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冬の朝、セルが弱々しく回って、そのまま沈黙する。
たまにしか乗らない農機やキャンピングカー、長期保管していたハイエースでこれが起きると、本当に焦ります。
普通車だけなら12V用のジャンプスターターでも足ります。
でも、トラックや一部の大型ディーゼル、業務用車両まで見るなら話は別です。
そこで候補になるのが、SPEEDERのスーパーキャパシタ式ジャンプスターター Ignic Max MTK-CE218 と、12V専用の Ignic Pro MTK-CE212 です。
先に結論を書くと、24V車や大型ディーゼルまで備えたいならIgnic Max MTK-CE218、普通車・軽トラ・バイク中心ならIgnic Pro MTK-CE212で十分です。
Ignic Max MTK-CE218は12V/24V両対応で、トラック・農機・船舶まで見られる安心感があります。
一方で、本体は大きく重く、価格も上がります。
つまり、選ぶポイントは「性能が高いほう」ではありません。
自分の車両に24Vが含まれるかどうかです。
この記事では、Ignic Max MTK-CE218とIgnic Pro MTK-CE212の違いを、対応車両・出力・サイズ・価格・口コミ傾向まで整理していきます。
まず結論
迷ったら、ここだけ見れば大丈夫です。
| 使い方 | おすすめ |
|---|---|
| 普通車、軽自動車、バイク中心 | Ignic Pro MTK-CE212 |
| ハイエースや普通車ディーゼル中心 | Ignic Pro MTK-CE212でも候補 |
| トラックや24V車を使う | Ignic Max MTK-CE218 |
| 農機、船舶、業務用車両も視野に入れる | Ignic Max MTK-CE218 |
| 車載しやすさと価格重視 | Ignic Pro MTK-CE212 |
| 1台で12V/24Vをまとめて備えたい | Ignic Max MTK-CE218 |
ポイントはかなりはっきりしています。
12V車だけなら、Ignic Pro MTK-CE212のほうが軽く、安く、持ち出しやすいです。
でも、24V車を1台でも見る可能性があるなら、Ignic Max MTK-CE218にしておく意味があります。
ジャンプスターターは、使う場面がほぼ緊急時です。
そのときに「電圧が合わない」は致命的なので、対応範囲は少し余裕を見て選んだほうが安心です。
Ignic MaxとIgnic Proの違いを一覧で比較
まずは主な違いをまとめます。
| 項目 | Ignic Max MTK-CE218 | Ignic Pro MTK-CE212 |
|---|---|---|
| 対応電圧 | 12V / 24V | 12V専用 |
| 製品型番 | MTK-CE218 | MTK-CE212 |
| 12V出力 | 14.5V / 最大1000A | 14.5V / 最大1000A |
| 24V出力 | 29V / 最大2000A | 非対応 |
| 対応目安 | ガソリン9000cc、12Vディーゼル6000cc、24Vディーゼル13000cc | ガソリン7000cc、ディーゼル4000cc |
| 本体サイズ | 約222×86×172mm | 約200×81×92mm |
| 本体重量 | 約2270g | 約830g |
| 動作温度 | -40℃〜70℃ | -40℃〜70℃ |
| 方式 | スーパーキャパシタ式 | スーパーキャパシタ式 |
| 車載のしやすさ | 大きめ | かなりしやすい |
| 価格感 | 高め | 抑えやすい |
両方とも、リチウムバッテリーを内蔵しないスーパーキャパシタ式です。
一般的なモバイルバッテリー型ジャンプスターターのように、定期充電を忘れて「いざという時に空だった」という不安を減らしやすいのが強みです。
ただし、完全に電気がゼロの状態から無条件で使えるわけではありません。
車両側バッテリーに一定の電力が残っていない場合は、USBや別車両、モバイルバッテリーなどから本体へ充電して使う流れになります。
ここは期待値を整えておきたいポイントです。
いちばん大きな違いは24V対応
Ignic Max MTK-CE218を選ぶ理由は、ほぼここです。
Ignic Pro MTK-CE212は12V専用。
普通車、軽自動車、バイク、軽トラなどを中心に使うなら十分な人が多いです。
一方、Ignic Max MTK-CE218は12Vと24Vを切り替えて使えます。
そのため、
- トラック
- 大型ディーゼル車
- 農機
- 船舶
- 業務用車両
まで視野に入る人には、Maxの安心感がかなり大きくなります。
とくに40〜60代で、乗用車だけでなく、仕事用車両や農機、キャンピングカーまで持っている人は注意したいところです。
「普段は普通車だけど、年に数回だけ24V車にも関わる」
このくらいでも、Ignic Max MTK-CE218を選ぶ理由になります。
ジャンプスターターは、毎日使う道具ではありません。
でも、必要な日に使えないと意味がない道具です。
普通車メインならIgnic Proで十分な理由
Ignic Max MTK-CE218の対応力は魅力ですが、普通車だけなら少しオーバースペックです。
Ignic Pro MTK-CE212は12V専用ながら、ガソリン車7000cc、ディーゼル車4000ccまでが対応目安です。
一般的な乗用車、SUV、軽トラック、バイク用途なら、かなり広くカバーできます。
しかも本体重量は約830g。
Ignic Max MTK-CE218の約2270gと比べると、車載や持ち出しの気軽さが違います。
いざという時の道具は、積んでおけることも性能です。
普通車だけなら、軽くて価格も抑えやすいIgnic Pro MTK-CE212のほうが、現実的に使いやすい人は多いと思います。
大型車・ディーゼル車ならIgnic Maxが安心
ディーゼル車や大型車は、始動時に大きな電力を必要とします。
特に寒い時期はバッテリーが弱りやすく、長期保管後の始動も不安が出やすいです。
Ignic Max MTK-CE218は、24Vモードで最大2000Aの出力に対応します。
対応目安も、24Vディーゼルで最大13000ccまでとされています。
この差は、ただのスペック自慢ではありません。
現場での安心感に直結します。
たとえば、
- 仕事用のトラックを動かしたい
- 農機を久しぶりに始動したい
- キャンピングカーや船舶もまとめて備えたい
- 家族用の普通車と業務車両を1台でカバーしたい
こういう使い方なら、Ignic Max MTK-CE218のほうが合っています。
価格は上がりますが、24V対応のロードサービスを呼ぶ手間や時間を考えると、備えとしての価値は見えやすいです。
スーパーキャパシタ式のメリット
Ignicシリーズの特徴は、リチウムバッテリー内蔵型ではなく、スーパーキャパシタ式であることです。
ここはかなり大事です。
一般的なジャンプスターターは、買ったあと定期的に充電しておく必要があります。
ところが、緊急用品ほど普段は触りません。
気づいたら本体の充電が切れていた、という失敗が起きやすいです。
Ignicシリーズは、車両バッテリーに残った電力を本体にためてから、一気に放出してエンジン始動を助ける仕組みです。
そのため、
- 事前充電を忘れにくい
- 自然放電の不安が少ない
- リチウム電池の膨張や発火リスクを抑えやすい
- -40℃〜70℃の幅広い環境に対応しやすい
というメリットがあります。
車内に常備する道具として、この安心感は大きいです。
ただし、バッテリーが深く放電しすぎている場合は、車両側から十分に蓄電できないことがあります。
その場合は、USB Type-C、別車両、モバイルバッテリー、シガーソケットなど、別の充電手段を使う前提で考えておくと安心です。
口コミ傾向はどう?
Ignicシリーズは、クラウドファンディングで大きく注目され、その後ECモールでも販売されています。
レビュー傾向を見ると、良い声は次のあたりに集まっています。
- 事前充電不要で備えやすい
- 車に積みっぱなしにしやすい
- リチウムバッテリー式より安心感がある
- ケース付きで保管しやすい
- 実際に始動できたという声がある
一方で、気になる声もあります。
- ブースターケーブルが短く感じることがある
- 初回接続や充電の流れに少し慣れが必要
- Maxは本体が大きく重い
- 価格はProよりかなり高い
特にケーブルの短さは、車種やバッテリー位置によって体感差が出やすい部分です。
実際、SPEEDERではProやNeo向けにロングブースターケーブルをオプション展開しており、ユーザー側にも「もう少し長いと使いやすい」という需要があることが分かります。
Maxを選ぶ場合も、保管場所や作業姿勢を想定しておくと安心です。
価格差はどう考える?
Ignic Pro MTK-CE212は、12V専用モデルとしては比較的手を出しやすい価格帯です。
一方、Ignic Max MTK-CE218は24V対応・高出力・大型車対応のぶん、価格が大きく上がります。
Yahoo!ショッピングなどでは、Ignic Max MTK-CE218は5万円前後で見かけることがあり、Proとはかなり差があります。
この価格差を払うべきかは、かなり明確です。
24V車を持っている、または触る可能性があるならMax。
12V車しかないならPro。
これでほぼ決まります。
「大は小を兼ねる」でMaxを選ぶのも悪くありません。
ただ、普通車だけの人にとっては、重さと価格がもったいなく感じる可能性があります。
どちらを選ぶべき?
最後に、選び方をはっきり分けます。
Ignic Max MTK-CE218がおすすめな人
- 24Vトラックを所有している
- 大型ディーゼル車や農機を使う
- 仕事用車両と自家用車を1台で備えたい
- キャンピングカーや船舶も視野に入れている
- 価格より対応範囲を重視したい
Ignic Proがおすすめな人
- 普通車、軽自動車、バイクが中心
- 12V車しか持っていない
- 価格を抑えたい
- 車載しやすいサイズを重視したい
- 初めてジャンプスターターを買う
まとめ
Ignic Max MTK-CE218とIgnic Pro MTK-CE212の違いは、かなり分かりやすいです。
Ignic Max MTK-CE218は12V/24V両対応の大型車向け、Ignic Pro MTK-CE212は12V専用の普通車向け。
これが結論です。
ハイエース、普通車、軽トラ、バイクだけならIgnic Pro MTK-CE212でも十分候補になります。
一方で、トラック、農機、大型ディーゼル、船舶まで考えるならIgnic Max MTK-CE218を選んだほうが安心です。
ジャンプスターターは、普段の満足感より「必要な瞬間に使えるか」がすべてです。
冬場や長期保管後のバッテリー上がりが不安なら、持っている車両の電圧と排気量を確認して、12V専用で足りるのか、24V対応まで見るべきかを先に決めると失敗しにくいです。


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