登山やトレイルラン用の時計は、街で触ったときのスペックだけでは決めにくいです。
本当に差が出るのは、汗をかいた手で操作するとき。
夕方の樹林帯で地図を見るとき。
30kmを過ぎて、腕の重さがじわっと気になってくるときです。
そこで迷いやすいのが、最新のSuunto Race 2にするか、値下がりしたSuunto Raceで十分かという比較です。
結論からいうと、登山・トレイルラン・ロングライドで地図をよく見るならSuunto Race 2がおすすめです。
一方、オフライン地図と長時間バッテリーが使えれば十分で、価格を抑えたい人はSuunto Raceで十分です。
本記事では、Suunto Race 2とSuunto Raceの違いを、ディスプレイ、軽さ、ナビ、スポーツモード、バッテリー、価格差で比較します。
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結論:地図を見る時間が長いならRace 2、価格を優先するならRace
先におすすめを分けると、こうなります。
- 明るい画面、軽さ、ナビ改善、心拍精度の進化まで重視するならSuunto Race 2がおすすめ
- 型落ち価格でAMOLED、オフライン地図、長時間バッテリーを使いたいならSuunto Raceで十分
公式価格で見ると、All BlackのステンレスモデルはSuunto Race 2が85,800円、Suunto Raceが59,950円です。
差は25,850円。
この差額を「新しい時計代」と見ると高く感じます。
でも、山やレースで地図を何度も見る人にとっては、明るい画面、軽量化、操作のきびきび感にお金をかけるメリットがあります。
反対に、すでにルートを頭に入れて走る人、地図は補助で見られればいい人、価格を重視する人にはSuunto Raceがおすすめです。
Suunto Race 2とSuunto Raceの違いを比較
まずは、主な違いを一覧で見てください。
| 比較項目 | Suunto Race 2 | Suunto Race |
|---|---|---|
| 公式価格の目安 | 85,800円 | 59,950円 |
| 画面 | 1.5インチ LTPO AMOLED | 1.43インチ AMOLED |
| 解像度 | 466×466 | 466×466 |
| サイズ | 49×49×12.5mm | 49×49×13.3mm |
| 重量 | 76g | 83g |
| 防水 | 100m | 100m |
| 地図 | オフライン地図、改善されたナビ | オフライン地図 |
| 地図ストレージ | 32GB | チタン32GB / スチール16GB |
| スポーツモード | 115以上 | 95以上 |
| 日常使用の電池持ち | 最大18日 | 最大16日 |
| マルチバンドGNSS | 最大55時間 | 最大50時間 |
| 省電力GNSS | 最大200時間 | 最大200時間 |
| 口コミ・レビュー傾向 | 画面、軽さ、心拍改善が評価されやすい | 価格と地図機能のコスパが評価されやすい |
スペック表だけ見ると、どちらもかなり強いです。
とくにSuunto Raceは、型落ちになってもオフライン地図、マルチバンドGNSS、サファイアクリスタル、100m防水を備えています。
だから、安いほうを選ぶだけで大きく損する比較ではありません。
差が出るのは、見やすさ・装着感・ナビの快適さにどこまでこだわるかです。
Race 2の進化は「山で時計を見る回数」が多い人ほど効く
Suunto Race 2の進化は、派手なスマート機能ではありません。
Suicaや通話、音楽保存のような機能を期待すると、GarminやApple Watchのほうが合う場面もあります。
ただ、登山やトレイルランで使うなら、進化したポイントはかなり実用的です。
1.5インチの高輝度AMOLEDは地図の見やすさに直結する
Suunto Race 2は、1.5インチの明るいAMOLEDディスプレイを搭載しています。
Suunto Raceも1.43インチのAMOLEDなので、旧モデルでも画面は十分きれいです。
ただ、ルートを追いながら走る人にとっては、わずかな表示領域の差が地味に効きます。
ペースや心拍だけなら小さな差でも、地図では話が変わります。
分岐、等高線、ルートの曲がり方を一瞬で見たい場面では、明るく大きい画面のほうがストレスを減らせます。
海外レビューでも、Suunto Race 2は画面の明るさや見やすさが評価されやすい傾向です。
7g軽く、0.8mm薄い差は長時間で効いてくる
Suunto Race 2は76g、Suunto Raceは83gです。
数字だけ見ると7g差なので、大げさに感じるかもしれません。
でも、ロング走や山行では、時計は何時間も腕に乗り続けます。
さらに、夜も睡眠ログを取るなら装着時間はさらに長くなります。
このタイプの時計は軽ければ軽いほどいい、という単純な話ではありません。
耐久性や素材感も大事です。
それでも、同じ49mmクラスで薄く軽くなっているSuunto Race 2は、長時間つける人ほど選ぶメリットがあります。
ナビ改善は「迷わない」より「迷いそうな時に戻れる」安心感
どちらもオフライン地図に対応しています。
ここがSuunto Raceの強いところです。
安くなった旧モデルでも、ウォッチ上で地図を見られるのは大きな魅力です。
ただし、Suunto Race 2は公式でも「改善されたナビゲーション」をうたっています。
レビューでも、処理の速さや操作感の改善に触れられています。
登山やトレイルランでは、完全に迷ってから地図を見るのでは遅いことがあります。
分岐で一度止まる、ルートをズームする、進行方向を確認する。
この小さな操作がスムーズだと、行動中の不安を減らせます。
スポーツモードは115以上。幅広く使うなら新型が有利
Suunto Race 2は115以上のスポーツモード、Suunto Raceは95以上のスポーツモードに対応しています。
ランニング、登山、サイクリング、スイム、トライアスロンのような定番用途なら、どちらも十分です。
差が出るのは、複数競技を横断して使う人です。
平日はラン、週末はロングライド、月1で山、たまにレース。
こういう使い方なら、最初からスポーツモードの幅が広いSuunto Race 2がおすすめです。
Raceで十分な人も多い。旧型の強みはまだ残っている
Suunto Raceは、型落ちになったから弱い時計ではありません。
むしろ価格が下がったことで、魅力が分かりやすくなっています。
オフライン地図とマルチバンドGNSSは旧型でも使える
Suunto Raceは、ウォッチ上のオフライン地図に対応しています。
GNSSもL1+L5に対応し、GPS、GLONASS、GALILEO、QZSS、BEIDOUを使えます。
登山やトレイルランで、地図とルート確認を最低限しっかり使いたい人には、まだ十分な性能です。
もちろん、新しいモデルほど画面や操作感の快適さは期待しにくいです。
それでも、地図対応のスポーツウォッチを価格重視で選ぶなら、Suunto Raceは無理なく候補に入ります。
バッテリーは旧型でも長い
Suunto Raceは、日常使用で最大16日、マルチバンドGNSSで最大50時間、省電力GNSSで最大200時間です。
Suunto Race 2は日常使用で最大18日、マルチバンドGNSSで最大55時間なので、新型のほうが少し伸びています。
ただ、フルマラソンや日帰り登山、普段のランニングが中心なら、Suunto Raceでも電池持ちで困りにくいです。
ウルトラ、ロングトレイル、数日にまたがる山行まで考えるなら、バッテリーに余裕があるSuunto Race 2がおすすめです。
価格差が大きいほど旧型は強くなる
公式価格ベースでは差が25,850円ありますが、実売価格はショップやセールで変わります。
もしSuunto Raceが大きく安くなっているなら、旧型を選ぶメリットはさらに大きくなります。
反対に、Suunto Race 2との価格差が小さいなら、新型を選ぶほうが後悔を減らしやすいです。
目安として、画面・軽さ・心拍精度・ナビ改善に2万円以上出せるかで考えると判断しやすいです。
口コミ・レビュー傾向で見る注意点
口コミやレビューを見ると、Suunto Race 2は画面、デザイン、装着感、バッテリーの評価が目立ちます。
一方で、スマート機能は控えめです。
NFC決済、Suica、音楽保存、通話機能のような便利機能を重視する人は、GarminやApple Watchも比較しましょう。
また、海外レビューでは心拍精度の改善を評価する声がある一方、睡眠や歩数、GPSの細かなズレに触れる声もあります。
本格的なトレーニングで心拍を重視するなら、胸ベルトやアームバンド型センサーを併用する考え方もあります。
Suunto Raceは、口コミ・レビューで「価格に対して地図とバッテリーが強い」点が評価されやすいモデルです。
ただし、心拍精度や操作レスポンスでは、新型のほうに進化を感じる人が多いです。
登山・トレイルランで選ぶならどっち?
登山やトレイルランで使うなら、僕は次のように分けます。
| 使い方 | おすすめ |
|---|---|
| 初めて地図付きスポーツウォッチを買う | 価格重視ならSuunto Race |
| 夜明け前・夕方・樹林帯で地図をよく見る | Suunto Race 2 |
| ロングトレイルやウルトラで電池残量を気にしたくない | Suunto Race 2 |
| ルート確認は補助程度で、安く買いたい | Suunto Race |
| 睡眠ログまで毎日取りたい | 軽く薄いSuunto Race 2 |
| Suuntoを試してみたい | Suunto Race |
山で怖いのは、地図機能があるのに見るのが面倒になってしまうことです。
画面が暗い、操作が重い、腕が疲れる。
小さな不満が積み重なると、いざというときに時計を見なくなります。
そう考えると、地図をよく見る人にはSuunto Race 2がおすすめです。
一方で、地図は補助、運動記録とバッテリーが主目的ならSuunto Raceを選ぶのがおすすめです。
Suunto Race 2がおすすめな人
Suunto Race 2がおすすめなのは、次のような人です。
- 登山やトレイルランで地図をよく見る
- 明るいAMOLEDと軽い装着感を重視する
- ロングレースでバッテリーに余裕が欲しい
- 心拍計測や操作レスポンスの改善まで重視する
- 価格よりも、数年使う快適さを優先したい
特に、山で「止まって地図を見る回数」が多い人にはSuunto Race 2がおすすめです。
画面の見やすさ、軽さ、ナビの快適さは、スペック表より実使用で効いてきます。
Suunto Raceがおすすめな人
Suunto Raceがおすすめなのは、次のような人です。
- 価格を抑えてオフライン地図付きウォッチを使いたい
- AMOLED画面と長時間バッテリーがあれば十分
- フルマラソンや日帰り登山が中心
- 心拍精度や操作レスポンスに最高レベルまでは求めない
- 型落ち価格のコスパを重視したい
Suunto Raceは、安くなった旧モデルというより、地図付きスポーツウォッチのコスパ枠です。
価格差が大きいなら、こちらを選んで浮いたお金をシューズやザックに回すのも良い選び方です。
よくある疑問
Suunto Race 2とSuunto Raceの一番の違いは?
一番の違いは、画面の見やすさ、軽さ、ナビ改善です。
Suunto Race 2は1.5インチの明るいAMOLED、76g、最大55時間のマルチバンドGNSSに対応しています。
Suunto Raceもオフライン地図や長時間バッテリーは強いので、価格重視なら十分候補になります。
登山ならSuunto Race 2を選ぶべき?
登山で地図をよく見るなら、Suunto Race 2がおすすめです。
暗い場所や夕方、分岐の多いルートでは、明るい画面とナビ改善が安心感につながります。
日帰り登山中心で、地図は補助程度ならSuunto Raceでも十分です。
バッテリー持ちはどちらが良い?
公式仕様では、Suunto Race 2は日常使用で最大18日、マルチバンドGNSSで最大55時間です。
Suunto Raceは日常使用で最大16日、マルチバンドGNSSで最大50時間です。
差はありますが、どちらも長時間使えるモデルです。
ウルトラやロングトレイルまで考えるなら、バッテリーに余裕があるSuunto Race 2がおすすめです。
Suicaや音楽保存は使える?
SuicaやNFC決済、音楽保存を重視する人には、どちらもおすすめしません。
Suunto Race 2もSuunto Raceも、スマート機能よりスポーツ、ナビ、バッテリーを重視した時計です。
決済やスマホ連携を重視するなら、Apple WatchやGarminの対応モデルも比較しましょう。
Suunto RaceからSuunto Race 2へ買い替えるべき?
すでにSuunto Raceを使っていて、地図の見やすさ、操作レスポンス、心拍精度、装着感に不満があるなら、Suunto Race 2は買い替え候補になります。
反対に、今の地図機能とバッテリーに満足しているなら、急いで買い替えなくても大丈夫です。
まとめ:山で地図を見るならRace 2、価格と基本性能ならRace
Suunto Race 2とSuunto Raceの違いは、単なる新旧差ではありません。
どちらもAMOLED、オフライン地図、マルチバンドGNSS、長時間バッテリーを備えた本格スポーツウォッチです。
そのうえで、Suunto Race 2は画面の見やすさ、軽さ、ナビ改善、心拍精度の進化にお金をかけたい人におすすめです。
Suunto Raceは、型落ち価格で地図付きスポーツウォッチを使いたい人におすすめです。
登山やトレイルランで何度も地図を見るなら、Suunto Race 2を選ぶのがおすすめです。
価格を抑えつつ、オフライン地図と長時間バッテリーを使いたいなら、Suunto Raceで十分です。


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