NA-LX125FとNA-LX125Eの違いを比較!新型の省エネ差は年57円、買う理由は掃除と操作

洗濯機

自動投入を選べば、洗剤まわりの家事は終わり。そう思っていませんか。

洗剤を量る手間はなくなっても、液剤が流れる経路には手入れが必要です。旧型では3か月ごとにタンクと経路を洗うのが目安。忘れると、洗剤や柔軟剤が固まり、流れにくくなる原因になります。

新型のNA-LX125Fは、液剤経路を自動で洗うようになりました。フルドット液晶と操作リングも採用し、表示に沿ってリングを回せばコースや設定を選べます。

ただし、乾燥時間は旧型のNA-LX125Eと同じ約119分です。標準運転の消費電力量は945Whから940Whへ減っただけで、毎日1回使っても電気代の差は年約57円。上位機で話題の乾燥長もちユニットも搭載していません。

結論からいうと、経路洗浄を忘れたくない人と、ボタン操作でもたつきたくない人には新型がおすすめです。価格差が大きく、自動投入の手入れを自分で続けられるなら旧型で十分です。

本記事では「新型だから買う」のではなく、面倒な家事をいくつ消せるかで価格差を判断します。

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まず確認:新型でなくなる手間、残る手間

新型の自動化は便利ですが、洗濯機のお手入れがすべて不要になるわけではありません。購入後に期待が外れないよう、最初に整理しておきましょう。

家事・操作NA-LX125Fでどうなる?
毎回の洗剤・柔軟剤の計量自動投入で不要
自動投入経路の手洗い自動洗浄により不要
洗剤・柔軟剤の補充タンクが大きくなり、間隔を延ばしやすい
コース選択液晶表示を見ながら操作リングを回す
よく使う設定の呼び出し「お気に入り」ボタンへ3コースまで登録可能
乾燥フィルター掃除毎回必要
排水フィルターや槽の手入れ必要

新型で手放せるのは、洗剤の計量、定期的な経路洗浄、何度もボタンを押して設定を探す手間です。

乾燥後のフィルター掃除は残ります。上位のNA-LX127FNA-LX129Fとは乾燥部の仕組みが異なるため、「2026年モデルなら乾燥後はワンプッシュ」と考えないようにしてください。

新旧で迷ったら、価格差を2つの面倒へ分ける

NA-LX125Fに上乗せするお金は、主に自動投入経路の掃除と操作時の迷いを減らすために使われます。

3か月ごとの経路洗浄を洗濯機へ任せられる

旧型のトリプル自動投入は、液体洗剤、柔軟剤、おしゃれ着洗剤や酸素系液体漂白剤などを自動で計量します。毎回ボトルを取り出し、キャップの目盛りへ注ぐ作業は不要です。

便利な反面、タンクや経路は3か月ごとのお手入れが推奨されています。残った液剤を抜き、水を入れ、「自動投入お手入れ」を運転する作業です。剤を変更するときにも洗浄が必要になります。

新型は液剤が通る経路を自動で洗います。メーカーは手動による経路洗浄が不要と案内しており、自動投入を使いながらメンテナンスを忘れやすい家庭には助かる改良です。

1年で減るのは、定期洗浄なら4回ほどです。回数だけ見ると多くありません。それでも、数か月おきの作業は習慣になりにくく、思い出したときには洗剤が固まっていたという失敗が起きやすいもの。新型は時間より「忘れて詰まらせる不安」を減らします。

操作リングは、設定を「覚える」より表示を「読む」人向け

旧型はホワイト液晶と操作ボタンを採用しています。決まったコースを毎日使うだけなら、慣れた後の操作に困りにくい方式です。

新型はフルドット液晶と操作リングへ変わりました。液晶に出る内容を読み、リングをクルクル回して項目を選びます。自動投入量の設定、コース内容の変更、エラー理由も文字で確認できます。

よく使う運転内容は「お気に入り」ボタンへ3コースまで登録可能です。

たとえば、平日は洗濯から乾燥まで、休日はおしゃれ着、タオルが多い日はタオル専用。家族の使い方を登録しておけば、細かい洗い時間やすすぎ回数を毎回たどらずに済みます。

操作リングの価値は、選べるコースが増えることだけではありません。取扱説明書の操作順を覚えなくても、画面の案内を追いやすくなる点にあります。

毎日「おまかせ」しか使わず、旧型のボタン配置で困らない人には差が出ません。洗濯物に合わせて設定を変える人や、家族も操作する家庭には新型がおすすめです。

NA-LX125FとNA-LX125Eの違いを比較

新旧の主な違いは、自動投入の手入れ、操作部、脱水音、外形、標準運転時のわずかな省エネ差です。

比較項目NA-LX125FNA-LX125E
発売時期2026年10月1日予定2025年10月
自動投入経路自動洗浄3か月ごとの手動洗浄が目安
自動投入タンク洗剤約1,010mL、柔軟剤約1,010mL、選べるタンク約880mL洗剤約1,010mL、柔軟剤約890mL、選べるタンク約730mL
操作部フルドット液晶+操作リングホワイト液晶+操作ボタン
お気に入り登録3コースまでわたし流コースで設定可能
本体デザインスクエアフォルム従来デザイン
洗濯/脱水/乾燥音約32/36/46dB約32/41/46dB
総外形寸法幅639×奥行732×高さ1,060mm幅639×奥行722×高さ1,060mm
本体質量約79kg約80kg
洗濯/乾燥容量12kg/6kg12kg/6kg
標準使用水量洗濯83L、洗濯~乾燥55L洗濯83L、洗濯~乾燥55L
洗濯~乾燥時間標準約119分、省エネ約192分標準約119分、省エネ約192分
洗濯~乾燥時の消費電力量標準約940Wh、省エネ約680Wh標準約945Wh、省エネ約680Wh
乾燥長もちユニットなしなし
乾燥フィルターメッシュ式。毎回掃除メッシュ式。毎回掃除
温水洗浄なしなし
スマホ連携なしなし
カラーマットホワイトマットホワイト

表を眺めると、新型の改良が洗浄力や乾燥速度へ向けられていないと分かります。家事の入口である操作と、洗剤が通る裏側の経路を整えたモデルです。

省エネ差は毎日使って年約57円。電気代で新型を選ばない

標準の洗濯~乾燥時は、新型が約940Wh、旧型が約945Whです。差は1回5Whしかありません。

電力料金目安単価31円/kWhで計算すると、1回あたりの差は約0.16円。毎日1回、365日使っても年間約57円です。5年間でも約283円にとどまります。

使用頻度年間の電気代差(目安)
毎日1回約57円
週5回約40円
週3回約24円

省エネ乾燥モードは、新旧とも約680Whです。運転時間も標準約119分、省エネ約192分で変わりません。

新型との価格差が1万円でも、電気代だけで取り戻すには計算上170年以上かかります。省エネを購入理由にするのは無理があります。

乾燥方式による電気代の差を知りたい人は、かでくらのヒートポンプ式とヒーター式を比べた記事も参考になります。

新型にお金をかけるなら、年4回ほどの経路洗浄を任せたいか、操作リングを毎日使いたいかで決めましょう。

タンク大型化は、補充回数より「詰め替えの残り」を減らしやすい

液体洗剤タンクは新旧とも約1,010mLです。柔軟剤タンクは約890mLから約1,010mL、3つ目の選べるタンクは約730mLから約880mLへ増えました。

容量差だけで補充回数が劇的に減るわけではありません。使う液剤の投入量によっては、数回から十数回ぶん延びる程度です。

注目したいのは、詰め替え用パウチとの相性です。タンクへ注ぎ切れず、柔軟剤の残った袋を洗面台の隅に立てておく。大きなタンクなら、そんな中途半端な保管を減らしやすくなります。

1,000mLを超える大容量パウチは入り切らない場合もあります。普段買っている液剤の内容量と、1回の基準使用量を見て判断してください。

乾燥は新旧同じ。NA-LX127Fとの違いを混同しない

両機種ともトップユニット式のヒートポンプ乾燥を採用し、6kgまで乾かせます。ヒーターだけで乾かす方式より低温で、衣類の縮みや傷みを抑えながら省エネ運転しやすい仕組みです。

ただし、NA-LX125Fにはサイクロン方式の乾燥長もちユニットがありません。従来どおり、乾燥フィルターとサブフィルターを乾燥のたびに掃除します。

乾燥長もちユニットを搭載するのはNA-LX127FNA-LX129Fです。乾燥後は糸くずボックスのゴミを捨て、サブフィルターは週1回が目安になります。熱交換器へ髪の毛が入り込むのを抑える点も異なります。

毎日乾燥する家庭では、今回の新旧差より、NA-LX125FNA-LX127Fの差を先に考えたほうが失敗を避けられます。

  • 乾燥は週2~3回まで:今回の2機種で費用を抑えやすい
  • 乾燥はほぼ毎日:乾燥後の手入れが軽いNA-LX127Fも比較したい
  • 温水洗浄やスマホ連携も必要:NA-LX127Fがおすすめ

「新型125なら乾燥部も新しくなったはず」と思って買うと、毎回のフィルター掃除が残ります。洗剤まわりを自動化したいのか、乾燥後の掃除まで減らしたいのかを分けてください。

温水洗浄とスマホ連携がないからこそ、向く家庭がはっきりしている

今回の2機種は、温水スゴ落ち泡洗浄と「スマホで洗濯」に対応していません。ナノイーXも非搭載です。

機能が少ないと聞くと下位互換に見えますが、使わない機能へお金をかけずに済みます。

普段の衣類を常温水で洗い、予約は本体で設定。洗濯機を外出先から動かす必要もない。洗剤の計量と乾燥まで任せられれば十分な家庭には、今回の2機種が合っています。

皮脂による黄ばみ、部屋干し臭、子どもの頑固な汚れへ温水コースを使いたいなら、今回の2機種ではなくNA-LX127Fがおすすめです。購入後に機能を追加できないため、洗いたい衣類から逆算しましょう。

脱水音は5dB低下。乾燥音まで静かになったわけではない

新型の運転音は、洗濯約32dB、脱水約36dB、乾燥約46dBです。旧型は洗濯約32dB、脱水約41dB、乾燥約46dBでした。

変わったのは脱水音です。5dB下がったため、集合住宅や洗面所の隣が寝室の家庭では注目したい差です。

洗濯音と乾燥音は同じ。夜に洗濯から乾燥まで動かす場合、すべての工程が静かになるわけではありません。床が傾いていたり脚が浮いていたりすると振動が増えるため、設置時の水平確認も欠かせません。

深夜の脱水音に困っているなら新型がおすすめです。日中だけ使い、音が気にならない家庭には旧型で十分です。

スクエアフォルムで見た目は変わるが、奥行きは10mm増える

新型は前面や上面をすっきり見せたスクエアフォルムへ変わりました。洗面台や収納の直線とそろいやすく、出っ張りを抑えた見た目を好む人に向いています。

総外形寸法は幅639×高さ1,060mmで共通です。奥行きは旧型722mm、新型732mm。見た目はすっきりしても、設置寸法は10mm増えています。

設置前には、次の場所を測りましょう。

  • 防水パンの内寸と排水口の位置
  • 蛇口や給水ホースとの間隔
  • 洗面所の入口と廊下の曲がり角
  • ドラム扉を開けたときの通路
  • 本体上方300mm以上の空間

本体質量は約80kgから約79kgへ1kg軽くなりました。移動を日常的に行う家電ではないため、重量差より奥行きの確認を優先してください。

口コミは旧型1件。操作リングは発売後に確かめたい

旧型は価格比較サイトにレビューがありますが、集計対象は1件と少ない段階です。洗浄力や使いやすさを評価しつつ、外装の質感や説明書、投入口のふたが気になるという内容でした。

1人の感想だけで製品全体を判断はできません。洗濯量や設置場所、以前使っていた機種によっても評価は変わります。

新型は発売前のため、操作リングの実使用レビューはまだそろっていません。発売後は、次の点を確認すると参考になります。

  • 濡れた手でもリングを回しやすいか
  • 目的のコースへ何回の操作で着けるか
  • 文字の大きさとエラー表示が読みやすいか
  • お気に入りボタンが家族にも使いやすいか

店頭で触れられるなら、普段使うコースを選び、洗い時間やすすぎ回数まで変更してみてください。「おまかせ」を押すだけの人と、細かく設定する人では操作リングへの評価が分かれます。

価格差はいくらまでなら新型を選ぶ?

新型の販売価格は発売直後ほど高く、旧型は型落ちで値下がりしやすくなります。購入時にはNA-LX125FNA-LX125Eの差額を確認してください。

判断の目安は次のとおりです。

価格差判断
1万円以内経路自動洗浄と操作リングを使うなら新型がおすすめ
1万~3万円経路洗浄を忘れやすい、家族も操作するなら新型を検討
3万円超旧型を選ぶか、乾燥長もちユニット付きNA-LX127Fも比較

価格差3万円を5年間で割ると、月500円です。月500円で年4回ほどの経路洗浄をなくし、毎日のコース選びを分かりやすくしたいか。電気代ではなく、手入れと操作へ月いくら出せるかで考えましょう。

乾燥を毎日使うなら、3万円を今回の新旧差へ使うより、NA-LX127Fへの変更が暮らしに効く場合もあります。価格が近づいたときは、型番の新しさより乾燥後の掃除方法を優先してください。

NA-LX125Fがおすすめな人

NA-LX125Fがおすすめなのは、次のような家庭です。

  • 洗剤と柔軟剤の計量をなくしたい
  • 3か月ごとの自動投入経路洗浄を忘れそう
  • 家族で使うため、文字表示に沿って操作したい
  • お気に入りの運転内容をすぐ呼び出したい
  • 夜に使うことがあり、脱水音を抑えたい
  • 温水洗浄とスマホ連携は使わない
  • 乾燥フィルターを毎回掃除できる

自動投入を「量ってくれる機能」から「経路の手入れまで任せられる機能」へ進めたいなら、新型がおすすめです。

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NA-LX125Eがおすすめな人

NA-LX125Eがおすすめなのは、次のような人です。

  • 3か月ごとの自動投入経路洗浄を続けられる
  • 毎日使うコースが決まっており、ボタン操作で困らない
  • 脱水は日中に行い、約41dBでも気にならない
  • 本体奥行きを10mmでも抑えたい
  • 新型との価格差を購入費の節約へ回したい

洗濯・乾燥容量、乾燥時間、フィルター掃除、乾燥方式は新型とほぼ同じです。自分で手入れできるなら、型落ちの旧型がおすすめです。

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よくある質問

NA-LX125Fに乾燥長もちユニットはありますか?

ありません。乾燥長もちユニットを搭載するのは、NA-LX127FNA-LX129Fです。

NA-LX125Fも旧型と同じくメッシュ式の乾燥フィルターを採用し、乾燥後は毎回掃除します。

自動投入経路の掃除は本当に不要ですか?

新型は液剤が通る経路を自動洗浄し、メーカーは手動による経路洗浄を不要と案内しています。

タンク本体の汚れや剤をこぼした部分など、目に見える場所まで一切掃除しなくてよいわけではありません。取扱説明書に従って手入れしてください。

操作リングで何ができますか?

液晶表示に沿ってリングを回し、コースや自動投入、洗い時間、すすぎ回数などを設定できます。よく使う運転内容は3コースまで「お気に入り」へ登録可能です。

新型のほうが乾燥は速いですか?

速くありません。定格6kgの標準洗濯~乾燥は、新旧とも約119分です。省エネ乾燥も約192分で変わりません。

新型のほうが電気代は安いですか?

標準運転の消費電力量は5Wh少なく、電力料金目安単価31円/kWhなら毎日使っても年約57円の差です。省エネ乾燥モードの消費電力量はどちらも約680Whです。

温水洗浄やスマホ操作はできますか?

どちらも対応していません。温水洗浄や「スマホで洗濯」が必要ならNA-LX127F以上を選んでください。

まとめ:省エネ差ではなく、忘れやすい掃除をなくすための新型

NA-LX125FNA-LX125Eは、洗濯12kg・乾燥6kg、約119分の洗濯~乾燥、メッシュ式乾燥フィルターが共通です。

新型の消費電力量は5Wh減っただけで、毎日使っても電気代の差は年約57円。乾燥時間も変わりません。省エネや速乾を理由に新型を選ぶ必要はありません。

新型の魅力は、液剤経路の自動洗浄と操作リングです。数か月おきで忘れやすい経路洗浄をなくし、画面の文字を読みながらコースや設定を選べます。柔軟剤と選べるタンクも大きくなりました。

経路の手入れを忘れやすく、家族みんなで操作するなら新型がおすすめです。定期的に手入れでき、使うコースも決まっているなら旧型で十分です。

価格差が3万円を超えるなら、旧型だけでなく乾燥長もちユニットを搭載するNA-LX127Fも比較してください。毎日乾燥する家庭では、新しい操作部より、乾燥後の掃除方法を変えるほうが満足につながります。

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