GLASS Core ProとGLASS Coreの違いを比較!MEMSの解像感を取るか、軽さと価格で選ぶか

ワイヤレスイヤホン

完全ワイヤレスイヤホンは、上位モデルを選べば必ず満足できるわけではありません。

耳の中で鳴る音が細かくなるほど楽しい人もいれば、2時間つけっぱなしでも気になりにくい軽さのほうが満足につながる人もいます。

KENWOODの80周年記念モデルとして気になるのが、上位モデルのKH-CRZ100T(GLASS Core Pro)と、標準モデルのKH-CRZ90T(GLASS Core)です。

結論からいうと、音の細部、空間表現、MEMSドライバー、ノイズキャンセリング性能まで欲しいならGLASS Core Proがおすすめです。価格、軽さ、イヤホン単体での再生時間を重視するならGLASS Coreを選ぶのがおすすめです。

この記事には広告リンクを含みます。価格や在庫は変わるため、購入前に販売ページで確認してください。

先に結論:高音質で選ぶならPro、毎日使うならCoreも強い

GLASS Core ProGLASS Coreの違いは、「高いか安いか」だけではありません。

上位モデルは、ガラス振動板にMEMSドライバーを組み合わせた2way構成です。高域の細かい表情、音場の広がり、ノイズキャンセリング性能、空間オーディオ、K2テクノロジー、パーソナライズサウンドまで盛り込まれています。

標準モデルは、ガラス振動板のシングルドライバー構成です。MEMSドライバーはありませんが、Bluetooth 6.0、LDAC、ノイズキャンセリング、マルチポイント、低遅延、アプリ対応、ワイヤレス充電といった日常で使う機能はそろっています。

しかも、イヤホン単体の再生時間は標準モデルのほうが長めです。軽さも標準モデルが有利です。

つまり、音質の頂点を狙うならGLASS Core Pro。通勤、仕事、散歩、家事で長く使うならGLASS Coreも十分候補に入ります。

選び分けは「音源」「耳に入れる時間」「価格差」で決める

迷ったら、スペック表を端から見るより、先に使い方を決めましょう。

使い方おすすめ
KENWOODらしい音を細かく味わいたいGLASS Core Pro
MEMSドライバーや2way構成に惹かれるGLASS Core Pro
ノイズキャンセリング性能も上位を選びたいGLASS Core Pro
空間オーディオやK2テクノロジーも使いたいGLASS Core Pro
価格を抑えてガラス振動板の音を試したいGLASS Core
軽さと装着感を優先したいGLASS Core
イヤホン単体の再生時間を長く取りたいGLASS Core
タッチ操作のほうが慣れているGLASS Core

音質重視の人でも、スマホがiPhone中心なら注意が必要です。LDACはiPhoneでは使えません。AndroidでLDAC対応機を使う人ほど、ハイレゾ対応イヤホンの強みを引き出しやすくなります。

反対に、iPhoneでApple MusicやYouTube Musicを聴く時間が多い人は、ドライバー構成、装着感、ノイズキャンセリング、アプリでの音質調整を中心に見たほうが失敗を避けやすいです。

GLASS Core ProとGLASS Coreの違いを比較

2機種の違いを一覧で整理します。

比較項目KH-CRZ100T(GLASS Core Pro)KH-CRZ90T(GLASS Core)
モデルの性格上位モデル標準モデル
ドライバー構成ガラス振動板+MEMSドライバーの2way構成ガラス振動板のシングルドライバー構成
MEMSドライバー搭載非搭載
音の方向性細部の表現、音場、解像感を重視クリアさ、キレ、バランスを重視
ノイズキャンセリングトップクラスをうたう上位仕様高性能ノイズキャンセリング
高音質化技術パーソナライズサウンド、K2テクノロジーなし
空間オーディオ対応非対応
BluetoothVer.6.0Ver.6.0
コーデックLDAC対応LDAC対応
マルチポイント対応対応
低遅延対応対応
アプリKENWOOD Headphones対応KENWOOD Headphones対応
操作物理ボタンタッチセンサー
イヤホン単体再生約14.5時間(NC OFF)約17時間(NC OFF)
ケース込み再生約49時間約44時間
重量表示約13.4g約11.7g
価格の見方音質機能にお金をかけるモデル価格と使いやすさのバランスで選ぶモデル

表だけを見ると、上位モデルのほうが派手です。けれども、毎日のイヤホン選びでは「耳に入れている時間」も無視できません。

GLASS Core Proは音の情報量を取りに行くモデルです。GLASS Coreは、標準モデルでも必要な機能をしっかり持たせ、軽さと長時間再生を残したモデルです。

MEMSドライバーで何が変わるのか

GLASS Core Proを選ぶ理由は、MEMSドライバーにあります。

MEMSドライバーは、上位モデルで高域の再現性を高めるために使われているドライバーです。低域から高域まで受け持つガラス振動板に、高域を得意とするMEMSドライバーを組み合わせることで、2way構成になります。

2way構成とは、音の帯域を複数のドライバーで分担する作りです。スピーカーでいうと、低音用と高音用を分ける考え方に近いです。

GLASS Core Proでは、ガラス振動板が低域から中高域までの土台を作り、MEMSドライバーが高域の細かな成分を補う設計です。販売ページでは、バイアンプ方式で歪みを抑え、解像度の高い再生を目指していると説明されています。

高音がきれいというより、音の輪郭を追いやすい

MEMSドライバーの価値は、単に高音がシャリシャリ鳴ることではありません。

シンバルの余韻、アコースティックギターの弦のこすれ、女性ボーカルの息づかい、ライブ音源のホール感。そうした細かい情報を追いたい人に、GLASS Core Proは向いています。

ソニー、BOSE、Technics以外で高音質な完全ワイヤレスイヤホンを探している人にとって、MEMSドライバー搭載は分かりやすい個性です。定番ブランドとは違う切り口で、音の細部を楽しめます。

音源が荒いと上位モデルの差は出にくい

上位モデルの良さは、音源の質にも左右されます。

低ビットレートの音源、動画アプリのBGM、ラジオ感覚の再生では、MEMSドライバーの細かさを毎回味わえるとは限りません。音源が持っていない情報は、イヤホンだけでは増やせないからです。

LDAC対応のAndroidスマホで高音質設定にして聴く、アプリで音を調整する、静かな場所でアルバムを聴く。そんな使い方をする人ほど、GLASS Core Proの違いを楽しみやすいです。

GLASS Coreは安いだけの下位モデルではない

GLASS Coreは、MEMSドライバーを省いた標準モデルです。

ただし、標準モデルだからといって、普段使いの機能が削られているわけではありません。ガラス振動板、Bluetooth 6.0、LDAC、ノイズキャンセリング、マルチポイント、低遅延、アプリ対応、ワイヤレス充電を備えています。

むしろ、注目したいのはイヤホン単体の再生時間です。GLASS Coreは、NC OFF時のイヤホン単体再生で約17時間とされています。GLASS Core Proの約14.5時間より長く、長時間の外出や出張で扱いやすいです。

ケース込みの総再生時間では上位モデルが約49時間、標準モデルが約44時間です。ケース込みではGLASS Core Pro、イヤホン単体ではGLASS Coreが有利と見ておくと判断しやすいです。

軽さを重視するなら標準モデルがおすすめ

販売ページの重量表示では、GLASS Core Proが約13.4g、GLASS Coreが約11.7gです。

数値だけ見ると差は大きく感じないかもしれません。けれども、完全ワイヤレスイヤホンは耳に直接乗る小さなガジェットです。耳の形に合わない重さは、30分後の違和感につながります。

通勤で毎日使う、オンライン会議でも使う、家事中もつけっぱなしにする。そんな使い方なら、軽さは音質と同じくらい効いてきます。

GLASS Coreは、価格を抑えつつ軽さと長時間再生を取りたい人におすすめです。

ノイズキャンセリングはProが上、でもCoreでも実用性はある

ノイズキャンセリング性能は、GLASS Core Proが上です。販売ページでも上位仕様として説明されています。

電車、バス、カフェ、オフィスで音楽に集中したい人は、ノイズキャンセリングの差を体感しやすいはずです。特に低音の騒音が多い通勤環境では、上位モデルの余裕が役立ちます。

GLASS Coreも高性能ノイズキャンセリングを備えています。風切り音を抑える機能も案内されており、日常の移動や仕事用なら十分候補に入ります。

イヤーピースの密着が音質とANCを左右する

ノイズキャンセリングは、イヤホン本体の性能だけで決まりません。

耳に合わないイヤーピースを使うと、低音が抜け、ノイズキャンセリングも効きにくくなります。反対に、密着が合えば、標準モデルでも音の厚みと遮音性を引き出せます。

販売ページでは、柔軟性のあるリキッドシリコンイヤーピースと楕円形の設計が案内されています。購入後は、付属イヤーピースを付け替えながら、低音が抜けないサイズを探すのがおすすめです。

上位モデルを選んでも、イヤーピースが合わないまま使うと力を出し切れません。標準モデルでも、耳に合えば満足度は上がります。

K2テクノロジーや空間オーディオまで使うならGLASS Core Pro

GLASS Core Proは、MEMSドライバーだけでなく、高音質化技術の差もあります。

販売ページでは、上位モデルにパーソナライズサウンド、K2テクノロジー、空間オーディオが案内されています。GLASS Coreは、ガラス振動板のシングルドライバー構成と基本機能で勝負するモデルです。

K2テクノロジーは、JVCケンウッド系のオーディオ製品で知られる高音質化技術です。圧縮音源を聴く機会が多い人ほど、音の補正やチューニングに魅力を感じやすいでしょう。

空間オーディオは、音が耳の中に張り付く感じをやわらげ、音場を広く感じさせるための機能です。映画、ライブ映像、ゲーム、立体的な音作りの楽曲を楽しみたいなら、GLASS Core Proを選ぶ理由になります。

操作性は物理ボタンかタッチセンサーかで好みが分かれる

見落としやすい差が操作方法です。

GLASS Core Proは物理ボタン、GLASS Coreはタッチセンサーと案内されています。

物理ボタンは、押した感触が分かりやすいのが利点です。冬場に手袋をしているとき、汗をかいているとき、歩きながら操作するときでも、誤操作を避けやすいです。

タッチセンサーは、耳への圧がかかりにくく、軽く触れて操作できます。イヤホンを押し込む感じが苦手な人には、標準モデルのタッチ操作が合う場合があります。

どちらが上というより、使う場面で分けるのがおすすめです。外での確実な操作を重視するならGLASS Core Pro、耳への圧を避けたいならGLASS Coreが合います。

価格差で迷うなら「聴く時間の濃さ」で考える

価格差を見るときは、単に安いほうを選ぶのではなく、音楽をどんな時間として使っているかで考えましょう。

移動中に流し聴きする、仕事の集中用にBGMを流す、動画やラジオが多い。そんな使い方なら、GLASS Coreがおすすめです。音質機能を盛った上位モデルより、軽さ、単体再生時間、価格のバランスが効きます。

夜にアルバムを聴く、ライブ音源を聴き込む、ボーカルや楽器の質感を追う、AndroidのLDAC環境で高音質再生を試したい。そんな人なら、GLASS Core Proを選ぶのがおすすめです。

価格差が小さいタイミングなら、GLASS Core Proを選ぶ満足感は高くなります。価格差が1万円を超えて広がるなら、MEMSドライバー、上位ANC、K2、空間オーディオにどれだけ惹かれるかで決めましょう。

音に集中する時間が多い人は上位モデル。毎日長く使う道具として見ている人は標準モデル。判断はシンプルです。

口コミ・レビューを見るときは星の数より使い方を見る

GLASS Core ProGLASS Coreの口コミを見るときは、星の数だけで決めないほうがいいです。

新しいモデルは、レビュー件数がまだ少ない時期があります。数件の口コミだけで音質やノイズキャンセリングの良し悪しを決めると、使い方とのズレを拾いにくくなります。

見るべきポイントは次の通りです。

  • 使っているスマホがiPhoneかAndroidか
  • LDACを使っているか
  • ノイズキャンセリングをどの場所で試しているか
  • イヤーピースのサイズを変えているか
  • 長時間つけた感想が書かれているか
  • アプリで音質調整をしているか

特にGLASS Core Proのレビューでは、MEMSドライバーの細かさや音場の広がりに触れている口コミを見たいところです。GLASS Coreの口コミでは、軽さ、装着感、単体再生時間、価格への満足度が参考になります。

GLASS Core Proがおすすめな人

GLASS Core Proがおすすめなのは、次のような人です。

  • KENWOODの80周年記念モデルらしい音作りを味わいたい
  • ガラス振動板+MEMSドライバーの2way構成に惹かれる
  • LDAC対応のAndroidスマホで高音質再生を試したい
  • ボーカル、弦、シンバル、ライブ音源の細かい表情を聴きたい
  • ノイズキャンセリング性能も妥協したくない
  • K2テクノロジーやパーソナライズサウンドを使いたい
  • 物理ボタンで確実に操作したい

ソニー、BOSE、Technics以外で「音で選んだ感」のある完全ワイヤレスイヤホンを探しているなら、GLASS Core Proは候補に入れたいモデルです。

音源、スマホ、聴く場所まで整えて楽しむ人には、上位モデルを選ぶメリットがあります。

GLASS Coreがおすすめな人

GLASS Coreがおすすめなのは、次のような人です。

  • 価格を抑えてガラス振動板の音を試したい
  • MEMSドライバーより軽さを優先したい
  • イヤホン単体の長時間再生を重視する
  • 通勤、会議、散歩、家事で毎日使いたい
  • タッチセンサー操作に慣れている
  • 上位モデルとの差額を音楽サブスクや別のガジェットに回したい

GLASS Coreは、標準モデルでもLDAC、ノイズキャンセリング、マルチポイント、低遅延、アプリ、ワイヤレス充電を備えています。

高音質イヤホンを初めて買う人、定番ブランド以外を試したい人、価格と実用性のバランスを取りたい人には、GLASS Coreがおすすめです。

よくある質問

GLASS Core ProとGLASS Coreはどっちがおすすめですか?

音質、MEMSドライバー、ノイズキャンセリング、空間オーディオ、K2テクノロジーまで重視するならGLASS Core Proがおすすめです。

価格、軽さ、イヤホン単体での再生時間を重視するならGLASS Coreがおすすめです。

KH-CRZ100TとKH-CRZ90Tの違いは何ですか?

KH-CRZ100T(GLASS Core Pro)は、ガラス振動板+MEMSドライバーの2way構成です。上位ノイズキャンセリング、空間オーディオ、K2テクノロジー、パーソナライズサウンド、物理ボタンを備えています。

KH-CRZ90T(GLASS Core)は、ガラス振動板のシングルドライバー構成です。MEMSドライバーはありませんが、LDAC、ノイズキャンセリング、マルチポイント、低遅延、アプリ対応、ワイヤレス充電を備えています。

MEMSドライバーは必要ですか?

音の細かい情報を聴き取りたい人には、MEMSドライバー搭載のGLASS Core Proがおすすめです。

通勤や作業中のBGMが中心なら、MEMSドライバーにこだわらなくても大丈夫です。GLASS Coreでもガラス振動板のクリアな音を楽しめます。

iPhoneでもLDACは使えますか?

iPhoneはLDACに対応していません。LDACを使いたい場合は、LDAC対応のAndroidスマホや対応プレーヤーが必要です。

iPhoneで使う場合でも、ドライバー構成、ノイズキャンセリング、装着感、アプリでの調整は選ぶ理由になります。LDAC目当てだけで選ぶなら、手持ちのスマホが対応しているか確認してください。

ノイズキャンセリングはどちらが強いですか?

ノイズキャンセリング性能を重視するならGLASS Core Proがおすすめです。販売ページでも上位仕様として案内されています。

GLASS Coreも高性能ノイズキャンセリングを備えており、通勤やカフェでの使用なら十分候補に入ります。

口コミが少ない場合はどう判断すればいいですか?

口コミが少ない段階では、星の数よりも使い方が近いレビューを探してください。

AndroidでLDACを使っている人、iPhoneで使っている人、通勤で使っている人、長時間つけている人では、評価のポイントが変わります。自分の使い方に近い口コミほど参考になります。

まとめ

GLASS Core ProGLASS Coreの違いは、上位か標準かだけではありません。

GLASS Core Proは、ガラス振動板+MEMSドライバーの2way構成で、音の細部、空間表現、上位ノイズキャンセリング、K2テクノロジーまで楽しみたい人向けです。音楽を聴く時間を趣味として深めたいなら、GLASS Core Proがおすすめです。

GLASS Coreは、MEMSドライバーこそありませんが、ガラス振動板、LDAC、ノイズキャンセリング、マルチポイント、低遅延、アプリ対応、ワイヤレス充電を備えています。軽さ、価格、イヤホン単体の再生時間を重視するなら、GLASS Coreがおすすめです。

迷ったら、耳に入れている時間を想像してください。

音に集中して聴く時間が多いならGLASS Core Pro。毎日長く使う道具として付き合うならGLASS Core。販売ページで価格差を見比べ、納得できるほうを選びましょう。

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