領収書はあとで整理しよう。
契約書はファイルに入れておこう。
請求書は月末にまとめよう。
そう思っているうちに、机の端に紙の山ができます。
在宅ワークや小規模オフィスでScanSnapを選ぶなら、見るべきなのは「Wi-Fiがあるか」だけではありません。
むしろ、1台のPCにつないで、紙を置いて、ボタンを押す。
この流れをどれだけ速く、迷わず続けられるかが大事です。
そこで候補になるのが、USB専用の新型ScanSnap iX2400と、旧型のScanSnap iX1400です。
結論からいうと、今からUSB専用のScanSnapを買うなら、iX2400がおすすめです。
読み取り速度、原稿搭載枚数、USB Type-C、画像処理、消費電力の面で進化しています。
一方、iX1400は旧型でも40枚/分の高速スキャンに対応し、1人で使う書類整理用としてはまだ十分候補に入ります。
この記事では、iX2400とiX1400の違いを、在宅ワーク・確定申告・レシートスキャン・小規模オフィスの使い方に落とし込んで比較します。
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- まず決めたいのは「何人でスキャンするか」
- 結論:今から買うならiX2400、安い旧型を見つけたらiX1400も候補
- iX2400とiX1400の違いを比較
- iX2400は「紙を置き直す回数」が少ない
- USB専用は弱点ではなく、使い方によっては強みになる
- iX2400はUSB Type-Cになったのも地味に便利
- 速さだけでなく、画像処理と紙送りもiX2400が進化
- iX1400で十分な人もいる
- 確定申告・レシートスキャンならiX2400のほうがラク
- 上位機iX2500を選ぶべき人
- 口コミを見るなら「速さ」より運用を確認
- iX2400がおすすめな人
- iX1400がおすすめな人
- よくある質問
- まとめ:USB専用で速く書類整理するならiX2400が選びやすい
まず決めたいのは「何人でスキャンするか」
ScanSnap選びでは、つい上位モデルのiX2500やiX1600が気になります。
Wi-Fi。
タッチパネル。
スマホ連携。
クラウド保存。
便利そうな機能が並ぶと、上位機を選びたくなります。
でも、実際の使い方が次のようなものなら、USB専用モデルで十分です。
- 自分のPCの横に置いて使う
- 経理担当のPCに固定して使う
- 確定申告用に領収書や請求書を取り込む
- 紙の契約書や控えをPDF化する
- 名刺やレシートをまとめて整理する
- Wi-Fi接続機器を増やしたくない
- スキャナーを複数人で共有しない
こういう環境では、Wi-Fiやタッチパネルより、USB接続の安定感とスキャン速度のほうが役立ちます。
複雑なネットワーク設定なしで、PCにつないでワンボタンでスキャンできます。
つまり比較の本丸は「USB専用でいいか」ではなく、USB専用モデルの中で新型iX2400を選ぶメリットがあるかです。
結論:今から買うならiX2400、安い旧型を見つけたらiX1400も候補
先におすすめを分けると、次のとおりです。
| 使い方 | おすすめ |
|---|---|
| 今から新品で長く使いたい | iX2400 |
| 大量の紙をまとめて読み取りたい | iX2400 |
| 確定申告や経理書類を短時間で片づけたい | iX2400 |
| USB Type-Cでつなぎたい | iX2400 |
| 旧型を安く見つけた | iX1400 |
| 40枚/分で十分 | iX1400 |
| スキャン枚数が少なめ | iX1400 |
| Wi-Fiやタッチパネルが不要 | どちらも候補 |
iX2400は、iX1400の後継にあたるUSB専用モデルです。
PFUダイレクト価格は、iX2400が48,400円(税込)、iX1400が45,100円(税込)で案内されています。
価格差は大きすぎません。
そのため、普通に新品を買うなら、速度と給紙枚数が伸びたiX2400を選びやすいです。
iX1400を選ぶなら、在庫品やセールでしっかり安くなっているとき。
または、40枚/分・50枚給紙で十分と割り切れる人です。
iX2400とiX1400の違いを比較
主な違いを一覧で整理します。
| 比較項目 | iX2400 | iX1400 |
|---|---|---|
| 位置づけ | USB専用の新型ハイスピードモデル | USB専用の旧ハイスピードモデル |
| 型名 | FI-IX2400W / FI-IX2400BK | FI-IX1400A |
| 本体色 | ホワイト / ブラック | ホワイト |
| 読取方式 | ADF / 両面同時読み取り | ADF / 両面同時読み取り |
| 読取速度 | 両面・片面45枚/分 | 両面・片面40枚/分 |
| エクセレント時 | 13枚/分 | 10枚/分 |
| 原稿搭載枚数 | 最大100枚 | 最大50枚 |
| USB端子 | USB Type-C | USB B Type |
| Wi-Fi | 非対応 | 非対応 |
| タッチパネル | 非搭載 | 非搭載 |
| A3スキャン | A3キャリアシートで対応 | A3キャリアシートで対応 |
| 長尺読み取り | 3,000mmまで | 3,000mmまで |
| マルチフィード検出 | 重なり検出 / 長さ検出 | 重なり検出 / 長さ検出 |
| ソフト | ScanSnap Home | ScanSnap Home |
| 外形寸法(収納時) | 292 x 161 x 159mm | 292 x 161 x 152mm |
| 外形寸法(トレー全開時) | 292 x 477 x 286mm | 292 x 494 x 293mm |
| 重さ | 3.2kg | 3.2kg |
| 消費電力 | 動作時 約13W | 動作時 17W以下 |
| 価格の目安 | PFUダイレクト 48,400円(税込) | PFUダイレクト 45,100円(税込) |
大きな差は、スキャン速度と原稿搭載枚数です。
iX2400は45枚/分、最大100枚給紙。
iX1400は40枚/分、最大50枚給紙。
1回のスキャン量が少ない人には小さな差に見えます。
ただ、経理書類や確定申告のように紙をまとめて処理する人には、iX2400のほうが待ち時間を減らしやすいです。
iX2400は「紙を置き直す回数」が少ない
iX2400の分かりやすい進化は、最大100枚までセットできることです。
スキャン速度の45枚/分も大事ですが、実務では給紙枚数も効きます。
たとえば、月末に次のような紙をまとめて処理するとします。
- 領収書
- レシート
- 請求書
- 納品書
- 契約書の控え
- 申込書
- 名刺
- セミナー資料
iX1400の最大50枚でも、ふだん使いには十分です。
ただ、紙の束が多い日は、50枚ごとに置き直す手間が出ます。
iX2400なら最大100枚まで置けるため、同じ量でも手を止める回数を減らしやすいです。
在宅ワーカーや個人事業主なら、スキャン作業に時間をかけたいわけではありません。
本当にやりたいのは、書類を早くPDF化して、検索できる状態にして、紙を減らすことです。
その流れを作りやすいのがiX2400です。
USB専用は弱点ではなく、使い方によっては強みになる
iX2400もiX1400も、Wi-Fiには対応していません。
ここだけ見ると、上位機より不便に感じます。
でも、USB専用にはメリットもあります。
- 接続先のPCを固定しやすい
- Wi-Fi設定で迷いにくい
- オフィスのネットワーク申請が不要になりやすい
- スキャンデータの保存先を管理しやすい
- 通信が不安定な場所でも使いやすい
- セキュリティ上、ネットワーク機器を増やしにくい職場に合う
士業、経理、小規模オフィスでは、紙に個人情報や契約情報が含まれることも多いです。
その場合、誰でも触れるネットワーク機器にするより、担当PCにUSB接続して使うほうが運用しやすいことがあります。
USB専用は、機能を削っただけではありません。
使う人と保存先を絞れるシンプルさが魅力です。
iX2400はUSB Type-Cになったのも地味に便利
iX2400のUSB端子はType-Cです。
iX1400はUSB B Typeです。
スキャナーは机に置きっぱなしにすることが多いので、端子だけで選ぶほどではありません。
ただ、今から買うならType-Cのほうが扱いやすいです。
ノートPCや周辺機器がUSB-C中心になっている人ほど、ケーブルまわりをそろえやすくなります。
また、iX2400は本体色をホワイトとブラックから選べます。
デスクの雰囲気やプリンター、PC周辺機器に合わせやすいのも、新型らしいポイントです。
iX1400は白い旧型モデルとして実績がありますが、今後長く使う前提ならiX2400のほうが選びやすいです。
速さだけでなく、画像処理と紙送りもiX2400が進化
iX2400は、次世代SoC「iiGA」を搭載しています。
公式では、高速スキャンと省電力性を両立した設計として紹介されています。
さらに、業務用スキャナー由来の給紙技術や、色ずれ・モアレを抑える画像処理、縦筋軽減機能にも対応しています。
iX1400にも安定した給紙、超音波方式マルチフィードセンサー、縦筋軽減機能はあります。
旧型だから使いにくい、というわけではありません。
ただ、iX2400はiX2500世代の設計を受け継ぎ、USB専用に絞ったモデルです。
速度、給紙、画像処理、消費電力まで見ると、同じUSB専用でも新型を選ぶメリットがあります。
iX1400で十分な人もいる
iX1400は、今見ても弱いモデルではありません。
40枚/分で両面同時読み取りでき、ADFで最大50枚をセットできます。
ScanSnap Homeを使えば、原稿サイズ自動検出、自動向き補正、白紙ページ削除なども利用できます。
次のような人なら、iX1400でも満足しやすいです。
- スキャンする紙が月に数十枚程度
- レシートや領収書を少しずつ取り込む
- 旧型を安く見つけた
- USB B Typeでも困らない
- 1回に50枚以上セットすることが少ない
- 40枚/分で十分速いと感じる
- Wi-Fiやタッチパネルは不要
ただし、価格差が小さいならiX2400を選ぶほうが後悔しにくいです。
旧型を選ぶなら、「安さ」がはっきりあるときにしましょう。
確定申告・レシートスキャンならiX2400のほうがラク
確定申告の時期に困るのは、1枚ずつスキャンする手間です。
領収書やレシートはサイズがバラバラ。
紙が丸まっていたり、折れていたり、名刺と一緒に混ざっていたりします。
iX2400は名刺・レシートガイド装着時でもA4用紙最大50枚をセットでき、小型原稿も読み取りやすく設計されています。
レシート、請求書、カード明細、郵送書類をまとめて電子化したい人に向いています。
ScanSnap Homeのレシート管理や名刺管理、検索可能なPDF化も、書類をあとから探すときに便利です。
もちろん、iX1400でも同じ方向の使い方はできます。
ただ、まとめて処理するなら、速度と給紙枚数でiX2400が有利です。
上位機iX2500を選ぶべき人
iX2400とiX1400を比較している人の中には、上位機のiX2500も気になる人がいるはずです。
iX2500は、Wi-Fi、5インチタッチパネル、ScanSnap Cloud、ネットワークフォルダー保存などに対応する上位モデルです。
次のような環境なら、iX2400ではなくiX2500を検討したほうがいいです。
- 複数人でスキャナーを共有する
- PCを介さずクラウドに直接保存したい
- スマホやタブレットからも使いたい
- 保存先を本体タッチパネルで切り替えたい
- NASやネットワークフォルダーに直接保存したい
- 部署内でスキャン業務を分担する
逆に、1人または担当PCで使うならiX2400で十分です。
上位機との差額を、会計ソフトやクラウドストレージ、外付けSSDに回すほうが実務には合うこともあります。
口コミを見るなら「速さ」より運用を確認
ScanSnapは、読み取り速度の評価が目立ちやすい製品です。
ただ、購入前に見たいのは、速度だけではありません。
- ScanSnap Homeの操作感に慣れそうか
- 保存先フォルダーのルールを作れるか
- OCRで検索可能なPDFにするか
- 領収書やレシートをどの頻度で読むか
- USB接続先のPCを固定できるか
- Wi-Fiなしで困らないか
- 写真の色を厳密に残す用途ではないか
レビュー傾向を見ると、iX2400はシンプルなセットアップ、速い両面スキャン、大量書類の処理に強い一方、Wi-Fiやネットワーク共有が必要な人には向きません。
また、写真を色管理目的で保存する機器というより、書類を効率よく電子化するためのスキャナーです。
請求書、契約書、領収書、名刺、説明書をPDF化する用途で考えると失敗を避けやすいです。
iX2400がおすすめな人
iX2400がおすすめなのは、次のような人です。
- 今からUSB専用ScanSnapを新品で買いたい
- 在宅ワークで紙の書類を減らしたい
- 確定申告前に領収書やレシートをまとめて取り込みたい
- 小規模オフィスで担当PCに固定して使いたい
- 100枚までまとめてセットしたい
- 45枚/分の高速スキャンを重視する
- USB Type-Cでつなぎたい
- Wi-Fiやタッチパネルは不要
- 旧型との価格差が小さいなら新型を選びたい
iX2400は、余計な機能を増やさず、紙を速くPDF化したい人向けです。
1人用・担当PC用の書類整理スキャナーとして、扱いやすい立ち位置です。
iX1400がおすすめな人
iX1400がおすすめなのは、次のような人です。
- 旧型を安く買える
- 40枚/分で十分
- 1回に50枚以上セットすることが少ない
- USB B Typeでも気にならない
- ScanSnap Homeで基本的な書類整理ができればよい
- 確定申告やレシートスキャンの量が多すぎない
- 新型にこだわらず、価格を重視したい
iX1400は、USB専用ScanSnapの基本を押さえたモデルです。
セールや在庫品で価格差が大きいなら、まだ選びやすいです。
ただ、価格が近いならiX2400を優先するのがおすすめです。
よくある質問
iX2400とiX1400の一番大きな違いは?
一番大きな違いは、読み取り速度と原稿搭載枚数です。
iX2400は45枚/分、最大100枚給紙。
iX1400は40枚/分、最大50枚給紙です。
大量の紙をまとめて処理するなら、iX2400が使いやすいです。
どちらもWi-Fiに対応していますか?
どちらもWi-Fiには対応していません。
Wi-Fi、タッチパネル、クラウド直接保存を重視するなら、iX2500などの上位モデルを検討しましょう。
確定申告やレシートスキャンにはどちらが向いていますか?
まとめて処理するならiX2400がおすすめです。
最大100枚までセットでき、45枚/分で両面スキャンできます。
少量のレシートや領収書をこまめに取り込むだけなら、iX1400でも十分です。
iX1400からiX2400へ買い替えるべきですか?
今のiX1400で速度や給紙枚数に不満がなければ、急いで買い替える必要はありません。
ただ、書類量が増えた、50枚給紙では足りない、USB Type-Cで使いたい、旧機の調子が悪いならiX2400への買い替え候補になります。
iX2500ではなくiX2400で大丈夫ですか?
1台のPCにつないで使うなら、iX2400で十分です。
複数人で共有する、PCを介さずクラウド保存する、タッチパネルで保存先を切り替えるならiX2500が合います。
まとめ:USB専用で速く書類整理するならiX2400が選びやすい
iX2400とiX1400は、どちらもUSB専用のScanSnapです。
Wi-Fiやタッチパネルはありません。
その代わり、PCにつないで、紙を置いて、ボタンを押すだけで書類を電子化できます。
iX1400は、40枚/分・最大50枚給紙に対応する旧ハイスピードモデル。
安く手に入るなら、今でも在宅ワークや小規模オフィスの書類整理に使いやすいです。
iX2400は、45枚/分・最大100枚給紙・USB Type-C・省電力化などが進んだ新型モデル。
確定申告、レシートスキャン、契約書管理、経理書類のPDF化をスムーズに進めたい人に向いています。
迷ったら、1回に読む紙の量で決めましょう。
50枚以内で足りて、旧型を安く買えるならiX1400。
100枚までまとめて置きたい、今から長く使いたいならiX2400がおすすめです。


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