RT-BE3600 GoとRT-AX57 Goの違いを比較!ホテルWi-Fiを仕事用に変えるASUSトラベルルーター選び

ルーター

ホテルのWi-Fiに、仕事用PCをそのままつなぐ。

これ、ラクではあります。

でも、出張先でWeb会議、社内VPN、クラウド資料、決済まわりまで扱うなら、少し不安が残ります。

そこで候補に入るのが、ASUSのトラベル対応ルーターです。

新型のRT-BE3600 Goは、Wi-Fi 7、2.5G WAN、USBテザリング、公共Wi-Fiモード、VPN、AiMesh、USB-C給電までまとめたポータブルルーターです。

旧型のRT-AX57 Goも、Wi-Fi 6対応のトラベルルーターとしてVPN、WISP、USBテザリング、AiMeshに対応していました。

ただ、Amazonや楽天でRT-AX57 Goの在庫が見当たりにくいなら、今から無理に探すよりRT-BE3600 Goを選ぶほうが自然です。

結論からいうと、出張・旅行・ホテルWi-Fi・スマホUSBテザリング・自宅のAiMesh兼用まで考えるならRT-BE3600 Goがおすすめです。

RT-AX57 Goは、Wi-Fi 6で足りる人が中古や海外在庫を安く見つけたときだけ候補にするくらいで大丈夫です。

この記事では、公式仕様、レビュー傾向、価格と在庫感、競合のトラベルルーターまで見たうえで、どちらを選ぶべきか整理します。

※本文のリンクには広告を含む場合があります。価格や在庫は変わるため、購入前にリンク先で最新情報を確認してください。

出張先で欲しいのは「速さ」より自分専用の安全なWi-Fi

トラベルルーターは、単に小さいWi-Fiルーターではありません。

外出先の回線を、自分の端末用ネットワークに作り直す道具です。

ホテルの有線LAN。

公共Wi-Fi。

スマホのUSBテザリング。

こうした回線をいったんルーターに通して、自分のPC、スマホ、タブレット、ゲーム機をまとめてつなげます。

特に便利なのは、毎回すべての端末でホテルWi-Fiにログインしなくていいことです。

ルーター側で接続を作れば、いつものSSIDに自分の端末をつなげるだけ。

社用PC、私用スマホ、タブレット、ポータブルゲーム機を持ち歩く人ほど、この差は効きます。

RT-BE3600 Goは、そこにWi-Fi 7とVPNスイッチ、2.5G WAN、USB-C給電を足した新型です。

ホテルWi-Fiを「そのまま使う」から「自分用に整えて使う」へ変えたい人に向いています。

RT-BE3600 GoとRT-AX57 Goの違いを比較

主な違いを一覧で整理します。

比較項目RT-BE3600 GoRT-AX57 Go
無線規格Wi-Fi 7Wi-Fi 6
製品区分BE3600AX3000
5GHz最大速度2,882Mbps2,402Mbps
2.4GHz最大速度688Mbps574Mbps
MLO対応非対応
4K-QAM対応非対応
アンテナ外部アンテナ x2内蔵アンテナ x5
CPU2.0GHzクアッドコア1.3GHzデュアルコア
メモリRAM 1GB / Flash 256MBRAM 512MB / Flash 128MB
WAN2.5Gbps WAN x11GbE WAN x1
LAN1Gbps LAN x11GbE LAN x1
USBテザリングUSB-A対応USB-A対応
USB-C給電対応対応
公共Wi-Fiモード対応対応
VPNInstant Guard / WireGuard / OpenVPN / VPN FusionなどInstant Guard / WireGuard / OpenVPN / VPN Fusionなど
AiMesh親機 / ノード対応親機 / ノード対応
サイズ99 x 111 x 36mm120 x 120 x 21.5mm
重さ232g約210g
内蔵バッテリーなしなし
在庫感国内で買いやすい国内主要ECでは見つけにくい

RT-AX57 Goも、トラベルルーターとしての基本機能はかなりそろっています。

ただ、今から買うならRT-BE3600 Goのほうが選びやすいです。

Wi-Fi 7、2.5G WAN、CPUとメモリの余裕、国内での入手しやすさがあるからです。

ホテルWi-Fiで差が出るのはWISPとVPNの組み合わせ

ホテルやカフェのWi-Fiは、速度よりも「安心して仕事に使えるか」が気になります。

公共Wi-Fiに直接PCをつなぎ、社内資料やクラウドストレージを開くのは、気持ちのいいものではありません。

RT-BE3600 Goは、公共Wi-Fiモード(WISP)で外部のWi-Fiを受け、それを自分用のプライベートホットスポットとして使えます。

さらにVPN FusionやInstant Guard、WireGuard、OpenVPNなどに対応しています。

つまり、外ではホテルWi-Fiを受け、自分の端末はいつもの安全なSSIDへ接続。

必要に応じてVPNを通す。

この流れを作れます。

RT-AX57 Goも、WISPとVPNに対応している点は優秀です。

ただ、出張用にこれから買うなら、Wi-Fi 7対応で処理性能にも余裕があるRT-BE3600 Goのほうが長く使いやすいです。

USBテザリングは「スマホの電波を家族やPCに分ける」用途で便利

出張先では、ホテルWi-Fiが弱いこともあります。

ログイン画面が出ない。

夜だけ遅い。

Web会議中に止まる。

そんなとき、スマホの4G/5G回線をUSBでつないで、ルーター経由で共有できるのが便利です。

RT-BE3600 Goは、USB-Aポートで4G/5Gモバイルテザリングに対応しています。

社用PC、スマホ、タブレットをまとめて同じネットワークにつなげるので、スマホのテザリング接続を端末ごとに設定し直す手間を減らせます。

RT-AX57 GoもスマホのUSBテザリングに対応しています。

ここは旧型でも強いところです。

ただし、どちらもSIMカードを直接挿すタイプのモバイルルーターではありません。

また、RT-BE3600 Goは内蔵バッテリー非搭載です。

外で使うなら、USB-C PD対応の充電器やモバイルバッテリー、車載充電器もセットで考えておきましょう。

Wi-Fi 7は出張先より、自宅兼用で効きやすい

ホテルの回線が遅い場合、ルーターだけWi-Fi 7にしても速度は伸びません。

ここは勘違いしやすいポイントです。

トラベルルーターのWi-Fi 7は、ホテルWi-Fiを魔法のように速くする機能ではありません。

効きやすいのは、ルーターと自分の端末の間です。

RT-BE3600 Goは5GHz最大2,882Mbps、2.4GHz最大688MbpsのBE3600モデル。

Wi-Fi 7のMLOと4K-QAMにも対応します。

対応スマホやPCを近距離で使うなら、RT-AX57 Goより今後の伸びしろがあります。

特に、自宅ではAiMeshノードや小部屋用ルーターとして使い、外出時だけ持ち出す使い方ならWi-Fi 7の恩恵を受けやすいです。

一方、出張先でメール、ブラウザ、Web会議、チャットが中心なら、RT-AX57 GoのWi-Fi 6でも足りる場面は多いです。

ただ、国内で在庫が見当たりにくい旧型を探すなら、最初からRT-BE3600 Goを選ぶほうが手間を減らせます。

2.5G WANは自宅・オフィス・ホテル有線LANで活きる

RT-BE3600 Goは、2.5Gbps WANポートを備えています。

RT-AX57 Goは1GbE WANです。

旅行先のホテルでは、2.5G WANを使い切る場面は少ないかもしれません。

でも、自宅や小規模オフィス、ワーケーション先の有線LANでは差が出ることがあります。

たとえば、以下のような使い方です。

  • 自宅の2.5G対応ONUや上位ルーターにつなぐ
  • 仕事部屋だけ別SSIDで運用する
  • ホテルの有線LANを自分用Wi-Fiに変える
  • 小規模イベントや展示会で一時ネットワークを作る
  • メイン回線障害時のバックアップ回線として使う

ただし、RT-BE3600 GoのLAN側は1Gbpsです。

有線機器を複数つなぐための据え置き高性能ルーターではありません。

出張カバンに入るサイズで、外出先と自宅のすき間を埋める製品と見ると分かりやすいです。

USB-C給電は便利。ただし「バッテリー内蔵」ではない

RT-BE3600 GoはUSB Type-C 18W PD給電に対応しています。

モバイルバッテリーや車載充電器から給電しやすいのは、出張・旅行用途では大きなメリットです。

ただし、内蔵バッテリーはありません。

ケーブルを抜けば動きません。

ここはスマホ用のモバイルルーターと混同しないように注意しましょう。

ホテルのデスクで使うなら、付属アダプターやUSB-C充電器。

車内や一時利用なら、USB-C PD対応のモバイルバッテリー。

こういう電源を用意して使う製品です。

RT-AX57 GoもUSB-C給電ですが、新型のRT-BE3600 Goは折りたたみ式アンテナ、2.5G WAN、Wi-Fi 7対応で、持ち出しと自宅兼用のバランスが取りやすくなっています。

AiMesh対応だから、使わない日は自宅でノードにできる

トラベルルーターは、出張がない月に眠りがちです。

ここで効くのがAiMeshです。

RT-BE3600 GoはAiMeshの親機・ノードに対応しています。

RT-AX57 GoもAiMesh対応です。

つまり、ふだんは自宅のASUSルーターに追加して、寝室や仕事部屋の電波補助に使えます。

出張のときだけ取り外して持っていく。

戻ったらまた自宅のメッシュに戻す。

この運用ができると、トラベルルーターを「たまにしか使わない道具」にしなくて済みます。

ただし、毎回ノードを外すと家族の通信に影響することがあります。

自宅の主力メッシュとして固定するより、サブノードや予備ルーターとして使うほうが扱いやすいです。

RT-AX57 Goは今から新品で探すには少し悩ましい

RT-AX57 Goは、Wi-Fi 6トラベルルーターとしてよくできた製品です。

海外レビューでも、携帯しやすさ、VPN、AiMesh、USBテザリング、複数モードの使い分けが評価されています。

一方で、Wi-Fi 7ではなく、WAN/LANは1GbE。

新型と比べるとCPUやメモリも控えめです。

さらに、Amazonや楽天で在庫が見当たりにくいなら、価格だけで選ぶのも難しくなります。

中古や海外在庫を探せば見つかる可能性はありますが、保証やコンセント、国内利用時のサポート確認に手間がかかります。

仕事用に使うなら、ここで悩む時間がもったいないです。

国内で買いやすく、Wi-Fi 7世代のRT-BE3600 Goを選ぶほうが失敗を避けやすいです。

口コミで見るべきポイントは速度より「電源・発熱・設定」

トラベルルーターの口コミを見るときは、最高速度の数字だけで判断しないほうがいいです。

出張先では、もとの回線品質にかなり左右されます。

見るべきポイントは、次のとおりです。

  • USB-C給電で安定して動くか
  • モバイルバッテリーとの相性はどうか
  • 長時間使用時の発熱は気にならないか
  • ホテルWi-Fiの認証画面を通せるか
  • WISPモードの設定が分かりやすいか
  • VPNスイッチが実用的か
  • スマホUSBテザリングの認識が安定しているか
  • AiMeshノードとして自宅でも使いやすいか

RT-BE3600 Goは新しいWi-Fi 7対応機なので、ファームウェア更新で使い勝手が変わる可能性もあります。

購入後は、最初にASUS Routerアプリや管理画面からファームウェアを確認しておきましょう。

RT-AX57 Goはレビュー情報が多い一方、国内在庫が少ないなら、口コミが良くても買いにくさがネックになります。

競合と比べると、ASUSは自宅ルーター兼用に強い

トラベルルーターは、GL.iNetやTP-Linkにも人気モデルがあります。

VPN設定の自由度やOpenWrt系のカスタム性を重視するなら、GL.iNet系を選ぶ人もいます。

価格を抑えたいなら、Wi-Fi 6世代の小型トラベルルーターも候補です。

それでもASUSを選びやすいのは、次のような人です。

  • すでにASUSルーターを使っている
  • AiMeshで自宅でも使いたい
  • ASUS Routerアプリでまとめて管理したい
  • VPN FusionやInstant Guardを使いたい
  • セキュリティ機能も追加料金なしで使いたい
  • 外出先だけでなく、自宅の小部屋ルーターにもしたい

外出専用なら、もっと小さい製品や安い製品もあります。

でも、自宅と出張先をまたいで使うならRT-BE3600 Goの立ち位置は強いです。

RT-BE3600 Goがおすすめな人

RT-BE3600 Goがおすすめなのは、次のような人です。

  • 出張や旅行が多い
  • ホテルWi-Fiをそのまま使うのが不安
  • 社用PCやタブレットを外でも安全につなぎたい
  • スマホの4G/5G USBテザリングを共有したい
  • Wi-Fi 7対応端末を使っている
  • 自宅ではAiMeshノードとして使いたい
  • USB-C給電で持ち運びやすいルーターが欲しい
  • 国内で買いやすい現行モデルを選びたい

特に、外出先でも自宅と同じようなネットワークを作りたい人にはRT-BE3600 Goが合います。

ホテルWi-Fi、スマホ回線、自宅のAiMeshを1台でまたげるのが魅力です。

RT-AX57 Goがおすすめな人

RT-AX57 Goがおすすめなのは、次のような人です。

  • Wi-Fi 6で十分
  • 中古や海外在庫を安く見つけた
  • 1GbE WAN/LANで困らない
  • VPNやWISP、USBテザリングが使えればよい
  • RT-AX57 Goのレビューや実績を重視したい
  • Wi-Fi 7対応端末をまだ持っていない

RT-AX57 Goは、今でも機能面では悪くありません。

ただ、国内主要ECで在庫が見当たりにくいなら、わざわざ探して買う優先度は下がります。

保証や入手性まで含めると、今から選ぶならRT-BE3600 Goのほうが無難です。

よくある質問

RT-BE3600 GoとRT-AX57 Goの一番大きな違いは?

一番大きな違いは、Wi-Fi 7対応かWi-Fi 6対応かです。

RT-BE3600 GoはWi-Fi 7、MLO、4K-QAM、2.5G WAN、2.0GHzクアッドコアCPUを備えています。

RT-AX57 GoはWi-Fi 6、1GbE WAN/LAN、1.3GHzデュアルコアCPUの旧モデルです。

ホテルWi-Fiを速くするために買うべき?

ホテル側の回線が遅い場合、RT-BE3600 Goを使っても回線そのものは速くなりません。

ただし、複数端末をいつものSSIDにまとめたり、WISPやVPNで安全に使いやすくしたりするメリットがあります。

RT-BE3600 GoはSIMカードを挿して使えますか?

RT-BE3600 GoはSIMカードを挿して単体通信する製品ではありません。

スマホや対応モバイル回線機器をUSBでつなぐ、ホテルの有線LANにつなぐ、公共Wi-Fiを受ける、といった使い方になります。

RT-BE3600 Goはバッテリー内蔵ですか?

いいえ。RT-BE3600 Goは内蔵バッテリー非搭載です。

USB-C PD給電に対応しているため、付属アダプター、USB-C充電器、モバイルバッテリーなどから給電して使います。

自宅用ルーターとしても使えますか?

RT-BE3600 Goは自宅用ルーターやAiMeshノードとしても使えます。

ただし、有線LANは1Gbps LAN x1なので、有線機器をたくさんつなぐメインルーターというより、仕事部屋・小部屋・出張兼用のサブ機として考えると使いやすいです。

まとめ:出張先でも自分用Wi-Fiを作るならRT-BE3600 Go

RT-BE3600 GoとRT-AX57 Goは、どちらもASUSらしい多機能なトラベルルーターです。

RT-AX57 Goも、Wi-Fi 6、VPN、WISP、USBテザリング、AiMeshに対応し、機能面では今でも使えるモデルです。

ただし、国内主要ECで在庫が見当たりにくいなら、今から無理に探す必要はあまりありません。

RT-BE3600 Goは、Wi-Fi 7、2.5G WAN、MLO、4K-QAM、USB-C給電、VPNスイッチ、AiMesh対応までそろった現行モデルです。

出張先でホテルWi-Fiをそのまま使いたくない人、スマホUSBテザリングを仕事用PCやタブレットへまとめたい人、自宅でもASUS AiMeshのサブ機として使いたい人に向いています。

迷ったら、今から買いやすいかで見てください。

新品で選ぶならRT-BE3600 Go

RT-AX57 Goは、安く状態の良い在庫を見つけたときだけ検討するくらいで十分です。

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