と照らし合わせることが、納得のいく選び方につながります。




