出力の数字が上がった光美容器は、それだけで選んでいいのか。NBSの家庭用光美容器BiiToシリーズに、上位の新モデルBIITO PRIME(ビートプライム)が加わりました。比べる相手は、2022年4月に登場した従来モデルのBiiTo2 CooL(ビートツークール)です。
NBSの公式サイトでは、2機種はBiiTo2とあわせて「用途で選べる、3つの光。」として並んで紹介されています。BIITO PRIMEのメーカー希望小売価格は97,900円(税込)、BiiTo2 CooLは正規代理店の通販サイトで63,800円(税込)です。差は34,100円ですが、PRIMEはメーカー希望小売価格、CooLは代理店ストアの価格で、値段の種類が違う点に注意してください。
この記事では、NBSの公式ページ、プレスリリース、正規代理店のサイトをもとに、数字の条件まで含めて2機種を比べます。

20Jって書いてあると、それだけで強そうに見えるなあ。

出力のほかにも、照射の速さ、モードの選び方、アタッチメント、照射できる回数まで違うの。しかも冷却の温度は、測った条件が違うから並べて比べられないんだよ。
※記事内のリンクには広告が含まれています。
34,100円の差で増えるもの・減るもの
先に、2機種の違いを「増えるもの」と「減るもの」に分けて整理します。見出しの34,100円は、BIITO PRIMEのメーカー希望小売価格とBiiTo2 CooLの代理店ストアの価格の差で、値段の種類は違います。
- 増えるもの:最大出力(20Jと18.5J)、Autoモード、3種のアタッチメント、専用アダプターボックス、照射面積(3.4㎠と3.2㎠)
- 速くなるもの:照射間隔は0.2秒以下・最速0.18秒(BiiTo2 CooLは代理店の表で最大照射スピード約0.4秒/回)
- 減るもの:照射可能数は30万回(BiiTo2 CooLは代理店の表で35万ショット)
- 変わるもの:照射レベルの段階(3モード×5段階+Autoと、2モード×8段階)
共通しているのは、業務用脱毛機CLEAR/SP-efで使われている光「THR方式」をベースにしていること、サファイアクリスタルを照射面に使ったJeweL冷却、肌色センサーと密着(接触)センサー、オート照射です。
つまり、BIITO PRIMEは土台の技術を受け継ぎながら、出力・速さ・使い分けの道具を足したモデルです。一方で、照射できる回数は少なくなっています。どちらを重く見るかで選び方が変わります。
上位の新モデルと従来モデル:どちらも販売中
NBSの公式ページの沿革では、2017年の初代BiiTo、2020年6月のBiiToⅡ、2022年4月のBiiToⅡCooL、2026年9月のBIITO PRIMEと並び、BIITO PRIMEは「シリーズ最高峰」と紹介されています。この言葉には「※当社光美容器シリーズにおいて」という注記が付いています。
発売日は、プレスリリースによると2026年9月24日です。BiiTo2 CooLは販売終了になったわけではなく、公式サイトのトップページで3機種が並んで紹介されています。

新しいのが出たら、前のモデルはなくなるものだと思ってた。

NBSは3機種を並べて売っているよ。だから「どっちが新しいか」より、「どっちが自分の使い方に合うか」で選ぶことになるね。
なお、BiiTo2 CooLの読み方は「ビートツークール」です。公式サイトの中では「BiiTo2CooL」「BiiToⅡCooL」「BiiTo2 CooL」と表記が分かれています。この記事では「BiiTo2 CooL」に統一します。
数字で並べるBIITO PRIMEとBiiTo2 CooL
BIITO PRIMEは公式ページの仕様(SPEC)から、BiiTo2 CooLは公式ページと正規代理店(株式会社Jアライアンス)の製品仕様の表からまとめました。BiiTo2 CooLのメーカー公式ページには仕様表がないため、代理店の数値には「代理店」と書いています。
| 項目 | BIITO PRIME | BiiTo2 CooL |
|---|---|---|
| 発売 | 2026年9月24日 | 2022年4月 |
| 価格(税込) | メーカー希望小売価格 97,900円 | 63,800円(代理店の掲載価格) |
| 最大出力 | 20J | 18.5J |
| 照射スピード | 0.2秒以下(最速時0.18秒) | 最大照射スピード約0.4秒/回(代理店) |
| 照射レベル調整 | High / Mid / Low 3モード×5段階(Auto:自動調整) | STRONG HAIR / NATURAL HAIR の2モード×8段階 |
| フィルタ・波長 | 550〜1200nm | 600nm-1200nm(代理店) |
| アタッチメント | 3種類(スモール/ミディアム/フェイシャル) | なし(代理店の表ではフィルター1種類のみ) |
| 照射面積 | 3.4㎠(10mm×34mm) | 3.2㎠(代理店) |
| 照射可能数 | 30万回 | 350000ショット(代理店) |
| 冷却 | JeweL冷却。照射面最低温度-0.2℃(特定の試験環境下における実測値) | JeweL冷却。約4.4℃まで冷却(代理店) |
| センサー | 肌色センサー/接触センサー | 肌色センサー/密着センサー |
| 消費電力 | 120W(アダプターボックス内蔵) | 130W(代理店) |
| 電源コード | 1.5m(本体〜アダプター間) | 全長2,540mm(代理店) |
| 付属品 | 専用アダプターボックス | 本体、ACコード、取扱説明書、サングラス、ポーチ(代理店のセット内容) |
| 防水 | 防水なし | 代理店の表に項目なし |
BiiTo2 CooLのサイズと重量は、代理店の表で縦151mm×横43mm×奥行92mm、350gです。保証期間は1年間とされています。BIITO PRIMEのサイズ・重量・保証期間は、公式ページの仕様に載っていないため、表に入れていません。
出力20Jと18.5J:公式の注記つきで読む
BIITO PRIMEの最大出力は20Jです。プレスリリースでは「NBS家庭用光美容器史上最高出力20J」とされ、「※NBSの家庭用光美容器において。2026年9月時点。」と注記されています。
BiiTo2 CooLの公式ページには「過去最大レベルの18.5J」とあり、こちらにも「※当社従来品比較」の注記があります。2機種の差は1.5Jです。
どちらの「最高」「最大」も、NBSの自社製品の中での話です。他社の光美容器と比べた数字ではありません。また、出力の数字が高いほど、ムダ毛ケアの結果がよくなると言い切れるものでもありません。肌の状態や毛の太さに合わせて、レベルを選んで使う前提の数字です。

1.5Jの差って、大きいのかな、小さいのかな。

その差でどう変わるかは、公式にも書かれていないの。だからこの記事では、数字の差だけを伝えるね。強さより、自分に合うレベルを選べるかのほうが大事だよ。
照射の速さ:0.18秒の条件と「従来モデル約2倍」
BIITO PRIMEの公式ページには「照射間隔0.2秒以下・最速0.18秒。従来モデル約2倍のスピードで、全身を淀みなく。」と書かれています。プレスリリースでは、0.18秒に「※最速値。照射間隔は照射レベル・使用環境により異なる場合があります。」と注記されています。
ここでの「従来モデル」が、どの型番を指すのかは公式ページに書かれていません。BiiTo2 CooLと比べて約2倍という意味かどうかは、この記事では決めつけないことにします。
参考までに、正規代理店の製品仕様の表では、BiiTo2 CooLの最大照射スピードは約0.4秒/回、BiiTo2デラックスは約0.3秒/回です。
照射が速いと、広い範囲を同じ時間でケアしやすくなります。ただ、0.18秒は最速値で、照射レベルや使う環境で変わる場合があります。いつもその速さで照射できるわけではない点を覚えておくと安心です。
冷却の数字は並べて比べられない
痛みが気になる人ほど、冷却の数字を見比べたくなるはずです。ただ、2機種の冷却温度は、測り方の条件が違います。
BIITO PRIMEは、公式ページで「照射面最低温度-0.2℃」とされています。注記は「※特定の試験環境下における実測値です。設置環境(室温・湿度等)により照射面温度は変動する場合があります(NBS調べ)。」です。
BiiTo2 CooLは、正規代理店の製品仕様の表で、冷却機能が「約4.4℃まで冷却」とされています。メーカーの公式ページのJeweL冷却の説明には、「※室温24℃、照射面23.1℃時に計測」という測定条件が書かれています。
片方は「特定の試験環境下での最低温度」、もう片方は「代理店の表の値」で、測ったときの条件も示し方も違います。そのため、-0.2℃と約4.4℃を並べて「何℃冷たい」と比べることはしません。
どちらも、照射面にサファイアクリスタルを使ったJeweL冷却です。BIITO PRIMEの公式ページでは、冷却は電源ONで自動で始まると説明されています。
モードの考え方:Autoか、自分で選ぶか
BIITO PRIMEには、肌色センサーが読み取った情報をもとに照射レベルを自動で調整するAutoモードが新しく入りました。自分で選ぶ場合は、High / Mid / Lowの3モード×5段階から選べます。
ただし、公式ページには「※アタッチメント装着時はモード・照射レベルともに手動選択となります。」という注記があります。アタッチメントを付けて細かい部分をケアするときは、自分でレベルを選ぶことになります。
BiiTo2 CooLは、STRONG HAIR(公式ページでは「VIO/ヒゲ/脇の太い毛に」)と、NATURAL HAIR(「腕/脚/顔の細い毛に」)の2モードで、それぞれ8段階の切り替えができます。

段階の数は、CooLのほうが多いんだね。

2モード×8段階で、毛の太さに合わせて細かく選びたい人には分かりやすいね。PRIMEは段階こそ5つずつだけど、Autoに任せられるのが新しいところだよ。
はじめて光美容器を使う人や、毎回レベルを考えるのが面倒な人にはAutoモードが、自分の感覚でレベルを細かく決めたい人には8段階が合いそうです。レベルの選び方は、取扱説明書で確かめてください。
アタッチメント3種と専用アダプターボックス
BIITO PRIMEには、3種類のアタッチメントが付いています。公式ページの説明は次のとおりです。
- アタッチメント S:指先や口まわりなど、細部のピンポイントケアに。
- アタッチメント M:ワキやVラインなど、狙いを定めたいゾーンに。
- フェイシャルアタッチメント FA:近赤外線領域の光でフェイスケアに特化。
プレスリリースでは、フェイシャルアタッチメントFAの光は「900~1200nmの近赤外線領域の光」と説明されています。3種のアタッチメントは、専用アダプターボックスの引き出しにまとめて収納できます。
BiiTo2 CooLには、代理店の表ではアタッチメントの記載がなく、フィルターは1種類のみとされています。細かい部分に当て分けたい人や、顔のケアにも使いたい人にとっては、アタッチメントの有無が大きな違いになります。
BIITO PRIMEは、電源を専用アダプターボックスに内蔵しています。電源コードは本体〜アダプター間が1.5mです。BiiTo2 CooLは、代理店の表でコードの長さが全長2,540mmです。使う場所とコンセントの距離も、選ぶときに見ておきたいポイントです。
照射可能数は30万回と35万ショット
照射できる回数は、BIITO PRIMEが30万回、BiiTo2 CooLが代理店の表で350000ショットです。上位の新モデルのほうが、5万回少なくなっています。
代理店の表では、BiiTo2 CooLの350000ショットについて、「※全身1回4500ショット計算」で77回分と書かれています。BIITO PRIMEについては、全身何回分という公式の計算は示されていません。
照射回数を「全身何回分」で考える方法は、照射回数の寿命を35万・40万・60万発などで比べた記事で詳しく解説しています。全身1回に使うショット数は、使う人や部位で大きく変わる点に注意してください。

新しいほうが回数が少ないのは意外だなあ。

理由は公式に書かれていないけど、回数は少なめなの。家族で何人も使うなら、回数のほうを重く見る考え方もあるね。
安心を支える機能を確かめる
BIITO PRIMEの公式ページでは、「安心を支える、5つの機能。」として次の機能が紹介されています。
- JeweL冷却:照射面を直接冷却。電源ONで自動開始。
- 肌色センサー:肌色を5段階で識別。規定範囲外では照射しない。
- 接触センサー:照射部を360度囲む設計。密着時のみ照射。
- 安全機能:10分間無操作・20分以上の連続照射で電源オフ。
- オート照射:肌に当てるだけで照射。滑らせながらのケアも。
BiiTo2 CooLの公式ページでも、肌色センサー、密着センサー、自動オフ装置、オート照射の4つが紹介されています。肌色がある一定の黒さを越えると照射ができなくなる「肌色感知ストッパー」も搭載されています。
BIITO PRIMEは、接触センサーが照射部を360度囲む設計になり、連続照射の時間にも上限が設けられています。安心を支える機能の考え方は共通で、BIITO PRIMEでは書き方がより具体的になっています。使う前には、取扱説明書の注意事項を必ず確かめてください。
価格と買う場所:正規品の確認も
BIITO PRIMEのメーカー希望小売価格は97,900円(税込)です。BiiTo2 CooLは、正規代理店の通販サイトで63,800円(税込)で、本体価格は58,000円です。
Amazonでは、BIITO PRIMEとBiiTo2 CooLのどちらも商品ページがあります。
楽天市場では、BIITO PRIMEもBiiTo2 CooLも検索結果から販売店を選べます。BiiTo2 CooLは、特典つきのセット品が並ぶこともあります。
BIITO PRIMEを実際に手に取って確かめたい人に向けて、プレスリリースでは、NBSが2026年10月19日〜21日の「Beauty World Japan 大阪」(インテックス大阪)に出展し、BIITO PRIMEの実機体験と即売会を行うと案内されています。
BiiTo2 CooLを使った人の声
BIITO PRIMEは発売されてまだ日が浅いため、ここでは従来モデルのBiiTo2 CooLについて、楽天市場の商品ページに投稿されたレビューを紹介します。いずれもレビュー投稿でブラシがもらえる商品ページのレビューで、個人の感想です。
レベル3〜4で使っている人のレビューには、「照射面がめちゃくちゃ冷えるのでそれでいい感じに誤魔化されてるのかも?」という声がありました。
40代の女性のレビューでは、「毛が密集した箇所は、照射時に少しだけ痛みがありました。ですが、同時に心地よい程度の冷んやり感があり、我慢出来る痛みでした。」と書かれています。同じレビューには、「器具自体の重さ・大きさに関しては、今後の改良を望みます。」という要望もありました。
冷えを感じる声がある一方で、毛が密集した部分では痛みを感じたという声もあります。痛みの感じ方は人によって違います。
ほかの光美容器の冷却や使い心地は、ヤーマンYJEA9Nの口コミの記事やUlike Air 10 Maxの口コミレビューでも紹介しています。
よく聞かれること
BIITO PRIMEとBiiTo2 CooLは、医療機器ですか?
どちらも家庭用の光美容器です。BIITO PRIMEのプレスリリースには、「本製品は医療機器ではありません。永久脱毛を目的とするものではなく、家庭でのムダ毛ケアに使用する光美容器です。」と書かれています。
冷却はBIITO PRIMEのほうが強いのですか?
BIITO PRIMEの照射面最低温度-0.2℃は特定の試験環境下での実測値で、BiiTo2 CooLの約4.4℃は代理店の表の値です。条件が違うため、数字どうしで強い・弱いは比べられません。どちらもサファイアクリスタルを使ったJeweL冷却です。
ヒゲにも使えますか?
BiiTo2 CooLの公式ページでは、STRONG HAIRモードが「VIO/ヒゲ/脇の太い毛に」と紹介されています。BIITO PRIMEは、アタッチメントSが「指先や口まわりなど、細部のピンポイントケアに。」とされています。使える部位と使い方は、取扱説明書で確かめてください。
BIITO PRIMEはアタッチメントを付けてもAutoモードで使えますか?
公式ページには「※アタッチメント装着時はモード・照射レベルともに手動選択となります。」とあります。アタッチメントを付けたときは、モードとレベルを自分で選びます。
BIITO PRIMEは防水ですか?
公式ページの仕様では「防水なし」です。
BiiTo2(デラックス)とはどう違いますか?
代理店の表では、BiiTo2デラックスは最大14J、フィルターの付け替えで顔のケアなどにも使えるモデルで、BiiTo2 CooLのような照射面の直接冷却は付いていません。BiiTo2 CooLとBIITO PRIMEには、JeweL冷却が搭載されています。
おすすめはどっち?決め手を3つに絞る
迷ったときは、次の3つで考えると選びやすくなります。
- 道具の多さ:アタッチメントで部位を当て分けたい、顔のケアにも使いたいならBIITO PRIME
- 照射回数:家族で使うなど回数を重く見るなら、35万ショット(代理店の表より)のBiiTo2 CooL
- 予算:34,100円の差(PRIMEはメーカー希望小売価格、CooLは代理店ストアの価格で、値段の種類は違う)を、Autoモードや速さに払うかどうか
BIITO PRIMEが合うのは、次のような人です。
- AutoモードでレベルをNBSのセンサーに任せたい
- アタッチメントS・M・FAで、口まわりやワキ、顔を使い分けたい
- 照射間隔の速さ(0.2秒以下・最速0.18秒)を重視したい
- アタッチメントを引き出しにまとめて片付けたい
BiiTo2 CooLが合うのは、次のような人です。
- 2モード×8段階で、毛の太さに合わせて細かくレベルを決めたい
- 照射回数の多さ(代理店の表で35万ショット)を重視したい
- 購入費を抑えたい
- アタッチメントがなくても困らない

ぼくはアタッチメントで顔やワキを分けたいから、PRIMEが気になるなあ。
Amazonで探す:AmazonでBIITO PRIMEを見る/AmazonでBiiTo2 CooLを見る
楽天市場で探す:楽天市場でBIITO PRIMEを見る/楽天市場でBiiTo2 CooLを見る
速さと道具を取るか、回数と価格を取るか
BIITO PRIMEとBiiTo2 CooLは、どちらもTHR方式をベースにした光とJeweL冷却を持つ、NBSの家庭用光美容器です。BIITO PRIMEは、最大出力20J、照射間隔0.2秒以下(最速0.18秒)、Autoモード、3種のアタッチメントを足した上位の新モデルです。BiiTo2 CooLは、2モード×8段階と35万ショット(代理店の表)が特徴の従来モデルです。
冷却の温度は、測り方の条件が違うので数字どうしでは比べられません。どちらもサファイアクリスタルで照射面を冷やす仕組みは同じです。
価格の差は34,100円です。ただし、PRIMEはメーカー希望小売価格、CooLは代理店ストアの価格で、値段の種類が違います。速さと道具の多さを取るか、回数と価格を取るか。自分の使い方に合わせて選んでください。光美容器の選び方は、ブラウン シルクエキスパートPro5の比較記事も参考になります。




