EC9255JN-MとEC9155Jの違いを比較|挽き目15段階に2万円足す人、8段階で十分な人

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豆を替えたら、いつもの設定ではエスプレッソが薄い。挽き目を一段細かくすると、今度は苦くて重い。そんな「ちょうど中間」が欲しいとき、新しいラ・スペシャリスタ・アルテ イーヴォ EC9255JN-Mの15段階グラインダーが気になります。

ラ・スペシャリスタ・アルテ EC9155Jは8段階。新型には約5分で抽出するコールドブリューも加わりました。ただし、15段階を選べば自動でおいしくなるわけではありません。 豆を替えながら味を調整し、夏には冷たいコーヒーをよく飲む人に新型がおすすめです。エスプレッソと手作りラテを楽しむことが中心なら、旧型で十分です。

デロンギ公式ストアの表示価格は、新型148,000円、旧型128,000円で2万円差。何が増え、何が変わらないのか。毎日の一杯に落とし込んで比べます。

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商品情報取得:2026/09/21 11:41〜2026/09/21 13:40

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2万円差を考える前に、どこまで自分で淹れたい?

どちらも豆を挽けるセミオート式です。豆を入れてボタンを押せば、ミルクまで全自動で仕上がる機械ではありません。粉をならして押し固める「タンピング」、抽出、ミルクのスチームを自分の手で進めます。コーヒーを淹れる工程そのものを楽しみたい人向けのシリーズです。

最初に分けたいのは、完成した一杯を手早く飲みたいのか、豆ごとに味を合わせたいのか。前者なら、15段階を使い切れないかもしれません。毎朝同じ豆でカフェラテを作るなら、旧型の8段階でも調整できます。浅煎りと深煎りを行き来し、抽出の流れを見ながら挽き目を詰めたいなら、新型の細かな刻みが役立ちます。

朝の時間が足りない人にも注意が必要です。約5分は新型のコールドブリュー抽出時間の目安で、豆を量る、挽く、片づける時間をすべて含むわけではありません。「5分後には洗い物まで終わる」と期待して買う機種ではないでしょう。

EC9255JN-MとEC9155Jの違いを一覧で比較

比較項目EC9255JN-MEC9155J
シリーズラ・スペシャリスタ・アルテ イーヴォラ・スペシャリスタ・アルテ
グラインダーコーン式・15段階コーン式・8段階
コールドブリュー約5分の専用メニュー非対応
エスプレッソ・アメリカーノ対応対応
ミルクスチームMy LatteArtMy LatteArt
粉量・抽出量などの調整対応対応
抽出温度3段階3段階
タンパー・ミルクジャグ付属付属
本体寸法幅285×奥行370×高さ400mm幅285×奥行370×高さ400mm
タンク容量1.7L1.7L
公式ストアの表示価格148,000円128,000円
発売2026年10月1日予定。公式ストアなどで先行販売2024年発売

仕様はデロンギの新型発表新型製品ページ旧型製品ページなどで確認しました。価格は2026年9月18日時点の公式ストア表示です。販売店や色、キャンペーンで支払額は変わります。

旧型にはブラックメタルの「EC9155J-B」とホワイトの「EC9155J-W」があります。記事の商品カードには正式型式のEC9155J-Bを記載しました。販売ページで色を選ぶ際は、末尾の型式まで確認してください。

15段階グラインダーが効くのは、豆を替えて「惜しい味」になったとき

旧型もコーン式グラインダーを内蔵し、挽き目は8段階から選べます。さらに抽出温度、抽出量、蒸らし時間も調整できるので、旧型を「味を調整できないマシン」と扱うのは誤りです。旧型の公式説明にも、8段階の粒度設定と3段階の温度設定が載っています。

新型の15段階は、調整できる位置が増える変更です。同じ豆でも挽き目を変えると、お湯が粉を通る速さや味の出方が変わります。8段階のある位置では薄く、隣では重すぎる。そんなとき中間の設定を試せるのが新型の利点です。

初心者こそ「15段階=15倍おいしい」と考えない

エスプレッソの味は挽き目だけで決まりません。粉の量、タンピングの均一さ、抽出量、豆の鮮度も影響します。初めて淹れる人が一杯ごとにすべての設定を変えると、良くなった理由も悪くなった理由も分かりにくくなります。

最初は一種類の豆を使い、粉量と抽出量をそろえ、挽き目を一段ずつ試す。調整を記録するくらい楽しめるなら、15段階を選ぶ意味があります。そこまで手を掛けず「挽きたてのラテがおいしければ満足」なら、旧型の8段階で始めるほうが費用を抑えられます。

浅煎りと深煎りを頻繁に替える人も、調整の幅を使いやすいでしょう。ただし新型ならどんな豆も理想の味にできる、とは約束できません。豆や抽出技術との組み合わせで味が決まります。発売前の段階で両機の同一条件による実測の味の差も確認できません。

ボトムレスフィルターは新型だけの特典ではない

デロンギは新型と同時に、抽出の様子を下から見られる別売のボトムレスポルタフィルター「DLSC085」を発表しました。粉の偏りなどでお湯が一部だけを通る「チャネリング」を見つけやすくする道具です。メーカー発表では、DLSC085は旧型EC9155Jにも対応すると明記されています。

ボトムレスフィルターを使いたいから新型を買う必要はありません。新型本体の標準付属品にも含まれず、購入先や時期によっては発売記念特典として付く、という扱いです。特典が残っているかは注文前に確認してください。抽出を観察する道具と、挽き目を細かく変えられる本体機能は分けて比べましょう。

約5分のコールドブリューは、氷で冷やすエスプレッソとどう違う?

EC9255JN-Mには、デロンギ独自のコールド エクストラクション テクノロジーを使ったコールドブリューの専用メニューがあります。公式発表は、通常は長時間かかる水出しコーヒーを約5分で抽出すると説明しています。前夜に仕込まなくても、飲みたいときに冷たい一杯を作れるのが魅力です。

旧型にもアイスコーヒーの作り道はあります。エスプレッソを抽出して氷へ注げば、冷たい一杯になります。ただし熱いコーヒーを急冷する方法と、専用メニューのコールドブリューは抽出方法が異なります。どちらが好みかは実際に飲まないと決められません。

夏でもエスプレッソを氷で割った濃い味が好きなら、旧型で十分です。すっきりした冷たいコーヒーを週に何度も飲み、前日に水出しを準備するのは続かない人には新型がおすすめです。「約5分で12時間抽出とまったく同じ味になる」と受け取らず、新しいメニューとして期待しましょう。

コールドブリューを主目的に、グラインダー内蔵までは必要ないなら、同じデロンギのEC890JとEC885Jの比較も参考になります。そちらは豆挽き機を内蔵しないデディカ系なので、マシン本体だけの価格ではなく、必要なら別のグラインダー代も含めて比べてください。

ラテアートとエスプレッソが目的なら、旧型にも道具がそろう

両機に「My LatteArt」フロッサーがあり、ミルクを自分でスチームできます。タンパー、ミルクジャグ、タンピングガイドなども付属します。旧型でも豆挽きから粉を押し固め、エスプレッソを抽出し、カプチーノを仕上げる流れを楽しめます。

ミルクの泡はマシン任せで自動注入されるわけではありません。泡の細かさやラテアートの線は、ミルク量、蒸気の当て方、注ぎ方の練習で変わります。ラテアートが目的なら、15段階のグラインダーを買い替え理由にするより、スチームの練習を続けやすいか考えたほうが後悔しにくいでしょう。

温かいメニュー中心ならEC9155Jがおすすめです。2万円を豆やミルク、練習に使えます。別の器具と比べる場合も、グラインダーを最初から内蔵する点を忘れずに。手動の抽出を試したいが豆挽き機はまだ持っていない人には、旧型も一式をそろえやすい候補です。

買ってから残る作業は、両方ほぼ同じ

新型はメニューが増えても、自動洗浄まで含めて全自動になったわけではありません。抽出後にはフィルターのコーヒー粉を捨て、ミルクをスチームした後はノズルを拭きます。新型のメーカー発表も、日々の手入れとして粉の除去とノズルの拭き取りを挙げています。水の状態や使用状況に応じた除石灰など、取扱説明書に沿った定期的な手入れも必要です。

置き場所にも目を向けましょう。両機の公表寸法は幅285×奥行370×高さ400mm。左右の幅だけで置けると判断せず、豆を入れる上部、水タンクを扱う場所、フィルターホルダーを着脱する前方、ミルクジャグを動かす横の余白を想像してください。狭い棚に押し込むと、せっかくの調整やスチームが面倒になります。

朝の支度中に毎日一杯だけ飲みたい人には、豆挽き、タンピング、ミルクの手作業を負担に感じる場合もあります。グラインダーの段階が増えても、この流れは省けません。手を動かす時間が楽しみなら新旧とも候補。ボタン一つで完結したいなら、全自動コーヒーマシンの比較記事も見て、機種の種類から選び直すのがおすすめです。

公式2万円差を、使う回数に置き換えて考える

デロンギ公式ストアの2026年9月18日時点の表示は、新型148,000円旧型128,000円。表示差は2万円ですが、販売店の価格やポイントで実際の差は変わります。購入ボタンを押す直前に、同じ新品・同じ保証条件で比較してください。

1年のうち冷たいコーヒーを作るのが数回なら、コールドブリュー機能のためだけに2万円を足す必要はありません。豆を替えるたび8段階では調整が足りず、夏は専用の冷たい一杯を頻繁に淹れるなら、二つの追加機能を使えます。差額の判断は「いつか使うかも」ではなく、今の一週間に何回出番があるかで決まります。

ラテアートだけが目的なら、両機に必要なスチームと道具がそろっています。反対に、新型を買ったあとも挽き目を固定したまま、コールドブリューを使わなければ、上乗せした2万円は味に自動で返ってきません。豆を試す時間と、冷たい一杯を飲む習慣を買うかどうかが分かれ目です。

EC9255JN-Mがおすすめな人

豆の産地や焙煎度を替えながら挽き目を詰めたい人、夏にコールドブリューを頻繁に飲む人にはEC9255JN-Mがおすすめです。自分でタンピングやミルクスチームをするのが好きなら、調整範囲の広さを楽しめます。

新型は2026年10月1日発売予定ですが、公式オンラインストアと一部直営店では先行販売が案内されています。先行特典のボトムレスフィルターは数量限定で、販売店の注文には自動で付くわけではありません。付属品・在庫・配送日を確認して購入してください。

EC9155Jがおすすめな人

エスプレッソとカプチーノを中心に作り、ラテアートを練習したいならEC9155Jで十分です。8段階の豆挽き、温度や抽出量の調整、My LatteArtフロッサーを備えています。冷たいコーヒーは氷で急冷したエスプレッソで満足できる人にも合います。

旧型は色によって「EC9155J-B」「EC9155J-W」と型式が異なります。購入ページで型番と色、付属品、新品か中古かを確認しましょう。使わない機能のために上乗せするより、気に入った豆を試す楽しみに予算を回せます。

よくある質問

EC9255JN-Mならラテアートが自動でできますか?

いいえ。新旧ともMy LatteArtフロッサーでミルクを自分でスチームし、カップへ注ぎます。新型の15段階グラインダーは豆の挽き目を細かく調整するための変更で、ミルクの注入を自動化する機能ではありません。

EC9155Jでも冷たいコーヒーは作れますか?

エスプレッソを氷で冷やしたアイスコーヒーは作れます。ただし、旧型にコールドブリューの専用メニューはありません。抽出方法の違う冷たい一杯を手早く作りたいなら新型です。

ボトムレスポルタフィルターは新型の付属品ですか?

通常の標準付属品には含まれません。別売のDLSC085は、デロンギの発表では新型と旧型の両方に対応します。発売時の数量限定特典を利用したい場合は、注文先と在庫を確認してください。

15段階に増えれば、8段階の旧型より必ずおいしくなりますか?

必ずではありません。15段階は挽き目を細かく試せる利点です。豆、粉量、タンピング、抽出量も味に影響します。同じ豆で満足のいく一杯を淹れられているなら、段階数を増やすだけで味が上がるとは言えません。

まとめ|豆を試し、冷たい一杯も淹れるなら新型。温かいラテ中心なら旧型

EC9255JN-Mが増やしたのは、15段階の挽き目調整と約5分のコールドブリュー。旧EC9155Jにもグラインダー、エスプレッソ抽出、My LatteArtフロッサー、抽出温度などの調整があります。豆挽きからミルクまで手を動かす楽しさは、旧型でも得られます。

豆を替えながら味を詰め、夏も冷たいコーヒーを繰り返し作るなら新型がおすすめです。温かいエスプレッソやラテが中心なら旧型で十分。販売店の価格差と保証、旧型の色別型式を確認し、普段の一杯に合うほうを選んでください。

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