冷凍庫から食材を出し、袋の表示を見て「600W」を選ぶ。たった数秒の操作でも、夕食のたびに繰り返せば面倒に感じるものです。
2026年8月下旬発売予定の新型RE-WF187は、よく使う600Wをワンタッチで選べる操作部へ変わりました。ただし、「冷凍食材を使った時短調理がしたいから新型を待とう」と考えているなら、急いで結論を出す必要はありません。型落ちのRE-WF186も、冷凍食材を使う「らくチン!1品」や冷凍食品、冷凍ごはんの自動あたために対応しています。
先に結論をまとめると、2万円台で買えるうちに基本性能を安く手に入れたいならRE-WF186がおすすめです。毎日600Wを使い、ボタン操作を1回でも減らしたい人や、追加された自動メニューを使いたい人は、価格差が5,000円以内ならRE-WF187を待つメリットがあります。
本記事では、発表済みの仕様を基に、変わった部分だけでなく「新型でも変わらなかった部分」まで比べます。価格が高い新型を選ぶべきか、在庫がある型落ちを確保すべきか、生活に置き換えて判断していきましょう。
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- 結論:新型を待つ理由は冷凍対応ではなく、毎日触る操作部にある
- まずは違いを一覧で確認
- 「冷凍食材に強くなった新型」と思って待つと、買い時を逃す
- 新型で増えたのは、料理の幅より「迷わず押せる時間」
- 加熱性能は同等。新型へ替えても調理時間が劇的に縮むわけではない
- トースト目当てなら、新旧差より「途中で裏返す」を先に確認
- 価格差は5,000円を境に考えると決めやすい
- 電気代の差より、使い方の差が家計に響く
- 「幅45.5cm」だけで置けると思わない。左右・後ろ・上の空間も必要
- 口コミはまだ結論の材料にしにくい
- RE-WF187がおすすめな人
- RE-WF186がおすすめな人
- よくある質問
- まとめ:新型の値札ではなく、600Wボタンを何回押すかで選ぶ
結論:新型を待つ理由は冷凍対応ではなく、毎日触る操作部にある
RE-WF187とRE-WF186の差は、大幅な加熱性能の向上ではありません。新型で確認できる主な変更点は、600Wをワンタッチで選べる操作部と、自動メニュー数・掲載メニュー数の増加です。
選び分けは次のように考えると迷いません。
- 発売を待たず、購入費を抑えたい:RE-WF186
- 冷凍食材の自動調理が目当て:RE-WF186で十分
- 600Wをほぼ毎日使い、操作を短くしたい:RE-WF187
- 新旧の価格差が5,000円を超える:RE-WF186がおすすめ
- 価格差が3,000円以内で、数年使う予定:RE-WF187を選ぶのがおすすめ
新型の販売価格はオープン価格のため、発売直後の実売価格を見なければ最終判断はできません。型落ちは2万円台半ばで流通しており、価格差が広がるほど旧型の魅力が増します。
まずは違いを一覧で確認
| 比較項目 | RE-WF187(新型) | RE-WF186(型落ち) |
|---|---|---|
| 発売時期 | 2026年8月下旬予定 | 2025年8月 |
| 600Wの選択 | ワンタッチで選択可能 | 600W専用のワンタッチ選択は明記なし |
| 自動メニュー数 | 43 | 41 |
| 掲載メニュー数 | 37 | 36 |
| 冷凍食材の「らくチン!1品」 | 対応 | 対応 |
| 冷凍食品・冷凍ごはんの自動あたため | 対応 | 対応 |
| 総庫内容量 | 18L・フラット庫内 | 18L・フラット庫内 |
| レンジ最高出力 | 900W(最大2分) | 900W(最大2分) |
| オーブン温度 | 110~250℃、発酵40℃ | 110~250℃、発酵40℃ |
| トースト | 1~2枚、途中で裏返し | 1~2枚、途中で裏返し |
| センサー | らくチン!(絶対湿度)センサー、温度センサー | らくチン!(絶対湿度)センサー、温度センサー |
| 外形寸法 | 幅455×奥行375×高さ330mm | 幅455×奥行375×高さ330mm |
| 質量 | 約14kg | 約14kg |
| 年間消費電力量 | 詳細な公式仕様の公開後に要確認 | 73.4kWh/年 |
| 実売価格 | 発売前のため定まっていない | 2万円台半ばが目安 |
表を見ると、加熱性能や本体サイズはほぼ同じです。新型の数字で目立つのは、自動メニューが2つ、掲載メニューが1つ増えた点。大きなモデルチェンジではなく、日々の操作を整えた改良型と捉えるほうが実態に合っています。
「冷凍食材に強くなった新型」と思って待つと、買い時を逃す
新製品の案内では、冷凍食材を使ったメニューや冷凍ごはんのあたためが紹介されています。ところが、冷凍対応そのものは新機能ではありません。
型落ちも冷凍食材から「らくチン!1品」を作れる
RE-WF186にも、食品から出る蒸気を検知する「らくチン!(絶対湿度)センサー」が搭載されています。分量や容器が変わっても仕上がりを見極め、冷凍した肉や野菜を使った1品料理を自動で加熱できます。
冷凍ごはんや市販の冷凍食品も自動であたためられるため、「帰宅後は冷凍庫にあるもので夕食を済ませたい」という使い方なら、型落ちでも目的を果たせます。冷凍対応だけを理由に、新型の発売まで待つ必要はありません。
オーブン使用直後でも自動あたためを使える
一般的なオーブンレンジでは、オーブンを使った直後に庫内が熱いと、センサーによる自動あたためが使えない場合があります。RE-WF187とRE-WF186は、庫内が熱い状態でも自動レンジ加熱を続けて使えます。一部のメニューを除くものの、オーブン料理のあとにごはんを温めたい場面で待ち時間を減らせます。
夕食の支度では、最高温度の差よりも「調理の順番を組み直さなくてよい」ほうが助かることがあります。新旧ともに備える、数字だけでは見落としやすい長所です。
新型で増えたのは、料理の幅より「迷わず押せる時間」
RE-WF187の進化を毎日の動作に置き換えると、600Wをワンタッチで選べる点が中心です。
600Wを1日1回、5年間使うと1,825回の操作になる
弁当や総菜の表示では、500Wと600Wの加熱時間が併記されています。帰宅後のあたためで600Wを1日1回使うなら、5年間で1,825回。新型で毎回1回のボタン操作を省けると仮定すれば、同じ回数だけ手数が減ります。
価格差が5,000円なら、1回の操作を減らすための負担は約2.7円です。数字だけなら小さく見えても、暗いキッチンや急いでいる朝に迷わず押せる利便性は、使う回数が多いほど実感しやすくなります。
反対に、自動あたためを中心に使う人や、週に数回しかレンジを使わない人には差が出にくいでしょう。操作部の改良へいくらかけるかを考えると、価格差の判断が具体的になります。
自動メニューは2つ、掲載メニューは1つ増加
RE-WF187は自動メニュー43、掲載メニュー37。RE-WF186は自動メニュー41、掲載メニュー36です。
増えた数だけを見ると新型が優位ですが、発売前の案内だけでは追加メニューの全容を判断できません。自動メニューをよく使う人は、取扱説明書や公式メニュー集が公開されたあと、増えた料理を実際に作るか確認してから選ぶのが確実です。
普段使うのが「あたため」「解凍」「冷凍食材の1品」に限られるなら、メニュー数の2個差を重く見る必要はありません。使わない自動メニューは、何個増えても時短にはつながらないからです。
加熱性能は同等。新型へ替えても調理時間が劇的に縮むわけではない
レンジ最高出力はどちらも900Wで、900W運転は最大2分。その後は600Wへ切り替わります。オーブンは110~250℃、発酵は40℃に対応し、ヒーター加熱によるグリルやノンフライ調理も可能です。
庫内は18Lのフラットタイプで、ターンテーブルがありません。コンビニ弁当のような四角い容器を置きやすく、庫内の底も拭きやすい設計です。脱臭クリーンコートと自動お手入れメニューも共通しています。
新型に買い替えれば火力が上がる、冷凍食品が急に速く仕上がる、といった差は確認できません。加熱性能を優先するなら、安いRE-WF186で満足しやすい比較です。
トースト目当てなら、新旧差より「途中で裏返す」を先に確認
どちらも1~2枚のトーストを焼けますが、途中で裏返す必要があります。パンを入れてボタンを押したまま、身支度へ戻れるわけではありません。
週末にたまに焼く程度なら、オーブンレンジ1台で済む利点があります。毎朝トーストを食べる人は、新型へ予算を上乗せするより、安いRE-WF186と小型トースターを組み合わせる方法も検討したいところです。裏返す手間を減らし、オーブンレンジで別の料理を温めながらパンを焼けます。
置き場所が限られ、家電を1台にまとめたいなら両機種が候補になります。トーストの仕上がりや放置できる便利さを重視するなら、型番の新旧では解決しません。
価格差は5,000円を境に考えると決めやすい
型落ちのRE-WF186は、2万円台半ばで見つかることがあります。新型はオープン価格のため、発売直後は販売店によって値付けに幅が出る可能性があります。
編集部の判断基準は次のとおりです。
| 新旧の価格差 | おすすめの選び方 |
|---|---|
| 3,000円以内 | 毎日使う操作部が新しいRE-WF187がおすすめ |
| 3,001~5,000円 | 600Wを頻繁に使うならRE-WF187、自動あたため中心ならRE-WF186 |
| 5,001円以上 | 基本性能が共通するRE-WF186がおすすめ |
5,000円はメーカーが定めた基準ではなく、確認できた機能差と5年前後使う前提から設けた目安です。発売後に追加メニューの内容や付属品、保証条件で大きな違いが判明した場合は、判断線も変わります。
型落ちは安くても、在庫が減ると色を選べなかったり、価格が再び上がったりします。新型の値下がりを何か月も待つより、必要な時期と希望色を優先したほうが暮らしの不便を早く解消できます。
電気代の差より、使い方の差が家計に響く
RE-WF186の年間消費電力量は73.4kWhです。家電公取協の目安単価31円/kWhで計算すると、年間電気代の目安は約2,275円になります。
計算式は「73.4kWh×31円=2,275.4円」です。実際の電気代は契約プラン、使用回数、加熱時間によって変わります。
RE-WF187の年間消費電力量は、詳細な公式仕様がそろった段階で確認が必要です。レンジ出力やオーブン温度が同じでも、年間消費電力量まで同一とは断定できません。
仮に年間で数十円から数百円の差が出ても、本体価格差が数千円あれば、電気代だけで取り戻すには長い年月がかかります。節約を優先するなら、新旧の省エネ性能より、必要以上に長く加熱しないことや、食材を詰め込みすぎないことのほうが取り組みやすいでしょう。
「幅45.5cm」だけで置けると思わない。左右・後ろ・上の空間も必要
本体はどちらも幅455×奥行375×高さ330mmで、18Lとしては設置しやすい大きさです。庫内寸法も幅355×奥行295×高さ165mmで変わりません。
注意したいのは放熱スペースです。設置時は左右・後方・上方にそれぞれ10cm以上の空間が必要と案内されています。単純計算では、横幅65.5cm以上を確保しなければなりません。奥行はハンドルを含めるとさらに増えるため、食器棚やレンジラックの内寸を測ってから購入してください。
「コンパクトだから今の棚に入る」と外形寸法だけで決めると、放熱スペースが足りないおそれがあります。新旧で設置性は変わらないので、買い替え前の採寸が失敗を防ぎます。
18Lは一人暮らしや二人暮らしのあたために使いやすい反面、大皿を頻繁に使う家庭や、背の高いパンを焼きたい人には庫内が窮屈です。家族が増える予定なら、22~26Lクラスも比べておくと買い直しを避けられます。
口コミはまだ結論の材料にしにくい
発売前のRE-WF187には、使用者による口コミがまだそろっていません。RE-WF186も販売サイトで確認できるレビュー数が限られており、数件の評価を製品全体の傾向として扱うのは危険です。
購入前に口コミを見るなら、星の平均だけでなく、次の内容を確認してください。
- ボタンを押したときの反応や操作音
- 自動あたためで熱むらが出やすい食品
- ファンの音が止まるまでの時間
- 扉の開閉に必要な力と、本体が動かないか
- トーストを裏返すタイミングが生活に合うか
操作感や音の受け止め方は、設置台や以前使っていたレンジにも左右されます。同じ食品を同じ条件で試した口コミほど参考になります。
RE-WF187がおすすめな人
RE-WF187は、次の人におすすめです。
- 600Wを毎日のように使い、出力選択をワンタッチで済ませたい
- 発売後に追加メニューを確認し、作りたい料理が含まれている
- 数千円の差なら、発売時期が新しいモデルを長く使いたい
- 型落ちの希望色が売り切れている
新型を選ぶ決め手は、冷凍食材への対応ではなく、触る回数が多い操作部です。価格差が3,000円以内なら、5年ほど使う間の小さな手間を減らすためにRE-WF187を選ぶのがおすすめです。
RE-WF186がおすすめな人
RE-WF186は、次の人におすすめです。
- 2万円台で18Lのフラット庫内モデルを買いたい
- 冷凍食材の自動調理や冷凍ごはんのあたためができれば十分
- 操作は自動あたためが中心で、600Wを手動選択する回数が少ない
- 新型の発売や値下がりを待たず、すぐに使い始めたい
- 加熱性能が同じなら、本体価格を優先したい
レンジ900W、オーブン250℃、絶対湿度センサー、冷凍食材メニューまで共通です。新型との価格差が5,000円を超えるなら、RE-WF186を選び、浮いた予算を耐熱容器や小型トースターへ回したほうが料理の不便を減らせます。
よくある質問
RE-WF187とRE-WF186は何が違いますか?
発表済みの範囲では、RE-WF187は600Wをワンタッチで選べるようになり、自動メニューが41から43、掲載メニューが36から37へ増えています。18Lの庫内容量、900Wのレンジ出力、250℃のオーブン、センサー、本体寸法はRE-WF186と同等です。
冷凍食材を調理するなら新型が必要ですか?
新型でなくても大丈夫です。RE-WF186も冷凍食材を使った「らくチン!1品」、冷凍食品、冷凍ごはんの自動あたために対応しています。追加された自動メニューの中に作りたい料理がある場合のみ、RE-WF187を検討しましょう。
トーストは裏返さずに焼けますか?
両機種とも途中で裏返す必要があります。毎朝パンを焼き、裏返す手間をなくしたい人は、オーブンレンジの新旧より専用トースターとの併用がおすすめです。
一人暮らしには大きすぎませんか?
18Lなので、一人暮らしや二人暮らしのあたため中心の用途に向いています。ただし、本体の左右・後方・上方に各10cm以上の放熱スペースが必要です。ワンルームではレンジラックの内寸まで測ってください。
型落ちのRE-WF186はいつ買うべきですか?
希望色が2万円台半ばで在庫にあるなら、購入を検討しやすい時期です。新型発売後にさらに下がる場合もありますが、在庫減少で価格が上がる可能性もあります。冷凍対応や加熱性能に不足がないなら、最安値だけを待ち続ける必要はありません。
まとめ:新型の値札ではなく、600Wボタンを何回押すかで選ぶ
RE-WF187とRE-WF186は、18Lのフラット庫内、900Wのレンジ、250℃のオーブン、絶対湿度センサー、冷凍食材メニューを共通して備えています。新型で確認できる違いは、600Wのワンタッチ選択と、自動メニュー2個・掲載メニュー1個の追加です。
冷凍食材をラクに調理したいだけなら、2万円台のRE-WF186で十分です。600Wを毎日使い、数年間で積み重なる操作を減らしたいなら、価格差5,000円以内を目安にRE-WF187を選びましょう。
販売価格と在庫は変動します。購入直前に両方の価格を開き、価格差と600Wを使う頻度を照らし合わせれば、高い新型を買いすぎる失敗も、安い型落ちを急いで後悔する失敗も避けられます。
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