G-SHOCKのプロフェッショナル向けシリーズ「MASTER OF G」から、マッドマン(MUDMAN)の新しいモデル「GDG-B100-1JF」が登場しました。Amazonでは2026年10月16日発売と表示されていて、価格.comに載っているメーカー希望小売価格は38,500円です。
マッドマンといえば、泥や砂ぼこりに強い構造が持ち味のシリーズです。GDG-B100は、その構造に、明るい屋外でも見やすいMIP液晶と、暗い場所で目にやさしい赤色LEDのバックライト、さらに歩数やペースを測るトレーニング機能とスマートフォンリンクを組み合わせています。
この記事では、Amazonの商品ページに載っているカシオの説明(メーカーによる説明・商品説明)と、価格.comの情報をもとに、GDG-B100-1JFの特徴を整理します。Amazonのレビュー欄には別のモデルの投稿が並んでいるため、口コミはこの記事では紹介していません。

マッドマンって、ほかのG-SHOCKと何が違うの?

泥や塵が入りにくい「マッドレジスト構造」がいちばんの特徴だよ。GDG-B100は、そこに見やすい液晶とトレーニング機能を足した、少し新しい方向のマッドマンなんだ。
結論:泥に強い外装と、運動の記録を1本にまとめたい人向け
先に結論です。GDG-B100-1JFは、次のような人に向いています。
- アウトドアや作業の現場で、泥や塵に強い腕時計が欲しい人
- 直射日光の下でも、暗い場所でも、時刻を見やすい液晶を選びたい人
- ランニングやウォーキングの距離・ペース・消費カロリーを、スマートフォンのアプリで管理したい人
- スマートフォンの着信や通知を、振動で知らせてほしい人
一方で、カシオの説明にある比較表では、使用電源は「電池」です。同じ表に並ぶ電波ソーラーやタフソーラーのモデルとは違い、ソーラー充電の時計ではありません。時刻修正はスマートフォンリンクで行うタイプで、標準電波を受信するモデルでもありません。
GDG-B100-1JFの仕様
Amazonの商品ページに載っているカシオの説明と、価格.comの情報をもとに、おもな仕様をまとめます。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 発売日 | 2026年10月16日(Amazonの表示) |
| メーカー希望小売価格 | 38,500円(価格.com) |
| ケースサイズ(縦×横×厚さ) | 63.6×49.6×16.2mm |
| 質量 | 66g |
| ケース・ベゼル | 樹脂(バイオマスプラスチック) |
| バンド | 樹脂(バイオマスプラスチック) |
| 風防 | 無機ガラス |
| バンド幅(Amazon) | 24.9mm(タングバックル) |
| 使用電源 | 電池 |
| 時刻修正 | スマートフォンリンク |
| 防水 | 20気圧防水 |
| 構造 | 耐衝撃構造、防塵・防泥構造(マッドレジスト) |
| 表示 | MIP液晶、オートLEDバックライト(赤色LED) |
| おもな機能 | 歩数計測、トレーニング機能、トレーニングログ、ライフログ、バイブレーション、ワールドタイム(38都市+UTC)、ストップウオッチ、インターバルタイマー、時刻アラーム |
ケースサイズと質量、素材、風防、使用電源は、Amazonの商品ページにあるカシオの比較表の値です。スマートフォンと連携しない場合は、通常のクオーツ精度(平均月差±15秒)で動くとされています。
価格と購入先
報道では、GDG-B100は3つのモデルが同時に発売され、価格はいずれも38,500円とされています。この記事で取り上げているのは、ブラックの「GDG-B100-1JF」です。
Amazonでは、Amazon.co.jpが出荷・販売する新品の出品があり、商品名に「国内正規品」と書かれています。ほかの出品者も同じページで販売しているので、購入するときは出荷元と販売元を見て選びましょう。価格.comでは、メーカー希望小売価格より安い最安価格も表示されています。
同じ比較表に並ぶ、ほかのモデルとの違い
Amazonの商品ページにあるカシオの比較表には、GDG-B100-1JFと一緒に、ほかのRANGEMANやMUDMANのモデルも並んでいます。GDG-B100-1JFの位置づけをつかむために、表から読み取れる違いを整理します。
| 項目 | GDG-B100-1JF | 同じ表に並ぶほかのモデル |
|---|---|---|
| 質量 | 66g(表の中でいちばん軽い) | 81〜93g |
| 使用電源 | 電池 | 接触充電、タフソーラー |
| 時刻修正 | スマートフォンリンク | GPS電波受信とスマートフォンリンク、または標準電波受信 |
| センサー類 | 加速度センサー(歩数・トレーニング) | トリプルセンサー(方位・高度・気圧)、手首式心拍測定など |
ほかのモデルが方位や高度、気圧を測るセンサーや、ソーラー充電を備えているのに対し、GDG-B100-1JFは軽さと、トレーニング機能・スマートフォンリンクに重点を置いたモデルだとわかります。山で高度や気圧を見たい人は、センサーを持つモデルのほうが合うでしょう。
外装の守りと、昼夜で見やすい表示
衝撃をやわらげる外装の形
外装は、オフロード車やサバイバルギアのプロテクト構造から着想を得た「バンパーガードデザイン」です。多面体のベゼルとバックプロテクターで、センターケースを挟み込むように守り、あらゆる方向からの衝撃をやわらげる設計とされています。
ベゼルとバンドをかみ合わせる(インターロッキング)ことで、バンドの連結の強さも高めています。バックプロテクターは手首に沿う形に立体成形されていて、守りの強さと着け心地の両方に配慮した作りです。
泥と塵を防ぐ構造
ケースにはカーボンファイバー強化樹脂を使って剛性を高め、破損や変形を抑えることで気密性を保っています。ボタンのシャフトにはガスケットがあり、泥や塵が入り込むのを防ぎます。
裏ぶたには、モグラのキャラクターが刻印されています。フェイスやバンドには靴底のトレッドパターンがあしらわれ、マッドマンらしさを形にしたデザインです。ケース、ベゼル、バンドのおもな樹脂パーツには、バイオマスプラスチックが使われています。
MIP液晶と赤色LEDバックライト
表示には、時刻や計測データを細かく表示できるMIP液晶が使われています。カシオは、明るい屋外や直射日光の下でも見やすいと説明しています。
暗い場所では、オートLEDバックライトが点灯します。光の色は赤で、網膜を刺激しにくく、暗さに目が慣れた状態(暗順応)を保ちやすいとされています。夜のアウトドアや、暗い場所での作業に向いた工夫です。バックライトには、明かりが少し残る残照機能があり、残る時間は1.5秒と3秒から選べます。

赤いライトって、ちょっと珍しいね。

暗い中で白い光を見ると、しばらく周りが見えにくくなることがあるよね。赤い光にしているのは、目が暗さに慣れたままでいられるようにするためなんだ。夜に行動する人ほどありがたい機能だよ。
トレーニング機能とスマートフォンリンク
距離・ペース・消費カロリーを測る
ストップウオッチでの計測に加え、加速度センサーを使って距離、速度、ペース、消費カロリーを計算して表示します。自動・手動のラップ、オートポーズ、時間や消費カロリーの到達を知らせるアラートにも対応しています。
トレーニングのログは最大100走分、ラップデータはそれぞれ最大140本まで記録できます。日ごとの歩数と、月ごとの走行距離をライフログとして見ることもできます。インターバルタイマーは、最大5つの時間を設定でき、1セットは最大60分です。
アプリ「CASIO WATCHES」でできること
Bluetoothでスマートフォンとつなぎ、アプリ「CASIO WATCHES」から、時計の設定やトレーニングの管理ができます。アプリでできることとして、カシオは次のような機能を挙げています。
- 自動時刻修正と、簡単な時計の設定
- ワールドタイム(アプリでは約300都市)
- 通話着信、メール受信、SNSの新着、カレンダー、リマインダーの通知
- アクティビティログとライフログの管理
- スマートフォンのGPSによる距離の補正
- スマートフォン探索
着信や通知、トレーニング中の経過時間や消費カロリーのアラートは、振動で知らせてくれます。運動中でも、画面を見なくても気づきやすい仕組みです。
G-SHOCKとは別のカテゴリーですが、トレーニングやスマートフォンとの連携を重視してスマートウォッチも検討するなら、Amazfit Balance 3とBalance 2の違いの記事も参考になります。
使い始めにしておきたい設定
届いたら、まずスマートフォンにアプリ「CASIO WATCHES」を入れて、Bluetoothで時計とつなぎましょう。つなぐと時刻が自動で修正され、時計の細かい設定もアプリの画面から行えるようになります。
- アプリで時計とペアリングし、時刻を合わせる
- 時計のユーザープロフィールを設定する
- 受け取りたい通知(着信、メール、SNSなど)を選ぶ
- スマートフォンを持って一度走り、GPSで距離を補正する
距離の補正をしておくと、その後はスマートフォンを持たずに走っても、時計単体でより正確な距離を測れるようになるとされています。トレーニング中のアラートは、時間と消費カロリーごとにオン・オフを切り替えられ、画面に出す項目もカスタマイズできます。
そのほかの時計機能
時刻アラームは4本(スヌーズ付き)で、毎日決まった時間に表示を消して節電するパワーセービング機能、フルオートカレンダー、12/24時間制の切り替え、機内モードも備えています。操作音や操作時の振動は、オン・オフを切り替えられます。
Amazonのレビュー欄について
Amazonの商品ページには星5つ中4.3の評価が表示されていますが、このページは別のモデル(GW-9500)と選択肢を共有していて、レビュー欄にはGW-9500についての投稿が多く並んでいます。GDG-B100-1JFそのものの評価として読むことはできないため、この記事では紹介していません。
GDG-B100-1JFがおすすめな人
- 泥や砂ぼこりの多い現場、アウトドアで使う丈夫な腕時計が欲しい人
- 直射日光の下でも見やすい液晶と、暗い場所で目にやさしいライトを重視する人
- スマートウォッチほど多機能でなくてよいが、歩数やランニングの記録は残したい人
- スマートフォンの通知を、振動で受け取りたい人
反対に、ソーラー充電で電池交換の手間を減らしたい人や、時計単体のGPSで距離を測りたい人、心拍数を手首で測りたい人には、別のモデルのほうが合います。カシオの比較表では、手首式心拍測定やGPS電波受信は、同じ表に並ぶ別のRANGEMANのモデルの機能として載っています。
同じG-SHOCKでも、スーツに合わせやすいメタル外装のG-STEELを選ぶ場合は、GST-B1000BDとGST-B400BDの違いの記事で比べています。
よくある質問
GDG-B100-1JFはソーラー充電ですか?
ソーラー充電ではありません。Amazonの商品ページにあるカシオの比較表では、使用電源は「電池」です。
電波時計ですか?
カシオの比較表では、GDG-B100-1JFの時刻修正機能は「スマートフォンリンク」で、標準電波受信のモデルとは分けて載っています。時刻はスマートフォンとの連携で修正します。スマートフォンと連携しない場合は、平均月差±15秒のクオーツ精度で動きます。
時計だけでランニングの距離を測れますか?
加速度センサーで距離を計算して表示できます。スマートフォンのGPSと連携して補正すると、時計単体でもより正確な距離を測れるようになるとされています。
スマートフォンの通知を受け取れますか?
受け取れます。Bluetoothでつないだスマートフォンの通話着信、メール、SNSの新着などを、振動で知らせてくれます。
防水性能はどれくらいですか?
20気圧防水です。耐衝撃構造と、防塵・防泥構造も備えています。
GDG-B100-1JFのまとめ|泥に強く、運動も記録できる新しいマッドマン
G-SHOCK MUDMAN GDG-B100-1JFは、バンパーガードデザインとマッドレジスト構造に、MIP液晶と赤色LEDバックライト、トレーニング機能とスマートフォンリンクを組み合わせたモデルです。泥や塵に強い外装を持ちながら、歩数やペースの記録、通知の受け取りまで1本でこなせます。
ソーラー充電や電波受信、時計単体のGPSはないため、そこを重視する人は別のモデルと比べましょう。丈夫さと見やすさを軸に、日々の運動も記録したい人にとって、選びやすい1本です。




