夏の車載冷蔵庫で怖いのは、容量不足だけではありません。
出発前にしっかり冷やしたつもりでも、炎天下の買い出し帰りや車中泊の夜に、庫内の場所によって飲み物の冷え方が変わると困ります。釣った魚、肉、冷凍食品、子ども用の飲み物を同じ庫内に入れるなら、「何L入るか」だけでなく「庫内のどこまで冷えるか」も見ておきたいところです。
EENOURの新型D23 PLUSは、23L容量はそのままに、アルミ製庫内と庫内温度差約2℃という冷却ムラ対策を前面に出したモデルです。従来のD23も23Lのコンプレッサー式で、価格を抑えて使いやすいモデルですが、夏キャンプや車中泊で冷え方にこだわるなら、見比べるポイントが変わります。
先に結論を書くと、真夏の車中泊・釣り・まとめ買いで冷却ムラを減らしたいならD23 PLUS、価格を抑えて23Lクラスを使いたいならD23がおすすめです。
この記事には広告リンクを含みます。価格や在庫、バッテリー付きセットの内容は変わるため、購入前にリンク先で確認してください。
結論:夏に冷えムラで失敗したくないならD23 PLUS
D23 PLUSとD23は、どちらも23Lクラスの車載冷蔵庫です。2Lペットボトルを最大4本入れられる容量があり、ソロから2人のキャンプ、車中泊、釣り、買い出し後の冷凍食品の持ち帰りに使いやすいサイズです。
ただし、選ぶ理由は少し違います。
| 使い方 | おすすめ |
|---|---|
| 真夏のキャンプや車中泊で庫内の冷えムラを減らしたい | D23 PLUS |
| 肉・魚・冷凍食品をまとめて冷やしたい | D23 PLUS |
| 25℃から-20℃まで約34分という急速冷却に魅力を感じる | D23 PLUS |
| 23L容量と基本の冷蔵・冷凍性能があれば十分 | D23 |
| 価格を抑えてEENOURの車載冷蔵庫を選びたい | D23 |
| 18Lでも足りるので本体価格と設置性を優先したい | D18系 |
D23 PLUSは、「とにかく大きい車載冷蔵庫」ではなく、23Lの中を安定して冷やす方向に進化したモデルです。夏の車内や屋外で開け閉めが増える使い方なら、冷却ムラを抑える設計は満足度に直結します。
D23は、23L容量、-20℃までの冷却、約43dBの静音性、AC・DC対応など、車載冷蔵庫として必要なポイントを押さえた従来モデルです。冷えムラへのこだわりより価格を重視するなら、D23で十分です。
D23 PLUSとD23の違いは「同じ23Lをどう冷やすか」
まず、主な違いを表で整理します。
| 比較項目 | D23 PLUS | D23 |
|---|---|---|
| 立ち位置 | 2026年モデルの冷却ムラ対策モデル | 23Lクラスの従来モデル |
| 容量 | 23L | 23L |
| 庫内素材 | アルミ製庫内を採用 | 公式説明ではアルミ製庫内の訴求は目立たない |
| 冷却ムラ | 庫内温度差約2℃と案内 | 同等の温度差表示は確認しにくい |
| 急速冷却 | 25℃から-20℃まで最短約34分と案内 | -20℃までの冷却に対応 |
| 設定温度 | -20℃まで対応 | -20℃から10℃まで対応 |
| 収納目安 | 2Lペットボトル最大4本 | 2Lペットボトル最大4本、300ml缶最大30本 |
| 消費電力 | 最大約45W | 約35〜45W |
| 動作音 | 約43dB | 約43dB |
| 重さ | 約9.2kg | 約9.21kg |
| 電源 | DC12V/24V、AC、専用バッテリー、ソーラー対応の案内あり | DC12V/24V、AC、専用バッテリー、ソーラー対応の案内あり |
| 価格傾向 | 本体のみではD23より高め | セールや本体のみなら安く買いやすい |
表だけ見ると、容量や重さ、動作音は近いです。大きな違いは、D23 PLUSが「アルミ製庫内」「庫内温度差約2℃」「25℃から-20℃まで約34分」を打ち出している点です。
車載冷蔵庫は、スペック上の最低温度だけでは使い勝手を判断できません。設定温度が同じでも、庫内の端や上のほうに置いた食品まで冷えが回るかで、夏場の安心感が変わります。
アルミ製庫内で変わるのは「冷える速さ」だけではない
D23 PLUSの一番の注目点は、アルミ製庫内です。
アルミは熱を伝えやすい素材なので、庫内の冷えが広がりやすくなります。EENOUR公式では、D23 PLUSについて庫内温度差が約2℃と案内されています。車載冷蔵庫で庫内の温度差を抑えられると、次のような場面で助かります。
- 肉や魚を一晩入れておく
- 飲み物と食材を同じ庫内に入れる
- 開け閉めが増えるキャンプ場で使う
- 買い出し後に常温に近い食品を追加する
- 釣り帰りに魚を冷やしながら移動する
容量が23Lあると、庫内に入れるものの種類が増えます。飲み物だけなら多少の温度差は気になりにくいですが、生ものや冷凍食品を入れるなら、庫内の温度差は見ておきたいポイントです。
D23もコンプレッサー式で-20℃まで冷やせるため、基本性能はしっかりしています。クーラーボックスの代わりに飲み物を冷やす、買い物帰りに冷凍食品を入れる、短時間のドライブで使うといった用途なら、D23でも不満は出にくいでしょう。
反対に、真夏の車中泊で夜から朝まで使う、釣りやキャンプで食品の管理に気をつかう、家族や同行者の飲み物を何度も出し入れするなら、D23 PLUSの冷却ムラ対策が安心につながります。
急速冷却は「途中の買い足し」で効いてくる
D23 PLUSは、25℃から-20℃まで最短約34分で冷却すると案内されています。
車載冷蔵庫は、出発前に家庭用コンセントで予冷しておくと使いやすくなります。予冷してから車に積めば、目的地までの移動中も庫内温度を保ちやすいからです。
ただ、実際のアウトドアでは予定どおりにいかない場面があります。
- 高速道路のSAで飲み物を買い足す
- 道の駅で肉や野菜を追加する
- 釣り場で氷や魚を入れる
- 帰りにスーパーへ寄って冷凍食品を買う
- 車内が暑く、庫内の温度が上がりやすい
急速冷却が役立つのは、出発前よりも、途中で常温に近いものを入れたあとです。庫内に新しく入れた食品や飲み物が冷えるまでの時間が短いと、夏場の不安を減らせます。
D23も-20℃までの冷却に対応しているため、冷蔵・冷凍の基本用途には使えます。公式説明で急速冷却の数値を前面に出しているのはD23 PLUSなので、冷えるスピードまで重視する人はD23 PLUSを選ぶのがおすすめです。
価格差の見方:本体価格だけでなくセット内容も見る
D23 PLUSとD23は、販売店やカラー、バッテリー付きセットの有無で価格が変わります。
EENOUR公式ストアでは、本体のみの通常価格として、D23 PLUSが28,800円、D23が25,800円の表示を確認できます。バッテリー付きセットでは価格が上がり、Amazonや楽天などのECではクーポン、セール、ポイント還元で見え方が変わります。
本体のみで3,000円前後の差なら、夏の使い勝手を考えてD23 PLUSを選ぶ理由は十分あります。アルミ製庫内、庫内温度差約2℃、急速冷却の訴求があり、23Lクラスを長く使う前提なら新型を選ぶ理由になる価格差です。
注意したいのは、バッテリー付きセットです。
専用バッテリーを付けると、車のエンジンを切ったあとや電源のない場所でも使いやすくなります。そのぶん価格が上がるため、キャンプ場で長時間使うのか、移動中と短時間の買い出しだけなのかで必要性が分かれます。
価格を見るときは、次の順番で確認しましょう。
- 本体のみか、バッテリー付きか
- バッテリーは1個か2個か
- Amazon・楽天・公式ストアのセール価格
- ポイント還元を含めた実質価格
- すぐ届く在庫か、予約・入荷待ちか
「安い」と思っても、バッテリーなしとバッテリー付きでは比べる条件が違います。D23 PLUSを検討するなら、冷却性能だけでなくセット内容まで見て判断しましょう。
D18系まで迷うなら、先に容量を削ってよいかを決める
小型の車載冷蔵庫を探していると、D18系も候補に入ります。
D18系は18Lクラスなので、23LのD23 PLUSやD23より容量を抑えたモデルです。EENOUR公式ストアでは、D18 PLUSにもアルミ内胆の案内があり、D18は18Lで価格を抑えやすいモデルとして並んでいます。
判断は容量で分けるのがおすすめです。
| 用途 | 向いているモデル |
|---|---|
| 2Lペットボトルを4本入れたい | D23 PLUS / D23 |
| 2人分の飲み物と食材をまとめたい | D23 PLUS / D23 |
| ソロ中心で飲み物と少量の食品だけ入れたい | D18系 |
| 車内スペースを少しでも空けたい | D18系 |
| 釣りや買い出しで余裕を残したい | D23 PLUS |
18Lでも足りるなら、D18系は候補になります。軽さや価格を優先しやすいからです。
ただ、車載冷蔵庫は「入れば十分」と考えると、帰りの買い足しで困ることがあります。キャンプ場へ向かうときは余裕があっても、帰りに食材や冷凍食品を入れたくなる場面は珍しくありません。
ソロでも、飲み物、肉、氷、朝食用の食品を分けて入れたいなら、23LのD23 PLUSかD23を選ぶほうが安心です。
電気代とポータブル電源は「最大W」だけで決めない
D23 PLUSは最大約45W、D23は約35〜45Wと案内されています。
電気代の目安は、次の式で計算できます。
消費電力(W) ÷ 1000 × 使用時間(h) × 電気料金単価
たとえば45Wで8時間使い、電気料金単価を31円/kWhとして計算すると、単純計算では約11円です。
45 ÷ 1000 × 8 × 31 = 11.16円
ただし、車載冷蔵庫は常に最大出力で動き続けるわけではありません。設定温度、外気温、庫内の量、開け閉めの回数、予冷の有無で消費電力は変わります。電気代を気にするより、アウトドアではポータブル電源の容量を見たほうが失敗を避けやすいです。
500Whのポータブル電源で45Wの機器を使う場合、単純計算では約11時間です。
500Wh ÷ 45W = 約11.1時間
実際には変換ロスや外気温の影響があるため、余裕を見て7〜9時間くらいを目安に考えると計画しやすくなります。夜通し使うなら、専用バッテリーやポータブル電源、車のDC電源をどう使い分けるかまで決めておきましょう。
D23 PLUSもD23も、消費電力だけで大きな差を感じるモデルではありません。電源まわりで差が出るのは、バッテリー付きセットを選ぶか、本体のみで手持ちのポータブル電源を使うかです。
口コミ・レビューは発売直後ほど「温度表示」だけを信じすぎない
D23 PLUSは2026年6月発売の新型なので、発売直後は口コミやレビューがまだ増えている途中です。
新型のレビューを見るときは、星の数より使い方を確認しましょう。特に、次のレビューは参考になります。
- 真夏の車内やキャンプ場で使っている
- 2Lペットボトルや食材を入れた状態で冷却時間を見ている
- 庫内温度を別の温度計で測っている
- 専用バッテリー使用時の持ち時間に触れている
- 動作音を車中泊の夜に確認している
- 排水口や庫内ライトなど、片付けのしやすさを書いている
車載冷蔵庫は、空の状態なら冷えやすく見えます。購入前に読みたいのは、実際に食品や飲み物を入れたレビューです。
D23の口コミを見る場合は、価格、静音性、ポータブル電源との相性、車内での置き場所に注目しましょう。従来モデルとしての使用感が集まりやすいため、初めて車載冷蔵庫を買う人には参考になる声が見つかりやすいです。
D23 PLUSがおすすめな人
D23 PLUSは、次のような人におすすめです。
- 真夏の車中泊で食品や飲み物をしっかり冷やしたい
- 庫内の冷却ムラをできるだけ減らしたい
- 釣った魚や肉など、温度管理に気をつかうものを入れる
- 2Lペットボトルを複数本入れて使いたい
- 買い出し後に常温に近いものを追加することが多い
- 23Lクラスを長く使うつもりがある
- 新型のアルミ製庫内と急速冷却に魅力を感じる
D23 PLUSは、単に「新しいから高い」モデルではありません。夏に車載冷蔵庫を使う人が困りやすい冷却ムラへ正面から手を入れたモデルです。
クーラーボックスの氷が溶けるストレスをなくしたいだけなら、従来モデルでも足りるかもしれません。冷蔵庫として食材を安心して入れたいなら、D23 PLUSを選ぶのがおすすめです。
D23がおすすめな人
D23は、次のような人におすすめです。
- 価格を抑えて23Lクラスを買いたい
- 冷蔵・冷凍の基本性能があれば十分
- 飲み物や冷凍食品の持ち帰りが中心
- 真夏の長時間使用より、買い物や日帰りレジャーで使う
- 初めて車載冷蔵庫を試したい
- セール価格やポイント還元を重視する
D23は、23L容量、-20℃までの冷却、AC・DC対応、約43dBの静音性など、車載冷蔵庫としての基本を押さえています。
冷却ムラを細かく気にしないなら、D23で十分です。車中泊より買い出し、釣りよりドライブ、食品管理より飲み物の保冷が中心なら、価格を抑えやすいD23を選ぶほうが予算を使いすぎずに済みます。
よくある質問
D23 PLUSとD23の一番大きな違いは?
一番大きな違いは、D23 PLUSがアルミ製庫内と庫内温度差約2℃を打ち出している点です。D23も23Lで-20℃まで冷やせますが、冷却ムラを抑える設計を重視するならD23 PLUSがおすすめです。
D23 PLUSは車中泊に向いていますか?
D23 PLUSは約43dBの静音設計、23L容量、専用バッテリーやソーラー対応の案内があり、車中泊にも使いやすいモデルです。夜通し使うなら、事前の予冷とポータブル電源または専用バッテリーの容量確認をしておきましょう。
D23でも冷凍食品やアイスは入れられますか?
D23は-20℃までの設定に対応しているため、冷凍食品や氷の保管にも使えます。ただし、外気温、開け閉め、庫内に入れる量で冷え方は変わります。真夏に生ものや冷凍食品を長時間入れるなら、冷却ムラ対策を重視したD23 PLUSも候補に入れましょう。
D18系と迷ったらどう選べばいいですか?
18Lで足りるならD18系でも大丈夫です。ソロ中心で飲み物と少量の食品だけなら、18Lクラスは扱いやすいサイズです。2Lペットボトルを4本入れたい、買い出し後の余裕を残したい、2人分の食材までまとめたいなら、23LのD23 PLUSかD23がおすすめです。
電気代は高いですか?
D23 PLUSは最大約45W、D23は約35〜45Wの案内です。45Wで8時間、31円/kWhとして単純計算すると約11円です。実際の消費電力は外気温や設定温度で変わるため、車中泊では電気代よりポータブル電源の残量を見ておくほうが大切です。
楽天やAmazonではどちらを買うべきですか?
楽天やAmazonでは、セール、クーポン、ポイント還元、バッテリー付きセットの有無で価格が変わります。冷却ムラを減らしたいならD23 PLUS、価格重視ならD23を基準にし、最終的には同じセット内容で比べましょう。
まとめ:冷え方までこだわるならD23 PLUS、価格重視ならD23
EENOUR D23 PLUSとD23の違いをまとめると、次のとおりです。
- D23 PLUSはアルミ製庫内を採用
- D23 PLUSは庫内温度差約2℃と案内されている
- D23 PLUSは25℃から-20℃まで最短約34分の急速冷却が魅力
- D23も23L容量で-20℃まで冷却できる
- 価格を抑えて23Lを使うならD23がおすすめ
- 容量を削ってもよいならD18系も候補に入る
夏キャンプや車中泊で失敗しやすいのは、冷蔵庫の容量不足だけではありません。庫内の場所によって冷え方が変わると、食品の入れ方や開け閉めに気をつかうようになります。
冷却ムラを減らして、飲み物も食材もまとめて安心して冷やしたいならD23 PLUSがおすすめです。価格を抑えて23Lクラスの車載冷蔵庫を導入したいなら、D23で十分です。
夏の車内で使うなら、安さだけで決めず、何をどのくらいの時間冷やすかまで考えて選びましょう。最新価格とセット内容は、D23 PLUSとD23の販売ページで確認できます。



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