EX-YC163DとLCD-YC162HXの違いを比較!15.6型FHDで十分か、16型WUXGAに上げるべきか

モバイルモニター

Excelの下の行が、あと少し見えない。
WordPressの編集画面で、本文と設定欄を行き来する。
PDF資料を開くたびに、スクロールが増える。

15.6型フルHDのモバイルモニターは便利ですが、資料作成やブログ執筆では「横」より「縦」が足りないと感じることがあります。

そこで候補に入るのが、16型WUXGAのEX-YC163Dです。

比較対象にしやすいのは、15.6型フルHDの定番系モデルであるLCD-YC162HX

どちらもI-O DATAのモバイルディスプレイで、USB Type-C接続、HDMI(ミニ)、非光沢パネル、キャリングケースに対応しています。

ただし、作業の見やすさは同じではありません。

結論からいうと、Excel、資料作成、ブログ執筆、画像確認をよくするならEX-YC163Dがおすすめです。

価格を抑えて、外出先で1画面足せればいいならLCD-YC162HXでも満足しやすいです。

なお、本文中の製品リンクには広告リンクを含みます。

迷うポイントは「画面サイズ」ではなく縦の作業領域

16型と15.6型。

数字だけ見ると、差はわずかに感じます。

でも、EX-YC163DLCD-YC162HXの違いは、インチ数より解像度です。

横方向はどちらも1920ドット。

違うのは、縦方向に120ドット多いかどうかです。

120ドットというと小さく見えますが、フルHDの1080ドットに対して約11%増えます。

公式仕様でも、表示面積の横幅はどちらも約344mmでほぼ同じです。

一方、縦方向はLCD-YC162HXの約193.6mmに対し、EX-YC163Dは約215.4mm。

机の横幅を大きく増やさず、縦だけ約2.2cm広がるイメージです。

ここが、Excelや資料作成で効いてきます。

結論:作業の窮屈さを減らしたいならEX-YC163D

先におすすめを分けると、次のとおりです。

使い方おすすめ
Excelで行数を多く見たいEX-YC163D
ブログや文章作成で縦に長く見たいEX-YC163D
画像や動画の色も見やすくしたいEX-YC163D
外出先で資料を1枚表示したいLCD-YC162HX
フルHDで十分、価格を重視したいLCD-YC162HX
高さ調整スタンド付きも検討したいLCD-YC162HX系も候補

EX-YC163Dは、16型WUXGA、DCI-P3カバー率99%、500cd/㎡の高輝度、縦設置対応が強みです。

一方のLCD-YC162HXは、15.6型フルHDの扱いやすい標準モデルです。

旧15.6型FHD系で足りている人なら、無理に買い替えなくても大丈夫です。

ただ、すでに「縦が狭い」「スクロールが多い」と感じているなら、EX-YC163Dに上げるメリットはあります。

EX-YC163DとLCD-YC162HXの違いを比較

主な仕様を一覧で整理します。

比較項目EX-YC163DLCD-YC162HX
画面サイズ16型ワイド15.6型ワイド
最大解像度1920 x 1200(WUXGA)1920 x 1080(フルHD)
表示方式IPSFFS
パネル表面非光沢非光沢
表示面積約344.68 x 215.42mm約344.16 x 193.59mm
最大表示色1677万色(10bit入力時は10億7374万色中)1677万色
色域DCI-P3カバー率99%記載なし
最大輝度500cd/㎡300cd/㎡
視野角上下左右178°上下左右178°
コントラスト比1300:11000:1
応答速度8ms[GTG]5ms[GTG]
最大リフレッシュレート60Hz60Hz
映像入力HDMI(ミニ)x1、USB Type-C x2HDMI(ミニ)、USB Type-C
スピーカー0.5W + 0.5W非搭載
縦設置左右90°ピボット対応非対応
USB PDパススルー対応対応
折りたたみ時サイズ約354 x 17 x 236mm約359 x 16 x 226mm
重さ約770g約0.8kg
付属品HDMIケーブル、USB-Cケーブル、キャリングケースなどHDMIケーブル、USB-Cケーブル、キャリングケースなど
保証3年間3年間
価格帯の目安2〜3万円台で変動2〜3万円台で変動

見ておきたいのは、重さがほぼ同じなのに、EX-YC163Dのほうが縦に広く、明るく、色域も広いことです。

LCD-YC162HXはフルHDで必要十分なモデルですが、表示領域と見やすさではEX-YC163Dが有利です。

通常販路にはLCD-YC163DXシリーズもありますが、本記事では購入導線が取りやすい特定販路専売モデルのEX-YC163Dを中心に比較しています。

Excelでは「あと数行見える」が作業の流れを止めにくい

Excelやスプレッドシートで困るのは、横幅だけではありません。

むしろ、縦の見える行数が足りないと、作業が細切れになります。

  • 表の下側を確認する
  • 小計行を見に行く
  • コメント欄を確認する
  • フィルター結果を上下に追う
  • 資料の数値と表を見比べる

この作業が多い人ほど、WUXGAの縦120ドットは使い勝手の差として出やすいです。

EX-YC163Dなら、フルHDより縦に少し余裕があるため、表の行やツールバー下の作業スペースを残しやすくなります。

もちろん、27型モニターのような広大さはありません。

でも、ノートPCと一緒に持ち運べるサブ画面としては、縦に広いだけで作業の流れが崩れにくくなります。

外出先で見積書、売上表、タスク表を扱う人は、LCD-YC162HXよりEX-YC163Dを選びやすいです。

ブログ執筆や資料作成ではWUXGAのほうが見渡しやすい

文章を書く人にも、縦の余裕は効きます。

たとえば、ブログ執筆ではこんな画面を行き来します。

  • WordPressの本文エリア
  • 見出し構成
  • 右側の設定欄
  • プレビュー画面
  • 参考資料やメモアプリ

フルHDでも作業はできます。

ただ、編集画面は上部バーやサイドメニューで表示領域が削られます。

そのため、15.6型フルHDのLCD-YC162HXだと、本文の見える量が少なく感じることがあります。

EX-YC163DのWUXGAなら、上下の見通しが少しよくなります。

たった120ドットでも、文章の前後関係、表の続き、画像下の説明文を確認しやすくなります。

PowerPointやGoogleスライドでも同じです。

スライド本体、ノート、ツールバーを同時に見たい人は、縦の余白があるほうが編集しやすいです。

色と明るさを見るならEX-YC163Dが強い

EX-YC163Dは、DCI-P3カバー率99%の広色域と500cd/㎡の高輝度表示に対応しています。

LCD-YC162HXも上下左右178°のFFSパネルで、資料表示や通常作業には使いやすいモデルです。

ただ、画像確認や動画視聴まで考えると、EX-YC163Dのほうが見やすさを期待できます。

特に差が出やすいのは、以下のような作業です。

  • ブログ用画像の色味を確認する
  • CanvaやFigmaでバナーを作る
  • 商品写真を見比べる
  • YouTubeや動画素材を確認する
  • 明るい部屋や出張先で画面を見る

もちろん、写真編集や映像制作の本格的な色管理用モニターとは役割が違います。

それでも、仕事用のモバイルモニターで色と明るさも重視したいなら、EX-YC163Dは選びやすいです。

持ち運びはほぼ同クラス。重さだけなら差は小さい

持ち運びやすさは、意外と大きな差がありません。

EX-YC163Dは約770g。

LCD-YC162HXは約0.8kgです。

どちらもキャリングケースが付属し、厚みも約16〜17mmクラス。

ノートPC、充電器、マウスと一緒に持つなら、体感差は画面サイズほど大きくありません。

むしろ見るべきなのは、カバンに入る外形です。

EX-YC163Dは折りたたみ時の高さが約236mm、LCD-YC162HXは約226mm。

縦方向に少し大きくなるため、薄いビジネスバッグや小さめのリュックでは入れ方を確認しておきたいところです。

毎日持ち歩くなら、重量よりバッグとの相性で決めましょう。

縦設置したいならEX-YC163Dが便利

EX-YC163Dは、左右90°のピボットに対応しています。

縦設置できると、文章作成や資料読みで使いやすくなります。

  • 長いWebページを読む
  • PDF資料を縦に表示する
  • 原稿やメモを縦長で置く
  • チャットやタスク管理を常時表示する
  • コードやログを確認する

LCD-YC162HX単体は、ピボット非対応です。

ただし、LCD-YC162Hシリーズには高さ・角度調整・回転に対応するスタンドセットモデルもあります。

そのため、目線の高さや回転スタンドを重視するなら、LCD-YC162HXだけでなくスタンドセット系も候補になります。

とはいえ、単体モデル同士で比べるなら、縦置きまで使いたい人はEX-YC163Dが合います。

接続はどちらもUSB-CとHDMI。電力不足には注意

EX-YC163DLCD-YC162HXも、USB Type-CとHDMI(ミニ)に対応しています。

USB Type-C接続なら、対応PCでは映像出力と給電をケーブル1本にまとめられます。

ただし、ここは購入前に確認が必要です。

PC側のUSB Type-C端子がDisplayPort Alt Modeに対応していないと、USB-Cケーブル1本で映像出力できません。

また、電力が足りない場合はUSB PD対応充電器を併用します。

EX-YC163Dは電力不足時に15W以上給電可能なUSB PD対応充電器が必要とされ、パススルー利用ではノートPC向けに75W以上が推奨されています。

LCD-YC162HXも、電力不足時はDC5V/1.6A以上のUSB充電器が必要で、パススルー利用ではノートPC向けに75W以上が推奨されています。

口コミを見るときも、画質だけでなく「自分のPCでUSB-C接続が安定するか」「充電器を別に持つ必要があるか」を確認しましょう。

LCD-YC162HXを選んでよい人も多い

EX-YC163Dのほうが新しく、表示領域も広く、色と明るさも強いです。

とはいえ、全員にEX-YC163Dが必要なわけではありません。

LCD-YC162HXが合うのは、次のような人です。

  • 資料表示やWeb会議のサブ画面が中心
  • 15.6型フルHDで不満がない
  • 色域より価格を優先したい
  • 外出先で1画面だけ足したい
  • スピーカーは不要
  • 縦置きは使わない
  • すでにフルHD基準の作業に慣れている

特に、ノートPCの横に資料を置くだけならLCD-YC162HXでも十分です。

Web会議、チャット、PDF表示、軽い入力作業なら、フルHDでも困りにくいです。

一方、フルHDの縦の狭さにストレスがあるなら、LCD-YC162HXを選ぶと同じ不満が残る可能性があります。

価格差は「スクロール時間」と「見やすさ」で判断する

価格はセールや在庫で変わります。

EX-YC163DはAmazonで「過去1か月で100点以上購入」の表示が出ることもあり、16型WUXGAを2〜3万円台で探す人の候補に入りやすいモデルです。

LCD-YC162HXも流通量のある15.6型フルHDモデルで、価格比較サイトや家電量販店で見つけやすいです。

どちらを選ぶかは、金額だけでなく作業内容で見るのがおすすめです。

毎日、Excel、PDF、WordPress、Notion、Canvaを開く。

文章や表の上下を何度もスクロールする。

画像や動画の見え方も確認する。

このタイプなら、EX-YC163Dの縦120ドットと広色域は使いやすさにつながります。

逆に、週数回だけ外出先で使う、資料を横に置くだけ、価格を抑えたいならLCD-YC162HXが選びやすいです。

口コミを見るなら「発色」より使う場所をチェック

モバイルディスプレイの口コミを見るときは、星の数だけで判断しないほうがいいです。

特に確認したいのは、以下のポイントです。

  • USB-Cケーブル1本で安定して使えているか
  • 明るい場所で見やすいか
  • スタンド角度が自分の姿勢に合うか
  • バッグに入れたときにかさばらないか
  • MacやWindowsで文字サイズが合うか
  • 縦置き時に作業しやすいか
  • スピーカー音質に期待しすぎていないか

EX-YC163Dは色域と明るさが魅力ですが、作業用としては「文字が見やすいか」「置き場所に合うか」のほうが大事です。

LCD-YC162HXはフルHDなので、15.6型で文字サイズが小さく感じないかも見ておきたいところです。

EX-YC163Dがおすすめな人

EX-YC163Dがおすすめなのは、次のような人です。

  • Excelやスプレッドシートをよく使う
  • 資料作成やブログ執筆をする
  • フルHDの縦の狭さに不満がある
  • 画像や動画の色も見やすくしたい
  • 明るい部屋や外出先でも使いたい
  • 縦設置でPDFや文章を読みたい
  • 2〜3万円台で長く使える作業用モニターを選びたい
  • 重さが約770gでも問題ない

EX-YC163Dは、ただ大きいモバイルモニターではありません。

横幅は大きく変えず、縦の作業領域と見やすさを底上げしたい人向けです。

LCD-YC162HXがおすすめな人

LCD-YC162HXがおすすめなのは、次のような人です。

  • 15.6型フルHDで足りる
  • 価格を抑えたい
  • 資料表示やWeb会議のサブ画面が中心
  • 色域や高輝度にこだわらない
  • 縦置きは使わない
  • スピーカーは不要
  • スタンドセット系も含めて検討したい

LCD-YC162HXは、標準的な15.6型モバイルディスプレイとして使いやすいモデルです。

ノートPCの狭さをほどよく解消したい人、外出先で1画面足したい人に向いています。

よくある質問

EX-YC163DとLCD-YC162HXの一番大きな違いは?

一番大きな違いは、解像度と縦の表示領域です。

EX-YC163Dは16型WUXGAの1920 x 1200、LCD-YC162HXは15.6型フルHDの1920 x 1080です。

Excelや資料作成で縦に広く使いたいなら、EX-YC163Dが合います。

画質はどちらが上ですか?

仕様上はEX-YC163Dが有利です。

DCI-P3カバー率99%、500cd/㎡、IPSパネルに対応しています。

LCD-YC162HXもFFSパネル、非光沢、300cd/㎡で、資料表示には使いやすいです。

持ち運びやすいのはどちら?

重さだけなら大きな差はありません。

EX-YC163Dは約770g、LCD-YC162HXは約0.8kgです。

ただし、EX-YC163Dのほうが縦方向に少し大きいため、バッグに入るかは確認しましょう。

USB-Cケーブル1本で使えますか?

どちらも、PC側がDisplayPort Alt Modeに対応していればUSB Type-Cケーブル1本で映像出力と給電ができます。

電力が足りない場合は、USB PD対応充電器の併用が必要です。

ゲームや動画視聴にも使えますか?

どちらも60Hz表示で、ゲーム機との接続にも対応しています。

動画やゲームの色の見やすさを重視するなら、広色域・高輝度のEX-YC163Dが選びやすいです。

動きの速いゲームを本格的に遊ぶなら、ゲーミングモニターも候補に入れてください。

まとめ:縦に広く見たいならEX-YC163D、標準FHDで足りるならLCD-YC162HX

EX-YC163DLCD-YC162HXの違いは、単なる画面サイズではありません。

作業で効くのは、1920 x 1200のWUXGAによる縦の余裕です。

LCD-YC162HXは、15.6型フルHDの標準的なモバイルディスプレイとして使いやすいモデル。

資料表示やWeb会議、外出先でのサブ画面が中心なら十分候補に入ります。

EX-YC163Dは、16型WUXGA、DCI-P3カバー率99%、500cd/㎡、縦設置、約770gをまとめた作業向けモデルです。

Excel、資料作成、ブログ執筆、画像確認をよくする人は、少し高くてもEX-YC163Dを選ぶメリットがあります。

迷ったら、今の15.6型フルHDで「縦が狭い」と感じているかで判断しましょう。

そこに不満があるなら、EX-YC163Dがおすすめです。

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