ダイソンから、自動ゴミ収集ドックが付いたコードレス掃除機「Dyson V10 Optic + Auto-empty Dok」が登場しました。ダイソンの発表によると、日本での発売は2026年10月15日で、価格はオープンです。ダイソンにとって初めての、自動ゴミ収集ドック付きのコードレスクリーナーです。
掃除機本体をドックに戻すたびに、クリアビンのゴミがドック内の密閉型ダストバッグへ自動で吸い込まれます。ドックは充電台とツールの収納も兼ねていて、最大60日分のゴミをためられるとされています。ロボット掃除機ではおなじみの仕組みを、スティック掃除機に取り入れた製品です。
この記事では、ダイソンのプレスリリースと、ダイソン公式ストア(楽天市場店)の商品ページをもとに、何が便利になるのか、どんな人に向いているのか、置き場所や消耗品の注意点を整理します。

スティック掃除機のゴミ捨てって、ホコリが舞うのがいやなんだよね。

そこを解決するのがこのドックなんだ。戻すだけでゴミを吸い取ってくれるから、毎回ゴミ箱の上でクリアビンを開けなくてよくなるよ。
V10 Optic + Auto-empty Dokの主な仕様
ダイソンのプレスリリースに載っている仕様をまとめます。掃除機本体とドックを分けて紹介します。
| 項目 | Dyson V10 Optic(掃除機本体) |
|---|---|
| 発売日 | 2026年10月15日 |
| 価格 | オープン価格 |
| 本体サイズ | 250×1,150×210mm |
| 本体質量 | 2.3kg |
| フィルター性能 | HEPAフィルターで0.1ミクロンの微細な粒子を99.99%捕集 |
| 運転時間 | 最長60分(モーター駆動ではないツール、標準モード) |
| モード | 標準/強/ブースト |
| 容量 | 0.54L(クリアビン) |
| 付属品 | Fluffy Opticクリーナーヘッド、ミニモーターヘッド、隙間ノズル |
| 項目 | Dyson Auto-empty Dok(ドック) |
|---|---|
| 本体サイズ | 292×337×1,206mm |
| 本体質量 | 7.2kg |
| フィルター性能 | HEPAフィルターで0.1ミクロンの微細な粒子を99.99%捕集 |
| 容量 | 2.5L(密閉型ダストバッグ2個入り) |
| 収納 | 掃除機本体の付属ツール3点 |
| 互換性 | Dyson V10 Optic |
ダイソン公式ストア(楽天市場店)では、69,850円で販売されていました(期間限定のポイントアップ中の価格)。販売店や時期によって価格は変わるので、購入前に見比べると安心です。
自動ゴミ収集ドックでできること
戻すだけでクリアビンが空になる
掃除が終わって本体をドックに戻すと、クリアビンの中のゴミがドック内のダストバッグへ自動で集められます。クリアビンを開けてゴミ箱に捨てる作業がなくなるので、ホコリが舞い上がったり、手が汚れたりする場面が減ります。
ダイソンのフロアケア新製品開発責任者は、掃除機のゴミ捨てについて「ホコリが舞い上がる、残ってしまうなどの課題から、面倒で不便だと感じることもあります」とコメントしています。まさにこの不満を解決するための製品です。
ゴミ捨ては最大60日分ごと
ドック内の密閉型ダストバッグは容量2.5Lで、最大60日分のゴミをためられるとされています。これはダイソンの自社試験の結果で、実際の期間は掃除の頻度、ゴミの種類や量、床材によって変わります。ペットの毛が多い家や、毎日広い範囲を掃除する家では、交換の間隔は短くなると考えておきましょう。
ゴミを移すときもHEPAで閉じ込める
ドックにも密閉されたHEPAフィルターが搭載されています。掃除機からダストバッグにゴミを移すときも、0.1ミクロンの微細な粒子を99.99%閉じ込めて、きれいな空気を排出するとされています。花粉やハウスダストが気になる人にとっては、ゴミ捨ての瞬間まで気を配った設計といえます。
充電とツールの収納も兼ねる
ドックは掃除機本体の充電台でもあり、付属ツール3点を収納できます。壁にブラケットを取り付けなくても、ドックに立てておくだけで充電とツールの片づけが済みます。賃貸で壁に穴を開けたくない人にもうれしい点です。

戻す、充電する、ツールをしまう、ゴミを捨てる。これを1か所でまとめてできるのがドックの便利さなんだ。

掃除機の置き場所がひとつに決まると、出しっぱなし感も減りそうだね。
毎日の使い方の流れ
ドックがあると、掃除の流れは次のようにシンプルになります。かでくらによる整理です。
- ドックから本体を取り、使うツールを付ける
- 床はFluffy Opticクリーナーヘッドで、緑色のLEDで照らしながら掃除する
- ソファや棚のすき間は、ドックに収納しているミニモーターヘッドや隙間ノズルに付け替える
- 終わったら本体をドックに戻す(ゴミの収集と充電が始まる)
- ダストバッグがいっぱいになったら、バッグごと交換する
従来のスティック掃除機では、掃除のたびにクリアビンを外してゴミを捨て、充電ケーブルをつなぐ必要がありました。この2つの手間がなくなるだけでも、掃除機を手に取る心理的なハードルはかなり下がります。
掃除機本体の特徴
緑色のLEDでホコリを浮かび上がらせる
クリーナーヘッドには、緑色の高性能LEDを搭載したFluffy Opticクリーナーヘッドを採用しています。床すれすれを照らすことで、目に見えにくいホコリを浮かび上がらせ、取り残しを防ぎます。ダイソンは、効果は使う場所の光やゴミの種類、床のタイプによって変わると注記しています。
124,000回転のモーターと15個のサイクロン
毎分最大124,000回転するデジタルモーターと、Root Cycloneテクノロジーを搭載しています。15個のサイクロンがゴミやホコリを気流から分離し、吸引力が落ちにくい設計です。ダイソンは、2026年9月時点で日本で販売中のダイソンのコードレスクリーナーと比べて最高クラスの吸引力だとしています。
5段階の捕集とHEPAフィルター
製品全体で5段階にわたって微細な粒子やゴミを捕集する設計で、高い密閉性により、HEPAフィルターで0.1ミクロンの粒子を99.99%捕集します。排気のきれいさを重視する人にとって、安心材料になる仕様です。
運転時間は最長60分
高性能の7セルリチウムイオンバッテリーを搭載し、運転時間は最長60分です。ただしこれは、モーター駆動ではない付属ツールを標準モードで使ったときの値です。強モードやブーストモード、モーターヘッドを使うと、運転時間は短くなります。広い家を一度に掃除する場合は、標準モードを中心に使うと長持ちします。
3つのモードの使い分け
モードは標準、強、ブーストの3つです。普段のフローリングやラグの掃除は標準モードで、玄関マットや食べこぼしが多いダイニングの下など、ゴミが集まりやすい場所だけ強やブーストに切り替えると、運転時間を無駄にせずに済みます。かでくらの考える使い分けとしては、まず標準で家全体をひと通り掃除し、気になる場所だけ強いモードで仕上げる流れがおすすめです。
購入前に知っておきたい注意点
ドックの置き場所を先に決める
ドックは292×337×1,206mm、7.2kgあります。高さは約1.2mで、床に約30cm四方のスペースが必要です。充電のためのコンセントも近くに必要になります。リビングの隅や廊下の収納前など、置き場所とコンセントの位置を先に決めておきましょう。
ダストバッグは消耗品
付属するダストバッグは2個です。使い切ったあとは、別売りの交換用ダストバッグ(3個入り)を購入します。紙パック式の掃除機と同じように、ランニングコストがかかる点は頭に入れておきましょう。
コンセントの位置と動線
ドックは充電台を兼ねるので、置く場所の近くにコンセントが必要です。掃除を始める部屋に近い場所や、掃除機を取り出しやすい動線上に置くと、出し入れの手間がさらに減ります。設置スペースの床が傾いていないかも、あわせて見ておきましょう。
ドックが使えるのはV10 Opticだけ
ドックの互換性はDyson V10 Opticとされています。手持ちのほかのダイソン掃除機をこのドックに立てて使う、という使い方は想定されていません。
価格は「手間を減らす代金」と考える
ドックが付く分、クリアビンだけのスティック掃除機より価格は高くなります。ゴミ捨ての回数が減ること、充電台と収納が一体になること、ゴミを移すときにもHEPAフィルターを通ることに、どれだけ価値を感じるかで判断しましょう。ゴミ捨てが苦にならない人にとっては、ドックのない機種のほうが満足度は高いかもしれません。
本体は2.3kg
掃除機本体の質量は2.3kgです。軽さを最優先にするなら、より軽いスティック掃除機も候補になります。ダイソンの軽量モデルについては、かでくらのDyson Digital SlimとV8 Slimの比較も参考にしてください。
V10 Optic + Auto-empty Dokのよくある質問
ロボット掃除機の自動ゴミ収集と何が違う?
ロボット掃除機は掃除そのものを任せられますが、段差や家具の脚まわり、ソファの上などは苦手です。この製品は自分で掃除する手間は残る一方、狭い場所や高い場所、布製品まで掃除でき、ゴミ捨てと充電の手間だけを減らせます。すでにロボット掃除機を使っている家なら、手の届かない場所を補う2台目としても役割がはっきりします。
ソファや車の中にも使える?
付属のミニモーターヘッドや隙間ノズルに付け替えれば、ソファや布製品、家具のすき間の掃除に使えます。ダイソン公式ストア(楽天市場店)の商品名にも、ハンディクリーナーとして使える旨が含まれています。車内で使う場合は、ドックから離れて使うことになるので、終わったらドックに戻してゴミを収集させましょう。
水拭きはできる?
V10 Optic + Auto-empty Dokは、吸引で掃除するコードレス掃除機です。水拭きをしたい場合は、別の製品を組み合わせます。なお、ダイソンは2026年10月16日に、水拭き掃除機「Dyson W1 PencilWash+Dok」の日本発売も発表しています。
ゴミが多い家では、どれくらいで交換になる?
ダイソンが示す最大60日分は自社試験の結果で、条件によって変わります。ペットの毛や砂ぼこりが多い家、毎日家じゅうを掃除する家では、60日より早く交換時期が来ると考えておくのが現実的です。交換用のダストバッグは3個入りで販売されているので、最初に多めに用意しておくと慌てずに済みます。
V10 Optic + Auto-empty Dokがおすすめな人
先に結論を言うと、次のような人に向いています。
- クリアビンのゴミ捨てでホコリが舞うのが苦手な人
- 花粉やハウスダストが気になり、ゴミ捨ての回数を減らしたい人
- 掃除機の充電とツールの収納を1か所にまとめたい人
- 壁に充電用のブラケットを付けられない賃貸の人
反対に、置き場所の確保が難しい人や、消耗品のダストバッグを買い足したくない人、とにかく軽いスティック掃除機を探している人には、ほかの選択肢のほうが合うかもしれません。
かでくらの見立てでは、この製品の価値は「掃除そのもの」より「掃除の前後」にあります。ゴミ捨てと充電と片づけの手間がまとめて減るので、掃除機を出すハードルが下がり、こまめに掃除する習慣をつけやすくなります。ロボット掃除機と組み合わせて家事を分担する方法は、ハンディクリーナーとルンバの併用を考えた記事でも紹介しています。
コードレス掃除機42機種を、吸引・ゴミ検知、重さ・取り回し、運転時間・バッテリー、ゴミ捨て・手入れ、付属ツールの公式スペックと価格で100点満点採点したランキングもあわせて参考にしてください。

V10 Optic + Auto-empty Dokのまとめ|ゴミ捨てと片づけの手間を減らすダイソン
Dyson V10 Optic + Auto-empty Dokは、ダイソン初の自動ゴミ収集ドック付きコードレス掃除機です。戻すだけでゴミをためる最大60日分のダストバッグ、HEPAフィルター付きのドック、充電とツール収納の一体化に加え、緑色LEDでホコリを照らすヘッドと最長60分の運転時間を備えています。高さ約1.2mのドックの置き場所と、ダストバッグの買い足しを受け入れられるなら、毎日の掃除をぐっと気楽にしてくれる1台です。

ゴミ捨てのたびにくしゃみしてた私には、ぴったりかも。

置き場所さえ決まれば、戻すだけで片づけまで終わるのは本当に楽だよ。購入前に、ドックを置く場所の寸法を測っておこうね。




