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朝は焼きたての食パン、夕食は総菜や冷凍食品のあたため。トーストも温め直しも1台で済ませたいとき、東芝のリベイクオーブンレンジは魅力的な選択肢です。ただし、新しいモデルだからと選ぶと、普段使いたいあたため機能がなかったり、棚に収まらなかったりすることがあります。
裏返し不要の2枚トーストや天井の拭きやすさを優先するなら、ER-RB9Cがおすすめです。
お好み温度あたためやさしみ解凍を使いたい人、横の設置スペースを抑えたい人には、ER-RB10Bがおすすめです。
新型は17Lと容量が小さめですが、20Lの従来型よりも本体幅が広く、左右に必要な設置スペースも広くなります。

朝のトーストを焼く手間は減らしたいな。でも、容量が小さいほうが棚に置きやすいんじゃないの?

実は庫内の広さと、棚に必要な設置幅は別なんだ。トーストやあたための使い勝手を比べながら、放熱に必要なすき間も確認してみよう。
この記事は、2026年10月6日時点の東芝公式製品情報、機能表、寸法仕様、および販売情報をもとに比較しています。ER-RB9Cは2026年11月発売予定の新製品、ER-RB10Bは2025年12月発売モデルとして取り上げます。メーカーが直接の後継機と明言したことは確認できていないため、全面的な置き換えや上位互換とは断定しません。実機での食感や使い勝手の検証、発売前商品の口コミ評価は行っていません。
ER-RB9CとER-RB10Bの違い|トーストとあたため、どちらをよく使う?
どちらの機種も、レンジ加熱と上面の熱風を組み合わせて総菜などを温め直すリベイク機能を備えています。東芝の説明では、中まで温めながら表面をカラッと仕上げると案内されていますが、当記事で実際の仕上がりを測定したわけではありません。
毎日の使い分けで注目したいのは、トーストを裏返す手間の有無と、赤外線センサーによるあたため・解凍機能の違いです。
| 比較項目 | ER-RB9C | ER-RB10B |
|---|---|---|
| 総庫内容量 | 17L | 20L |
| 本体色 | ミルキーホワイト | ミルキーホワイト |
| トースト | オート・裏返し不要、2枚約5分30秒 | 手動、1枚約6分、約3分で裏返す |
| 冷凍トースト | 2枚約8分 | 新型と同じ条件の時間は本稿で比較しない |
| センサー | 温度センサー | 単眼赤外線センサー+温度センサー |
| お好み温度あたため・さしみ解凍 | なし | あり |
| 自動メニュー | 20 | 21 |
| 庫内コーティング | セラミックコート。天井・背面・側面 | 庫内よごれプロテクト。天井・扉・底面を除く |
自動メニューの数は従来型のほうが1つ多いものの、数そのものよりも日常で使う機能が合っているかで選ぶのがおすすめです。朝のオートトーストを優先するか、お好み温度あたためを活用するかで検討してください。温度センサーのみを搭載した新型を、あたため機能まで全般に進化したモデルとは捉えないようにしましょう。

朝のパンを楽に焼きたいか、夕食のあたためを便利にしたいかで、選ぶ機種が変わってくるんだね。

新製品だからと全機能が優れているわけではないよ。毎日の生活でどちらの出番が多いかを考えてみよう。
トーストの違い|ER-RB9Cは2枚を裏返さずに焼ける
朝の途中で裏返す操作を減らしたいなら新型
東芝の製品案内によると、ER-RB9Cはオートトーストに対応しており、食パン2枚を約5分30秒、裏返す操作なしで焼き上げます。冷凍トーストも2枚を約8分で加熱可能です。焼いている途中でパンを裏返す必要がないため、忙しい朝の身支度と並行して朝食を用意したい人に適しています。
一方、ER-RB10Bのトーストは手動設定で、6枚切り1枚あたり約6分かかり、途中の約3分で一度裏返す必要があります。従来型でもトースト自体は焼けますが、途中で裏返すひと手間を省きたいかどうかが選択の目安になります。
2枚と1枚の時間を、加熱速度の比較にしない
新型の「2枚で約5分30秒」と従来型の「1枚で約6分」は、焼く枚数も調理条件も異なります。数字の差だけを見て「焼き時間が30秒短くなった」と判断するのは正確ではありません。比較すべき要点は、同時に焼ける枚数と、途中で裏返す操作が必要かどうかです。
焼き色の濃淡や食感、パンの種類や状態による仕上がりの差までは、公表されている目安時間からは判断できません。使用できるパンの種類や並べ方、取り出し手順については、各機種の取扱説明書を確認してください。

2枚を一度に焼けて、途中で裏返さなくていいのは朝助かるね。単に時間だけを比べるんじゃなくて、作業の手間を見るのが大切なんだ。

朝の手間を減らしたいなら新型がおすすめだよ。1枚ずつ焼いて途中で裏返しても困らないなら、あたため機能を重視して選ぶのもいいね。
あたためと解凍の違い|ER-RB10Bの赤外線センサーを選ぶ理由
ER-RB10Bは、単眼赤外線センサーと温度センサーの2種類を備えています。お好み温度あたためやさしみ解凍を活用したい人には、従来型がおすすめです。東芝の発売資料によると、赤外線センサーが食品の表面温度を検知してあたためや解凍の制御を行っています。
対するER-RB9Cが搭載しているのは温度センサーで、解凍時にはグラム合わせなどの操作を使います。赤外線センサーを搭載した従来型とは使い勝手が異なるため、普段よく温めるごはんやおかず、冷凍食材に合ったモードが用意されているか確かめておきましょう。
なお、「お好み温度あたため」は食品を温める機能です。オーブンの焼き温度を数値で指定する機能ではないため、お菓子作りのレシピに記載されているような温度設定ができるわけではありません。

「お好み温度」と聞くと、オーブンでクッキーを焼くときの温度まで自由に決められるのかなって思っちゃうね。

食品の仕上がり温度とオーブンの設定温度は別物なんだ。お好み温度あたためを使いたいなら、従来型のセンサー機能に注目してみよう。
設置スペースの違い|17LのER-RB9Cは横に685mmが計算の目安
本体幅と左右の放熱スペースを足して比べる
容量が小さいER-RB9Cは、本体の高さが低く軽量ですが、本体の横幅は従来型より広く設計されています。さらに左右に必要な放熱スペースも広いため、17Lだからといって狭い棚に置きやすいとは限りません。
| 寸法・設置条件 | ER-RB9C | ER-RB10B |
|---|---|---|
| 幅×奥行×高さ | 485×378×302mm | 440×379×333mm |
| ハンドル込み奥行 | 423mm | 425mm |
| 本体質量 | 約12kg | 約15kg |
| 左右に必要なすき間 | 各10cm以上 | 各3cm以上 |
| 上方に必要なすき間 | 15cm以上 | 10cm以上 |
| 本体幅+左右のすき間の単純計算 | 685mm | 500mm |
表にある新型の685mmは「485mm+100mm+100mm」、従来型の500mmは「440mm+30mm+30mm」を足した計算値です。メーカーが仕様として公表している設置幅ではなく、公表寸法と必要な離隔から算出した目安となります。設置場所の状況によっては、さらに広いすき間が求められます。
キッチンの棚を選ぶ際は、横幅だけでなく、上方の空間、ハンドルを含めた奥行き、前扉を開閉するスペースまで採寸してください。本体の寸法だけでぴったり収まる棚を選ばず、放熱スペースまで確保してください。

庫内容量が小さくても、横に必要なスペースは新型のほうが広いんだね! 棚の幅をしっかり測り直さなきゃ。

背が低いから置けそうに見えても、左右のすき間が足りない場合があるよ。本体のサイズだけでなく、放熱スペースも含めて確認しよう。
背面ピッタリにも、壁やコンセントの条件がある
公式の仕様表にはどちらも「背面ピッタリ」と記載されていますが、どんな場所でも壁につけてよいわけではありません。熱に弱い壁や家具、家電製品、コンセントがある場合は、記載寸法以上にすき間をあける必要があります。温風の排気がコンセントに直接当たらないかも確認してください。
また、後方の壁面がガラスの場合は、20cm以上離して設置するよう案内されています。設置と接地については、購入する機種の取扱説明書に従いましょう。棚の横幅が足りていても、周囲の材質や排気の向きに問題があれば、別の置き場所を検討してください。
リベイクの使い方|両機種ともオーブン温度の数値設定はできない
どちらの機種も、手動リベイクはレンジ600Wと上面熱風を組み合わせて加熱します。熱風の強さは弱・中・強の3段階で切り替える仕組みで、温度を何度といった数値で指定することはできません。公式の機能表を見ても、過熱水蒸気、グリル、発酵の専用機能は非搭載です。
東芝の案内では、ER-RB9Cの手動リベイクを使ったグラタンの焼き上げや冷凍アジフライの調理例が紹介されています。温め直し以外の調理がまったくできないわけではありませんが、一般的なオーブンの温度指定レシピをそのまま使えるとは考えないでください。
温度を数値で管理するお菓子作りやパン作り、発酵機能やスチーム調理をメインで使いたい場合は、別のオーブンレンジも視野に入れて再検討することをおすすめします。温め直しに使うリベイク機能と、作りたい料理に必要な機能を分けて選びましょう。
なお、電子レンジの最高出力である900Wは、両機種とも最大3分間の短時間高出力機能です。その後は600Wへ自動で切り替わるため、900Wで長時間加熱し続けることはできません。また、レンジの加熱出力(ワット数)と、本体の消費電力は別の数値です。

リベイクができるなら、ケーキもグラタンもオーブンと同じように作れるのかなって思っていたよ。

温度を数字で合わせるお菓子作りには向かないんだ。作りたいレシピがあるなら、取扱説明書に載っているメニューを確認しておこう。
手入れと付属品の違い|ER-RB9Cは天井もコーティング
新型のER-RB9Cは、庫内の天井、背面、側面にセラミックコートが施されています。ただし扉と底面は対象外です。従来型のER-RB10Bは庫内よごれプロテクト加工で、天井、扉、底面を除いた壁面に施されています。天井の拭きやすさを重視するなら、新型のコーティングに注目してください。
こうしたコーティング加工は自動で汚れを落とす機能ではなく、汚れを放置してよいわけでもありません。普段のお手入れでサッと拭き取りやすい範囲がどこまでか、という視点で比較しましょう。
付属のセラミック角皿のサイズは、新型が29.3×29.3cm、従来型が36.2×28.6cmです。どちらにも28.5×20.0cmのリベイク調理焼網などが付属しますが、サイズが同じであっても別の機種同士で使い回せる保証はありません。付属品はそれぞれの取扱説明書に従って正しく使用してください。

天井まで拭きやすいのはお手入れが楽で助かるね。でも底面や扉まで同じコーティングだと思わないようにしたいね。

汚れをためない手入れは欠かせないよ。付属の皿や網も寸法が近いからといって別の機種に使い回さず、対応を確認しようね。
発売日と価格の違い|注文先の納期を確認する
新型は公式11月4日、量販店は11月30日予定の表示
ER-RB9Cの公式製品ページでは2026年11月発売予定と案内され、公式オンラインショップでは11月4日発売・発売日以降のお届けと表記されています。一方で、楽天市場のJoshinをはじめとする家電量販店では11月30日発売予定と表示されていました。販売元によって日付の案内が異なるため、楽天市場などの店舗で予約した商品が11月4日に届くとは言えません。
製品の発売予定日と、注文した商品の発送日や到着日は異なります。故障などで今すぐ買い替えたい人は、注文先ごとの納期案内を必ず確認してください。なお、ER-RB10Bは東芝の発売資料で2025年12月発売、公式直販サイトでは12月1日発売と案内されています。
同店舗の表示差9,232円は、確認時点の参考
2026年10月6日に確認した楽天Joshinの表示では、ER-RB9Cは38,280円、ER-RB10Bは47,512円でした。同一店舗での価格差は9,232円ですが、これは調査時点の参考価格であり、市場全体で決まった価格差ではありません。時期や店舗によって変動するため、従来型のほうが常に高いとは限りません。
販売価格は在庫状況や各店舗の施策によって変わります。付与条件があるポイント還元や限定クーポンを単純に差し引くのではなく、送料や保証を含めた支払い総額で比較してください。
当記事に掲載している商品リンクは、特定店舗の個別ページではなく楽天市場の型番検索結果です。ER-RB9CとER-RB10Bそれぞれの型番、本体色(ミルキーホワイト)、新品や中古の区分、付属品の内容、送料、納期、保証条件をよく確かめて選びましょう。セット品ではなく本体単品かどうかも、購入前に確認しておくと安心です。

お店によって発売日やお届け日の表示が違っていると、レンジが急に壊れたときは届く時期に気をつけなきゃいけないね。

メーカーの発売日だけで届く日を思い込まず、注文先が案内する納期やセット内容をしっかり見てから購入しよう。
ER-RB9CとER-RB10Bがおすすめな人|朝の手間か、あたため機能か
ER-RB9Cがおすすめな人
朝の忙しい時間帯に食パン2枚を裏返さず手軽に焼きたい人や、庫内天井のお手入れしやすさを重視する人には、ER-RB9Cがおすすめです。 ただし、センサーが温度センサーのみである点や解凍のグラム合わせなどの操作に納得でき、左右に各10cm以上、上方に15cm以上の放熱空間を確保できる場所が必要です。
17Lという小容量のイメージだけで狭い棚に置けると判断せず、幅485mmの本体と左右のすき間を事前に採寸しておきましょう。また、販売店によって発売予定日や納期案内が異なるため、手元に欲しい時期に合わせて購入先を選んでください。
ER-RB10Bがおすすめな人
お好み温度あたためやさしみ解凍を活用したい人、キッチンの設置幅をできるだけ抑えたい人には、ER-RB10Bがおすすめです。 食パンを1枚ずつ手動で焼き、途中で裏返すひと手間が苦にならないのであれば、従来型の機能が日々の食事の準備に役立つ場合があります。
なお、従来型であっても左右に各3cm以上、上方に10cm以上のすき間は必要です。本体の高さが333mmあり、重さも約15kgあるため、置き場所をよく確認してください。20Lの容量があるからと手持ちの容器が何でも入ると過信せず、庫内サイズや付属角皿の大きさも確かめておきましょう。

朝のトーストの手軽さなら新型、夕食のあたためや解凍の機能を優先するなら従来型だね。棚のサイズを測っておけば、迷わず選べそう。

温度を細かく指定する本格的なお菓子作りがしたいなら、別のオーブンレンジも視野に入れよう。新しさにとらわれず、普段の用途と置き場所で判断したいね。
まとめ|ER-RB9CとER-RB10Bは容量だけで選ばない
ER-RB9Cは、裏返す手間のない2枚オートトーストと、天井まで施されたセラミックコートが魅力です。ER-RB10Bは、赤外線センサーを活かしたお好み温度あたためやさしみ解凍、そして左右の設置スペースを抑えられる点が選ぶ決め手になります。
新型は17Lと容量が小さめですが、本体の横幅や必要な放熱スペースは従来型より広くなっています。本体幅と左右のすき間を足した単純計算では、新型が685mm、従来型が500mmです。設置場所の上方や背面の安全条件も踏まえたうえで、設置可能な機種を用途に合わせて選びましょう。
なお、どちらのモデルも一般的なオーブンのように加熱温度を数値で設定することはできません。発売予定日や店舗ごとの納期案内、型番、色、付属品の内容までしっかり確認し、朝のトーストの手間を減らしたいならER-RB9C、日々のあたためや解凍の機能を重視するならER-RB10Bの販売ページをチェックしてみてください。


