Amazonから、子ども向けのタブレット「Amazon キッズ タブレット」が出ました。画面の大きさは2種類で、この記事で取り上げるのは11インチのAmazon キッズ タブレット 11です。
価格.comのニュースによると、キッズ タブレットは「Amazonのタブレット史上初となるAndroid OSを搭載」した子ども向けタブレットです。
この記事では、Amazonの商品ページにある仕様と説明をもとに、キッズ タブレット 11の特徴を整理します。発売されたばかりで、Amazonのカスタマーレビューはまだ0件です。そのため、口コミではなく、公式の情報から分かることをまとめています。筆者による実機の試用はしていません。

子どもに初めてのタブレットを買いたいんだけど、どんなところを見ればいいの?

画面やメモリといった本体の性能に加えて、使い放題のKids+や、保護者の見守り機能もセットになっているよ。ただ、充電器は付いていないから、そこは気をつけてね。
結論:大きな画面と見守り機能をそろえた子ども向けタブレット
先に結論を書きます。キッズ タブレット 11は、11インチの2.5Kの画面、8GBのメモリ、64GBのストレージを備えたAndroidタブレットです。Google Playのアプリを、保護者の承認のもとで追加できます。
本体には、子ども向けのカバーと、Amazon Kids+の1年間の使い放題が付いています。利用時間の設定や利用状況の確認など、保護者が見守るための機能もそろっています。
一方で、充電器は付属していません。18WのUSB Type-C PD 2.0充電器を、別に用意する必要があります。
Amazon キッズ タブレット 11の主な仕様
Amazonの商品ページにある仕様を、表にまとめます。対象年齢3歳以上のモデルと6歳以上のモデルで、本体の仕様は同じ値が書かれています。
| 項目 | Amazon キッズ タブレット 11 |
|---|---|
| ディスプレイ | 11インチ 2.5K、2560×1600(276 PPI)、輝度500 nit |
| プロセッサ | MediaTek 8189(8コア 2.0GHz) |
| メモリ/ストレージ | 8GB(RAM)/64GB |
| OS | Android 16 |
| カメラ | 前面8メガピクセル/背面8メガピクセル(1080pのビデオ録画) |
| スピーカー/マイク | Dolby Atmosデュアルスピーカー/デュアルマイク |
| バッテリー | 通常使用時 最大15時間 |
| 充電 | 18W USB Type-C PD 2.0充電器(別売)で約2時間以内に最大80% |
| セキュリティ | クラス3 生体認証指紋センサー |
| 無線 | Wi-Fi 6、Bluetooth 5.3 LE |
| 端子 | USB-C(充電、オーディオ出力、USB 2.0のデータ転送) |
| サイズ/重さ | 253×165×7mm/466g |
| 素材 | ユニボディアルミニウム設計 |
| 同梱内容 | 本体、キッズ向け保護カバー、USB-C(2.0)ケーブル、クイックスタートガイド |
| 保証 | 1年間限定保証 |
充電器は別売り
いちばん気をつけたいのが、充電器です。商品ページの充電時間の欄には、「18W USB Type-C PD 2.0充電器およびUSB Type-C to Cケーブル(充電器は別売)を使用した場合、約2時間以内に最大80%まで充電可能。」と書かれています。
同梱内容は、本体、キッズ向け保護カバー、USB-C(2.0)ケーブル、クイックスタートガイドです。充電に使うのは、同梱のUSB-Cケーブルと、別に用意する充電器です。

11インチ2.5Kの画面
画面は、「11インチ 2.5K タッチスクリーン、解像度 2560 x 1600(276 PPI)、輝度 500 nit」です。
Amazonの商品ページでは、11インチのモデルを「大画面・高解像度・高性能。ゲームも動画も、迫力ある映像でもっと夢中になれます。」と紹介しています。8.7インチのキッズ タブレット 8と比べると、画面の大きさも解像度も上です。
目への配慮として、ブルーライトフィルタリング機能もあります。商品ページでは、「ブルーライトフィルタリング機能で、長時間の移動中や暗い場所でも、お子さまの目の負担を軽減します。」と説明しています。
8GBのメモリとAndroid 16
プロセッサはMediaTek 8189で、8コアの2.0GHzです。メモリは8GB、ストレージは64GBです。OSはAndroid 16です。
Amazonは、「【長く使える設計】高速プロセッサーと鮮明なディスプレイで、快適な動作を実現します。」と説明しています。64GBのストレージについては、映画や小説、ゲームをダウンロードできる大容量だと紹介しています。
Google Playのアプリを保護者の承認で追加できる
キッズ タブレットは、Google Playに対応しています。商品ページには、「【Google Playに対応】お子さまの興味の変化に合わせて、Google Playのアプリを追加できます。アプリを追加する場合は、保護者の承認制で、安心です。」と書かれています。
学校の学習アプリについても説明があります。「保護者はGoogle Classroomアプリを追加でき、お子さまは宿題を提出したり、カリキュラムのノートを確認などをすることができます。」
Amazon Kids+が1年間使い放題
本体には、子ども向けの定額サービスAmazon Kids+が1年間付いています。仕様の欄には、「新しいAmazon キッズ タブレットを登録すると、登録した時点から1年間の Amazon Kids+サブスクリプションが自動的に付与されます。」と書かれています。
商品ページでは、「【Amazon Kids+が1年間使い放題】プログラミングアプリや小学生新聞、英語、漢字、算数などの学習アプリ他、学習まんがや児童書など2千冊以上の本、動画など数千点のキッズコンテンツが広告表示なく楽しめます。」と紹介しています。
ただし、無料なのは最初の1年間です。商品ページには、「最初の1年間は追加利用料なしでお楽しみいただけます(その後、有料期間へ自動更新)。」とあります。2年目からも使うかどうかは、1年がたつ前に決めておくと安心です。
すでにAmazon Kids+を使っている家庭の場合も、「・Amazon Kids+のサブスクリプションをすでにお持ちのお客様の場合、新しいAmazon キッズ タブレットを登録すると、登録した時点から1年間の Amazon Kids+サブスクリプションが自動的に付与されます。」と案内されています。
Amazon Kids+で使えるコンテンツ
商品ページでは、Amazon Kids+の中身を、絵本や図鑑、ひらがな・数字・英語を学べる知育アプリやゲーム、ビデオ、家族で楽しめるカラオケアプリなどと紹介しています。プログラミングアプリや小学生新聞、英検・漢検・算数などの学習アプリ、学習まんがや児童書も挙げられています。
学ぶ分野については、「Amazon Kids+なら、科学、自然、歴史、工作など、さまざまなジャンルのコンテンツで学べます。」と書かれています。
なお、コンテンツの内容は変わることがあります。商品ページには、「コンテンツは予告なく変更となる可能性があります。」と注意書きがあります。
保護者の見守り機能
保護者が使える機能も、いくつか紹介されています。利用時間については、「お子さまの1日あたりの利用時間や曜日ごとの利用時間などを保護者が簡単に設定可能できます。」とあります。
利用状況の確認については、「お子さまが遊んだゲーム、読んだ本、見た動画、それぞれの利用時間を確認することができます。」と説明しています。ペアレントダッシュボードアプリで、子どもの利用状況を見られます。
ほかにも、「追加のコンテンツは、保護者が選んで決められるので安心です。」とあり、「使用時に学習コンテンツを優先するよう設定が可能です。」とも書かれています。
年齢フィルターを設定しておくと、年齢に合ったコンテンツが自動で表示されます。Amazon Kids+の中では、広告も表示されません。
3歳以上モデルと6歳以上モデルの違い
キッズ タブレット 11には、対象年齢3歳以上のモデルと、6歳以上のモデルがあります。商品ページの仕様では、画面、メモリ、バッテリーなど本体の値は同じです。違いは、付いてくるカバーと色です。
| 項目 | 対象年齢3歳以上 | 対象年齢6歳以上 |
|---|---|---|
| カバー(商品名での表記) | キッズ向け保護カバー | キッズ向けスリムカバー |
| 色 | グリーン、パウ・パトロール レスキュー | ターコイズブルー、ちいかわ エディション |
| 発表時の価格(税込) | 54,980円(グリーン)、56,980円(パウ・パトロール レスキュー) | 54,980円(ターコイズブルー)、56,980円(ちいかわ エディション) |
3歳以上のモデルのカバーは、商品ページで「【小さな手でも持ちやすい専用カバー】」と紹介されています。6歳以上のモデルのカバーは、「縦置きでも横置きでも使えるスタンドがしっかりタブレットを支えるので、動画を見るときも、本を読むときも快適に使えます。」と説明されています。
価格.comのニュースによると、「日本限定で専用カバーに「ちいかわ」を採用した「ちいかわ エディション」もラインアップする。」とのことです。
仕様の対象年齢の欄には、どちらのモデルにも「小さな部品が含まれます。誤飲・窒息の危険がありますので、3歳未満のお子さまには使用させないでください。」と書かれています。
バッテリーと持ち出し
バッテリーは、「読書、ウェブ、ビデオ、音楽などで通常使用時、最大15時間。」です。使い方や設定によって変わることも、あわせて書かれています。
Amazonは持ち出す場面について、「コンテンツをあらかじめwifi環境でダウンロードしておけば、オフラインでも楽しめるので、おでかけの待ち時間や移動中に役立ちます。」と説明しています。フライト中も楽しめるという紹介もあります。
重さは466g、厚さは7mmです。本体はユニボディのアルミニウム設計です。
カメラ、音、そのほかの仕様
カメラは、前面と背面がどちらも8メガピクセルで、1080pのビデオ録画ができます。スピーカーはDolby Atmosのデュアルスピーカー、マイクはデュアルマイクです。
ロックの解除には、クラス3の生体認証指紋センサーが使えます。無線はWi-Fi 6とBluetooth 5.3 LEで、USB-Cポートは充電、オーディオ出力、データ転送(USB 2.0)に使えます。センサーは、アクセロメータ、環境光センサー、近接センサーです。
ユーザー補助機能は、設定画面の「ユーザー補助」から有効にして使います。Voice Viewによる音声での画面操作や、拡大鏡での画面の拡大と縮小ができます。ほかにも、フォントサイズや色の反転、補正の設定があり、オーディオをステレオからモノラルに切り替えて、片方のイヤホンから出力することもできます。
Wi-Fiは、Wi-Fi 6(802.11 a/b/g/n/ac/ax)に対応しています。USB-Cポートのデータ転送は、USB 2.0(最大480Mbps)です。サイズと重さについては、構成および製造工程により異なる場合があると、仕様の欄に書かれています。
保証と環境への配慮
保証は、1年間限定保証です。仕様の保証の欄には、「国内の場合、オプションで別売の」延長保証を利用できるとも書かれています。3歳以上のモデルにも6歳以上のモデルにも、同じ1年間限定保証が付きます。
環境への配慮についても説明があります。Amazonによると、「11インチタブレットは13%のリサイクル素材で作られています。」また、「11インチタブレットのアルミニウム部品は49%のリサイクルアルミニウムで作られています。」商品ページには、ENERGY STARの認証を受けた商品であることも表示されています。
製品世代の欄は、「第1世代 – 2026年発売」です。キッズ タブレットのシリーズとしては、初めてのモデルということになります。
Amazonアカウントにリンクして購入すると、フラストレーションフリーセットアップが使えます。対象のAmazonデバイスをすでに持っている場合、アカウントに保存された設定を使って、セットアップが自動で完了することがあると案内されています。
キッズ タブレット 8との違い
同時に出た8.7インチのキッズ タブレット 8とは、プロセッサ(MediaTek 8189)、ストレージ(64GB)、OS(Android 16)、Wi-Fi 6が同じです。主な違いは次のとおりです。
| 項目 | キッズ タブレット 11 | キッズ タブレット 8 |
|---|---|---|
| ディスプレイ | 11インチ 2.5K、2560×1600(276 PPI)、500 nit | 8.7インチ HD、1340×800(180 PPI)、400 nit |
| メモリ | 8GB | 4GB |
| カメラ(前面/背面) | 8メガピクセル/8メガピクセル | 5メガピクセル/8メガピクセル |
| スピーカー/マイク | Dolby Atmosデュアルスピーカー/デュアルマイク | デュアルステレオスピーカー/シングルマイク |
| バッテリー | 最大15時間 | 最大14時間 |
| 充電(18W、別売の充電器) | 約2時間以内に最大80% | 約1.5時間以内に最大80% |
| サイズ/重さ | 253×165×7mm/466g | 209×133×8mm/329g |
| 同梱のイヤホン変換アダプタ | なし | USB-C イヤホンジャック変換アダプタ |

同梱内容を比べると、USB-C イヤホンジャック変換アダプタが付くのはキッズ タブレット 8だけです。11の同梱内容は、本体、キッズ向け保護カバー、USB-C(2.0)ケーブル、クイックスタートガイドの4つです。
Amazonは、キッズ タブレット 8を「持ち運びやすいサイズで活躍。バッグにも、車の中でも、リビングや子ども部屋でも活躍します。」と紹介しています。
価格.comのニュースによると、発表時の価格は、キッズ タブレット 8が39,980円または41,980円、キッズ タブレット 11が54,980円または56,980円です。
Fireタブレットとの関係
Amazonには、Fireタブレットというタブレットのシリーズもあります。価格.comのニュースでは、キッズ タブレットについて、「同社のタブレットとして初めてAndroid OSを搭載し、Google Playストアにも対応した子ども向けタブレット。」と伝えています。
Fireタブレット全般とiPadの違いは、FireタブレットとiPadの違いを比較の記事でまとめています。
価格と買える場所
Amazonの商品ページの価格は、対象年齢6歳以上のターコイズブルーと3歳以上のグリーンが54,980円、ちいかわ エディションとパウ・パトロール レスキューが56,980円です。価格.comのニュースが伝えた発表時の価格と同じです。
Amazonでは、対象年齢6歳以上のちいかわ エディションの商品ページを確かめられます。
Amazon キッズ タブレット 11が向いている家庭
- 大きな画面と高い解像度のタブレットを選びたい家庭(11インチ 2.5K)
- メモリを重視する家庭(8GB)
- Google Playのアプリを、保護者の承認のもとで追加したい家庭
- 学習アプリや本、動画をAmazon Kids+でまとめて使いたい家庭
- 利用時間の設定や利用状況の確認をしたい家庭
買う前に確かめたいこと
- 充電器は別売り(18W USB Type-C PD 2.0充電器で約2時間以内に最大80%)
- Amazon Kids+の無料期間は1年間で、その後は有料期間へ自動更新
- USB-C イヤホンジャック変換アダプタは同梱内容にない(キッズ タブレット 8には付属)
- 3歳以上と6歳以上のモデルは、カバーと色が違う
よくある質問
充電器は付いていますか?
付いていません。同梱内容は、本体、キッズ向け保護カバー、USB-C(2.0)ケーブル、クイックスタートガイドです。18WのUSB Type-C PD 2.0充電器を別に用意してください。
3歳以上モデルと6歳以上モデルで、本体の性能は違いますか?
商品ページの仕様では、画面、メモリ、ストレージ、バッテリーなど本体の値は同じです。違うのは、付いてくるカバーと色です。
Amazon Kids+はずっと無料ですか?
無料で使えるのは、登録した時点から1年間です。その後は、有料期間へ自動更新されると案内されています。
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まとめ
Amazon キッズ タブレット 11は、11インチ2.5Kの画面と8GBのメモリを備え、Amazonのタブレットとして初めてAndroid OSとGoogle Playに対応した子ども向けタブレットです。Amazon Kids+の1年間と子ども向けのカバーが付き、利用時間の設定や利用状況の確認など、保護者の見守り機能もそろっています。
買うときは、充電器が別売りであることと、Amazon Kids+の無料期間が1年間であることを覚えておきましょう。




