NECのAndroidタブレット「LAVIE Tab」に、12.1型の新しいモデルLAVIE Tab T12(型番:PC-TAB12Q01)が加わりました。同じ12.1型には、2026年2月に発売されたLAVIE Tab T12N(型番:PC-T1275LAS)があります。
NECのT12Nの製品ページには、「こちらのモデルは販売終了となりました」という表示と、「後継モデルはこちら」という案内があり、その案内の先が新しいT12のページです。
この記事では、NECの製品ページ、仕様表、ニュースリリースをもとに、新しいT12とT12Nの違いを整理します。画面やプロセッサなど同じところが多い一方で、メモリ、ストレージ、付属品、売っている場所は大きく変わりました。

名前がほとんど同じで、どっちを選べばいいのか迷っちゃう。

本体の大きさや画面はまったく同じなんだ。違いはメモリとストレージ、それにペンとキーボードが付くかどうか。順番に見ていこうね。
先に結論:違いはメモリ・ストレージ・付属品・販売店
新しいT12とT12Nは、12.1型2560×1600ドットの液晶、MediaTek Dimensity 6400、約530gの本体、10200mAhのバッテリーなど、本体の基本は共通です。
違いは主に4つです。メモリは12GBから8GBに、ストレージは約256GBから約128GBに減りました。T12Nに付いていたデジタルペンと専用キーボードは、新しいT12には付きません。そして、新しいT12はNECダイレクト限定のモデルです。
新しいT12で増えたものは、OSのバージョンです。新しいT12はAndroid 16、T12NはAndroid 15を搭載しています。

新しいT12とT12Nの仕様の比較
NECの仕様表をもとに、2つのモデルを表にまとめます。
| 項目 | LAVIE Tab T12(PC-TAB12Q01) | LAVIE Tab T12N(PC-T1275LAS) |
|---|---|---|
| 発売 | 2026年7月30日 受注開始 | 2026年2月12日 発売 |
| 販売 | NECダイレクト限定 | オープン価格(NECのページでは販売終了) |
| ディスプレイ | 12.1型ワイドLED 広視野角液晶、2560×1600ドット | 同じ |
| プロセッサ | MediaTek Dimensity 6400(8コア) | 同じ |
| メモリ | 8GB(LPDDR4X) | 12GB(LPDDR4X) |
| ストレージ | 約128GB | 約256GB |
| OS | Android 16 | Android 15 |
| カメラ | フロント約800万画素/リア約1300万画素 | 同じ |
| スピーカー | ステレオスピーカー(4か所、Dolby Atmos対応) | 同じ |
| 防水・防塵 | IPX2/IP5X | 同じ |
| サイズ | 278.8×181.05×6.29mm | 同じ |
| 質量 | 約530g | 同じ |
| バッテリー | 10200mAh、Web閲覧時 約13時間、充電 約1.5時間 | 同じ |
| 主な添付品 | ACアダプタ、充電ケーブル、マニュアル | デジタルペンB、専用キーボード、ACアダプタ、充電ケーブル、マニュアル |
共通点:本体はそのまま
2つのモデルは、本体の大きさと重さが同じです。どちらも278.8×181.05×6.29mmで、質量は約530gです。
画面はどちらも12.1型で、解像度は2560×1600ドットです。新しいT12のニュースリリースでは、この画面について「通常時最大600nits、ピーク時最大800nitsの高輝度表示に対応し、屋外や明るい場所でも見やすく、動画や写真を鮮やかに表示します。」と紹介しています。T12Nのニュースリリースでも、「高精細2.5Kディスプレイは最大800nitsの高輝度に対応し、屋外でも見やすく学習や資料作成に適しています。」と書かれています。
プロセッサは、どちらもMediaTek Dimensity 6400です。4か所のステレオスピーカーはDolby Atmosに対応し、マイクはステレオマイクです。カメラは、フロントが約800万画素、リアが約1300万画素のオートフォーカスです。
防水はIPX2(防滴)、防塵はIP5Xで、どちらのモデルも同じです。バッテリーは10200mAhで、Web閲覧時の駆動時間は約13時間、充電時間は約1.5時間です。端子はUSB 2.0 Type-Cが1つで、microSDメモリーカードも使えます。
無線LANはIEEE802.11ac/a/b/g/n準拠で、Bluetoothは5.2です。センサーはGPS、加速度センサ、光センサ、Hallセンサです。
画面の細かい仕様
新しいT12のニュースリリースでは、画面について「ディスプレイには、2.5K(2,560×1,600ドット)解像度、90Hzリフレッシュレートの液晶を採用。」と書かれています。色の表現についても、「96% DCI-P3の広色域に対応し、豊かな色彩表現を実現しています。」と紹介しています。
仕様表では、どちらのモデルも12.1型ワイドLED 広視野角液晶で、表示色は最大1677万色です。タッチパネルは静電容量式で、10点のタッチを検出します。ドット抜けの割合は0.00039%以下と書かれています。
持ち運びと本体のつくり
新しいT12のニュースリリースでは、本体について「B5サイズ程度で持ち運びやすい本体に、約530g、約6.3mmの薄型軽量設計を採用し、自宅でも外出先でも気軽に利用できます。」と説明しています。T12Nも、本体のサイズと重さは同じです。
フロントカメラは固定フォーカスで、顔認証に対応しています。USB Type-C端子は、データ転送、充電および給電、OTGに対応し、音声の入出力もこの端子と共用です。
スマートフォンとの連携と国内のサポート
新しいT12のニュースリリースでは、「「つながる! LAVIE」により、スマートフォンやLAVIEシリーズとの連携にも対応します。」と紹介しています。
サポート体制についても書かれています。「信頼性・安全性を確保するため、設計・部品・製造・品質保証はすべてNECパーソナルコンピュータ米沢事業場で一貫したサポートを行います。」とあり、トラブルのときは群馬事業場でのサポートに加えて、全国のNECフィールディングのサポート拠点で対応するとしています。
違い1:メモリは12GBから8GBに
新しいT12のメモリは8GBです。T12Nの12GBから、4GB少なくなりました。種類はどちらもLPDDR4Xです。
T12Nのニュースリリースでは、メモリとストレージについて「12GBメモリと約256GBストレージを搭載し、複数アプリの同時利用でも快適な動作を実現。」と説明していました。
新しいT12のニュースリリースでは、8GBのメモリについて「MediaTek® Dimensity 6400プロセッサ8GBメモリ、約128GBストレージを搭載し、Googleの各種サービスをすぐに利用できる」と紹介しています。複数のアプリの同時利用という説明は、T12Nのほうにあるものです。
違い2:ストレージは約256GBから約128GBに
ストレージは、新しいT12が約128GB、T12Nが約256GBです。半分になりました。
どちらのモデルも、microSDメモリーカードに対応しています。本体のストレージが減った分は、microSDメモリーカードで補う方法があります。
違い3:ペンとキーボードが付かない
T12Nは、ペンとキーボードがセットになったモデルでした。ニュースリリースの見出しは、「キーボードとペンがセットになった実用性の高い大画面12.1型「LAVIE Tab T12N」」です。
T12Nについて、NECは「12.1型の見やすい大画面とペン・キーボードの標準添付により、購入後すぐに手書きメモから文書入力まで幅広い作業や学習用途に適したタブレットです。」と説明しています。
キーボードについては、「標準添付のキーボードカバーにはスタンド機能や便利なショートカットキーを備えており、動画視聴からレポート作成まで快適に利用できます。」とあります。ペンについては、「デジタルペンは手書きノートや資料への書き込みなど、日常的なメモ用途にも活用できます。」とあります。
一方、新しいT12の主な添付品は、ACアダプタ、充電ケーブル、マニュアルです。ペンとキーボードは付いていません。

新しいT12の別売オプション
新しいT12には、別売のオプションが用意されています。ニュースリリースで紹介されているのは、次の3つです。
- デジタルペン3(PC-AC-AD042C):Bluetooth接続、4,096段階の筆圧検知、傾き検知、パームリジェクションに対応
- タブレットカバー(PC-AC-AD054C):PUレザーを採用し、カバーの開閉によるスリープのオンとオフ、デジタルペン3の収納に対応
- ガラス保護フィルム(PC-AC-AD055C):9Hの高硬度ガラスを採用
デジタルペン3について、NECは「USB Type-C充電方式を採用し、手書きメモやイラスト制作など幅広い用途で活用できます。」と説明しています。
別売のタブレットカバーについて、NECは「タブレットを傷やほこり、衝撃からガード。本革に近い質感のPUレザー(ポリウレタン)を採用。」と説明しています。ガラス保護フィルムは、「9Hの高硬度ガラスを採用。高い透明度を維持しながら、タッチ操作性を損なうことなく画面を保護します。」とされています。
別売オプションの中に、キーボードはありません。ニュースリリースで紹介されている新しいT12の別売オプションは、ペン、カバー、ガラス保護フィルムの3つです。
違い4:新しいT12はNECダイレクト限定
新しいT12は、NECの直販サイト「NECダイレクト」だけで売られているモデルです。ニュースリリースでは、「NECダイレクト限定モデルとして、2026年7月30日(木)より発売します。」と発表されています。
T12Nはオープン価格で、2026年2月12日に発売されました。価格.comには、T12Nを出品しているショップが複数あります。NECの製品ページでは、T12Nは販売終了と表示されています。
違い5:OSはAndroid 16に
OSは、新しいT12がAndroid 16、T12NがAndroid 15です。発売の時期が違うため、新しいT12は1つ新しいバージョンを搭載しています。
そのほかの共通の仕様
仕様表のそのほかの項目も、2つのモデルで同じ値です。電源は、リチウムポリマーバッテリまたはACアダプタで、ACアダプタは100~240V±5%、50/60Hzに対応しています。
動作環境は、温度5℃~35℃、湿度20%~80%で、結露しないことが条件です。電波障害対策はVCCI ClassBです。本体色は、どちらもクラウドグレーです。
無線LANはWi-Fi 5(IEEE802.11ac/a/b/g/n準拠)です。Bluetoothは5.2で、2つのモデルで同じです。
選ぶときのチェックポイント
2つのモデルで迷ったときは、次の順番で比べると整理しやすくなります。
- ペンとキーボードを使うかどうか:T12Nは標準添付、新しいT12はペンだけ別売オプションあり
- 必要なメモリとストレージ:新しいT12は8GB/約128GB、T12Nは12GB/約256GB
- OSのバージョン:新しいT12はAndroid 16、T12NはAndroid 15
- 買う場所:新しいT12はNECダイレクト限定、T12NはNECの製品ページでは販売終了
- 型番:新しいT12はPC-TAB12Q01、T12NはPC-T1275LAS、2022年のT12はPC-T1295DAS
画面、プロセッサ、重さ、バッテリー、防水と防塵は同じなので、この部分で差はつきません。違いは、容量と付属品と売り場に集まっています。
価格の比較
NECダイレクトでの新しいT12の販売価格は、64,790円(税込)です。
価格.comの最安価格は、新しいT12が64,790円、T12Nが65,300円です。同じ価格.comの最安価格で比べると、差は510円です。
ほぼ同じ金額で、T12Nにはペンとキーボードが付き、メモリとストレージも多くなっています。新しいT12に別売のタブレットカバー(PC-AC-AD054C)を足す場合、価格.comの最安価格は5,681円です。
2022年のLAVIE Tab T12(T1295/DAS)とは別のモデル
「LAVIE Tab T12」という名前は、2022年のモデルでも使われていました。型番はPC-T1295DASで、型名はT1295/DASです。
NECの仕様表によると、2022年のT12は12.6型の有機ELディスプレイと、Qualcomm Snapdragon 870を搭載しています。質量は約565gです。新しいT12(PC-TAB12Q01)は12.1型の液晶とMediaTek Dimensity 6400を搭載していて、画面もプロセッサも違います。
T12NとT1295/DASの比較は、LAVIE Tab T12N T1275/LASとLAVIE Tab T12 T1295/DASの違いを比較の記事にまとめています。
新しいT12が合う人
NECは新しいT12を、「動画視聴やWebブラウジング、電子書籍、学習などを快適に楽しめるAndroid™ タブレットです。」と紹介しています。
- NECが挙げている、動画視聴やWebブラウジング、電子書籍、学習に使う人
- ペンやキーボードは使わない人、または必要なものだけを別売オプションで選びたい人
- Android 16を搭載したモデルを選びたい人
- NECダイレクトで購入する人
T12Nが合う人
T12Nは、NECが手書きメモから文書入力まで、幅広い作業や学習用途に適したタブレットとして紹介していたモデルです。
- 手書きノートや資料への書き込みに、ペンを使いたい人
- レポート作成など、キーボードでの入力をしたい人
- メモリ12GB、ストレージ約256GBの容量がほしい人
- NECダイレクト以外の売り場で探したい人
T12Nを探すなら
T12Nは、NECの製品ページでは販売終了となっています。
楽天市場では、LAVIE Tab T12Nの新品を扱うショップを探せます。
T12Nを単体で詳しく知りたい人は、PC-T1275LASをレビュー!12.1型AndroidタブレットはPC代わりになる?の記事と、LAVIE Tab T12Nをレビュー!キーボード付き12.1型タブレットは買って後悔しない?の記事も参考にしてください。
よくある質問
NECは、T12Nのページから新しいT12を案内していますか?
NECのT12Nの製品ページには、「後継モデルはこちら」という案内があり、新しいT12のページにつながっています。
新しいT12にペンやキーボードは付いていますか?
付いていません。主な添付品は、ACアダプタ、充電ケーブル、マニュアルです。ペンは別売のデジタルペン3(PC-AC-AD042C)が用意されています。
画面の大きさや重さは違いますか?
同じです。どちらも12.1型、2560×1600ドットの液晶で、本体は約530gです。
家電量販店で新しいT12を買えますか?
新しいT12は、NECダイレクト限定モデルとして発表されています。
microSDメモリーカードは使えますか?
使えます。新しいT12もT12Nも、仕様表の外部メモリの欄にmicroSDメモリーカードが書かれています。
防水や防塵には対応していますか?
どちらのモデルも、防水はIPX2(防滴)、防塵はIP5Xに対応しています。
バッテリーはどのくらい持ちますか?
どちらもバッテリー容量は10200mAhで、Web閲覧時の駆動時間は約13時間、充電時間は約1.5時間です。
約530gは、ペンやキーボードを含んだ重さですか?
含みません。どちらのモデルのニュースリリースも、質量を「約530g(タブレット本体のみ)」と書いています。
カメラの性能は違いますか?
同じです。どちらも、フロントが有効画素数約800万画素の固定フォーカスで顔認証に対応、リアが有効画素数約1300万画素のオートフォーカスです。
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まとめ
新しいLAVIE Tab T12(PC-TAB12Q01)とT12N(PC-T1275LAS)は、12.1型の画面、MediaTek Dimensity 6400、約530gの本体、10200mAhのバッテリーが共通です。
新しいT12は、メモリが8GB、ストレージが約128GBに減り、ペンとキーボードも付かなくなりました。OSはAndroid 16になり、販売はNECダイレクト限定です。ペンやキーボードを使いたい人や、容量を重視する人はT12N、ペンもキーボードも使わない人は新しいT12、という選び方ができます。




