CL12DAとCL18DAの違いを比較!軽量で高所作業をラクにするなら?HiKOKI全ねじカッタ

電動工具

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天井裏や脚立上で、上を向いたまま全ねじを切る。

この作業、工具の重さがじわじわ効きます。

1本だけなら気にならなくても、電設・空調・設備工事で何十本、何百本と切る日は、夕方の腕や肩に差が出ます。

そこで気になるのが、HiKOKIの10.8V全ねじカッタCL12DAです。

従来の18VクラスであるCL18DAより軽く、高所での上向き作業をラクにしやすいモデルです。

結論からいうと、W3/8中心の電設・空調・設備工事ならCL12DAがおすすめです。

2.7kgの軽さと最小切断長さ17mmの扱いやすさで、日々の疲労を減らしやすいからです。

一方で、W1/2やM12まで切る現場、1充電あたりの作業量を重視する現場ならCL18DAが向いています。

本記事では、CL12DACL18DAの違いを、重量・切断能力・作業量・バッテリ環境・現場での使いやすさまでふまえて比較します。

先に結論:疲労軽減ならCL12DA、太径対応ならCL18DA

CL12DACL18DAは、どちらもHiKOKIのコードレス全ねじカッタです。

LEDライト、コレクトボックス、仮置きフック、定置切断など、現場で便利な機能は共通しています。

ただし、狙っている現場が少し違います。

違いCL12DACL18DA
電圧10.8V18V / マルチボルト対応
質量2.7kg3.2kg
切断能力軟鋼 W5/16・W3/8・M6・M8・M10、ステンレスW3/8軟鋼 W5/16・W3/8・W1/2・M6・M8・M10・M12、ステンレスW3/8
1充電作業量W3/8軟鋼 約800本、ステンレス約350本W3/8軟鋼 約1,400本、ステンレス約750本
ストローク数32回/分28回/分
最小切断長さ17mm販売ページでは20mm表記が多い
本体のみ価格税別60,000円税別63,000円
向いている人W3/8中心で軽さ重視太径対応と作業量重視

高所作業の負担を減らしたいならCL12DA

W1/2やM12を切る可能性があるならCL18DA

この分け方がいちばん現実的です。

CL12DAとCL18DAの比較表

まずは公式仕様を中心に、主要スペックを整理します。

比較項目CL12DACL18DA
メーカーHiKOKIHiKOKI
製品カテゴリコードレス全ねじカッタコードレス全ねじカッタ
電圧10.8V18V / マルチボルト
モーター直流ブラシレスモーター直流ブラシレスモーター
無負荷ストローク数32回/分28回/分
機体寸法282×200×113mm310×213×113mm
質量2.7kg3.2kg
軟鋼切断能力W5/16・W3/8・M6・M8・M10W5/16・W3/8・W1/2・M6・M8・M10・M12
ステンレス切断能力W3/8W3/8
W3/8軟鋼の作業量約800本約1,400本
W3/8ステンレスの作業量約350本約750本
付属バッテリBSL1250MTBSL36A18X
充電器UC12SDLUC18YDL2
充電時間約30分実用約19分 / 満充電約25分
セット品価格税別80,000円税別100,000円
本体のみ価格税別60,000円税別63,000円

本体のみの価格差は小さめです。

だからこそ、安さだけで選ぶより「どの全ねじを、どんな姿勢で、どれくらい切るか」で選ぶのが大事です。

高所作業の疲労を減らしやすいのはCL12DA

CL12DAのいちばんの魅力は軽さです。

質量はBSL1250MT装着時で2.7kg。

CL18DAの3.2kgより、約500g軽くなっています。

数字だけ見ると「500gなら大差ない」と感じるかもしれません。

でも、脚立上で腕を上げたまま全ねじを支え、工具を構え、切断する作業では話が変わります。

工具を腰袋から出す。

ボルトに当てる。

切る。

また持ち替える。

この動作を何度もくり返す現場では、500gの差がかなり効きます。

とくにCL12DAは全高282mmで、CL18DAの310mmよりコンパクトです。

天井裏、設備まわり、狭い懐での取り回しも軽く感じやすいです。

W3/8を中心に切る現場なら、18Vのパワーより10.8Vの軽さを選ぶ価値があります。

CL12DAは最小切断長さ17mmが強い

CL12DAは、全ねじの出張り長さ17mmまで対応します。

公式ページでも、従来の蛍光灯器具を薄型LEDライトユニットに交換する場面で便利と案内されています。

この「短く切れる」メリットは、設備系の現場ではかなり実用的です。

天井面に近いところで、あと少し出っ張った全ねじを詰めたい。

薄型器具に交換したら、既存のボルトが微妙に長い。

そんな場面で、切断後の出っ張りを抑えやすいのは助かります。

CL18DAも現場向けの新しい18V機ですが、販売ページでは最小切断長さ20mmと表記されることが多いです。

数mmの差でも、器具交換や天井内作業では効くことがあります。

LED化工事や器具交換でW3/8を短く詰める作業が多いなら、CL12DAの17mmは大きな判断材料です。

切断能力はCL18DAが上

切断できるサイズは、CL18DAのほうが広いです。

CL12DAは、軟鋼全ねじでW5/16・W3/8・M6・M8・M10に対応します。

ステンレスはW3/8に対応します。

一方、CL18DAは、軟鋼W1/2とM12まで対応します。

この差は、現場によってかなり大きいです。

用途おすすめ
電設・空調のW3/8中心CL12DA
LED照明交換や器具吊りCL12DA
W1/2を切ることがあるCL18DA
M12を切ることがあるCL18DA
現場ごとにサイズが読みにくいCL18DA

W3/8しか切らないなら、CL12DAで十分な場面が多いです。

ただし、配管支持やラックまわりで太い全ねじを扱うなら、CL18DAの対応力が安心です。

軽さを取るか、切断範囲の広さを取るか。

ここが2機種の大きな分かれ目です。

連続作業とバッテリ運用はCL18DAが有利

1充電あたりの作業量は、CL18DAが有利です。

公式の目安では、W3/8軟鋼の切断でCL12DAが約800本、CL18DAが約1,400本です。

W3/8ステンレスでは、CL12DAが約350本、CL18DAが約750本です。

作業内容CL12DACL18DA
W3/8 軟鋼約800本約1,400本
W3/8 ステンレス約350本約750本

1日に大量に切る現場では、CL18DAの余裕が効きます。

充電器もCL18DAのセット品はUC18YDL2で、BSL36A18Xを実用約19分、満充電約25分で充電できます。

CL12DAのセット品はUC12SDLで、BSL1250MTの充電時間は約30分です。

単純な切断本数と充電回りだけ見ると、CL18DAのほうが連続作業に強いです。

ただ、実際の現場では「一気に1,000本切る」より、「脚立を動かしながら、数十本ずつ切る」ことも多いはずです。

そういう使い方なら、作業量より本体の軽さが効く場面もあります。

共通機能はかなり充実している

CL12DACL18DAは、電圧や切断能力こそ違いますが、現場で便利な機能はかなり共通しています。

主な共通機能は以下のとおりです。

  • ブラシレスモーター
  • コレクトボックス
  • 仮置きフック
  • 定置切断
  • LEDライト
  • W3/8トリマ
  • スケール

コレクトボックスは、切断した全ねじの端材を落とさず回収しやすい機能です。

天井作業や高所作業では、端材の落下を減らせるだけでも気を使う場面が減ります。

LEDライトは、天井裏や暗い設備まわりで便利です。

仮置きフックも、脚立上で一瞬工具を掛けたいときに助かります。

つまり、CL12DAは「軽いぶん機能が少ない」モデルではありません。

W3/8中心の現場で必要な使い勝手は、しっかり押さえています。

価格差は本体のみなら小さい

本体のみの希望小売価格は、CL12DAが税別60,000円、CL18DAが税別63,000円です。

本体だけで見ると、差は3,000円です。

この差なら、価格より用途で選んだほうが後悔しにくいです。

一方、バッテリ・充電器・ケース付きのセット品では差が広がります。

CL12DA(JS)は税別80,000円。

CL18DA(XPZ)は税別100,000円です。

すでにHiKOKIのバッテリ環境がある人は、本体のみのNNを選べるかがポイントになります。

ただし、10.8VのCL12DAはBSL12XXシリーズ、18VのCL18DAはマルチボルト蓄電池や18V BSL18XXシリーズを使います。

手持ちのバッテリがどちらの電圧かで、追加コストは変わります。

18V工具を多く持っている職人なら、CL18DAのほうが導入しやすいことがあります。

逆に10.8V工具を腰道具まわりで使っているなら、CL12DAはバッテリ運用を軽くまとめやすいです。

口コミ傾向は「CL12DAは軽さ」「CL18DAは対応力」に注目

CL12DAは新しいモデルのため、長期使用レビューはまだ多くありません。

販売店や工具系メディアでは、2.7kgの軽さ、17mmの最小切断長さ、W3/8ステンレス対応が注目されています。

とくに「10.8Vでも全ねじカッタとして実用になるのか」という不安に対して、公式仕様ではW3/8ステンレスまで対応している点が安心材料です。

一方、CL18DAは18V機として、W1/2・M12まで切れる対応力が評価されやすいモデルです。

販売ページでは、セット品の流通もあり、太径対応・コレクトボックス・LEDライト・トリマ付きの新しい18V機として扱われています。

口コミを見るときは、単純な星の数より「どのサイズを切っている人の評価か」を見たほうがいいです。

W3/8中心の人がCL12DAを軽いと評価するのと、W1/2を切る人がCL18DAを選ぶのでは、前提がまったく違います。

CL12DAがおすすめな人

CL12DAがおすすめなのは、次のような人です。

  • W3/8の全ねじを切る作業が中心
  • 電設・空調・設備工事で上向き作業が多い
  • 脚立上での持ち替えをラクにしたい
  • 腕や肩の疲れを減らしたい
  • LED照明交換など、短く切り詰める作業が多い
  • W1/2やM12はほとんど使わない
  • 10.8V工具を現場で使っている

CL12DAは、軽量化で作業負担を減らすためのモデルです。

切断能力の上限はCL18DAに劣りますが、W3/8中心の現場ではむしろ扱いやすさが勝ちます。

毎日使う工具ほど、軽さは正義です。

高所や天井まわりの作業が多い人ほど、CL12DAの価値を感じやすいです。

CL18DAがおすすめな人

CL18DAがおすすめなのは、次のような人です。

  • W1/2やM12の全ねじを切ることがある
  • W3/8でも1日に大量に切る
  • 1充電あたりの作業量を重視する
  • 18V / マルチボルト工具をすでに使っている
  • 太径対応の安心感を優先したい
  • 本体重量より切断範囲の広さを重視する
  • 現場ごとに全ねじサイズが変わりやすい

CL18DAは、18V機らしく対応範囲が広いモデルです。

W1/2やM12まで対応できるので、現場を選びにくいのが強みです。

本体はCL12DAより重いものの、3.2kgなので従来の重い全ねじカッタからの更新なら十分軽く感じる人も多いはずです。

軽さより「これ1台で太径まで任せたい」なら、CL18DAが向いています。

迷ったらW1/2を切るかで決める

CL12DACL18DAで迷ったら、まずW1/2やM12を切るかどうかを考えてください。

切るならCL18DAです。

ここは迷わなくていいです。

逆に、W3/8が中心で、上向き作業や持ち替えが多いならCL12DAを選びやすいです。

条件おすすめ
W3/8中心CL12DA
上向き作業が多いCL12DA
軽さを最優先CL12DA
最小切断長さを重視CL12DA
W1/2を切るCL18DA
M12を切るCL18DA
1充電の作業量を重視CL18DA
18Vバッテリを活かしたいCL18DA

買い替え判断としては、W3/8中心で重さに不満があるならCL12DAへ寄せていいです。

重い工具を我慢しながら使い続けるより、毎日の疲労を減らせるメリットのほうが大きい現場は多いです。

まとめ:W3/8中心ならCL12DA、太径まで見るならCL18DA

CL12DACL18DAの違いを比較しました。

ポイントをまとめます。

  • CL12DAは10.8Vで2.7kgの軽量モデル
  • CL18DAは18V / マルチボルト対応で3.2kg
  • CL12DAはW3/8中心の上向き作業に向く
  • CL12DAは最小切断長さ17mmが強み
  • CL18DAはW1/2・M12まで対応
  • 1充電あたりの作業量はCL18DAが多い
  • 本体のみの価格差は小さいので、用途で選ぶのが大事

電設・空調・設備工事でW3/8を切ることが多く、上向き作業の疲れを減らしたいならCL12DAがおすすめです。

500gの軽量化は、1日中使う職人にとって数字以上に効きます。

一方、W1/2やM12を切る可能性がある現場ではCL18DAを選びましょう。

軽さより対応力を優先したほうが、現場で困りにくいです。

毎日の上向き作業を少しでもラクにしたいならCL12DA

太径まで1台で任せたいならCL18DA

この基準で選べば、現場に合う1台を選びやすいです。

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