イギリスの家電ブランド「Russell Hobbs(ラッセルホブス)」から、温度調節ができる電気ケトル「Tケトル プラス 7107JP」が2026年9月25日に発売されました。日本総販売代理店の大石アンドアソシエイツによると、人気のTケトルのデザインや使い勝手はそのままに、新しく転倒流水防止機能を加えて安全性を高めたアップデートモデルです。
価格は16,500円(税込)で、カラーはブラック(7107JP-BK)とホワイト(7107JP-WH)の2色です。容量は0.6Lと小さめで、50℃から100℃まで7段階の温度設定と、設定した温度を30分間保つ保温機能を備えています。
この記事では、ラッセルホブスの公式サイト、大石アンドアソシエイツのプレスリリース、家電 Watchの発表記事をもとに、Tケトルプラスの特徴と、購入前に知っておきたいポイントを整理します。実際に使った感想ではなく、公開されている仕様と説明をまとめた内容です。

おしゃれなケトルだけど、倒れたときにお湯がこぼれにくくなったのがいちばんの変化なんだね。

そうなんだ。見た目は同じで、安全のしくみが足されたモデルだよ。温度調節や容量の特徴も順番に見ていこう。
Tケトルプラス 7107JPの仕様を一覧で確認
まず、Tケトルプラスの主な仕様を表にまとめます。数値は大石アンドアソシエイツのプレスリリースと、ラッセルホブスの公式サイトに載っている内容です。
| 項目 | Tケトルプラス 7107JP |
|---|---|
| 発売日 | 2026年9月25日 |
| 価格 | 16,500円(税込) |
| 型番・カラー | 7107JP-BK(ブラック)/7107JP-WH(ホワイト) |
| 最大容量 | 0.6L |
| 消費電力 | 800W |
| 電源 | AC100V 50/60Hz |
| 温度調節 | 50・60・70・80・90・95・100℃の7段階 |
| 保温 | 設定温度で30分間 |
| 安全機能 | 転倒流水防止機能、空焚き防止、オートオフ |
| サイズ(ケトル本体) | 約W20.5×D13.0×H20.5cm |
| 重量(ケトル本体) | 約860g |
| コードの長さ | 約0.7m |
| 材質 | ステンレス、ポリプロピレン、シリコン |
| 生産国 | 中国 |
ケトルの内側はオールステンレスで、ステンレスには耐食性の高いSUS304が使われています。電源台に操作パネルがあり、温度の設定や保温はこのパネルのボタンで行います。Amazonでは「ティーケトル プラス」という名前で販売されていますが、型番は同じ7107JPです。
新しく加わった転倒流水防止機能
倒れてもお湯がこぼれにくいしくみ
Tケトルプラスでいちばん大きく変わったのは、転倒流水防止機能が加わったことです。プレスリリースでは、万一の転倒時にもお湯がこぼれにくく、やけどのリスクを軽減できると説明されています。
しくみは3つあります。1つめは、本体の後ろ側にあるリブです。転倒したときの横揺れを防ぎ、お湯が流れ出るのをおさえます。2つめは蒸気口の構造で、転倒したときでもお湯がこぼれにくい形になっています。3つめはハンドルです。公式サイトのよくある質問によると、ハンドルは垂直の位置から左右に少しだけ動く構造で、大きく倒れません。万一の転倒時に注ぎ口が上を向くようにして、お湯漏れを最小限におさえるための設計とされています。

ハンドルがパタンと倒れないのは、わざとそうしてあるんだね。

うん。倒れたときに注ぎ口が上を向くように、ハンドルの角度まで考えてあるんだ。
従来モデルとの違いは安全面
プレスリリースでは、Tケトルプラスについて、ご好評いただいている従来モデルのデザインや使い勝手はそのままに、新たに転倒流水防止機能を搭載したアップデートモデルと説明しています。アーチ型のハンドル、マットな質感のボディ、操作パネル付きの電源台という見た目の特徴は引き継がれています。
つまり、Tケトルプラスを選ぶ理由は、Tケトルのデザインや温度調節の使い勝手が気に入っていて、そこに安全性を足したいかどうかにあります。名前に「プラス」が付いているのは、この転倒流水防止機能が加わったことを表していると考えるとわかりやすいでしょう。
小さな子どもやペットがいる家で気になる点
置き場所によっては、コードに足を引っかけたり、子どもが手を伸ばしたりしてケトルが倒れる場合もあります。中身が熱湯なので、倒れたときにお湯が一気に流れ出ないことは、家族のいる家ではうれしいポイントです。
ただし、転倒流水防止機能はお湯がこぼれる量をおさえるためのしくみで、まったくこぼれないという意味ではありません。テーブルの端に置かない、コードを通り道にたらさないといった置き方の工夫は、これまでどおり大切です。電源コードの長さは約0.7mなので、コンセントの近くに置き場所を決めておくと使いやすくなります。
空焚き防止とオートオフも搭載
ケトルが空の状態でスイッチを入れても、空焚き防止機能が働いて加熱が自動で止まります。また、保温時間が終わると自動的に電源が切れるオートオフ機能も備えています。フタを開けるときに指をやけどから守る保護プレートも付いています。
なお、公式サイトのよくある質問によると、電源プラグがコンセントに差さっている間は、電源スイッチのランプは消灯しません。完全に電源を切りたいときは、コンセントからプラグを抜く必要があります。湯沸かし中は本体の外側がとても熱くなるので、さわらないように注意しましょう。
7段階の温度調節と30分の保温
50℃から100℃まで選べる
温度は、50・60・70・80・90・95・100℃の7段階から選べます。熱湯を冷ます必要がなく、湯沸かし中に温度を見守る必要もないので、音が鳴ったらそのまま適温で注げます。公式サイトでは、紅茶、コーヒー、煎茶、玉露、玄米茶など、飲み物に合わせた温度で楽しめると紹介されています。
家電Watchの記事でも、紅茶やコーヒー、煎茶など、飲み物や好みに合わせてお湯を沸かせる点が紹介されています。どの飲み物に何℃を使うかは、茶葉や豆のパッケージに書かれている入れ方を見て決めるのがいちばん確かです。
浄水した水を使えば、赤ちゃんのミルク作りや、朝の白湯にも使えると公式サイトで紹介されています。ミルク作りでは、お湯の温度や水の扱いについて、ミルクのメーカーが示す作り方に合わせて使いましょう。
熱いお湯を湯のみに移して冷ますといった手間をかけずに、選んだ温度のお湯がすぐに使えるのが温度調節機能のよいところです。公式サイトで紹介されている白湯やコーヒー、煎茶のように、飲み物を変えるたびに温度を選び直せます。
沸かしたあとも温度を保てる
保温を設定しておけば、好みの温度に沸かしたあとも、その温度を30分間キープできます。2杯目のお茶を入れるときや、朝の準備をしながら少しずつ使いたいときに便利です。公式サイトのよくある質問によると、保温モードでは、沸かし終わったあと30分間、温度を保つために断続的に再加熱をくり返します。湯沸かしが終わったのに再加熱が始まったときは、保温スイッチが点灯していないかを見てみましょう。

30分あれば、朝ごはんを食べ終わるまでちょうどいいかも。

そうだね。ずっと保温し続けるポットとは違って、30分で止まるから使い方を決めておくといいよ。
操作は電源台のボタンで行う
操作の手順は、公式サイトに動画つきで紹介されています。100℃に沸騰させるときは、水を入れたケトルを電源台に置いて、電源スイッチを2回押します。好きな温度に沸かすときは、電源スイッチを押してから温度設定スイッチで温度を選び、もう一度電源スイッチを押します。保温したいときは、温度を選んだあとに保温スイッチを押してから電源スイッチを押します。
温度設定スイッチを押すだけでは湯沸かしは始まらない点や、選んだ温度よりケトルの中の水温が高いときは湯沸かしが始まらない点も、公式サイトで説明されています。最初は少し手順に慣れが必要ですが、覚えてしまえばボタン操作だけで好きな温度のお湯が用意できます。
沸騰したときなどの音が鳴らなくなった場合は、ミュート(消音)の設定になっている可能性があります。保温スイッチを押しながら電源スイッチを長押しすると、ミュートを解除できます。家族が寝ている時間に使う人は、反対にこの消音の設定を覚えておくと便利です。
0.6Lの容量と800Wの消費電力をどう考えるか
1〜2人のお茶やコーヒーにちょうどいい大きさ
Tケトルプラスの最大容量は0.6Lです。140mLのカップなら4杯分ほどなので、1人暮らしの人や、2人でお茶やコーヒーを飲むくらいの使い方に合っています。
反対に、家族みんなのカップ麺やインスタントスープをまとめて作りたい、料理の下ごしらえで大量のお湯を使いたいといった場合は、0.6Lでは足りない場面があります。お湯をどのくらいの量で使うことが多いかを考えてから選ぶのがおすすめです。公式サイトのよくある質問では、水が200mL未満だと湯沸かしが完了する前に電源が切れる場合があると説明されています。ケトルの内側には容量MAXラインの目盛りがあるので、200mL以上、MAXライン以下の範囲で水を入れましょう。
ほかの家電と同じ時間帯に使うとき
消費電力は800Wで、電源はAC100V(50/60Hz)です。沸かす速さを重視する人は、ほかのケトルと比べるときに、容量とあわせて消費電力の数字も見ておくとよいでしょう。
電子レンジやドライヤーなど、消費電力の大きい家電と同じ時間帯に使うことが多い家では、契約しているアンペア数によってはブレーカーが落ちる場合もあります。同時に使う家電の消費電力も、あわせて見ておくと安心です。

小さめで、少しずつ沸かして使うケトルってことだね。

うん。一度にたくさん沸かすより、飲みたい分を好きな温度で用意する使い方に向いているよ。
置き場所とサイズ
ケトル本体の大きさは約W20.5×D13.0×H20.5cm、重さは約860gです。奥行きが13.0cmとスリムなので、キッチンのすき間や、ダイニングの棚の上にも置きやすいサイズです。電源台の大きさや、ハンドルの上に必要な空間も考えて、フタの開け閉めがしやすい場所を選びましょう。
デザインとお手入れのポイント
アーチハンドルとマットなボディ
Tケトルプラスは、安定したグリップ感のアーチハンドルと、しっとりとしたマットな質感のボディが特長です。公式サイトでは、落ち着いた品のあるデザインと紹介されています。カラーはブラックとホワイトの2色で、部屋の雰囲気やほかの家電に合わせて選べます。
注ぎ口は、公式サイトで「ハンドドリップコーヒーにも適した注ぎ口」と紹介されています。フタにはパッキンが付いているので、注ぐときにフタが外れにくい作りになっています。お茶やコーヒーを入れる道具として、キッチンだけでなくテーブルの上に出しておいても絵になるデザインです。
ラッセルホブスのケトルのデザインが気になる人は、ほかのデザイン家電ブランドのケトルとも見比べてみると、好みがはっきりします。バルミューダのケトルの新型と旧型を比べた記事や、転倒湯もれ防止と温度調節を備えたシロカの電気ケトルSK-D271とSK-D171の比較も参考にしてください。
オールステンレスで匂い移りが少ない
ケトルの内部はオールステンレスです。プラスチックの部分にお湯がふれる作りに比べて、お湯への匂い移りが少なく、飲み物本来のおいしさを楽しめると説明されています。お茶やコーヒーの香りを大切にしたい人には、うれしいポイントです。
水あかが付いたときは
使い続けると、水に含まれるミネラル成分がケトルの内側や底に付くことがあります。公式サイトのよくある質問では、内側の底に白や茶色の斑点ができたり、内側の色が変わって見えたりするのは、容器自体の腐食ではなく、体に害はないと説明されています。汚れが目立つときは、取扱説明書のお手入れ方法に合わせて掃除しましょう。
沸騰前に大きな音がすることについても、水が加熱される過程で出る音で、異常ではないとされています。注水口からお湯があふれるときは、満水の目印(MAX)より多く水を入れていないかを見直しましょう。

使い方の疑問が公式サイトにまとめてあると、買ったあとも安心だね。

そうだね。操作の動画もあるから、届いたらまず一度見ておくといいよ。
購入前に知っておきたい注意点
コードの長さと置き場所
電源コードの長さは約0.7mです。コンセントから離れた場所に置く使い方には向いていません。延長コードを使う場合は、ケトルの消費電力に対応したものを選び、たこ足配線にならないようにしましょう。キッチンのカウンターに置くなら、コンセントの位置から電源台を置く場所までの距離を先に測っておくと安心です。
また、湯沸かし中や湯沸かしのあとは、注ぎ口や蒸気口のまわりが熱くなります。棚の下など、上に物がある場所で使うと、蒸気がこもる場合もあります。フタを開けるための空間と、蒸気が逃げる空間があるところに置きましょう。
沸かす水の量に気をつける
先ほどふれたように、水が200mL未満だと、湯沸かしが完了する前に電源が切れる場合があります。1杯分だけ沸かしたいときも、200mLを目安に水を入れましょう。反対に、MAXラインを超えて水を入れると、注水口からお湯があふれる原因になります。少なすぎず、多すぎない量を意識するのがポイントです。
温度設定の手順に慣れておく
Tケトルプラスは、電源スイッチ、温度設定スイッチ、保温スイッチを組み合わせて使います。温度を選んだだけでは湯沸かしが始まらないので、最後に電源スイッチを押すのを忘れないようにしましょう。家族で使う場合は、操作の手順を共有しておくと、毎回迷わずに使えます。
すでに沸かしたお湯が入っているときに低い温度を選ぶと、ケトルの中の水温のほうが高いため湯沸かしが始まりません。お湯が冷めるのを待つか、新しい水に入れ替えてから設定しましょう。こうした動きは公式サイトのよくある質問にまとめられているので、困ったときに読み返せるようにしておくと便利です。

温度を選んでから、もう一度電源スイッチを押すんだね。覚えておかなきゃ。

最初の数回だけだよ。慣れてしまえば、ボタンを押す順番は自然に身につくはずだよ。
Tケトルプラス 7107JPがおすすめな人
- 紅茶や緑茶、ハンドドリップのコーヒーなど、飲み物に合わせてお湯の温度を変えたい人
- 小さな子どもやペットがいて、倒れたときにお湯がこぼれにくいケトルを選びたい人
- 1〜2人分のお湯を沸かすことが多く、0.6Lで足りる人
- キッチンやダイニングに出しておけるデザインのケトルがほしい人
- お湯への匂い移りが少ないオールステンレスの内側を重視する人
Tケトルプラスは、好きな温度のお湯を少しずつ用意したい人に向いたケトルです。従来のTケトルのデザインが気に入っていて、さらに安全性も重視したい人にとっては、選びやすいモデルといえます。一方で、一度に1L以上のお湯を使うことが多い人や、とにかく早く沸かしたい人は、容量の大きいモデルや消費電力の高いモデルも合わせて比べてみてください。
まとめ|Tケトルプラス 7107JPは温度調節と安全性を両立した小さめのケトル
ラッセルホブスのTケトルプラス 7107JPは、2026年9月25日に発売された0.6Lの電気ケトルです。人気のTケトルのデザインと使い勝手はそのままに、本体後部のリブや蒸気口の構造による転倒流水防止機能が加わりました。50℃から100℃までの7段階の温度調節と、30分間の保温、空焚き防止とオートオフ機能も備えています。価格は16,500円(税込)で、カラーはブラックとホワイトの2色です。容量と消費電力は控えめなので、1〜2人で好きな温度のお茶やコーヒーを楽しみたい人に向いたケトルです。

わたしは紅茶をよく飲むから、温度を選べるのがいいな。

飲む量と置き場所を考えて、0.6Lで足りるか想像してみよう。足りそうなら、使い勝手のいい1台になるよ。




