猫のごはん管理は、ただ時間どおりに出せばいいだけではありません。
朝はいつものカリカリ。
昼は少しだけおやつ。
夜は療法食や栄養補助食を混ぜたい。
そんなふうに「フードを分けて管理したい」と思うと、普通の自動給餌器では少し物足りなくなります。
エレコムで迷いやすいのが、新型のPET-AF08WHと、旧2皿タイプのPET-AF02BK系です。
先に結論を書くと、2種類のフードを時間・量まで分けて管理したいならPET-AF08WH
2匹に同じフードを分けて出したいならPET-AF02BK系がおすすめです。
PET-AF08WHは、左右独立タンクで2種類のフードを分けて保管できるタイマー式自動給餌器です。
一方のPET-AF02BK系は、1種類のフードを左右2つのボウルに分ける2匹向けモデルです。
似ているようで、使い道はかなり違います。
フードの種類を分けたいのか。
食べる猫を分けたいのか。
ここを先に決めると、選びやすいです。
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まず結論。フードを2種類使うならPET-AF08WH
PET-AF08WHの強みは、2種類のドライフードを左右別々に入れられることです。
たとえば、こんな使い方ができます。
- 左に主食、右におやつを入れる
- 朝は通常食、夜は療法食を出す
- 主食に栄養補助食を組み合わせる
- 量を変えて少しずつ食事管理する
- 外出中もいつもの食事パターンに近づける
1種類のフードだけを出す自動給餌器だと、ここまで細かい使い分けはしにくいです。
PET-AF02BK系も便利ですが、こちらは多頭飼い向けの2皿タイプです。
1つのタンクから出たフードを、スプリッターで左右2つのボウルに分けます。
つまり、2種類のフードを別々に管理するモデルではありません。
選び方は次のとおりです。
| 重視すること | 選びやすいモデル |
|---|---|
| 2種類のフードを分けたい | PET-AF08WH |
| 通常食と療法食を使い分けたい | PET-AF08WH |
| おやつや栄養補助食も自動で出したい | PET-AF08WH |
| 1匹の食事内容を細かく管理したい | PET-AF08WH |
| 2匹に同じフードを分けて出したい | PET-AF02BK系 |
| 2皿タイプが欲しい | PET-AF02BK系 |
| タンク容量の大きさを重視したい | PET-AF02BK系 |
| 旧型が安く買えるならコスパを重視したい | PET-AF02BK系 |
食事の「種類」を管理するならPET-AF08WH。
食べる「皿」を分けるならPET-AF02BK系。
この違いです。
PET-AF08WHとPET-AF02BKの違いを一覧で比較
まずは主な違いを表で見ていきます。
| 比較項目 | PET-AF08WH | PET-AF02BK系 |
|---|---|---|
| 位置づけ | 2種フード対応の新型 | 2匹用の旧2皿タイプ |
| フードタンク | 左右独立タンク | 1タンク |
| フードの種類 | 2種類を分けて保管可能 | 1種類 |
| ボウル | 1個 | 2個 |
| 向く使い方 | 主食+おやつ、通常食+療法食 | 2匹に同じフードを分配 |
| 最大容量 | 約4L / 約2.2kg | 約6L / 約3.3kg |
| 給餌回数 | 1日最大6回 | 1日最大6回 |
| 給餌量 | 1〜12ポーション | 1〜20ポーション |
| 1ポーション目安 | 右約11g、左約15g、左増量約21g | 約7g |
| 音声録音 | なし | 最大10秒 |
| 高さ配慮 | ボウル位置高め | 標準的な2皿配置 |
| 電源 | AC+単3電池4本の予備電源 | AC+単3電池4本の予備電源 |
| フードタイプ | ドライフード専用 | ドライフード専用 |
| 価格傾向 | 新型だが実売1万円前後 | 旧型で安い場合あり |
| おすすめの人 | 1匹の食事を細かく管理したい人 | 2匹に分けて給餌したい人 |
表で見ると分かるように、PET-AF08WHは「2種類のフード管理」が主役です。
PET-AF02BK系は「2匹用の分配」が主役です。
どちらが上というより、目的が違います。
PET-AF08WHは2種類のフードを左右独立で管理できる
PET-AF08WHの最大の特徴は、左右独立タンクです。
左と右で別のフードを入れられます。
さらに、左右それぞれに給餌時間・量・回数を設定できます。
これがかなり便利です。
たとえば、朝は主食を多めに出して、昼はおやつを少しだけ。
夜は栄養補助食を混ぜる。
猫の体調や年齢に合わせて、いつもの食事を少し細かく組めます。
特に、療法食を使っている猫や、体重管理をしている猫では、この自由度が助かります。
もちろん、療法食の与え方は獣医師の指示が優先です。
そのうえで、決まった量を決まった時間に出しやすいのは、自動給餌器の大きなメリットです。
PET-AF08WHは、単に「留守中にごはんを出す」だけではなく、食事内容を組み立てやすいモデルです。
PET-AF02BK系は2匹に分けて出せるのが強み
PET-AF02BK系は、2匹用の自動給餌器です。
1つのタンクから出たフードを、左右2つのボウルに分けて同時に給餌できます。
多頭飼いで、同じフードを食べている2匹には使いやすいです。
また、スプリッターを左右にスライドすることで、2つのボウルに入る量のバランスを7段階で調整できます。
片方は少し多め。
もう片方は少なめ。
そんな調整ができるのは便利です。
ただし、タンクは1つです。
2種類のフードを別々の時間に出す用途には向きません。
2匹が同じフードを食べる家庭ならPET-AF02BK系。
1匹でもフードの種類を分けたいならPET-AF08WH。
ここは間違えないようにしたいポイントです。
容量はPET-AF02BK系が大きい
容量だけで見ると、PET-AF02BK系が有利です。
PET-AF08WHは左右合わせて約4L、重量目安は約2.2kgです。
PET-AF02BK系は約6L、重量目安は約3.3kgです。
旅行や出張などで不在が続くときは、タンク容量が大きいPET-AF02BK系のほうが安心に見えます。
ただ、容量が大きければ必ず良いわけではありません。
フードを2種類入れたいなら、PET-AF08WHの左右独立タンクのほうが使いやすいです。
フードの減りも、左右の半透明タンクで確認できます。
1匹の食事管理なら約4Lでも十分な家庭は多いです。
多頭飼いで同じフードをたくさん入れたいならPET-AF02BK系。
1匹または少数で食事内容を分けたいならPET-AF08WH。
容量は、この使い方とセットで考えましょう。
給餌量は考え方が違う
PET-AF08WHは、1回あたり1〜12ポーションまで設定できます。
1ポーションの目安は、右給餌が約11g、左給餌が約15g、左増量モードが約21gです。
左右のタンクで出る量が違うため、フードの種類や粒の大きさに合わせて考える必要があります。
左増量モードでは、直径2〜15mm、厚み10mm以下の大きめフードにも対応しやすい仕様です。
一方、PET-AF02BK系は1ポーション約7gで、1回1〜20ポーションまで設定できます。
1回あたり約7〜140gまで出せるため、シンプルに量を細かく刻みたい人には使いやすいです。
どちらも、フードの形状や密度で実際の量は変わります。
最初はキッチンスケールで何回か量って、愛猫に合うポーション数を決めるのがおすすめです。
PET-AF08WHは吐き戻し対策にも配慮
PET-AF08WHは、フードボウルの位置が高めに設計されています。
猫が自然な姿勢で食べやすく、首への負担や食べこぼし、吐き戻しの予防をサポートする設計です。
もちろん、吐き戻しの原因は食器の高さだけではありません。
早食い、フードの粒、体調、毛玉なども関係します。
ただ、食べる姿勢を整えやすいのはうれしいポイントです。
PET-AF02BK系も、早食い・吐き戻し対策として少量ずつ給餌しやすいモデルです。
1日最大6回まで分けられるので、一度に食べすぎる猫には使いやすいです。
姿勢への配慮で選ぶならPET-AF08WH。
2匹に少しずつ出したいならPET-AF02BK系。
そんな見方ができます。
どちらも停電対策と湿気対策はしっかり
PET-AF08WHもPET-AF02BK系も、AC電源と単3形アルカリ電池4本の併用に対応しています。
乾電池は非常用の予備電源です。
通常はACアダプターで使い、万が一電源が抜けたときや停電時に設定を守るための備えになります。
外出中にごはんが出ないのは、かなり不安です。
この予備電源対応は、自動給餌器では大事なポイントです。
また、どちらも乾燥剤ポケット付きです。
ドライフードを湿気から守りやすく、カリカリ感を保ちやすい設計です。
長時間フードを入れておく機器なので、湿気対策は見逃せません。
PET-AF08WHがおすすめな人
PET-AF08WHは、猫の食事内容を細かく管理したい人に向いています。
具体的には、次のような人です。
- 2種類のフードを分けて入れたい
- 通常食と療法食を使い分けたい
- 主食とおやつを別々の時間に出したい
- 栄養補助食を少量だけ自動で出したい
- 1匹の食事管理を丁寧にしたい
- ボウル位置が高めのモデルを選びたい
- 価格が高すぎない自動給餌器から試したい
PET-AF08WHは、1種類のフードだけでは物足りない家庭に合います。
食事の組み合わせを作れるのが、ほかの安価な給餌器との大きな違いです。
PET-AF02BK系がおすすめな人
PET-AF02BK系は、2匹に同じフードを分けて与えたい人に向いています。
具体的には、次のような人です。
- 2匹で同じフードを食べている
- 左右2つのボウルで同時に給餌したい
- タンク容量を重視したい
- 音声録音でごはんの時間を知らせたい
- 旧型が安く買えるならコスパを重視したい
- 2種類のフード管理は不要
PET-AF02BK系は、フードの種類を分けるモデルではありません。
ただ、2匹向けのシンプルな自動給餌器としては使いやすいです。
価格がPET-AF08WHより大きく安いなら、十分候補になります。
まとめ
PET-AF08WHとPET-AF02BK系は、どちらもエレコムのタイマー式自動給餌器です。
ただし、向いている使い方は違います。
PET-AF08WHは、2種類のフードを左右独立タンクで分けて管理できます。
主食とおやつ、通常食と療法食、栄養補助食などを組み合わせたい家庭に向いています。
PET-AF02BK系は、1種類のフードを2つのボウルへ分ける2匹用モデルです。
多頭飼いで同じフードを与えたい家庭に向いています。
選び方をまとめると、次のとおりです。
| 選び方 | おすすめ |
|---|---|
| 2種類のフードを分けたい | PET-AF08WH |
| 療法食や栄養補助食も管理したい | PET-AF08WH |
| 1匹の食事内容を細かく管理したい | PET-AF08WH |
| 2匹に同じフードを分けたい | PET-AF02BK系 |
| 容量の大きさを重視 | PET-AF02BK系 |
| 旧型が大きく安い | PET-AF02BK系 |
食事の種類を分けるならPET-AF08WH。
2匹に同じごはんを分けるならPET-AF02BK系。
この違いを押さえて選べば、自動給餌器選びでかなり失敗しにくくなります。


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