Ankerの完全ワイヤレスイヤホン「Libertyシリーズ」に、新しい「Anker Liberty Buds 2」が加わりました。耳に当たる部分を小さくし、片耳約4.7gとシリーズで最も軽く仕上げながら、ウルトラノイズキャンセリング 4.0とAIチップ「Thus」を搭載したモデルです。
一方の「Soundcore Liberty 5」は、ウルトラノイズキャンセリング 3.5とLDAC、Soundcoreの完全ワイヤレスイヤホンで初めてのバスレフ構造を備えた人気モデルです。どちらもAnkerのLibertyシリーズで、LDACやマルチポイントなど共通する機能も多いため、どちらを選ぶか迷う人も多いはずです。
この記事では、Anker Japan公式サイトの製品ページと仕様をもとに、Liberty Buds 2とLiberty 5の違いを整理します。実際に聴き比べたレビューではなく、公式情報にもとづく比較です。結論から言うと、「本体の形と小ささ」「ノイズキャンセリングと通話」「バッテリー持ち」「操作の方法」が選ぶときのポイントです。

名前が似ているけど、Liberty Buds 2はLiberty 5の後継なの?

後継というより、小さくて軽い方向に作られた新しいモデルだね。ノイズキャンセリングは新しい4.0になっているよ。
Liberty Buds 2とLiberty 5の違いを一覧で比較
まずは、Anker Japan公式サイトに載っている主な仕様を並べます。
| 項目 | Anker Liberty Buds 2 | Soundcore Liberty 5 |
|---|---|---|
| 発売 | 2026年10月 | 2025年5月 |
| ノイズキャンセリング | ウルトラノイズキャンセリング 4.0 | ウルトラノイズキャンセリング 3.5 |
| 本体の操作 | タッチ操作 | 感圧操作(本体をつまむ) |
| 重さ(片耳) | 約4.7g(シリーズ最軽量) | 約5.2g |
| 重さ(ケース込み) | 約49.5g | 約59g |
| ドライバー | 9.2mmダイナミックドライバー+デュアル低音増強ダクト | 9.2mmダイナミックドライバー+デュアル低音増強ダクト(Soundcore初のバスレフ構造) |
| コーデック | SBC、AAC、LDAC | SBC、AAC、LDAC |
| 通話マイク | 6基のマイク+骨伝導センサー | 6基のマイク |
| 再生時間(通常) | 本体12時間/ケース込み46時間 | 本体12時間/ケース込み48時間 |
| 再生時間(ノイキャン) | 本体7時間/ケース込み27時間 | 本体8時間/ケース込み32時間 |
| ワイヤレス充電 | 対応 | 対応 |
| マルチポイント | 対応(2台) | 対応(2台) |
| 防塵・防水 | IP55 | IP55 |
| Bluetooth | 6.1 | 5.4 |
| 付属のイヤーチップ | 5サイズ+イヤーウィング3サイズ | 6サイズ |
Liberty Buds 2は2026年10月、Liberty 5は2025年5月に発売されたモデルです。ドライバーの大きさと低音を強める2本のダクト、LDAC対応、IP55の防塵・防水、マルチポイント、ワイヤレス充電は共通しています。違うのは、本体の形とケースの大きさ、ノイズキャンセリングの世代、通話のしくみ、バッテリー持ち、操作の方法、Bluetoothのバージョンです。
ひとことで言うと、Liberty Buds 2は「丸型で小さく軽く、ノイキャンと通話を新しくしたモデル」、Liberty 5は「スティック型で、少し長いバッテリー持ちと急速充電が強みのモデル」です。
デザインと着け心地の違い|片耳約4.7gの小ささ
本体の形|丸型とスティック型
いちばん見た目に違うのが本体の形です。Liberty Buds 2は、耳への収まりがよい丸型デザインです。耳の穴のまわりに本体がすっぽり収まるので、耳から大きくはみ出しにくく、Ankerはアクセサリーと一緒に使っても邪魔になりにくいと案内しています。
Liberty 5は、本体から軸が下に伸びるスティック型です。軸の部分をつまんで操作するので、着けたまま操作する場所がわかりやすいのが良いところです。横になって枕に耳をつけたときや、帽子やマスクのひもとの当たり方は、形によって感じ方が変わります。丸型の小ささを取るか、スティック型の扱いやすさを取るかで選ぶのもひとつの方法です。
本体の大きさと重さ
Liberty Buds 2は、耳に当たる部分の体積をLiberty 5より約41パーセント小さくしました。人間工学にもとづいた形で、耳への圧迫感を減らし、小さな耳にもフィットしやすいとされています。
重さは片耳約4.7gで、Ankerによると、記事作成時点で販売されているLibertyシリーズの中で最も軽いモデルです。Liberty 5は片耳約5.2gなので、約0.5gの差があります。数字は小さく見えますが、長い時間着けるイヤホンでは、軽さと小ささが疲れにくさにつながります。
イヤーウィングとイヤーチップ
Liberty Buds 2には、3サイズのイヤーウィングが付属します。耳のくぼみに引っかけて支えるパーツで、小さな本体でも安定した着け心地をめざしています。イヤーチップは5サイズです。
Liberty 5はイヤーウィングがない代わりに、イヤーチップが6サイズ付属します。耳の穴に合わせて細かく選べるのがLiberty 5の良いところです。
ケース
ケース込みの重さは、Liberty Buds 2が約49.5g、Liberty 5が約59gです。Liberty Buds 2のケースは約60×23×32mmの細長い形、Liberty 5のケースは約57×57×28mmの四角い形です。ポケットに入れて持ち歩くことが多い人には、軽いLiberty Buds 2のケースが便利です。カバンの小さなポケットに入れたいときも、細長いケースのほうが収まりやすいでしょう。

私は耳が小さくて、イヤホンが痛くなりやすいんだよね。

それならLiberty Buds 2の小ささは大きなポイントだね。イヤーウィングで支えられるのも安心だよ。
本体の操作
操作の方法も違います。Liberty Buds 2はタッチ操作で、Anker Soundcoreアプリからタッチの感度を調整できます。着けたり位置を直したりするときにタッチ部分に触れてしまわないよう、ロゴの近くを避けて持つように案内されています。
Liberty 5は、イヤホンの側面を軽くつまんで操作する感圧センサーを採用しています。Ankerは、つまむだけで操作でき、誤ったタップ操作から解放されると案内しています。タッチの手軽さを取るか、つまむ操作の確実さを取るかも、選ぶときのポイントです。
ノイズキャンセリングと通話の違い
ノイズキャンセリング
Liberty Buds 2は、ウルトラノイズキャンセリング 4.0を搭載しています。Anker独自開発のAIチップ「Thus」と6基のマイクで、さまざまなノイズをより高い精度で処理します。Ankerによると、Thusは従来モデルのLiberty 4 Proのチップと比べて、ノイズキャンセリング処理で最大150倍のAI演算性能を持つとされています。
Liberty 5は、ウルトラノイズキャンセリング 3.5です。Liberty 4のウルトラノイズキャンセリング 2.0から進化したもので、周りの環境に合わせて静けさを保つ機能です。Liberty 5のノイズキャンセリングについては、Soundcore Liberty 5とLiberty 4 Proを比べた記事でもくわしく紹介しています。
外音取り込み
Liberty Buds 2は、イヤホン本体のタッチ操作で、ノイズキャンセリングから外音取り込みモードに切り替えられます。イヤホンを外さずに、周りの音をより自然に聞けるのが特長です。駅のアナウンスやレジでの会話のときに便利です。
通話性能
通話では、Liberty Buds 2がThusと6基のマイクに加えて、骨伝導センサーを搭載しています。骨を伝わる自分の声を拾うことで、空港や駅のような騒がしい場所でも、自分の声だけをはっきり相手に届けるしくみです。
Liberty 5も6基のマイクで通話の声をクリアにする設計ですが、骨伝導センサーはありません。外で電話やオンライン会議に出ることが多い人は、Liberty Buds 2の通話性能に注目するとよいでしょう。
音質とバッテリー・接続の違い
音質
ドライバーは、どちらも9.2mmのダイナミックドライバーです。どちらも高音質コーデックのLDACに対応し、従来のコーデックと比べて約3倍の情報量を送れます。Dolby Audioにもどちらも対応しています。LDACを使うときは、Anker Soundcoreアプリで機能をオンにします。
低音の作りは、2つのモデルでよく似ています。Liberty 5は、Soundcoreの完全ワイヤレスイヤホンとして初めてバスレフ構造を採用したモデルで、内部の2本のダクトで低音の響きを高めます。Liberty Buds 2も、仕様に「デュアル低音増強ダクト」と書かれており、同じように2本のダクトで低音を支える作りです。公式の情報からは、どちらかの低音がはっきり上と言える差は読み取れません。音の好みは、アプリのイコライザーでも合わせられます。
Liberty Buds 2は、HearID 5.0で聴こえ方を診断するだけで、自分に合ったイコライザーを作れます。Liberty 5も、Anker Soundcoreアプリで高音や低音の音質を好みに合わせて調整できます。どちらも、LDACを使いながら2台までのマルチポイント接続ができます。Liberty 5は、LDACやDolby Audioとマルチポイントを併用できると案内されています。
バッテリー
通常の再生時間は、どちらもイヤホン本体で最大12時間です。ケース込みでは、Liberty Buds 2が最大46時間、Liberty 5が最大48時間です。ノイズキャンセリングをオンにすると、Liberty Buds 2が本体で最大7時間、ケース込みで最大27時間、Liberty 5が本体で最大8時間、ケース込みで最大32時間になります。
ノイズキャンセリングを使う時間が長い人は、Liberty 5のほうが少し長く使えます。Liberty 5は、10分の充電で最大5時間再生できる急速充電にも対応しています。どちらもワイヤレス充電に対応しているので、置くだけで充電できます。
接続
どちらも2台の機器に同時に接続できるマルチポイントに対応しています。スマートフォンとパソコンを自動で切り替えられるので、仕事と音楽を行き来する人に便利です。Bluetoothのバージョンは、Liberty Buds 2が6.1、Liberty 5が5.4です。

通勤でずっとノイキャンを使うなら、電池持ちも気になるな。

片道1時間くらいなら、どちらも十分だよ。長いフライトなどで使うなら、Liberty 5のほうが少し安心だね。
使う場面で選ぶならどっち?
通勤・通学
電車やバスでの通勤・通学では、ノイズキャンセリングの性能と着け心地の両方が大切です。新しいウルトラノイズキャンセリング 4.0と軽い本体を持つLiberty Buds 2は、毎日の移動で使いやすいモデルです。駅のアナウンスを聞きたいときは、タッチ操作で外音取り込みにすぐ切り替えられます。
在宅ワークやオンライン会議
長い時間のオンライン会議では、耳が痛くなりにくいことと、声がはっきり届くことが大切です。小さくて軽く、骨伝導センサーで自分の声を拾うLiberty Buds 2は、会議が多い人に向いています。どちらもマルチポイントでパソコンとスマートフォンを切り替えられます。
音楽をじっくり楽しむとき
好きな音楽を高音質で楽しみたいなら、どちらも候補になります。2つとも9.2mmのドライバーと2本の低音増強ダクトを備え、LDACにも対応しています。どちらもLDACを使いながら2台までマルチポイントで接続できるので、音質を大切にしながらスマートフォンとパソコンをつないでおけます。音の差よりも、着け心地や操作の好みで選ぶとよいでしょう。
長い移動や旅行
飛行機や新幹線での長い移動では、ノイズキャンセリングをオンにしたままの再生時間が気になります。ケース込みで最大32時間使えるLiberty 5のほうが、少し余裕があります。荷物を軽くしたい人には、ケースが軽いLiberty Buds 2も便利です。
Liberty Buds 2がおすすめな人
- 耳が小さく、イヤホンの圧迫感が苦手な人
- 片耳約4.7gの軽いイヤホンで、長い時間でも疲れにくくしたい人
- 新しいウルトラノイズキャンセリング 4.0を使いたい人
- 騒がしい場所での電話やオンライン会議が多く、骨伝導センサーの通話性能がほしい人
- ポケットに入れやすい軽いケースがほしい人
Liberty Buds 2は、小ささと軽さに、新しいノイズキャンセリングと通話性能を組み合わせたモデルです。イヤホンの着け心地に悩んでいた人にとって、選びやすい1台です。
Liberty 5がおすすめな人
- スティック型のイヤホンが好きで、耳から出た軸をつまんで操作したい人
- ノイズキャンセリングをオンにしたまま、少しでも長く使いたい人
- 10分で最大5時間再生できる急速充電を使いたい人
- 6サイズのイヤーチップから、耳に合うものを細かく選びたい人
- 発売から時間がたったモデルを、在庫やセールで選びたい人
Liberty 5は、LDACと2本の低音増強ダクトを備えた、音楽をしっかり楽しめるモデルです。ノイズキャンセリングも十分な性能があり、電池持ちと急速充電に余裕があります。もっと上のモデルも気になる人は、Soundcore Liberty 5 Pro MaxとLiberty 5 Proの比較記事も参考にしてください。
Liberty Buds 2とLiberty 5のよくある質問
iPhoneでもLDACは使えますか?
LDACは、対応するAndroidスマートフォンなどで使えるコーデックです。iPhoneで使うときは、どちらのモデルもAACで接続されます。LDACを使うときは、Anker Soundcoreアプリで機能をオンにしてください。
運動しながら使えますか?
どちらもIP55の防塵・防水規格に対応しているので、汗をかく運動や小雨の中でも使いやすいモデルです。Liberty Buds 2は付属のイヤーウィングで耳に固定しやすく、動きの多い運動でも外れにくいように工夫されています。
仕事のパソコンとスマートフォンを両方つなげますか?
どちらもマルチポイント接続に対応しているので、パソコンとスマートフォンの2台に同時につなげます。パソコンでオンライン会議をしながら、スマートフォンへの着信にもすぐに出られます。会議が多い人は、骨伝導センサーで声を拾うLiberty Buds 2の通話性能も心強いポイントです。
カラーはどれを選べますか?
Liberty Buds 2は、ミッドナイトブラック、パールホワイト、グレイッシュパープルの3色です。Liberty 5は、ミッドナイトブラック、パールホワイト、ディープブルー、アプリコットピンク、シャンパンゴールドの5色から選べます。
まとめ|丸型の小ささと通話ならLiberty Buds 2、スティック型と電池持ちならLiberty 5
Anker Liberty Buds 2は、耳に当たる部分をLiberty 5より約41パーセント小さくし、片耳約4.7gとシリーズで最も軽くしたモデルです。ウルトラノイズキャンセリング 4.0とAIチップ「Thus」、骨伝導センサーによる通話性能も新しくなっています。
Soundcore Liberty 5は、スティック型の形と感圧操作、ノイズキャンセリング使用時の少し長いバッテリー持ち、急速充電が強みです。低音を強める2本のダクトやLDACは、どちらにも共通しています。丸型の小ささ、着け心地、通話を重視するならLiberty Buds 2、スティック型の操作感と電池持ちを重視するならLiberty 5が選びやすいでしょう。購入前には、販売ページでモデル名とカラーを見比べてください。

私は耳が小さいし電話も多いから、Liberty Buds 2が合いそう。

うん、ぴったりだと思うよ。イヤーウィングとイヤーチップを合わせて、自分に合う着け心地を探してみてね。




