Boseが、有線イヤホンの市場に戻ってきます。2026年10月23日に発売予定の「Bose Noise Cancelling Wired Earbuds」は、スマートフォンやパソコンのUSB-Cに挿して使う、ノイズキャンセリング付きの有線イヤホンです。価格は16,500円で、10月8日から予約を受け付けています。
Bluetoothのペアリングも、アプリも、充電もいりません。接続した機器から電力を受けて動くため、本体にバッテリーがなく、ノイズキャンセリングを使っていても電池切れを気にせずに済む、というのがBoseの説明です。
この記事では、Boseのプレスリリースと、Amazon・価格.comの販売ページの情報をもとに、このイヤホンの特徴と、買う前に確かめておきたい点を整理します。発売前のため、購入者の口コミはまだありません。音の感想ではなく、メーカーの情報から読み取れる使いどころに絞って説明します。

今どき、わざわざ有線のイヤホンなの?

Boseは、有線で音楽を聴くスタイルが改めて人気を集めているから、と説明しているよ。挿すだけで使えて、充電もいらない手軽さに、Boseのノイズキャンセリングを足したのがこのイヤホンなんだ。
結論:充電を気にせずノイキャンを使いたい人向けの有線イヤホン
先に結論です。このイヤホンは、次のような人に向いています。
- ワイヤレスイヤホンの充電や電池の劣化にわずらわされたくない人
- USB-Cのスマートフォン、タブレット、パソコンで、すぐに使えるイヤホンが欲しい人
- 動画やゲームで、音のずれを抑えたい人
- 有線でも、ノイズキャンセリングで周囲の音を減らしたい人
一方で、Boseが接続先として案内しているのは、USB-Cを搭載したスマートフォン、タブレット、パソコンです。3.5mmのイヤホン端子につなぐ製品ではありません。また、再生出力は24bit/48kHzに固定されていて、それより高いサンプルレートで出力する製品ではありません。
Noise Cancelling Wired Earbudsの仕様
Boseのプレスリリースと、Amazonの商品説明(出荷元・販売元はAmazon.co.jp)をもとにまとめます。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 発売日 | 2026年10月23日(予定)。予約は10月8日から |
| 価格 | 16,500円 |
| 接続 | USB-C(対応するスマートフォン、タブレット、パソコンに直接接続) |
| 電源 | 接続した機器から給電(内蔵バッテリーなし) |
| 音声処理 | Bose独自のデジタル信号処理「SoundDesign」 |
| プロトコル | USB Audio Class 2(UAC2) |
| 再生出力 | 24bit/48kHz固定(入力はあらゆるサンプルレート・ビットレートに対応) |
| ノイズキャンセリング | QuietControl(左右2基ずつ、計4基のマイク) |
| リスニングモード | クワイエット、アウェア、ANCオフの3つ |
| リモコン | インラインリモコン(物理ボタン、背面に通話用マイク) |
| ケーブル | 約130cm |
| 付属品 | イヤーチップ(S/M/L)、スタビリティウィング(M/L)、ファスナー付きキャリーケース |
| 防滴 | IPX4 |
| 色 | ブラック、ホワイトスモーク、限定色デュードロップミント |
ペアリングもアプリも不要とされていて、イコライザーなどをアプリで調整する製品ではありません。手元のリモコンで、音量、再生、通話、ノイズキャンセリングのモードを切り替えて使います。
USB-C直結ならではの仕組みと音
バッテリーがない理由
このイヤホンは、つないだ機器から直接電力を受けて動きます。そのため本体にバッテリーがなく、ノイズキャンセリングを使っていても、イヤホンの充電や残量を気にする必要がありません。
イヤホン側に電池がないので、イヤホンを充電し忘れて使えない、ということがありません。その代わり、電力はスマートフォンなど接続した機器から供給される形になります。

スマホの電池を使うってこと?

そう、イヤホンが動くための電力は、つないだ機器からもらう仕組みだよ。長時間使うなら、スマホ側の電池の残りも気にしておくといいね。
24bit/48kHz固定の出力とロスレス
Bose独自のデジタル信号処理「SoundDesign」を搭載し、ロスレスオーディオの再生に対応しています。USB Audio Class 2(UAC2)を採用していて、入力はあらゆるサンプルレートとビットレートに対応しますが、再生出力は24bit/48kHzに固定されています。
つまり、96kHzや192kHzの音源を再生しても、イヤホンからの出力は48kHzになります。ハイレゾ音源の数値をそのまま生かしたい人より、手軽さとノイズキャンセリングを重視する人向けの設計といえます。
映像とのずれを抑える有線接続
有線で直接つなぐため、遅延を抑えられるとされています。Boseは、動画の視聴やゲーム、コンテンツ制作のときに、映像と音声のずれを抑えられると説明しています。Bluetoothイヤホンで、ゲームの効果音や動画の口の動きとのずれが気になっていた人には、選ぶ理由になるでしょう。
ノイズキャンセリングと操作・装着
QuietControlと3つのモード
ノイズキャンセリングには、BoseのQuietControlテクノロジーが使われています。左右のイヤホンに2基ずつ、計4基のマイクで周囲の音を監視し、低減する仕組みです。
モードは3つあります。クワイエットモードは外の音を減らして集中したいとき、アウェアモードは周囲の音を取り込んで状況を把握したいとき、ANCオフモードはノイズキャンセリングを使わずにシンプルに聴きたいときに選びます。
- クワイエットモード:電車やカフェなどで、周りの音を減らしたいとき
- アウェアモード:駅のアナウンスや、話しかけられたときに気づきたいとき
- ANCオフモード:静かな部屋で、ノイズキャンセリングなしで聴きたいとき
インラインリモコンと通話
ケーブルの途中には、物理ボタンのインラインリモコンがあります。音量の調整、再生、通話、ノイズキャンセリングのモードの切り替えを、手元で操作できます。
通話用のマイクはリモコンの背面にあり、衣服とこすれる音を抑えながら声を拾うため、リモコンを口元に近づけなくても自然に会話できるとされています。オンライン会議や電話にも使いやすい作りです。
装着感の調整とケーブル
イヤーチップはS/M/Lの3サイズ、耳に引っかけて安定させるスタビリティウィングはM/Lの2サイズが付属します。組み合わせて、自分の耳に合うフィット感に調整できます。Boseは、スタビリティウィングを付けないほうが快適に感じる場合もあるとしています。
ケーブルの長さは約130cmで、Boseは「取り回しやすい」長さとしています。スマートフォンをかばんやポケットに入れたまま使うのか、机の上のパソコンにつなぐのかで、ちょうどよい長さかどうかを考えておきましょう。
防滴・ケース・カラー
イヤホンはIPX4の防滴性能で、ファスナー付きのキャリーケースが付属します。色はブラックとホワイトスモークの2色に加え、限定色のデュードロップミントがあります。ブラックにはブルー、ホワイトスモークにはライムグリーンのアクセントが入った2トーンのデザインで、デュードロップミントは90年代を思わせる色とされています。
Boseが有線イヤホンに戻ってきた背景
Boseはプレスリリースで、このイヤホンを有線イヤホン市場への「再参入」と位置づけています。担当責任者は、最後に有線イヤホンを発売して以来テクノロジーが大きく進歩したことで、最新技術をこのカテゴリーに投入し、有線イヤホンの新たな基準を打ち立てられるようになった、という趣旨のコメントを出しています。
Amazonの商品説明でも、懐かしさを感じさせるデザインに、最新のサウンドとノイズキャンセリングを組み合わせた製品として紹介されています。見た目は有線イヤホンらしいシンプルさを残しつつ、中身は現在のBoseの技術を使っている、という位置づけです。
予約・購入の前に見ておきたいこと
Boseによると、取り扱いは公式サイト(Bose.co.jp)と一部の販売店です。Amazonや価格.comでも16,500円で予約・販売の情報が出ています。価格.comでは、ブラック、ホワイトスモーク、デュードロップミントの3色とも16,500円で、ショップごとに発送の目安が分かれて表示されています。欲しい色が決まっている人は、予約時に発送予定もあわせて見ておきましょう。
- 使いたい機器にUSB-Cの端子があるか
- 出力が24bit/48kHz固定でも困らないか
- 約130cmのケーブルの長さが、使う場所に合うか
- ブラック、ホワイトスモーク、限定色のどれにするか
発売前の口コミと注目度
価格.comでは、レビューは「発売日前のため投稿できません」と表示され、クチコミも0件です。Amazonのカスタマーレビューも0件で、音やノイズキャンセリングの使用感についての購入者の声は、発売後に出てくることになります。
一方で、価格.comの売れ筋ランキングでは11518製品中26位、お気に入り登録は38人と、発売前から関心を集めています。使用感を重視する人は、発売後の口コミを待ってから決めるのもひとつの方法です。
Noise Cancelling Wired Earbudsがおすすめな人
- ワイヤレスイヤホンの充電を忘れがちな人
- USB-Cのスマートフォンやパソコンで、挿すだけで使えるイヤホンが欲しい人
- 動画やゲームで、音のずれをできるだけ減らしたい人
- 通勤や在宅ワークで、ノイズキャンセリングと通話の両方を使いたい人
反対に、3.5mmのイヤホン端子につなぎたい人や、48kHzを超える出力でハイレゾ音源を楽しみたい人には向きません。ケーブルが邪魔になる運動中の使用も、ワイヤレスのほうが快適でしょう。
よくある質問
発売日はいつですか?
2026年10月23日の発売予定です。10月8日から予約を受け付けています。
充電は必要ですか?
必要ありません。接続した機器から直接電力を受けて動くため、本体にバッテリーがありません。
アプリは必要ですか?
Boseは、ペアリングもアプリも不要と説明しています。操作はインラインリモコンで行います。
ロスレスの音源を聴けますか?
Boseは、ロスレスオーディオの再生に対応すると説明しています。ただし、再生出力は24bit/48kHzに固定されています。
3.5mmのイヤホン端子につなげますか?
このイヤホンの接続はUSB-Cです。Boseは、対応するUSB-C搭載のスマートフォン、タブレット、パソコンに直接接続して使う製品として案内しています。
通話やオンライン会議にも使えますか?
使えます。インラインリモコンの背面に通話用のマイクがあり、リモコンのボタンで通話の操作もできます。Boseは、リモコンを口元に近づけなくても自然に会話できると説明しています。
雨の日に使っても大丈夫ですか?
イヤホンはIPX4の防滴性能を備えています。小雨や汗には備えていますが、水につけるような使い方は避けましょう。
スマホ選びで迷ったら、公式スペックとコスパで100点満点採点したおすすめスマホランキングも参考にしてください。

Bose有線イヤホンのまとめ|USB-Cに挿すだけ、充電いらずのノイキャン
Bose Noise Cancelling Wired Earbudsは、USB-Cに挿すだけで使え、充電もいらない、ノイズキャンセリング付きの有線イヤホンです。4基のマイクを使うQuietControl、3つのモード、物理ボタンのリモコンを備え、10月23日に16,500円で発売される予定です。
出力は24bit/48kHz固定で、つなげるのはUSB-Cの機器です。この条件が自分の使い方に合うなら、充電や電池の劣化を気にせずノイズキャンセリングを使いたい人にとって、検討する価値のある選択肢です。




