ADW-L40BとADW-L4Aの違いを比較|工事代を払うか、毎日5kgの水を運ぶか

食洗器

食洗機を置きたいのに、賃貸だから分岐水栓を取り付けにくい。だからといって、毎回タンクへ水を入れる生活が続くのかも心配。そんな迷いに答えるのが、タンク式と分岐水栓式を選べる新型「ADW-L40B」です。

ただし、新型なら何もかも優れているわけではありません。型落ちの「ADW-L4A」には、自動ドアオープン、UVライト、ステンレスウォールがあり、運転音の公称値も新型より低く抑えられています。

結論からいうと、分岐水栓を付けられない家庭、転居の予定がある家庭、使用水量と消費電力量を抑えたい家庭には新型がおすすめです。すでに分岐水栓があり、自動ドアオープンや静音性を重視するなら、安くなった旧型を選ぶメリットがあります。

選ぶときに見落としたくないのは、水道代だけでは価格差を埋めにくい点です。新型を選ぶ理由は、節水額よりも「工事を避けられる」「将来は分岐水栓へ切り替えられる」「給水方式を住まいに合わせられる」という自由度にあります。

本記事では、給水の手間、年間コスト、洗浄力、運転音、乾燥後の使い勝手まで比べます。購入後の生活を思い浮かべながら、自宅に合う1台を選んでください。

※本記事には広告リンクが含まれています。価格や在庫は変動するため、購入前に各販売ページで最新情報をご確認ください。

ADW-L40BとADW-L4Aの結論は、蛇口と毎日の給水で決まる

2機種とも、約5人分にあたる食器40点を収納できる大容量モデルです。本体サイズも幅550×奥行360×高さ500mmで変わりません。食器をまとめて洗いたい家庭なら、容量だけで悩む必要はありません。

判断は次のように分けるとシンプルです。

  • 賃貸住宅で水栓工事を避けたい:新型のADW-L40B
  • 今はタンク式、持ち家へ移ったら自動給水にしたい:新型のADW-L40B
  • 毎回約5Lを給水するのが負担:分岐水栓で使う
  • 分岐水栓を設置済みで、旧型が十分安い:型落ちのADW-L4A
  • 洗浄後にドアが自動で開いてほしい:型落ちのADW-L4A
  • UVライトやステンレスの庫内壁を重視する:型落ちのADW-L4A

新型はタンク専用機ではありません。最初は工事不要のタンク式で使い、生活環境が変わったら分岐水栓式へ切り替えられます。引っ越しが多い家庭にとって、給水方式を後から変えられる点は、数百円の水道代より役立つ場面が多いでしょう。

まず知りたい違いを一覧で比較

比較項目ADW-L40BADW-L4A
発売時期2026年5月発売の新型2025年6月発売の型落ち
給水方式タンク式・分岐水栓式分岐水栓式のみ
使用水量約5.0L〈タンク〉/約6.8L〈分岐水栓〉約10.5L
消費電力量640Wh〈タンク〉/660Wh〈分岐水栓〉950Wh〈50Hz〉/980Wh〈60Hz〉
標準収納容量食器40点・約5人分食器40点・約5人分
本体サイズ幅550×奥行360×高さ500mm幅550×奥行360×高さ500mm
質量約17.5kg約20kg
運転音約45dB約41dB〈50Hz〉/約42dB〈60Hz〉
洗浄方式上下の回転ノズル回転ノズル+固定ノズル
乾燥温風乾燥・送風乾燥ヒーター乾燥・送風乾燥
自動ドアオープンなしあり
UVライトなしあり
庫内の特徴庫内灯・庫内洗浄コースステンレスウォール
コース標準・念入り・時短・低温・乾燥のみ標準・おいそぎ・念入り・低温
カラーホワイト・ダークグレーホワイト

表を見ると、最新モデルの変化は容量の拡大ではなく、給水方式と省エネ性能に集中しています。旧型だけが備える清潔機能や乾燥後の工夫もあるため、単純な新旧比較では決められません。

最大の違いは「工事不要」ではなく、給水の手間を選べること

タンク式は、分岐水栓が付けられないキッチンを救う

新型は、付属の2L給水カップを使って天面の給水口から水を注げます。蛇口へ給水ホースをつながなくても運転できるため、賃貸住宅、特殊な水栓、原状回復が気になる住まいで導入しやすくなりました。

「工事不要」は「シンクから離れた場所へ自由に置ける」という意味ではありません。排水ホースの先端は本体の設置面より低くし、排水先を確保する必要があります。定格15A以上のコンセントとアースも必要です。食洗機本体が置けても、排水ホースがシンクへ届かなければ使えません。

購入前に測りたい場所は、本体を置く台だけではありません。

  • 幅55cm、奥行36cm、高さ50cmの本体スペース
  • 前開きドアと下段かごを引き出すための手前側
  • 天面の給水口へカップを傾けられる上側
  • 1.5mの排水ホースが無理なく届く経路
  • 15A以上のコンセントとアース端子

吊り戸棚の下へ設置する場合は、上側の空間を忘れずに測りましょう。タンク式を選んでも、給水カップを差し込めなければ毎日の作業が窮屈になります。

約5Lの給水は、2Lカップで3回

タンク式の使用水量は約5Lです。付属カップは2Lなので、満水にするには給水口まで2~3回往復します。5Lの水は約5kg。1日1回使えば、1年間に注ぐ水は約1,825Lになります。

年間1,825Lという数字は、節水性能の裏側にある家事量を見せてくれます。高齢の家族が使う、蛇口と設置台が離れている、毎日2回運転する家庭では、手動給水が負担になりやすいでしょう。

タンク式を快適に使いやすいのは、次のようなキッチンです。

  • 本体をシンクのすぐ横へ置ける
  • 給水口の上に十分な空間がある
  • 夕食後の片付けと一緒に2~3回の給水を済ませられる
  • 水栓工事をしないメリットが、給水の手間を上回る

毎回の給水が続かなさそうなら、新型を分岐水栓式で使うか、分岐水栓専用の旧型がおすすめです。食器を入れてボタンを押すだけに近づけたい家庭では、自動給水のほうが食洗機を使わなくなる失敗を避けられます。

新型は住み替え後も給水方式を変えられる

タンク式と分岐水栓式の両方に対応する利点は、購入時だけでは終わりません。賃貸住宅ではタンク式、持ち家へ移った後は分岐水栓式という使い分けができます。

分岐水栓を取り付けた後は、約6.8Lで自動給水できます。タンク式の約5Lより使用水量は増えますが、カップで注ぐ作業はなくなります。節水量を優先するか、毎日の手間を減らすかを後から選び直せる点が、新型ならではの強みです。

節水だけで新型の価格差を回収できるか

新型の約5Lと旧型の約10.5Lを比べると、使用水量は1回あたり約5.5L減ります。半分以下になるため大差に見えますが、水道料金に直すと購入判断は変わります。

水道料金137円/m³、下水道使用料125円/m³、合計262円/m³を例に、1日1回、365日使った場合を計算しました。地域や契約によって料金は異なるため、目安としてご覧ください。

給水方法1回の使用水量年間使用水量年間の上下水道代の目安
新型・タンク式約5.0L約1,825L約478円
新型・分岐水栓式約6.8L約2,482L約650円
旧型・分岐水栓式約10.5L約3,833L約1,004円

タンク式の新型と旧型の差は、年間約526円です。5年間使っても約2,630円なので、本体価格が1万円違うなら水道代だけで元を取るのは難しいでしょう。

節水は、家計への大きな還元よりも、限られた水で40点を洗える効率のよさとして捉えるのが適切です。災害後の断水対策になるわけではありませんが、貯めた水を使う場面では必要量を抑えられます。

電気代は新型のほうが差を感じやすい

標準コースの消費電力量は、新型がタンク式640Wh、分岐水栓式660Wh。旧型は50Hzで950Wh、60Hzで980Whです。

電力料金を31円/kWh、1日1回で計算すると、年間電気代の目安は次のとおりです。

  • 新型のタンク式:約7,242円
  • 新型の分岐水栓式:約7,468円
  • 旧型の50Hz地域:約10,749円
  • 旧型の60Hz地域:約11,089円

新型は、旧型より年間約3,300~3,800円抑えられる計算です。5年使えば差は約1万6,000~1万9,000円まで広がります。実際の電気代はコース、水温、乾燥設定、電力単価で変わりますが、長く毎日使う家庭ほど新型の省エネ性能が購入価格の差を縮めます。

ただし、新型の標準洗剤量は約10g、旧型は約7gです。使用する洗剤の価格によっては、新型の洗剤代が増えます。水道代・電気代・洗剤代を合計しないまま「年間いくら得」と断定する記事には注意してください。

初年度総額で比べると、賃貸と持ち家で答えが変わる

購入時は、本体価格だけでなく次の費用を足して比べましょう。

新型をタンク式で使う場合

本体価格+設置台+必要に応じてアース工事

2機種を分岐水栓式で使う場合

本体価格+自宅の蛇口に合う分岐水栓+取り付け工事+設置台

分岐水栓の部品代と工事費は、蛇口の型式や依頼先で変わります。旧型の本体が1万円安くても、初めて分岐水栓を用意するなら総額が逆転する場合があります。すでに適合する分岐水栓がある家庭なら、旧型の価格メリットを受けやすくなります。

新型は全面的な上位互換ではない

自動ドアオープンを使いたいなら旧型

旧型は運転後にドアが約5cm開き、庫内の蒸気を逃がします。食器をすぐ取り出せない夜間や外出中でも、自然乾燥を促し、庫内へ湿気がこもりにくい設計です。

新型には自動ドアオープンがありません。取扱説明書では、使用後に約4時間ドアを開けて換気するよう案内されています。就寝前に運転して朝まで閉めたままにしたい家庭では、旧型のほうが生活に合います。

新型は温風乾燥と送風乾燥に対応し、乾燥のみコースも備えます。食器の水分をヒーターで乾かしたい人には不便とは限りません。ただし、プラスチック容器のくぼみや、茶わんの底には水が残ることがあります。食洗機の「乾燥」は、すべての食器が収納棚へ直行できる状態を保証する機能ではありません。

UVライトとステンレスウォールも旧型だけ

旧型は、洗浄コースの乾燥運転中にUVライトが5分間点灯します。庫内壁には、汚れや傷が付きにくいステンレス素材を採用。清潔機能と庫内のお手入れを重視する家庭には魅力があります。

新型の公式仕様にUVライトとステンレスウォールの記載はありません。代わりに、ドアを開けたときに奥を照らす庫内灯と、庫内洗浄コースを搭載しています。照明が暗いキッチンでも、食器の置き忘れや残さいを見つけやすい設計です。

UVライトの有無だけで洗浄力を決めるのは早計です。UVライトは乾燥中の仕上げに使われ、油汚れを落とす主役は高温・高圧の水流と専用洗剤です。衛生機能を重視するなら旧型、洗浄後の庫内確認と定期清掃のしやすさを優先するなら新型が合います。

運転音の公称値は旧型が低い

新型の運転音は約45dB、旧型は約41dB/42dBです。数値上は旧型のほうが静かです。

旧型の口コミでは、洗浄力や収納力を評価する声が多い一方、給水時の音や低い駆動音が気になるという意見もあります。リビングとキッチンがつながった間取りでは、テレビや映画の視聴中に存在感が出やすいでしょう。反対に、以前の食洗機より静かに感じたという評価もあり、音の感じ方や比較対象で印象は分かれています。

夜に使うなら、公称値だけでなく運転する時間帯を考えるのがおすすめです。夕食後すぐに回し、くつろぐ時間と重なるなら静かな旧型。外出前や入浴中に回せるなら、新型の約45dBを過度に心配する必要はありません。

洗浄力と収納力は「40点」だけでは分からない

新型は上下の回転ノズルで水流を届ける

新型は、上下のノズルが360度回転しながら高温・高圧水流を噴射します。上段のコップや保存容器にも上から水流を当てやすく、二段の食器をまとめて洗う設計です。

旧型は、回転ノズルと固定ノズルを組み合わせたクワトロシャワー除菌洗浄を採用しています。旧型ユーザーからは、カレー皿や油汚れもきれいになった、上下のかごを使って家族分を一度で洗えたという評価が見られます。

どちらを選んでも、焦げ付き、固まった油、細かなゴマ、魚の皮などは先に取り除く必要があります。食器同士を重ねたり、ノズルの回転を大皿でふさいだりすると洗い残しの原因になります。食洗機の洗浄力は、カタログ上の水温だけでなく、食器の向きで大きく変わります。

同じ40点でも、入れやすい食器の内訳が違う

標準収納容量は両方とも40点ですが、内訳は同じではありません。

食器の種類ADW-L40BADW-L4A
大皿5点5点
中皿・中鉢5点6点
小皿10点14点
茶わん5点5点
汁わん10点5点
コップ5点5点

和食中心で汁わんを多く使う家庭は新型、小皿を並べる食卓では旧型の標準配置が参考になります。ただし、「5人分」は決まった種類の食器を使った試験上の目安です。深い丼、弁当箱、フライパン、取っ手付きの鍋を入れると、40点すべては収まりません。

旧型の口コミでも、突起物が少なく大きめの食器を入れやすいという声がある一方、はし立ての位置によって横長の食器が入りにくいという意見があります。普段使う最も大きな皿、丼、保存容器の寸法を測り、店頭展示があれば実際のかごへ置くのが確実です。

運転時間が長くても、夕食分を一度で洗えるかが大切

旧型の標準コースは、温風乾燥を含めると3時間近くかかるという口コミがあります。短時間で終わる家電を想像すると、長く感じるかもしれません。

食洗機の価値は、運転終了までの速さより、手を動かす時間を減らせるかで考えると分かりやすくなります。夕食後の食器が一度で収まり、スタート後に入浴や子どもの寝かしつけへ移れるなら、運転中の2~3時間は家事時間になりません。

反対に、昼食の食器を洗ってから夕食にも同じ皿を使う家庭では、長い標準コースが困る場合があります。短い間隔で2回使うなら、新型の時短コース、食器の買い足し、乾燥を省く運用まで考えておきましょう。

設置で失敗しないための確認ポイント

本体寸法が同じでも、前方と上方の余白が違う

本体は2機種とも幅550×奥行360×高さ500mmです。旧型のカタログでは、ドアを開いたときの奥行が約717mmと示されています。新型も前開き式で、販売情報では必要奥行が約728mmと案内されています。設置台の手前に約36cmしか余白がないと、ドアやかごを十分に引き出せません。

新型をタンク式で使う場合は、天面給水の空間も必要です。食洗機が高さ50cmなので、吊り戸棚まで60cmしかない環境では、本体自体は収まってもカップを傾けにくい可能性があります。

本体重量は新型が約17.5kg、旧型が約20kg。新型は2.5kg軽くなりましたが、水を入れる前でも気軽に持てる重さではありません。水平で耐荷重に余裕のある台へ置き、設置時は無理に一人で持ち上げないほうが安全です。

「工事不要」でもアースと排水は省けない

タンク式で省けるのは、分岐水栓の取り付けです。漏電対策のアース、排水ホースの固定、安定した設置台は必要です。延長コードの使用も避けなければなりません。

賃貸住宅では、蛇口の工事可否だけでなく、アース端子の有無も確認してください。アース工事が必要なら、管理会社への確認や電気工事の費用が発生する場合があります。「届いた日に必ず使える」とは限りません。

旧型を買う前に分岐水栓の型式を確認する

分岐水栓は、蛇口のメーカーと型番によって適合品が異なります。外観が似ていても、同じ部品を使えるとは限りません。販売店や施工業者へ蛇口の型番を伝え、部品の在庫と工事費を確認してから旧型を注文しましょう。

引っ越しが近い家庭では、現在の住まいへ分岐水栓を付けても、転居先で同じ部品を使えない可能性があります。転居費用や原状回復まで含めると、新型のタンク式が割高とは限りません。

ADW-L40Bがおすすめな人

新型がおすすめなのは、次の条件に当てはまる人です。

  • 賃貸住宅や特殊な水栓で、分岐水栓を取り付けにくい
  • 今はタンク式、将来は分岐水栓式へ変えたい
  • 1日1回以上使い、消費電力量を抑えたい
  • 約5Lの手動給水を負担に感じにくい
  • 庫内灯や庫内洗浄コースが欲しい
  • ダークグレーの本体を選びたい

ADW-L40Bは、食洗機を置けなかった家庭へ大容量40点という選択肢を広げたモデルです。水道代だけで価格差を取り戻す製品ではなく、工事を避けつつ、将来は自動給水へ変えられる柔軟さにお金をかける製品と考えると納得しやすいでしょう。

毎日使う予定なら、旧型より少ない消費電力量も効いてきます。本体価格差が5年間の電気代差である約1万6,000~1万9,000円以内なら、新型を選ぶメリットが増します。洗剤代や販売価格を含め、購入時点の総額で比べてください。

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ADW-L4Aがおすすめな人

型落ちがおすすめなのは、次の条件に当てはまる人です。

  • すでに適合する分岐水栓を設置している
  • 本体価格を抑えたい
  • 運転後にドアが自動で開いてほしい
  • UVライトとステンレスウォールを重視する
  • 公称運転音が低いモデルを選びたい
  • 手動給水を毎日続けたくない

ADW-L4Aは、給水方式と省エネ性能では新型に及びません。それでも、自動ドアオープン、UVライト、ステンレスウォールは、新型へ引き継がれなかった長所です。新型より安いうえに清潔機能まで好みに合うなら、型落ちだから妥協するのではなく、旧型を積極的に選べます。

在庫限りになると、価格が下がるとは限りません。残り台数が減って新型より高くなった場合は、型落ちを選ぶメリットが薄れます。保証内容と製造時期も含め、販売ページを並べて確認しましょう。

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よくある質問

ADW-L40Bは本当に工事不要ですか?

タンク式なら、分岐水栓の取り付け工事なしで給水できます。ただし、排水ホース、15A以上のコンセント、アース、安定した設置台は必要です。アース端子がない場合は、別途工事が必要になることがあります。

タンクへ水を入れたまま移動できますか?

移動や引っ越しの前は、取扱説明書に従ってタンク内の水を排水してください。水が入った状態で本体を動かしたり傾けたりすると、水漏れや故障につながるおそれがあります。

5人家族の食器を本当に一度で洗えますか?

標準食器なら40点を収納できます。ただし、深い丼、大きな弁当箱、鍋、フライパンを一緒に入れると、人数分が収まらない場合があります。40点は食器だけの目安であり、調理器具まで含めた容量ではありません。

食器を入れる前に予洗いは必要ですか?

流水で皿をきれいに洗う必要はありません。固形物、焦げ付き、油の固まり、魚の皮、細かなゴマなどは先に取り除きます。予洗いで大量の水を使うと、食洗機の節水メリットが小さくなるため、へらや紙で落とす方法がおすすめです。

タンク式と分岐水栓式で洗浄力は変わりますか?

新型はどちらの給水方式でも洗浄できます。公式仕様では使用水量と消費電力量が異なりますが、給水方式だけで洗浄力の優劣を決めるものではありません。食器の向き、汚れの状態、コース、専用洗剤の量も仕上がりへ影響します。

電気代を抑えるには乾燥を使わないほうがよいですか?

ヒーターを使う温風乾燥を省けば、消費電力量を抑えやすくなります。運転後にドアを開け、自然乾燥させる方法もあります。ただし、新型は自動でドアが開かないため、手動で換気する必要があります。就寝中や外出中に運転する家庭では、乾燥機能を使うほうが手間を減らせます。

まとめ

ADW-L40BADW-L4Aは、同じ大きさ、同じ40点容量でも、購入後の家事動線が異なります。

分岐水栓を付けられない家庭には、タンク式で約5Lの水を注げる新型がおすすめです。消費電力量も旧型より少なく、毎日使うほど維持費の差が広がります。将来は分岐水栓へ切り替えられるため、引っ越しを予定している家庭にも向いています。

すでに分岐水栓があるなら、型落ち価格を確認しましょう。自動ドアオープン、UVライト、ステンレスウォール、公称値の低い運転音は旧型の魅力です。価格差が大きければ、旧型でも洗浄力と収納力に満足しやすいでしょう。

最後は、本体価格だけでなく「分岐水栓と工事を含む初年度総額」「毎日約5Lを手で給水できるか」「運転後に自分でドアを開けられるか」で決めてください。水道代の差より、毎日続けられる使い方を選んだほうが、食器洗いの時間を確実に減らせます。

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