「おうち焼肉は最高だけど、翌日のリビングの臭いが耐えられない…」
「床までツルツルになる油はねの後片付けが面倒すぎて、結局やらなくなる」
そんなホットプレートユーザーの積年の悩みに応えるべく、BRUNOから登場した「コンパクトグリルホットプレート(BOE109)」。
見た目は定番の「コンパクトホットプレート(BOE021)」とそっくりですが、「煙・油はね90%超カット」という衝撃的なスペックを引っ提げています。
しかし、ここで迷うのが「価格差」です。
BOE021が約12,000円なのに対し、BOE109は約2万円。その差額は約8,000円。
「本当にそこまでお金を出す価値があるの?」
「結局、煙は出るんじゃないの?」
「洗い物が面倒になるなら嫌だな…」
そんな疑問を持つあなたのために、この記事ではBOE109とBOE021を徹底比較。
「あなたのライフスタイル(特に焼肉頻度)」に合わせて、どちらを買うべきか、あるいは買い替えるべきかを白黒つけます。
結論から言うと、答えはシンプルです。
「焼肉が月1回以上あるなら、迷わずBOE109を買ってください。家事のストレスが劇的に減ります」
【結論】あなたに向いているのはどっち?30秒でわかる診断

比較の詳細に入る前に、まずは結論です。あなたの性格や生活スタイルに近い方を選んでください。
【B】BOE109(コンパクトグリル)が正解な人
もしあなたが以下の一つでも当てはまるなら、高くてもこちらを選ぶべきです。
- ✅ 家焼肉を「月1回以上」やりたい(または今やっている)
- ✅ 翌日の部屋の臭いや、カーテンへの定着臭を少しでも減らしたい
- ✅ 床やテーブルの油はね拭き掃除を時短したい
- ✅ BOE021用のオプション鍋やプレートを既に持っている(資産を活かしたい)
【A】BOE021(コンパクト)が正解な人
こちらを選んだ方が幸せになれるパターンです。
- ✅ 焼肉は「年数回」程度。メインはお好み焼き、ホットケーキ、鍋料理
- ✅ とにかく見た目重視。キッチンの色に合わせて限定カラーを選びたい
- ✅ 初期投資を抑えたい(予算1万円ちょっとで探している)
- ✅ 既に「イワタニ やきまる」など、焼肉専用機を別で持っている
【徹底比較】BOE109 vs BOE021 スペック・機能の違い
まずは基本データで違いを押さえましょう。
見た目のサイズ感はほぼ同じですが、中身は別物です。
| 項目 | BOE109 (グリル) | BOE021 (定番) | 備考 |
|---|---|---|---|
| 参考価格(税込) | ¥19,800 | ¥12,100 | 開きは約7,700円 |
| 実勢価格 | ¥15,950〜 | ¥9,000代〜 | セール時はさらに差が開くことも |
| 減煙機能 | あり (水受けトレイ+穴あき) | なし | 決定的な違い |
| 付属プレート | 平面、たこ焼き、減煙グリル | 平面、たこ焼き | BOE109は3枚付属 |
| 水受けトレイ | あり (取り外し可) | なし | |
| サイズ(mm) | W375×H175×D235 | W375×H140×D235 | BOE109が3.5cm背が高い |
| 重量 | 約3.0kg | 約2.3kg | 部品が多い分重い |
| 消費電力 | 1200W | 1200W | 火力は同等 |
| コード | マグネット脱着式 | マグネット脱着式 | どちらも安全設計 |
| カラー | 2色 (グリーン/グレージュ等) | 6色以上 (限定色多数) | BOE021が圧倒的に豊富 |
決定的な違いは「水受けトレイ」と「付属プレート」
最大の違いは、本体の底に「水受けトレイ」があるかどうかです。
BOE109は、このトレイに水を張り、その上に穴の空いた「減煙グリルプレート」をセットします。
肉から出た脂が穴を通って水に落ちることで、「煙の発生源(高温になった脂)」と「油の飛び散り」を物理的に断つ仕組みです。
一方、BOE021はヒーターの上に直接プレートが乗るシンプルな構造。脂はプレート上に留まるため、高温で熱され続け、煙となり、パチパチとはねて周囲に拡散します。
【検証1】「煙・油はね90%カット」は本当か?実力と限界

メーカー公式サイトには「油はね約92%カット」「煙約92.9%カット」という魅力的な数字が踊っています。
しかし、これを鵜呑みにするのは少し危険です。リアルな実力を検証データと口コミから紐解きます。
厳しい現実:「完全無煙ではない」
第三者機関(mybestなど)の検証結果を見ると、「煙の少なさ」の評価は「3.01点(5点満点)」と、意外にも中位に留まっています。
特に、脂の多い牛カルビなどを焼き、ひっくり返した瞬間には、白い煙がモクモクと立ち上ることが確認されています。
「無煙ロースター」という名前に期待しすぎると、「あれ?普通に煙出るじゃん」とガッカリすることになります。
それでも「92%カット」の意味は大きい
では、効果がないのか?というと、それは違います。
従来のBOE021と比較すれば、その差は歴然です。
- BOE109: 換気扇を回していれば、部屋の空気の汚れ方は明らかにマシ。煙は出るが「充満」はしない。
特に評価が高いのが「におい残りの少なさ(4.00点)」です。
壁紙やカーテンに染み付く「脂を含んだ微粒子」が激減するため、食事直後は臭っても、翌朝のリビングの空気は驚くほどクリアです。
「ファブリーズを1本使い切る」ような事態からは解放されます。
【検証2】味はどう変わる?「パサつく」説を完全否定

「脂が落ちる」と聞くと、「パサパサになるんじゃない?」「火力が弱いんじゃない?」と心配になりますよね。
水冷式は温度が上がりにくい機種も多いのですが、BOE109はどうでしょうか。
火力・熱ムラともに高評価!
結論から言えば、味はBOE109の方が上と言っても過言ではありません。
検証における「火力の強さ」と「熱ムラの少なさ」は、ともに4.45点という非常に高いスコアを叩き出しています。
美味しさの理由:揚げ焼き回避
平面プレート(BOE021)でカルビを焼くと、溶け出した脂の海で肉が煮えるような「揚げ焼き」状態になりがちです。
一方、BOE109のグリルプレートは余分な脂が落ちるため、表面はカリッと香ばしく、中はジューシーな本来の「焼き肉」が楽しめます。
しっかり付く「焼き目」も食欲をそそります。
なにより、食後の水受けトレイを見た時の「白く固まった脂の量」を見てください。
「これを全部食べずに済んだのか…」と、健康面での満足感もセットで味わえます。
【検証3】ここが最大の分かれ道!「後片付け」のリアル

ここまではBOE109の良いこと尽くめですが、ここからが最大のデメリットの話です。
購入後に「こんなはずじゃなかった」と後悔するポイントNo.1は「洗い物」です。
BOE021の片付け:楽勝
- 洗うもの:プレート1枚、フタ。以上。
- プレートはフラットで汚れが落ちやすい。シンクも広々使える。
BOE109の片付け:覚悟が必要
- 洗うもの:グリルプレート、フタ、水受けトレイ。
- 難点1:グリルプレートの洗浄
波型の溝が深く、穴も空いているため、スポンジで撫でるだけでは汚れが落ちません。
ブラシを使って溝の一つ一つを擦る必要があります。これが地味に時間がかかります。 - 難点2:本体内部の汚れ
構造上、「プレートの穴」が「水受けトレイ」の範囲より広い部分がある、あるいは脂がはねて、トレイ外の本体内部やヒーター周辺に汚れが付着することがあります。
本体は丸洗いできないため、冷めてから濡れ布巾で丁寧に拭き取る必要があります。
究極の選択
BOE109を選ぶということは、「部屋掃除の手間」を「皿洗いの手間」に変換するというトレードオフを受け入れることです。
個人的には、部屋が汚れるストレス(A)の方が精神的ダメージが大きいので、シンクで完結する(B)の方がマシだと感じますが、洗い物が大嫌いな人は要注意です。
【朗報】BOE021ユーザーは「買い替え」推奨?互換性の謎

今BOE021を使っているけれど、「もっと焼肉を楽しみたいからBOE109に買い替えようかな…」と迷っている方。
非常に良いニュースがあります。
オプションプレートは「完全互換」です
あなたがこれまでに買い揃えたBOE021用のオプション資産は、すべてBOE109でそのまま使えます。
- セラミックコート鍋(おでん、鍋パ用):✅ 使用OK
- マルチプレート(ライスバーガー、目玉焼き用):✅ 使用OK
- スチーマー(蒸し料理用):✅ 使用OK
- グラスリッド(ガラス蓋):✅ 使用OK
- 平面・たこ焼きプレート:✅ 使用OK
メーカーは賢いことに、設置面積(A4サイズ)を変えずに高さを出すことで進化させました。
つまり、本体だけBOE109にアップデートすれば、「これまでの便利機能」はそのままに、「最強の焼肉機能」を追加装備できるのです。
これは既存ユーザーにとって、最強の買い替え理由になります。
※逆はNG(危険!)
ただし、逆にBOE109の「減煙グリルプレート」だけを買って、BOE021に乗せることはできません。
水受けトレイがないBOE021で穴あきプレートを使うと、脂がヒーターや内部配線に直撃し、故障や発火の原因になります。絶対にやめましょう。
「煙対策」だけ考えるなら、第3の選択肢も…?

ここまで読んでも「やっぱり2万円は高い」「洗い物が面倒そう」と感じるなら、正直に別の選択肢を提示します。
イワタニの「やきまるII」です。
- 価格: 約6,600円(BOE109の1/3!)
- 煙性能: 最強(検証評価5.0満点)。BOE109より煙は出ません。
- デメリット: カセットガス式、見た目が「THE 焼肉屋」、たこ焼きや鍋はできない(専用機)。
もしあなたが「見た目はどうでもいい、とにかく安く、煙を出さずに肉を焼きたい」だけなら、今のBOE021を使い続けながら、「やきまる」を買い足すのが賢い選択です。
2台持ちすれば、「たこ焼きパーティーはBRUNO」「ガチ焼肉はやきまる」と使い分けられ、トータルの出費もBOE109より安く済みます。
それでもBOE109を選ぶ理由は、「このオシャレな1台で、全てを叶えたい」という美学と省スペース性にあるでしょう。
まとめ:あなたのライフスタイルにはこちら
長くなりましたが、結論です。
あなたの生活を豊かにするのはどちらでしょうか?
【BOE109(コンパクトグリル / 約2万円)】を買うべき人
- 「今週末は焼肉だ!」が月1回以上ある家庭。
- マンションで機密性が高く、臭い残りが死活問題になる環境。
- 既にBOE021の鍋やプレートを持っていて、本体の買い替え時期に来ている。
- 「部屋の床掃除」より「洗い物」の方がまだ許せる。
👉 投資する価値:あり
8,000円の差額は、「翌朝の快適なリビング」と「油でギトギトにならない床」で十分に元が取れます。
【BOE021(コンパクト / 約1.2万円)】を買うべき人
- 焼肉は特別なイベント(年数回)か、外食・BBQで済ませる派。
- 主な用途は、朝のパンケーキ、昼の焼きそば、夜のたこ焼き・鍋。
- どうしても譲れない「推しカラー」がある。
- とにかく安く済ませたい。
👉 投資する価値:あり
発売から10年愛されるには理由があります。シンプルで壊れにくく、食卓を彩る力は健在です。
最後に
どちらを選んだとしても、BRUNOのある食卓は間違いなく楽しいです。
ただ、その楽しさが「翌日の臭いと掃除のストレス」で帳消しになってしまっては本末転倒。
あなたの「焼肉愛」の深さに応じて、最適なパートナーを選んでくださいね。
(個人的には、子育て中で外食焼肉がハードル高いご家庭には、絶対にBOE109を推します!)


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