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液タブで描く。
ノートPCで作業する。
ゲームもする。
たまには立って作業したいし、疲れたらリクライニング気味にも使いたい。
そんな使い方を1台の机でまとめようとすると、普通の昇降デスクでは少し物足りなくなります。
そこで気になるのが、Bauhutteの電動昇降チルトデスク BHD-1100FAC-BK です。
比較対象になる旧人気機が、ガス圧式で高さと角度を変えられる BHD-1200SAC-BK。
先に結論を書くと、電動昇降・メモリー・水平天板まで含めて姿勢を切り替えたいならBHD-1100FAC-BK、広い天板と90°チルトを重視するならBHD-1200SAC-BK です。
どちらも「角度を変えられるデスク」ですが、目指している便利さがかなり違います。
この記事では、BHD-1100FAC-BKとBHD-1200SAC-BKの違いを、
- 昇降方法
- チルト角度
- 水平天板の有無
- 液タブやマウス操作のしやすさ
- 安全機能
- 価格と実用性
の順に整理します。
まず結論
最初に、どちらを選ぶべきかだけ見たい人向けにまとめます。
| 使い方 | おすすめ |
|---|---|
| 電動で高さを切り替えたい | BHD-1100FAC-BK |
| 座り・立ち・リクライニング姿勢を切り替えたい | BHD-1100FAC-BK |
| 液タブを傾けつつ、マウスや飲み物は水平に置きたい | BHD-1100FAC-BK |
| メモリー機能や衝突検知がほしい | BHD-1100FAC-BK |
| 広い作業面で描きたい | BHD-1200SAC-BK |
| 最大90°まで大きく傾けたい | BHD-1200SAC-BK |
| 電動機構よりシンプルさを重視したい | BHD-1200SAC-BK |
この比較でいちばん大事なのは、新型のほうがすべて上位互換ではない という点です。
BHD-1100FAC-BKは、電動昇降・チルト・水平天板をまとめた“全部入り”モデルです。
一方で、BHD-1200SAC-BKは、天板が広く、最大90°まで傾けられる「絵師向けチルトデスク」としての強みがあります。
つまり、
姿勢と用途を細かく切り替えたいならBHD-1100FAC-BK。描く作業に大きく寄せるならBHD-1200SAC-BK。
BHD-1100FAC-BKとBHD-1200SAC-BKの違いを一覧で比較
まずは仕様差を見てみます。
| 項目 | BHD-1100FAC-BK | BHD-1200SAC-BK |
|---|---|---|
| タイプ | 電動昇降チルトデスク | SAチルトデスク |
| 昇降方式 | 電動昇降 | ガス圧式昇降 |
| 高さ調整 | 69.5〜111.5cm、キャスター時74.5〜116.5cm | 68〜107cm |
| チルト角度 | 最大40° | 最大90° |
| 天板構成 | チルト部65cm+右側水平部35cm | 幅120cmのチルト天板 |
| 天板サイズ | 幅110×奥行52cm | 幅120×奥行60cm |
| 耐荷重 | 50kg | 水平80kg、チルト時40kg |
| メモリー機能 | 4パターン対応 | なし |
| 衝突検知 | あり | なし |
| キャスター | ロック付きキャスター付属 | なし |
| ストッパー | 脱着可能 | 薄型ストッパー |
| 価格感 | 参考価格は3万円台後半 | 脚部と天板を別々にそろえる必要あり |
数字だけ見ると、BHD-1200SAC-BKのほうが天板は広く、最大チルト角も大きいです。
でも、BHD-1100FAC-BKには電動昇降、メモリー、衝突検知、水平天板があります。
この差は、毎日の使い方にかなり効きます。
違い1:電動昇降か、ガス圧式か
BHD-1100FAC-BKの大きな進化は、電動昇降です。
ボタン操作で高さを変えられ、最大4パターンまでメモリー登録できます。
これが便利なのは、作業姿勢を頻繁に変える人です。
- 液タブで描く高さ
- ノートPCで文字を書く高さ
- 立ってラフを確認する高さ
- リクライニング寄りでゲームをする高さ
こういう使い分けを、毎回手探りで合わせなくてよくなります。
BHD-1200SAC-BKもガス圧式なので、手動昇降デスクよりずっとラクです。
ただ、レバー操作で直感的に動かすタイプなので、毎回同じ高さへピタッと戻す用途では電動メモリーに分があります。
「日によって姿勢を変える」くらいならBHD-1200SAC-BKでも十分。
「作業ごとに高さを切り替える」ならBHD-1100FAC-BKのほうが向いています。
違い2:チルト角度は旧モデルのほうが大きい
ここは意外ですが、チルト角度だけ見るとBHD-1200SAC-BKのほうが強いです。
BHD-1100FAC-BKは最大40°。
BHD-1200SAC-BKは最大90°です。
アナログ作画や、原稿・資料をかなり立てて見たい人には、BHD-1200SAC-BKの深いチルトが魅力です。
一方で、液タブやノートPCを中心に使うなら、40°でも十分な人は多いです。
むしろ、角度をつけすぎるとキーボードやデバイスの置き方に困ることがあります。
BHD-1100FAC-BKは、最大角度では旧モデルに負けるものの、実用的な角度に絞って「使いやすさ」を取りにいったモデルと見たほうが自然です。
違い3:水平天板があるかどうか
この比較で、いちばん使い勝手を分けるのが水平天板です。
BHD-1100FAC-BKは、メインのチルト部とは別に、右側に固定の水平天板があります。
ここに置けるのは、たとえば次のようなものです。
- マウス
- 飲み物
- スマホ
- 小物
- クランプ式モニターアーム
チルトデスクの弱点は、天板を傾けると物が置きにくくなることです。
液タブは描きやすくなっても、マウスや飲み物まで傾くと地味に困ります。
BHD-1100FAC-BKは、ここをかなりうまく解決しています。
一方、BHD-1200SAC-BKは広いチルト天板が魅力ですが、天板全体を傾ける使い方になります。
そのため、チルト中に水平スペースを確保したいなら、別のサイドテーブルやラックを組み合わせたくなる場面があります。
「傾ける」と「置ける」を1台で両立したいなら、BHD-1100FAC-BKのほうが扱いやすいです。
違い4:液タブ・ノートPC・ゲーム機の併用しやすさ
クリエイター気質の人は、机の上が1用途で終わりません。
液タブ、ノートPC、キーボード、マウス、コントローラー、ゲーム機、資料。
気づけば机の上が作業場と遊び場を兼ねている、という人も多いはずです。
BHD-1100FAC-BKは、こういう多用途に向いています。
理由は、電動昇降と水平天板の組み合わせです。
描くときはチルト部に液タブ。
右側の水平部にマウスや飲み物。
立ち作業では高さを上げ、ゲーム時は角度をゆるめる。
この切り替えが1台でしやすいです。
BHD-1200SAC-BKは、どちらかというと「描くための作業面を広く取る」方向です。
24インチクラスの液タブや資料を広げたい人には魅力があります。
ただ、ゲームやノートPC作業まで頻繁に切り替えるなら、BHD-1100FAC-BKのほうが日常使いに便利です。
違い5:安全機能と移動しやすさ
BHD-1100FAC-BKには、衝突検知機能があります。
障害物に接触すると自動で逆行して停止する仕組みです。
ただし、すべての対象物で動作を保証するものではないため、昇降時の確認は必要です。
それでも、電動昇降デスクとしては安心材料になります。
また、ロック付きキャスターも付属しています。
創作部屋は、機材の配置換えや掃除で机を動かしたくなることがあります。
キャスター付きなら、レイアウト変更しやすいのはかなり助かります。
BHD-1200SAC-BKはシンプルなガス圧式で、電動の衝突検知やメモリー機能はありません。
そのぶん構造は分かりやすく、電源まわりを気にせず使えます。
電動の便利さを取るか、シンプルさを取るか。
ここも選び分けのポイントです。
注意点:BHD-1100FAC-BKにも弱点はある
BHD-1100FAC-BKはかなり魅力的ですが、万能ではありません。
買う前に見ておきたい注意点は3つです。
天板は広くない
幅110cm、奥行52cmなので、一般的な大型デスクと比べるとコンパクトです。
チルト部は幅65cm、水平部は幅35cm。
液タブとノートPCを常時並べたい人は、配置を考える必要があります。
チルトは最大40°
液タブや軽い作業には十分でも、アナログ作画でしっかり立てたい人には物足りない可能性があります。
90°近くまで立てたいなら、BHD-1200SAC-BKのほうが向いています。
レビューはまだ少ない
BHD-1100FAC-BKは新しいモデルなので、口コミの蓄積はこれからです。
一方、BHD-1200SAC-BKは旧人気機として情報が多く、プロの制作現場で検証された実績もあります。
安心感をレビュー量で見るなら、BHD-1200SAC-BKのほうが判断材料は多いです。
どちらを選ぶべき?
最後に、かなりシンプルに分けます。
BHD-1100FAC-BKがおすすめな人
- 電動昇降で高さをすぐ切り替えたい
- 液タブ、ノートPC、ゲームを1台でこなしたい
- チルト中もマウスや飲み物を水平に置きたい
- メモリー機能や衝突検知がほしい
- 部屋の中でデスクを動かすことがある
- 立ち作業やリクライニング姿勢も使いたい
BHD-1200SAC-BKがおすすめな人
- 広い天板で描きたい
- 最大90°のチルト角度がほしい
- 電動よりガス圧式のシンプルさが好き
- アナログ作画や資料確認が多い
- 旧人気機の実績を重視したい
まとめ
BHD-1100FAC-BKとBHD-1200SAC-BKの違いは、単なる新旧差ではありません。
BHD-1100FAC-BKは、電動昇降・チルト・水平天板をまとめた多用途モデル。
BHD-1200SAC-BKは、広い天板と深いチルト角度を備えた作画寄りモデル。
この違いです。
昇降だけほしい人なら、もっとシンプルな昇降デスクでも足ります。
でも、液タブで描き、ノートPCで作業し、ゲームもして、姿勢も切り替えたいなら、BHD-1100FAC-BKはかなり刺さりますね。
一方で、机の上を広く使って、作画の角度を大きく変えたいなら、BHD-1200SAC-BKもまだ強いです。
「高さだけ」ではなく「角度」と「用途」まで切り替えたいか。
ここを基準に選ぶと、自分に合う1台が見えやすくなります。


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