EMSブランドのSIXPAD(シックスパッド)から、腕や脇腹、脚に貼って使うEMS機器「Body Fit 3(ボディフィット3)」が2026年10月5日に発売されました。価格は22,000円(税込)です。
Body Fitシリーズは2015年に始まった、ジェルシートで体に貼るタイプのEMSです。発売元のMTGは、Body Fit 3でトレーニング・プログラムを従来の23分から15分に短くし、シリーズで初めてコンディショニング・プログラムを加えたと説明しています。ジェルシートの使える回数も、Body Fit 2の約30回から約60回に増えました。
この記事では、MTGのプレスリリースとAmazonの購入者の口コミをもとに、Body Fit 3の特徴と、向いている人、買う前に知っておきたい点を整理します。

EMSって、ベルトみたいに巻くものじゃないの?

SIXPADには巻くタイプもあるけど、Body Fit 3はジェルシートで肌に貼るタイプなんだ。貼る場所を変えれば、二の腕にも太ももにも1台で使えるのが特徴だよ。
Body Fit 3がおすすめな人
先に結論です。Body Fit 3は、次のような人に向いています。
- 二の腕、脇腹、太ももなど、気になる部位が1か所ではない人
- テレビを見ながら、家事をしながらといった「ながら時間」に使いたい人
- 腹筋ベルトのように水で濡らす準備が面倒で、EMSが続かなかった人
- 旅行や出張先にも持っていきたい人
一方で、ジェルシートは消耗品で、使い続けるには交換用の購入が必要です。お腹まわりだけを集中して鍛えたいなら、同じSIXPADのお腹用ベルトのように、部位に特化した製品のほうが合う場合もあります。
主な仕様と2つのモード
MTGのプレスリリースをもとに、おもな仕様をまとめます。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 発売日 | 2026年10月5日 |
| 価格(税込) | 22,000円 |
| トレーニング・プログラム | 約15分、20Hz、6部位 |
| コンディショニング・プログラム | 約12分、2〜50Hz、8部位(SIXPAD CLUBアプリからの操作時のみ) |
| パッド | 柔らかく可動するシリコンパッド |
| 充電 | 約4時間(レベル20のトレーニング・プログラムを約10回) |
| セット内容 | シリコンパッド、専用コントローラー、専用充電クレードル、専用高電導ジェルシート1袋、保管プレート、サポートバンド |
| 交換用ジェルシート | 1,980円(税込)、1袋2枚、1枚で約60回 |
| 保証 | 1年(アプリで製品を登録すると2年) |
トレーニング・プログラムは約15分に
筋肉を鍛えるトレーニング・プログラムは、20Hzの周波数で狙った部位を集中的に刺激します。MTGは、時間を従来の23分から15分に短くしながらも、十分なトレーニング効果を得られると説明しています。
対象は次の6部位です。
| 部位 | 筋肉 |
|---|---|
| 腕(力こぶ) | 上腕二頭筋 |
| 二の腕 | 上腕三頭筋 |
| 脇腹 | 腹斜筋 |
| 前もも | 大腿四頭筋 |
| もも裏 | ハムストリング |
| 内もも | 内転筋 |
新しいコンディショニング・プログラム
シリーズで初めて搭載されたコンディショニング・プログラムは、約12分です。2〜50Hzの周波数を組み合わせたリズミカルな刺激が、時間とともに自動で切り替わります。トレーニングの前後や、1日の終わりに使うことを想定しています。
こちらは、トレーニングの6部位に肩(僧帽筋)とふくらはぎ(腓腹筋)を加えた8部位に使えます。肩とふくらはぎは、コンディショニング・プログラム専用の部位です。
Body Fit 3で変わった3つのポイント
時間が短くなった
トレーニング・プログラムが23分から15分になったことで、朝の身支度やドライヤーの時間にも収まりやすくなりました。購入者の口コミでも、限られた時間で行えるようになった点を評価する声がありました。
シリコンパッドで体に沿う
本体のパッドは、柔らかく可動するシリコン製になりました。腕、脇腹、脚、肩、ふくらはぎと、形の違う部位にも沿わせやすい設計です。MTGは、シリコン製のため金属アレルギーの人でも使いやすいと案内しています。
ジェルシートの持ちが約2倍
ジェルシートの使える回数は、Body Fit 2の約30回から約60回へ、約2倍になりました。独自の「リングフィルム構造」で貼り替えやすくなり、肌にべたつきが残りにくい、さらっとした使い心地になったとされています。

ジェルシートって、結局いくらかかるの?

交換用は1袋1,980円で、2枚入りなんだ。1枚で約60回使えるから、1袋で約120回。1回あたりにすると、だいたい16〜17円の計算になるよ。
なぜ今ジェルEMSなのか
SIXPADはブランドの立ち上げ当初、ジェルシートを使うEMSから始まりました。その後は、ジェルシートの貼り替えや費用の負担を減らすため、お腹まわり用の「Core Belt 2」、腰用の「Medical Core」、下腹とお尻用の「Core Hip」など、ジェルシートのいらない部位特化型の製品を中心に展開してきました。
MTGは、より多くの人にEMSを体感してもらうには、1台でさまざまな部位に使える汎用性の高い製品も必要だと考え、改めてジェルEMSに着目したと説明しています。Body Fit 3は、シリーズの発売から約11年を経て、ジェルEMSの価値を見直したモデルという位置づけです。
ランニングコストと使い方の目安
ジェルシート代の計算
MTGの公表値をもとに、ジェルシートの費用を計算すると次のようになります。
| 使い方 | 1袋(約120回)で使える期間の目安 | 1年あたりの袋数の目安 |
|---|---|---|
| 毎日1回 | 約4か月 | 約3袋(約5,940円) |
| 週3回 | 約9〜10か月 | 約1〜2袋 |
| 毎日2部位(1日2回) | 約2か月 | 約6袋(約11,880円) |
バッテリーの持ち
充電は約4時間で、レベル20のトレーニング・プログラムを約10回使えます(室温23℃の場合)。毎日1回使うなら、1週間から10日に1回の充電が目安です。2部位を続けて使う日が多い人は、そのぶん充電の間隔が短くなります。
ながら時間に使う
MTGは、テレビを見ながら、家事をしながら、ドライヤーをしながらといった「ながら時間」での使用を提案しています。コンパクトでポーチにも入るサイズなので、旅行や出張先にも持ち運べます。
部位ごとの使い方のアイデア
MTGが案内している対象部位とプログラムをもとに、日常での取り入れ方の例をまとめます。組み合わせは、かでくらの提案です。
二の腕と腕
二の腕(上腕三頭筋)と力こぶ(上腕二頭筋)は、トレーニング・プログラムの対象です。ノースリーブの季節に向けて二の腕を意識したい人なら、テレビを見ている時間に片腕ずつ使うと、15分×2回で両腕を終えられます。
脇腹と太もも
脇腹(腹斜筋)、前もも、もも裏、内ももも、トレーニング・プログラムの対象です。太ももは前・裏・内側と3か所に分かれているので、曜日ごとに貼る場所を変えると、1台で偏りなく使えます。
肩とふくらはぎはコンディショニングで
肩とふくらはぎは、アプリから使うコンディショニング・プログラム専用の部位です。デスクワークのあとに肩、立ち仕事や長く歩いた日の夜にふくらはぎ、といった使い方が考えられます。トレーニングの前後に使うこともできます。

1日に何か所も使ってもいいの?

使う回数や時間の上限は、取扱説明書の注意事項に従ってね。部位を増やすほどジェルシートと電池の減りも早くなるから、最初は1日1〜2か所から始めるのがおすすめだよ。
購入者の口コミ
Amazonの商品ページでは、5点満点で4.5(12件)の評価でした。発売前後に無料で製品を受け取って書かれたAmazon Vineのレビューが中心で、次のような声が見られます。
よい評価
- 腕、脇腹、脚、肩、ふくらはぎなど、いろいろな場所に使えるのがよい
- シリコンパッドがどの部位にもぴったり密着する
- コンディショニング・プログラムの刺激が心地よい
- 安いベルト式EMSのように電極を水で濡らす準備がなく、手間が激減した
刺激の強さについては、初めてトレーニング目的でEMSを使ったという男性が、最大レベルはかなり強く感じたと書いています。強さは段階的に変えられるので、刺激に慣れていない人は低いレベルから始めれば心配はいらない、という声もありました。コンディショニング・プログラムは、肩たたきのようにトントンとたたかれる感覚で、トレーニングのあとに続けて使っているという人もいます。
気になる評価
- ジェルシートのランニングコストがかかる
- 装着感やジェルシートの粘着力に物足りなさを感じた
- EMSとしては比較的高価な部類
レビューに見る使いこなしのコツ
レビューには、実際に使ってわかった細かな気づきも多く書かれていました。買う前に知っておくと役立つ点をまとめます。
- 背中や肩甲骨の下など、自分の目で見えない場所にねらって貼るのは難しい。肩などは家族に貼ってもらうと楽
- 肌にクリームや塗り薬を塗っていると、ジェルシートが早くはがれやすくなったという声がある。貼る前に肌をきれいにしておくとよい
- 汗をかいた肌やほこりはジェルシートの劣化を早める。使ったあとは付属の保管プレートに貼り戻す
- 充電は専用クレードルに置くだけで、ケーブルを毎回抜き差しする手間がない
- 本体のボタンはプラスとマイナスの2つで、見なくても操作しやすい。アプリを使えば強さを画面で見ながら調整できる
- 服の上からは使えないため、寒い季節は使う回数が減りがちという声もある
サポートバンドは1本付属します。パッドの中央は押さえられても両端が浮くことがあったという声もあり、動きの多い作業をしながら使うときは、貼る位置を工夫するとよさそうです。
準備の手軽さと部位の自由度を評価する声が多い一方、費用面と貼り付けの安定感は人によって評価が分かれています。
買う前に知っておきたい注意点
アプリ登録で保証が2年に
通常のメーカー保証は1年ですが、SIXPAD CLUBアプリで製品を登録すると、保証期間が無料で1年延びて2年になります。コンディショニング・プログラムを使うにもアプリが必要なので、購入したらまず登録しておくとよいでしょう。
ベルト型との選び分け
お腹まわりを毎日しっかり鍛えたいなら、巻くだけで使えるベルト型のほうが、ジェルシートの費用がかからず手軽です。二の腕や太もも、脇腹など複数の部位を1台でまかないたいなら、Body Fit 3が合います。鍛えたい部位がいくつあるかで選ぶのがわかりやすい基準です。
売り場と価格
MTGによると、Body Fit 3はMTG ONLINE SHOP、楽天市場、Amazon、Yahoo!ショッピングなどのオンラインサイトのほか、全国の家電量販店で販売されています。価格は22,000円(税込)で、交換用ジェルシートは1,980円(税込)です。本体と一緒に交換用を1袋買っておくと、最初の付属分を使い切ったあとも間を空けずに続けられます。
ジェルシートは専用品
交換用のジェルシートは「ボディフィット3専用高電導ジェルシート」です。購入するときは、Body Fit 3用であることを見て選んでください。
SIXPADのほかの製品も気になる人は、SIXPAD Recovery Massagerの口コミ・評判をまとめた記事もあわせて読んでみてください。
Body Fit 3のまとめ|貼る場所を変えて、1台で全身のながらケア
SIXPAD Body Fit 3は、トレーニング・プログラムを約15分に短くし、アプリで使うコンディショニング・プログラムを加えたジェルEMSです。シリコンパッドで二の腕や脇腹、太ももなどに沿わせやすく、ジェルシートの持ちも約60回に伸びました。ジェルシート代は毎日使って1年に約3袋が目安なので、その費用を含めて考えられるなら、1台でいろいろな部位をながら時間にケアしたい人に合う製品です。

わたしは二の腕と太ももが気になるんだけど、向いてる?

まさにBody Fit 3が得意な使い方だね。貼る場所を変えるだけで両方に使えるし、15分なら毎日続けやすい。ジェルシート代を月500円くらいと考えておくと、あとで驚かないよ。




