朝はエスプレッソを短く、昼は氷を入れてすっきり、週末はカフェラテに少しだけラテアート。
デロンギのデディカシリーズで迷うとき、決め手は「新しいか古いか」だけではありません。
むしろ大事なのは、夏の昼や在宅ワーク中に冷たいコーヒーをどれだけ飲むかです。
先に結論からいうと、コールドブリューまで1台で楽しみたいならEC890Jがおすすめです。
一方、エスプレッソとカフェラテ、ラテアート練習が中心なら、型落ちのEC885Jで十分です。
| 迷いどころ | おすすめ |
|---|---|
| 夏もアイス系・コールドブリューをよく飲む | EC890J |
| エスプレッソ、カフェラテ、カプチーノを中心に作る | EC885J |
| 約5分のコールドブリューに惹かれる | EC890J |
| 価格差を抑えてデディカシリーズを始めたい | EC885J |
| 価格差が小さく、長く使う前提で選びたい | EC890J |
※本記事には広告リンクを含みます。価格や在庫は販売店によって変わるため、購入前に最新情報を確認してください。
EC890Jはデディカ デュオ、EC885Jはデディカ アルテという位置づけです。
本記事では、EC890JとEC885Jの違いを、コールドブリュー対応・ラテアート・操作性・価格差・置きやすさの5つで比較します。
EC890JとEC885Jの違いは「飲む時間帯」で考える
デディカシリーズは、どちらもボタンひとつで全自動ラテが出てくるマシンではありません。
粉をセットし、抽出し、ミルクを泡立て、自分で仕上げるタイプです。
だからこそ、単純に「新型のほうが上」と見るより、生活のどこで使うかを先に決めたほうが失敗を避けやすいです。
| 飲み方・使う時間帯 | 合うモデル | 理由 |
|---|---|---|
| 平日の朝にエスプレッソを飲む | EC885J | 抽出まわりの基本性能は十分高い |
| 昼にアイスコーヒーや冷たいラテを作る | EC890J | 約5分のコールドブリューが使える |
| 週末にラテアートを練習する | EC885J | My LatteArt対応で価格を抑えやすい |
| 来客時にホットもコールドも出したい | EC890J | メニューの幅を出しやすい |
| とにかくデディカを安く始めたい | EC885J | 型落ちで価格が下がりやすい |
僕なら、毎週アイス系を作る人にはEC890Jをすすめます。
逆に、ホットのカフェラテがメインで、夏だけ氷を入れたアイスラテにできればいい人ならEC885Jがおすすめです。
EC890JとEC885Jの違いを比較
まずは、EC890JとEC885Jの違いを一覧で整理します。
| 比較項目 | EC890J | EC885J |
|---|---|---|
| シリーズ名 | デディカ デュオ | デディカ アルテ |
| 主な型式 | EC890J-WI / EC890J-B / EC890J-M | EC885J-BG / EC885J-M / EC885J-GY |
| 発売時期 | 2026年モデル | 2023年発売モデル |
| カラー | ホワイト / ブラック / メタルシルバー | ベージュ / メタルシルバー / グレー |
| コールドブリュー | 対応 | 非対応 |
| コールドブリュー抽出時間 | 約5分 | 非対応 |
| ラテアート | My LatteArt対応 | My LatteArt対応 |
| 操作部 | カラータッチアイコン | 3ボタン式 |
| 抽出圧 | 抽出時9気圧 | 抽出時9気圧 |
| 抽出温度 | 90度、3段階調整 | 90度、3段階調整 |
| 定量設定 | 対応 | 対応 |
| カフェポッド | 44mmカフェポッド対応 | 44mmカフェポッド対応 |
| 本体サイズ | 幅150×奥行330×高さ305mm | 幅150×奥行330×高さ305mm |
| 重量 | 約4.1kg | 約4.0kg |
| 水タンク容量 | 1.0L | 1.0L |
| 消費電力 | 1350W | 1300W |
| 価格傾向 | 新型なので高め | 型落ちで下がりやすい |
大きな違いは、EC890Jだけが約5分のコールドブリューに対応していることです。
ラテアートについては、EC890Jだけの特権ではありません。
EC885JもMy LatteArt対応なので、ラテアート目的だけで新型を選ぶ必要はないです。
ここ、かなり大事です。
コールドブリューを飲むならEC890Jがおすすめ
EC890Jの最大の魅力は、約5分でコールドブリューを作れることです。
一般的な水出しコーヒーは、前日の夜に仕込んで数時間から半日待つ必要があります。
それに対してEC890Jは、デロンギ独自のコールド エクストラクション テクノロジーで、水を少しずつ注ぎながら短時間で抽出します。
朝に「今日は冷たいコーヒーが飲みたい」と思っても、その場で作れるのは強いです。
特に合うのは、次のような人です。
- 在宅ワーク中に冷たいコーヒーを飲みたい
- 夏場はホットよりアイス系の頻度が増える
- アイスラテ、チョコレート系、ミルクアレンジも試したい
- 水出しを前日に仕込むのが面倒
- 家族や来客でホット派・アイス派が分かれる
ただし、EC890Jを選ぶべき人は「コールドブリューも作れると便利そう」くらいではありません。
冷たいメニューを週に何度も作る人ほど、EC890Jの良さを実感しやすいです。
反対に、冷たいコーヒーは市販のアイスコーヒーで十分、夏でもホットラテ中心という人はEC885Jを選ぶのがおすすめです。
ラテアート目当てならEC885Jでも十分
ラテアートをしたくてデディカシリーズを見ているなら、EC885Jは今でもかなり強い候補です。
EC885Jは、フロッサーとスチーム管をラテアート向けに刷新したモデルで、きめ細かいフォームミルクを作りやすい設計です。
しかも、ミルクジャグとタンパーが付属します。
初めての1台として、買ってすぐ練習を始めやすいのはうれしいところです。
ラテアート目的で比較するなら、見るべきポイントは「My LatteArtの有無」だけではありません。
以下のような周辺条件も大事です。
- 豆の挽き目を調整できるグラインダーを用意する
- タンピングの力加減に慣れる
- 冷えた牛乳を使う
- ミルクピッチャーの注ぎ方を練習する
- 抽出後すぐにスチームへ移る流れを作る
つまり、ラテアートの完成度はマシンだけで決まりません。
EC885Jを選び、浮いた予算をグラインダーやタンパー、ミルクピッチャーに回すのも賢い選び方です。
「ラテアートを中心に楽しみたい」「コールドブリューはなくてもいい」という人には、EC885Jがおすすめです。
操作性はEC890Jが直感的、EC885Jは迷いにくい
EC890Jはカラータッチアイコンを採用し、メニューがひと目で分かりやすい設計です。
エスプレッソ、コールドブリュー、スチームなど、使いたい機能を視覚的に把握しやすいのがメリットです。
一方、EC885Jは3ボタン式です。
見た目はシンプルですが、1杯・2杯・スチームの切り替えが分かりやすく、毎朝同じ流れで使うなら迷いません。
ここは好みが分かれます。
| 操作の好み | おすすめ |
|---|---|
| アイコンでメニューを直感的に選びたい | EC890J |
| 物理ボタンに近いシンプル操作がいい | EC885J |
| コールドブリューまで同じパネルで操作したい | EC890J |
| 毎回ほぼ同じエスプレッソを抽出する | EC885J |
最新感やメニューの見やすさを重視するならEC890J。
余計な機能を増やさず、ホットメニューを淡々と作りたいならEC885Jがおすすめです。
置きやすさはほぼ同じ、差が出るのはカップ受けと見た目
キッチンに置けるかどうかで見ると、EC890JとEC885Jはかなり近いです。
どちらも幅15cmのスリムモデルで、本体サイズは幅150×奥行330×高さ305mm。
横幅だけを見ると、ワンルームや賃貸のキッチンにも置きやすいサイズです。
ただし、奥行は33cmあります。
食器棚の浅い段や、カウンターの手前が狭い場所に置くなら、設置スペースだけでなく前後の作業スペースも見ておきましょう。
EC890Jは着脱式カップ受けの使いやすさが改善され、カップトレイの安定感も意識されています。
EC885Jもトレイを外せば最大12cmの高さのグラスに対応するので、背の高いグラスでラテを作りたい人にも使えます。
見た目で選ぶなら、EC890Jはメタリックとマット感を組み合わせた新しめの印象。
EC885Jはメタルボディの落ち着いた雰囲気があり、道具感のあるデザインが好きな人に向いています。
価格差は「アイス系を週何回作るか」で決める
EC890Jは新型なので、価格は高めに出やすいです。
EC885Jは型落ちになり、販売店やカラーによっては価格がこなれてきています。
ここで大事なのは、単純な価格差ではなく「コールドブリュー機能をどれだけ使うか」です。
| 価格差の見方 | おすすめ |
|---|---|
| 価格差が5,000円前後 | EC890Jがおすすめ |
| 価格差が1万円前後 | コールドブリューを使うならEC890J |
| 価格差が1.5万円以上 | ホット中心ならEC885J |
| 旧型がセールで大きく安い | EC885Jがおすすめ |
| 冷たいメニューを週2回以上作る | EC890Jを選ぶのがおすすめ |
たとえば、外で買うアイス系ドリンクを1杯500円と考えると、1万円の価格差は20杯分です。
もちろん、家で作るには豆やミルク代もかかります。
それでも、週に2回以上アイスラテやコールドブリューを飲む人なら、EC890Jの出番は多くなります。
反対に、冷たいメニューは月に数回くらいなら、EC885Jを選んで豆や道具に予算を回したほうが満足しやすいです。
EC890Jの口コミはこれから、EC885Jは情報を拾いやすい
EC890Jは新しいモデルなので、口コミの量はEC885Jほど多くありません。
そのため、EC890Jの口コミを探すときは、購入直後の感想だけで判断せず、コールドブリューを何度か使ったレビューや、夏場の使い方に触れている声を見たいところです。
見るべきポイントは次のとおりです。
- コールドブリューの味が好みに合うか
- タッチアイコンの操作がしやすいか
- カップ受けやトレイの使い勝手
- スチーム後のお手入れが負担にならないか
- 音や振動が気にならないか
EC885Jは発売から時間が経っているぶん、レビューや使い方の情報を探しやすいです。
価格比較サイトや家電量販店のレビューでは、デザイン、コンパクトさ、ラテメニューの作りやすさを評価する声が見られます。
一方で、エスプレッソは豆の挽き目やタンピングで味が変わります。
EC885Jに限らず、手動式エスプレッソメーカーは「買えばすぐ毎回完璧」ではありません。
少しずつ調整して、自分の好みの味に近づける道具だと考えると楽しめます。
競合と比べると、デディカは「手で作る余白」を楽しむモデル
EC890JとEC885Jで迷っている人は、同時に「もっと安い入門機でもいいのでは」「全自動のほうがラクでは」と感じているかもしれません。
価格だけなら、デロンギのスティローザやアクティブ系のほうが導入しやすいです。
ただ、質感、横幅15cmのスリムさ、ラテアート向けのフロッサーまで含めると、デディカシリーズは一段上の満足感があります。
ラクさを重視するなら、マグニフィカS系の全自動コーヒーマシンも候補になります。
豆挽きから抽出まで任せられるので、毎朝ボタン操作だけで飲みたい人には全自動のほうが合います。
ただし、ラテアートを自分で仕上げる楽しさや、ポルタフィルターを使う気分はデディカシリーズならではです。
グラインダー付きの上位機まで見ると、さらに本格的な世界に入れます。
そのぶん本体が大きくなり、価格も上がりやすいです。
デディカシリーズは、キッチンに置きやすいサイズで「手を動かすカフェ体験」を始めたい人に向いた立ち位置です。
EC890Jがおすすめな人
EC890Jは、次のような人におすすめです。
- コールドブリューを家で作りたい
- 夏場はアイス系コーヒーの頻度が高い
- エスプレッソ、カフェラテ、コールドブリューまで1台で楽しみたい
- 最新モデルのデザインやカラータッチアイコンに惹かれる
- 家族や来客にホットもコールドも出したい
- 価格差が小さいなら新型を選びたい
EC890Jは、コーヒーの楽しみ方を季節で変えたい人に向いています。
ホットだけでなく、冷たい一杯まで自分で作りたいならEC890Jがおすすめです。
EC885Jがおすすめな人
EC885Jは、次のような人におすすめです。
- エスプレッソやカフェラテを中心に作りたい
- ラテアート練習を始めたい
- コールドブリュー機能はなくてもいい
- できるだけ安くデディカシリーズを導入したい
- シンプルな3ボタン操作が好み
- 浮いた予算を豆やグラインダーに回したい
EC885Jは型落ちですが、ラテアートの土台になるMy LatteArtに対応しています。
ホットのラテメニューが中心なら、EC885Jを選ぶのがおすすめです。
よくある質問
EC890JとEC885Jはどちらが初心者向け?
冷たいメニューまで試したい初心者にはEC890Jがおすすめです。
エスプレッソとカフェラテの基本から始めたいならEC885Jがおすすめです。
どちらも手動式なので、豆の量、挽き目、タンピング、ミルクの泡立てには慣れが必要です。
EC890Jのコールドブリューは普通の水出しと同じ?
EC890Jは、デロンギ独自のコールド エクストラクション テクノロジーで短時間抽出する仕組みです。
一般的な水出しコーヒーのように長時間置く方法とは違います。
「前日に仕込む水出し」より、飲みたいタイミングで作れる時短メニューとして考えると分かりやすいです。
ラテアートならEC890Jのほうが上?
ラテアート目的だけなら、EC885Jでも十分です。
EC890JもEC885JもMy LatteArt対応なので、差が出るのはコールドブリューの有無や操作パネルです。
ラテアート中心で価格差が大きいならEC885Jがおすすめです。
型落ちのEC885Jを買って後悔しない?
冷たいコールドブリューを重視しないなら、EC885Jで後悔しにくいです。
ただし、夏も冷たいメニューをよく作る人は、あとからEC890Jのコールドブリュー機能が気になる可能性があります。
最初に自分の飲み方を見て選びましょう。
カフェ通いを減らしたいならどっち?
ホットラテ中心でカフェ通いを減らしたいならEC885Jがおすすめです。
ホットもアイスも家で作りたいならEC890Jを選ぶのがおすすめです。
外で買うドリンクの頻度が高い人ほど、家で作る回数を増やしやすいモデルを選ぶと満足度が上がります。
まとめ:夏の冷たい一杯まで作るならEC890J、ラテ中心ならEC885J
結論はシンプルです。
約5分のコールドブリューに魅力を感じるならEC890J。
エスプレッソ、カフェラテ、ラテアートを中心に楽しむならEC885Jがおすすめです。
| 選び方 | おすすめ |
|---|---|
| コールドブリューも作りたい | EC890J |
| 夏もアイス系メニューをよく飲む | EC890J |
| ラテアート練習がメイン | EC885J |
| 価格を抑えてデディカを始めたい | EC885J |
| 価格差が小さく、長く使う前提 | EC890J |
デディカシリーズは、ただコーヒーを飲むための家電というより、自分の手で一杯を作る道具です。
暑い日も含めて家カフェを広げたいならEC890J。
まずは本格エスプレッソとラテアートを無理なく始めたいならEC885Jを選びましょう。



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