MR-CX27NとMR-CX27Mの違いを比較!約7万円差を野菜ロスで回収できる?

冷蔵庫

冷蔵庫の奥から、しなびた小松菜が出てくる。使いかけの大根は切り口が乾き、結局また買い直す。

新型の野菜室なら、そんな小さな廃棄を減らせるかもしれません。とはいえ、野菜を守るために冷蔵庫へ約7万円を上乗せするなら、話は別です。

三菱電機のMR-CX27NMR-CX27Mは、どちらも272L・幅54cm。容量も設置寸法も変わりません。新型を選ぶ主な理由は、野菜へ冷気を直接当てず、乾燥を抑える「うるおいキープ野菜室」です。

先に結論をまとめます。

  • 発売前の価格差が約7万円あるうちは、MR-CX27Mがおすすめ
  • 野菜を週1回まとめ買いし、葉物や根菜を使い切れないならMR-CX27N
  • 外食が多く、野菜室へ飲み物や調味料を入れるならMR-CX27M
  • 実売差が2万円以内まで縮まれば、自炊する1~2人暮らしはMR-CX27Nを優先
  • 電気代の差は年100円に届かないため、省エネだけで新型を選ぶ必要はない

新型の発売前予約価格は約16万5,000円、型落ちは約9万5,000円です。10年間で差額を取り戻すには、毎月約600円の食品ロスを減らす必要があります。

野菜の鮮度保持へ約7万円をかけるか。判断材料はカタログの機能名ではなく、毎月捨てている野菜の金額です。

本記事には広告リンクが含まれます。冷蔵庫は価格のほか、配送地域、設置料金、リサイクル料金も異なります。購入前に各販売ページで確認してください。

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商品情報取得:2026/09/21 11:41〜2026/09/21 13:40

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まず冷蔵庫を開けて、捨てた野菜を思い出す

MR-CX27Nを選ぶべきか迷ったら、先月捨てた野菜を思い出してください。

使い切れなかった半玉のキャベツ、しなびたほうれん草、傷んだトマト。合計が毎月いくらになるでしょうか。

価格差を約7万円、使用期間を10年として、食品ロスの削減額から回収期間を計算すると次のようになります。

減らせる食品ロス約7万円を回収する期間
月250円約23年4か月
月500円約11年8か月
月600円約9年9か月
月1,000円約5年10か月
月2,000円約2年11か月

計算は、新型なら廃棄分をすべて救えると仮定した上限です。実際には、保存状態がよくなっても、買ったことを忘れれば食材は残ります。

月に野菜を1袋捨てる程度では、約7万円差を金銭だけで回収できません。週末に大量購入し、毎月1,000円以上の野菜を無駄にしているなら、新型が候補に入ります。

食品ロスの金額が分からない場合は、1か月だけ捨てる前に写真を撮り、買ったときの価格をメモしてください。冷蔵庫選びと同時に、買いすぎも見直せます。

うるおいキープ野菜室は「冷やしすぎ」より乾燥を防ぐ機能

MR-CX27Nのうるおいキープ野菜室は、冷気を野菜へ直接吹き付けず、ケースの外側から間接的に冷やします。乾燥を抑え、野菜のみずみずしさを保ちやすくする仕組みです。

葉物野菜がしおれる主な原因の一つは水分の減少です。野菜室へ入れたから安心ではなく、冷気が直接当たる環境では表面から水分が逃げます。

新型の改良は、野菜を急速に冷やす機能ではありません。冷やしながら乾かしにくくする改良です。

恩恵が出やすいのは、葉物と使いかけの野菜

違いを感じやすいのは、ほうれん草、小松菜、レタスのように水分が抜けると食感が変わりやすい野菜です。

半分だけ使った大根やキャベツ、袋を開けたピーマンも、数日かけて食べる家庭なら乾燥を抑える価値が出ます。

じゃがいもや玉ねぎを短期間だけ入れる、買った日に使い切る、冷凍野菜が中心。そんな生活では、MR-CX27Nの出番は増えません。

鮮度保持があっても、ラップや容器は必要

間接冷却は、食品を密閉する代わりにはなりません。

切った野菜は断面から水分が逃げます。におい移りも起こるため、ラップや保存容器を使いましょう。メーカーも、切ったかんきつ類は容器やラップで保存するよう案内しています。

泥や傷みを残したまま詰め込む、温かい野菜を入れる、引き出しが閉まらないほど入れる。保存機能だけで扱い方の差までは補えません。

MR-CX27NとMR-CX27Mの違いを比較

比較項目MR-CX27NMR-CX27M
発売時期2026年9月2025年6月
定格内容積272L272L
冷蔵室142L〈食品収納目安121L〉同じ
冷凍室70L〈食品収納目安48L〉同じ
野菜室60L〈食品収納目安36L〉同じ
野菜室の鮮度保持うるおいキープ野菜室通常の野菜室
野菜室の位置真ん中真ん中
氷点下ストッカーありあり
自動製氷なしなし
静音設計約17dB約17dB
年間消費電力量310kWh313kWh
省エネ基準達成率106%105%
サイズ幅540×奥行656×高さ1,630mm同じ
据付必要奥行660mm660mm
質量58kg58kg
ドア3ドア・右開き同じ
カラーマットホワイト、マットチャコール同じ
価格の目安約16万5,000円約9万5,000円

容量、本体サイズ、各室の配置、静音性、肉や魚を保存する氷点下ストッカーは共通です。

新型へ約7万円を足しても、冷凍食品が多く入るわけではありません。自動製氷が追加されるわけでもなく、左開きも選べません。野菜の乾燥を抑えたいかで判断しましょう。

「野菜室60L」でも、実際に食品を入れられる目安は36L

カタログには野菜室60Lと書かれています。ただし、ケースやレールなどを除いた食品収納スペースの目安は36Lです。

大きなキャベツ、白菜、大根、2Lペットボトルを同時に入れると、余裕がなくなる場合があります。272Lの冷蔵庫は、週末に2人分をまとめ買いするには使いやすい一方、3~4人家族の1週間分を詰め込む容量ではありません。

うるおいキープ野菜室があっても、ケースの奥へ入れた食材を自動で知らせる機能はありません。見えない場所へ重ねるほど、乾燥より先に「買ったことを忘れる」食品ロスが増えます。

週1回のまとめ買いなら新型を生かしやすい

土日に葉物、根菜、果物をまとめて買い、木曜や金曜まで使う家庭にはMR-CX27Nがおすすめです。

買った翌日ではなく、4~6日目の状態に差が出れば、献立を変更したり捨てたりする回数を減らせます。平日に買い足す手間も抑えられます。

2~3日で使い切るなら型落ちで十分

帰宅途中にスーパーへ寄る、野菜は2~3日分だけ買う、カット野菜をよく使う。短期間で食べ切るならMR-CX27Mで十分です。

旧型にも独立した真ん中野菜室があります。2ドア冷蔵庫の冷蔵室へ野菜を詰めるより分けやすく、キャベツや大根を出すたびに深くかがむ必要もありません。

電気代の差は年約93円。7万円差は埋まらない

年間消費電力量は、MR-CX27Nが310kWh、MR-CX27Mが313kWhです。新型は年間3kWh少なくなりました。

1kWhを31円で計算すると、差は年約93円。10年間使っても約930円です。

項目MR-CX27NMR-CX27M
年間消費電力量310kWh313kWh3kWh
年間電気代の目安約9,610円約9,703円約93円
10年間の単純計算約9万6,100円約9万7,030円約930円

実際の電気代は契約単価、周囲温度、扉の開閉回数、食品量、設定温度で変わります。カタログ値の差もわずかです。

「省エネになったから新型を買えば元が取れる」とは考えないでください。約7万円差を動かすのは、電気代ではなく食品ロスと買い物回数です。

氷点下ストッカーは旧型にもある。肉と魚のまとめ買いでは差がない

野菜だけでなく肉や魚もまとめ買いする人は、氷点下ストッカーに注目するでしょう。

氷点下ストッカーは、約-3~0℃で肉や魚を凍らせずに保存する機能です。メーカー試験では、牛ひき肉や豚ロース肉などを約7日間保存できる例が案内されています。食品の種類や入れ方によって凍る場合があり、保存期間を保証するものではありません。

氷点下ストッカーは新旧共通です。解凍の手間を減らすためだけなら、約7万円高いMR-CX27Nを選ぶ必要はありません。MR-CX27Mでも、週末に買った肉を平日の献立へ回しやすくなります。

新型の差は野菜。肉や魚の保存を優先するなら、型落ちで主力機能を確保できます。

272Lは一人暮らしには余裕、二人暮らしでは買い方を選ぶ

一人暮らしなら、272Lは自炊と作り置きに余裕を持たせやすい容量です。野菜室が独立し、冷凍室の食品収納目安も48Lあります。

二人暮らしでは、外食の頻度と冷凍食品の量で使いやすさが変わります。

272Lで足りやすい暮らし

  • 平日に自炊するのは週3~5回
  • 野菜は1週間分、冷凍食品は必要な分だけ買う
  • 大容量の作り置きをしない
  • 飲料や調味料を買いだめしすぎない
  • 自動製氷を使わない

300L以上も検討したい暮らし

  • 毎日2人分を自炊する
  • 冷凍弁当、ふるさと納税、箱アイスを常備する
  • 2L飲料を何本も冷やす
  • 家族が増える予定がある
  • 自動製氷が欲しい

冷蔵庫は、空いているより詰め込んで探し物が増えるほうが負担になります。数年以内に3人暮らしになる予定なら、272Lの新型へ高いお金をかけるより、容量を上げたほうが長く使えます。

500L前後まで含めて容量を考え直したい人は、家族人数と買い方から冷蔵庫容量を決める記事も参考にしてください。

幅54cmだけで設置を決めない

新旧とも本体幅は540mmですが、据え付けには左右を含めて幅550mm、高さ1,680mm、奥行660mmが目安です。

確認したいのは置き場所だけではありません。

  • 玄関、廊下、階段、エレベーターを通れるか
  • 冷蔵室の右開きドアを十分に開けられるか
  • 野菜室と冷凍室を引き出したときに人が立てるか
  • コンセントが本体の後ろへ隠れないか
  • 古い冷蔵庫の引き取り料金はいくらか

右開きのみなので、冷蔵庫の右側に壁が迫る場所では、ドアポケットや棚を使いにくくなる場合があります。店頭でドアを開け、野菜室を最後まで引き出してから決めるのがおすすめです。

本体価格が安くても、階段上げ、クレーン搬入、設置、リサイクルで総額は増えます。新旧の価格差は、同じ配送条件をそろえて比較してください。

口コミはまだ結論を出せる量ではない

MR-CX27Nは発売前のため、実購入者の口コミはありません。うるおいキープ野菜室で何日後まで食感を保てるか、運転音をどう感じるかを、購入者の評判として語れる段階ではありません。

MR-CX27Mも、価格比較サイトではレビューとクチコミが0件です。販売店に投稿があっても、少数の感想を製品全体の傾向とは断定できません。

発売後の口コミでは、次の条件まで書かれた投稿を優先してください。

  • 保存した野菜の種類と日数
  • 袋、ラップ、保存容器を使ったか
  • 野菜室へどの程度詰めたか
  • 室温が高い夏か、低い冬か
  • 以前使っていた冷蔵庫の容量と年式
  • 音を聞いた場所が寝室かキッチンか

「野菜が長持ちした」という一文だけでは、自宅でも同じ結果になるか判断できません。葉物を袋から出したまま保存したのか、密閉したのかで条件が変わります。

価格差はいくらなら新型がおすすめ?

発売前は新型が高く、型落ちは在庫処分で安くなる時期です。価格差は今後変わります。

2万円以内なら自炊派は新型がおすすめ

10年間使うと月約167円です。葉物野菜を1袋捨てずに済むだけでも、差額を吸収しやすくなります。

週1回まとめ買いする人なら、MR-CX27Nがおすすめです。

2万~4万円なら捨てる野菜の金額で決める

月300~500円ほどの食品ロスがあり、買い足しの回数も減らしたいならMR-CX27Nを検討できます。

野菜を短期間で使い切る、冷凍野菜が中心ならMR-CX27Mがおすすめです。

4万円を超えるなら型落ちを優先

価格差が約7万円ある現状では、食品ロスだけで新型代を回収するのは簡単ではありません。

同じ272L、同じ各室容量、同じ氷点下ストッカー、同じ17dBです。予算を抑えるならMR-CX27Mを選び、野菜は早めに使う、立てて見えるように置く、切った野菜を密閉する方法が合います。

MR-CX27Nがおすすめな人

MR-CX27Nがおすすめなのは、次のような人です。

  • 野菜を週末にまとめ買いする
  • 葉物や使いかけの根菜を捨てることがある
  • 買い物の回数を週1回へ減らしたい
  • 新型の価格が下がるまで待てる
  • 同じ冷蔵庫を10年前後使う予定

野菜の乾燥対策を毎週生かせるなら、新型を選ぶメリットがあります。実売差が2万円以内へ縮まったら、MR-CX27Nがおすすめです。

MR-CX27Mがおすすめな人

MR-CX27Mがおすすめなのは、次のような人です。

  • 本体価格を10万円前後へ抑えたい
  • 野菜は2~3日分ずつ買う
  • 外食や総菜が多く、生鮮野菜をあまり保存しない
  • 氷点下ストッカーで肉や魚を保存できれば十分
  • 野菜室の鮮度保持より容量と設置性を優先する

発売前の新型と約7万円差があるなら、MR-CX27Mがおすすめです。うるおいキープ野菜室はありませんが、真ん中野菜室、氷点下ストッカー、272Lの容量は共通です。

型落ちは在庫がなくなると、希望色や安い店舗を選べなくなります。購入を決めたら、新品か、保証が付くか、搬入と設置を頼めるかまで確認してください。

よくある質問

うるおいキープ野菜室なら何日保存できますか?

公式ページでは、間接冷却によって乾燥を抑え、鮮度を長持ちさせると案内されています。すべての野菜を一律で何日保存できる、とは示されていません。

野菜の種類、購入時の鮮度、包装、保存量、扉の開閉回数によって変わります。見た目やにおいに異常がある食品は、保存日数内でも食べないでください。

電気代は新型のほうが安いですか?

年間消費電力量はMR-CX27Nが310kWh、MR-CX27Mが313kWhです。1kWhを31円で計算すると、差は年約93円です。

新型のほうがわずかに低いものの、本体価格差を取り戻せる金額ではありません。

一人暮らしに272Lは大きすぎますか?

外食中心なら大きく感じる場合があります。自炊、冷凍食品、作り置き、飲料のストックが多い人には余裕を持たせやすい容量です。

ワンルームへ置く場合は、幅だけでなく奥行656mmと約17dBの運転音も確認してください。

二人暮らしで272Lは足りますか?

週3~5回の自炊で、冷凍食品を買いだめしすぎなければ候補になります。毎日自炊し、1週間分をまとめ買いする家庭では、冷凍室の食品収納目安48Lが先に足りなくなる場合があります。

家族が増える予定もあるなら、300L以上を検討しましょう。

自動製氷は付いていますか?

両モデルとも自動製氷には対応していません。夏に氷を頻繁に使う人は、製氷機能を備えた上位容量のモデルも比較してください。

左開きモデルはありますか?

両モデルとも右開きです。左側に壁がある場所では使いやすい一方、右側の壁へ近づけすぎるとドアや棚を十分に開けにくくなります。

型落ちはいつまで買えますか?

在庫がなくなるまでです。価格が下がっても、希望色、配送地域、延長保証などの条件が合わない場合があります。

MR-CX27Mを選ぶなら、商品代だけでなく設置とリサイクルを含む総額で比較してください。

まとめ|約7万円差なら型落ち。2万円以内なら野菜を捨てる家庭は新型

MR-CX27NMR-CX27Mは、どちらも272L・幅54cmです。冷蔵室142L、冷凍室70L、野菜室60Lの配分や、氷点下ストッカー、約17dBの静音設計も変わりません。

新型の主な進化は、野菜へ冷気を直接当てずに乾燥を抑える「うるおいキープ野菜室」です。葉物や使いかけの根菜を数日保存する家庭なら、買い足しと廃棄を減らしやすくなります。

発売前予約価格と型落ちの差は約7万円。10年間で回収するには、毎月約600円の食品ロス削減が必要です。年間消費電力量の差は3kWhしかなく、電気代では埋まりません。

  • 約7万円差のままならMR-CX27M
  • 差が2万円以内になり、野菜を週1回まとめ買いするならMR-CX27N
  • 272Lに収まるか不安なら、新旧より先に容量を見直す

最後に冷蔵庫を開け、野菜室に残っている食材を数えてください。価格差の答えは、カタログではなく、使い切れずに残った野菜の中にあります。

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